まれな故障事例

Last-modified: 2008-12-03 (水) 21:35:10

目次

まれな故障事例

始めに

このページはGSRに発生したまれな故障事例を載せています。

 

以下の事例は全てのGSRに発生するわけではありませんが、
事例を知っていれば慌てずにすむので覚えていて損はないでしょう。

ヘッドライトの配線断、またはヘッドライトへのコネクタが抜ける

事例

  • ハンドルをフルに切るとヘッドライトが消えた。
  • ヘッドライトの配線が切れた。
  • ハイビームの配線だけ切れた。
  • ヘッドライトの配線のコネクタが抜けた。

原因

ヘッドライトへの配線が短いので、配線が切れてしまったりする事があるようです。

確認方法

1ハンドルを右か左に切ります。
sヘッドライトの配線_01.jpg
2ヘッドライトの裏に配線とコネクタが確認できます。
(黄色い配線が出てる)
コネクタが抜けかかっていれば奥まで挿しましょう。
sヘッドライトの配線_02.jpg

その他

電圧低下

事例

エンジン始動直後、エンジン・レクチファイアが冷えている
状態では症状は発生しないが、
エンジンが暖まり、レクチファイアも高温になると電圧が11V台まで落ちる。

そのままで使用すると
エンジンを掛けている間にバッテリーへ充電されず
バッテリー上がり、エンジン始動不能に陥る

バッテリー良好でハイビームにして5000回転で
バッテリー電圧が13V~15Vなら
オルタネーター・レクチファイアは正常である

原因

レクチファイアの不良。
部品自体の不良、又は高温・発熱による故障と思われる。
レクチファイアとは

確認方法

  • エンジンが暖まってからテスターをバッテリーに繋いで確認。
    水温が50度以上、エンジン下部右側に取り付けられた
    レクチファイアを触って高温になっている状態で
    バッテリーにテスターを繋いで電圧(直流電圧)を測定する。


    ハイビームにしてエンジン回転を徐々に5000r/mまで上げて行き
    発電電圧もエンジン回転に合わせて13V~15V付近まで
    上昇していけば良好。
    エンジン停止状態でのバッテリー電圧と変わらない、又は
    それより低下している場合はレクチファイアの不良の可能性がある。

対処方法

  • 以下のレクチファイアに交換。
    品番:32800‐44G00→32800-44G01
    (GSR600/400共通)