ソ連車両

目次

（車両）T-34/76 STZ (1942)

（Battle of Stalingradほか）
1942年スターリングラード戦車工場製の、鋳造砲塔を搭載した型を表す。ハッチは大型の一枚板。

ゲーム内データ
　全長：6.6m、全幅：3m、車高：2.4m
　エンジン：V-2、500hp
　路上最高速度：前進54km/h、後進7.7km/h
　野外最高速度：36km/h
　航続距離：300km

武装
　76.2mm F-34、弾薬数：77発、発射速度：毎分8発、旋回速度：1周14秒
　デグチャレフDT同軸機銃、弾薬数：63x46発、発射速度：毎分600発

装甲厚

砲弾

その他

• Tank Crew車両ではないため、操作は簡略化されている。
• 部署1：操縦手
• 部署2：砲手／車長
  • ハッチ開閉で砲手（照準器視点）と車長（ハッチ外視点）を切り替える。

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（車両）T-34/76 UTZ(1943)

（Clash at Prokhorovka）
T-34はソ連軍の主力戦車。独ソ開戦時には、火力・防御力・機動力が高いレベルでバランスのとれた先進的な設計でドイツ軍を驚かせ、パンター戦車の開発につながった。主な弱点としては、車長と砲手が兼任で戦闘指揮が困難なことがあげられる。
この型は1943年春ウラル工場製の、六角形鋳造砲塔を搭載した型を表す。ハッチは小型の円形のもの2枚で、いわゆるミッキーマウス砲塔。

ゲーム内データ
　全長：6.6m、全幅：3m、車高：2.5m
　エンジン：V-2、500hp
　路上最高速度：前進54km/h、後進8.4km/h
　野外最高速度：31km/h
　航続距離：300km

武装
　76.2mm F-34、弾薬数：100発、発射速度：毎分8発、旋回速度：1周14秒
　デグチャレフDT同軸機銃、弾薬数：63x29発、発射速度：毎分600発
　デグチャレフDT前方機銃、弾薬数：63x23発、発射速度：毎分600発
　その他、鋼製転輪（6個または8個）を装備可能。

装甲厚

砲弾

部署

• 部署1：操縦手
  • ハッチ開閉、シャッター開閉可能。
• 部署2：車長兼砲手
  • ハッチ開閉、シャッター開閉可能。
  • 左Shift+Tで照準器とペリスコープが順番に切り替わる。バイザー左右ｷｰでペリスコープを操作可能。
    目盛の「СГ（SG）」は低速弾、「ДГ（DG）」は高速弾、「ДТ（DT）」はデグチャレフ同軸機銃を表す。
    砲の照準には右の「ДГ（DG）」の目盛を使用する。APCR用の目盛はないので、テクノチャットを表示するかやや下（500mなら1.5m＝3ミル下）を狙う。
• 部署3：機銃手
  • 機銃の照準距離を調整可能。

照準器

距離1000mのIV号戦車。横軸の1目盛は4ミル。

その他

• 二人用砲塔で、車長と砲手が兼任。

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（車両）KV-1s ChTZ (1943)

（Clash at Prokhorovka）
1942年チェリヤビンスク戦車工場製の型。KV-1重戦車を軽量化した型だが、火力がT-34/76と同等のため存在意義は低かった。
機動力がT-34に劣るため、1942年秋からは戦車軍団ではなく歩兵支援用の独立戦車連隊に配備されるようになった。

ゲーム内データ
　全長：6.9m、全幅：3.3m、車高：2.6m
　エンジン：B-2K、600hp
　路上最高速度：前進45.4km/h、後進17.9km/h
　野外最高速度：24km/h
　航続距離：200km

武装
　76.2mm ZIS-5、弾薬数：114発、発射速度：毎分8発、旋回速度：1周30秒
　デグチャレフDT同軸機銃、弾薬数：63x22発、発射速度：毎分600発
　デグチャレフDT前方機銃、弾薬数：63x21発、発射速度：毎分600発
　デグチャレフDT後方機銃、弾薬数：63x6発、発射速度：毎分600発

装甲厚

砲弾

部署

• 部署1：操縦手
  • シャッター開閉可能。
  • Fｷｰで燃料計を加圧する。左Shift+Fｷｰで燃料計表示の左右タンクを切り替える。
• 部署2：砲手
  • 左Shift+Tで照準器とペリスコープが順番に切り替わる。バイザー左右ｷｰでペリスコープを操作可能。
    目盛の「СГ（SG）」は低速弾、「ДГ（DG）」は高速弾、「ДТ（DT）」はデグチャレフ同軸機銃を表す。
    砲の照準には「ДГ（DG）」の目盛を使用する。APCR用の目盛はないので、やや下（500mなら1.5m＝3ミル下）を狙う。
    照準目盛はT-34/76 UTZ(1943)の項を参照。
• 部署3：車長
  • ハッチ開閉、シャッター開閉可能。ハッチを閉めたままでも信号弾を発射可能。
  • 後方機銃を使用できる。左Shift+Tで視点が機銃の照準（非常に視界が狭い）／機銃の左上のスリット／機銃の右上のスリットに切り替わる。
    機銃の照準距離を調整可能。
• 部署4：機銃手
  • ハッチ開閉可能。
  • 左Shift+Tで視点が機銃の照準（非常に視界が狭い）／機銃の右上のスリットに切り替わる。
    機銃の照準距離を調整可能。

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（車両）M4A2 シャーマン

（Clash at Prokhorovka）
アメリカ陸軍の戦車。レンドリースでソ連にも送られ、広く使用された。
M4A2はトラック用GM6046ディーゼルエンジンを2基搭載した型。主にレンドリースで使用された。

ゲーム内データ
　全長：6.1m、全幅：2.7m、車高：2.9m
　エンジン：6気筒ディーゼルエンジンGM6046-71　2基、2x375hp
　路上最高速度：前進48.0km/h（29.9mph）、後進5.8km/h（3.6mph）
　野外最高速度：26km/h（16mph）
　航続距離：315km

武装
　75mm M-3、弾薬数：97発、発射速度：毎分8発、旋回速度：1周16秒
　7.62mm M1919同軸機銃、弾薬数：250x8発、発射速度：毎分600発
　7.62mm M1919前方機銃、弾薬数：250x19発、発射速度：毎分600発
　12.7mm M2対空機銃、弾薬数：50x6発、発射速度：毎分550発

装甲厚

砲弾

部署

• 部署1：操縦手
  • ハッチ開閉可能。コースディレクターを操作可能。
  • バイザー上下左右ｷｰでペリスコープを操作可能。シャッター開閉ｷｰでペリスコープを予備固定ペリスコープに切り替える。
  • 左Shift+Fで燃料計/油量計の表示を切り替える。
• 部署2：砲手
  • 左Shift+Tで照準器と装填手用ペリスコープを切り替える。
  • バイザー上下左右ｷｰとシャッター開閉ｷｰでペリスコープを操作可能。
• 部署3：車長
  • バイザー上下左右ｷｰとシャッター開閉ｷｰでペリスコープを操作可能。
  • ハッチ開状態で対空機銃を使用できる。照準距離を調整可能。
• 部署4：機銃手
  • ハッチ開閉可能。
  • バイザー上下左右ｷｰでペリスコープを操作可能。シャッター開閉ｷｰでペリスコープを予備固定ペリスコープに切り替える。

照準器

距離1000mのIV号戦車。円の直径は10ミル。
円の中心の点はAP/HEの600ヤード照準、上の点はゼロ距離照準、1/2/3の点は1000/2000/3000ヤード照準。他の弾種については砲手席左の表を参照。
距離目盛はヤード単位であり、1000ヤード＝914mなので、メートル法で距離を出したら1割遠くの目盛に合わせて狙うこと。

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（車両）チャーチルMk.IV

（有料車両）
※作成中
イギリス陸軍の歩兵戦車。低速だが不整地踏破性能は高く、非常に重装甲。レンドリースでソ連にも送られ、クルスク南部戦線で84両が使用された。
Mk.IVは6ポンド砲と新型鋳造砲塔を装備した型。6ポンド砲は榴弾が用意されておらず、対戦車戦闘以外には使いにくかった。

ゲーム内データ
　全長：7.6m、全幅：3.3m、車高：2.5m
　エンジン：12気筒ベドフォード・ツインシックスガソリンエンジン、350hp
　路上最高速度：前進29.3km/h（18.2mph）、後進1.7km/h（1.1mph）
　野外最高速度：18km/h（11mph）
　航続距離：210km

武装
　57mm 50口径6ポンド砲MkV、弾薬数：81発、発射速度：毎分12発、旋回速度：1周26秒
　7.92mm BESA同軸機銃、弾薬数：225x20発、発射速度：毎分850発
　7.92mm BESA前方機銃、弾薬数：225x15発、発射速度：毎分850発
　発煙弾用の2インチ迫撃砲にソ連製50mm榴弾を装備可能。

• その他、前方フェンダー、中央フェンダー、後部燃料タンクを取り外し可能。

装甲厚

砲弾

部署

• 部署1：操縦手
  • ハッチ開閉可能。Gで右ハッチ開閉可能。コースディレクターを操作可能。
  • シャッター開閉ｷｰおよび爆弾倉開閉ｷｰでバイザー開閉。左Shift+Vｷｰでペリスコープを使用可能。
  • エンジン1ｷｰおよびエンジン2ｷｰで煙幕展張器を使用可能。
  • Fで燃料計の表示を初期化。
• 部署2：砲手
  • 左Shift+Tで照準器に切り替える。
  • シャッター開閉ｷｰで装填手用ペリスコープを開閉し左Shift+Vｷｰで使用可能。
  • 2インチ迫撃砲から1ｷｰで発煙弾、2ｷｰで榴弾を発射可能。
• 部署3：車長
  • バイザー上下左右ｷｰとシャッター開閉ｷｰでペリスコープを操作可能。
  • 2インチ迫撃砲から1ｷｰで発煙弾、2ｷｰで榴弾を発射可能。
• 部署4：機銃手
  • ハッチ開閉可能。Gで左ハッチ開閉可能。
  • 左Shift+Vｷｰでペリスコープを使用可能。

照準器

横目盛は8ミル。縦目盛は左右の数字に対応。
左の数字は6ポンド砲、右の数字は同軸機銃の照準距離（単位100ヤード）。
距離目盛はヤード単位であり、1000ヤード＝914mなので、メートル法で距離を出したら1割遠くの目盛に合わせて狙うこと。

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（車両）SU-122

（Clash at Prokhorovka）
T-34の車体に122mm榴弾砲を搭載した自走砲。独立自走砲連隊に配備された。

ゲーム内データ
　全長：6.9m、全幅：3m、車高：2.2m
　エンジン：V-2、500hp
　路上最高速度：前進54km/h、後進8.4km/h
　野外最高速度：31km/h
　航続距離：300km

武装
　122mm M-30S、弾薬数：40発、発射速度：毎分3発、旋回範囲：左右10度

装甲厚

砲弾

部署

• 部署1：操縦手
  • ハッチ開閉、シャッター開閉可能。
• 部署2：砲手
  • 左Shift+Tで照準器、距離目盛に切り替わる。
  • バイザー開閉ｷｰでキューポラの覗き窓が開閉し、ハッチ開閉ｷｰでシートに座る／キューポラに立つ視点に切り替える。
    照準器はキューポラ内にあるため、砲の直接照準にはバイザーを開く必要がある。バイザー左右ｷｰで左右を見ることができるが、照準するときは中央に戻す。
    距離目盛は砲手の右にある。筒型で6つの目盛が刻んであるが、使用するのは砲手から見て1番目（HE）と4番目（HEAT）。弾種を切り替えると指針が対応する目盛に移動する。
• 部署3：車長
  • 左Shift+Tでペリスコープを覗き込み、バイザー上下左右ｷｰでペリスコープを操作する。
    目盛はミル単位。
  • ハッチ開閉ｷｰで戦闘室後方の天井が開く。信号弾を発射可能。

照準器

距離1000mのIV号戦車。1目盛は5ミル。

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（車両）SU-152

（Clash at Prokhorovka）
KV-1の車体に152mm榴弾砲を搭載した重自走砲。ティーガーやパンターを撃破可能な破壊力で「ズヴェルボイ（猛獣ハンター）」の異名を得た。

ゲーム内データ
　全長：8.7m、全幅：3.3m、車高：2.3m
　エンジン：B-2K、600hp
　路上最高速度：前進45.4km/h、後進17.9km/h
　野外最高速度：24km/h
　航続距離：200km

武装
　152mm ML-20S、弾薬数：20発、発射速度：毎分2.4発、旋回範囲：左右7度

装甲厚

砲弾

照準換算表

部署

• 部署1：操縦手
  • シャッター開閉可能。ハッチ開閉ｷｰで戦闘室後方のハッチが開閉する。
• 部署2：砲手
  • 左Shift+Tで照準器、ペリスコープ、距離目盛に切り替わる。
    照準器の使い方はT-34/76 UTZ(1943)のものと同様だが距離目盛が異なる。
    照準器のHEの目盛は左の「ДГ（DG）」、APHEの目盛はないのでテクノチャットを表示するか上の換算表を使用する。
    （例：APHEで1000m先を狙う場合はHEの1200mの目盛を使う）
  • ハッチ開閉ｷｰでハッチが開いて砲と連動したペリスコープが使用可能になり、バイザー左右ｷｰでペリスコープを操作する。
    ペリスコープは6000m以上の長距離照準や、砲手が砲の旋回範囲外を見たいとき使用する。1目盛は5ミル。リセットすると照準器と向きが一致する。
• 部署3：車長
  • ハッチ開閉可能。
  • 左Shift+Tでペリスコープに切り替わる。バイザー上下左右ｷｰでペリスコープを操作する。

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（車両）GAZ-MM 72-K

（有料車両）
トラックに25mm対空砲を搭載した対空車両。
（作成中）

ゲーム内データ
　全長：5.1m、全幅：2.0m、車高：2.5m
　エンジン：GAZ-MMディーゼル、50hp
　路上最高速度：前進65km/h、後進9.4km/h
　野外最高速度：20km/h
　航続距離：440km

武装
　25m 72-K、弾薬数：7x21発、発射速度：毎分240発、旋回速度：1周9秒
　約2700mで自動的に炸裂。1m以内の軽車両にダメージを与える。
　その他、防盾（初期型または後期型）を装備可能、照準器カバーを取り外し可能。

砲弾

部署

• 部署1：操縦手
  • [G]ｷｰで支持脚の展開・格納可能。展開状態では移動できない。
  • ドア開閉、窓開閉可能。
• 部署2：砲手
  • [左Shift+T]ｷｰで照準器と予備照準器が順番に切り替わる。[左Alt+L]ｷｰで照準器の明るさ、[左Alt+F]ｷｰで遮光フィルターを切り替える。
  • [右Alt+;.]ｷｰで目標の垂直速度＆上昇/降下角度または地上目標/水平飛行目標の距離を入力する。
    [右Alt+.]ｷｰで照準器が下を向き（照準に対して砲が上を向き）長距離または上昇目標を狙う。
    • 上昇は170m/s・60度、降下は200m/s・90度まで
    • 地上目標の場合0度でゼロ距離
  • [右Alt+,/]ｷｰで水平速度＆上昇/降下角度を入力する。左端で0m/s。
    アスペクト角で指定した方向に対して砲を左右に向けると目標の左右前方を狙う。
    • 0m/s・90度から200m/s・0度まで
  • [左Shift+Z/X]ｷｰ（自動水平飛行中の左右旋回ｷｰ）でアスペクト（自分から見て左右にどれだけの角度で進んでいるか）を入力する。
    • 自車の前後方向に平行なら0（前方から向かってくる）か180（後方から向かってくる）。
      垂直に右から左に向かうなら左90度、左から右なら右90度。
  • 目盛を見るには[左Shift+V]ｷｰ。
  • 各種目標への照準方法は以下の通り。
    • 地上目標：目標水平速度を0（[右Alt+,]ｷｰで左端）に合わせ、距離を入力する。
    • 水平飛行目標：アスペクト角を入力し、目標水平速度と距離を入力する。
    • 上昇／降下中の飛行目標：アスペクト角を入力し、水平速度・垂直速度を入力するか水平・垂直の両方で上昇/降下角度を入力する。
• 部署3：車長

照準器
1目盛10ミル。
上記の方法を使わず垂直速度・水平速度・アスペクト角ゼロで照準する場合、目標が90m/s＝324km/hなら、直交するなら外側の円、約45度なら内側の円で照準する。

その他

• 前方はキャビンがあるため砲を水平まで下げられない。

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付録：ソ連車両車体サイズ一覧

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