天皇

Last-modified: 2014-01-03 (金) 13:26:51

意味

てんのうと読む
天皇は日本の君主であり、日本国憲法公布以後は日本国民統合の象徴である。現在は明仁が在任している。

歴史

天皇という呼び方は天武天皇または持統天皇の時代に始まった。
律令制での称号
死ぬことを崩御といい、死んでから追号されるまでその天皇を大行天皇という。配偶者は皇后と言う。
奈良時代に、神武~持統までの天皇(ただし弘文天皇を除く)を淡海三船が天皇号を送った。
順徳天皇~光格天皇までは○○天皇ではなく○○院と呼ばれた。(ただし安徳天皇後醍醐天皇を除く)これらを○○天皇に戻したのは明治維新後の話。
明治以降では大日本帝国憲法において天皇中心の政治が明言される。
現在は日本国憲法によって国民統合の象徴となった。

天皇の配偶者の呼び方

天皇家が一夫一妻制になったのは大正天皇以降である。
大宝律令制定前
大后 后
律令制定から平安時代の始め
皇后 妃 夫人 嬪
平安の始めから南北朝時代まで
皇后 中宮 女御 更衣
南北朝時代から江戸時代の始め
女御 上臈 典侍
江戸時代~明治維新
中宮 女御 典侍
明治天皇の時代
皇后 典侍
大正天皇以降
皇后

天皇の権威・誕生の歴史

現在実在が確実な天皇は継体天皇からである。
天皇は継体以降日本の中心として君臨したが鎌倉時代に天皇の権威が落ちてしまう。幕府滅亡後後醍醐天皇が建武の新政を始めたが長くは持たず、そして500年後の幕末
に攘夷運動が活発化し、明治時代に天皇の時代が再び始まる。そして日本国憲法発布。天皇は国民統合の象徴となった。

祐筆

一番手・・・足利義栄 長いページになりました。天皇のページを作ったら一覧にリンクつけて貰えるとありがたいです。 
二番手・・・足利義栄 天皇一覧を天皇家に移しました。