生まれ
生年不詳。中原兼遠?の娘である
どんな人?
木曽義仲(源義仲)の愛妾。源平合戦頃の女武将
おいたち年表
1156年 | 1歳? | 誕生? |
1183年 | 28歳? | 倶利伽羅峠の戦い。大将の一人として活躍する |
1184年 | 29歳? | 宇治川の戦い。畠山重忠と戦う |
粟津の戦い?。義仲は巴に逃げるように説得する | ||
和田義盛の側室となる。後に朝比奈義秀を生む | ||
1246年 | 91歳? | 巴没? |
逸話
●和田一族滅亡の後、巴は尼となり、亡き夫の義仲の墓を度々、訪れたと言う
●義仲滅亡時には義秀は9歳となっていて、巴が母と言う計算が合わないから創作説の可能性がある
●巴は義仲の愛妾ではなく義仲の飯炊き女だとする説がある
●実は木曽義高の母だった!?
●色白で髪が長く、美人だったらしい
●荒馬・春風を乗りこなし、大弓と大太刀を自在に操る一騎当千の女武者だった
●『平家物語』や『源平盛衰記』による記述は創作だとする説がある
関連のある人々
●木曽義仲(源義仲)・・・巴の夫。粟津の戦いで討ち死にする
●樋口兼光?・・・巴の兄。義仲の死後、源頼朝に降伏して捕虜となったが、処刑される
●今井兼平?・・・巴の兄。義仲の死後、自害する
●木曽義高?・・・義仲の息子。巴が母であるとも考えられるが定かではない
●和田義盛・・・義仲の死後、巴の夫になる。鎌倉幕府初代侍所別当である
●朝比奈義秀?・・・巴の息子。義盛の3男
祐筆の人物批評
●藤原義信「『平家物語』に出てくる女性って、みんな悲しい運命をたどっているんですよね。巴御前もその中の一人です」
●むっちゃん・・・女武者ってかっこいい!!
祐筆
●一番手・・・藤原義信「義仲について前、書いたので今回は巴御前について書きました!」