巴御前

Last-modified: 2009-11-08 (日) 19:59:20

生まれ

生年不詳。中原兼遠?の娘である

どんな人?

木曽義仲(源義仲)の愛妾。源平合戦頃の女武将

おいたち年表

1156年1歳?誕生?
1183年28歳?倶利伽羅峠の戦い。大将の一人として活躍する
1184年29歳?宇治川の戦い畠山重忠と戦う
      粟津の戦い?。義仲は巴に逃げるように説得する
      和田義盛の側室となる。後に朝比奈義秀を生む
1246年91歳?巴没?

逸話

●和田一族滅亡の後、巴は尼となり、亡き夫の義仲の墓を度々、訪れたと言う
●義仲滅亡時には義秀は9歳となっていて、巴が母と言う計算が合わないから創作説の可能性がある
●巴は義仲の愛妾ではなく義仲の飯炊き女だとする説がある
●実は木曽義高の母だった!?
●色白で髪が長く、美人だったらしい
●荒馬・春風を乗りこなし、大弓と大太刀を自在に操る一騎当千の女武者だった
●『平家物語』や『源平盛衰記』による記述は創作だとする説がある

関連のある人々

木曽義仲(源義仲)・・・巴の夫。粟津の戦いで討ち死にする
樋口兼光?・・・巴の兄。義仲の死後、源頼朝に降伏して捕虜となったが、処刑される
今井兼平?・・・巴の兄。義仲の死後、自害する
木曽義高?・・・義仲の息子。巴が母であるとも考えられるが定かではない
和田義盛・・・義仲の死後、巴の夫になる。鎌倉幕府初代侍所別当である
朝比奈義秀?・・・巴の息子。義盛の3男

祐筆の人物批評

●藤原義信「『平家物語』に出てくる女性って、みんな悲しい運命をたどっているんですよね。巴御前もその中の一人です」
●むっちゃん・・・女武者ってかっこいい!!

祐筆

●一番手・・・藤原義信「義仲について前、書いたので今回は巴御前について書きました!」