俗称・スラング集/や

騒ぎの要因としては、

• E-4が運の比重がかなり大きい上に長時間張り付き強要仕様(戦力ゲージ時間回復)マップだったため非常に評判が悪く、既にプレイヤーの間に鬱屈が溜まっていた。

• イベント半ばの10日時点で「延長の予定はありません」とツイート告知されていた為、大半のプレイヤーがそれを信用して20日終了前提で攻略・資源運用・スケジュール調整をしていたこと。
  特に、早々にイベントをクリアしゲットした艦の育成やレア艦掘りで資源をすり減らしていたり、20日以降にプレイ時間を用意していなかった人にとっては全く想定外のドロップ追加であり、不満が大きかった。
  一応、矢矧掘り用の資源を確保することも「不可能ではない」程度の時間的猶予はあった。資源面に限れば、だが。
  （実際に、この期間中に資源を貯めて矢矧掘りに挑むプレイヤーも散見された）。

• ボスマスのレアドロップということでボスを何度も倒すいわゆる「掘り」作業が必須であり、必然的に数回のボス撃破で「確実に」手に入る武蔵より数段厳しい入手条件となってしまった。
  その為、本イベントの最終目標だったはずの武蔵入手まで終えていた(特に武蔵取得までを前提に資源やプレイ時間を用意していた)プレイヤーの達成感が損なわれた。

• 周回に全く向かない運要素の強い高難易度マップの、1週間限定ボスレアドロップというストレスフルな仕様。
  運営も一応配慮していたのかA判定でのドロップ報告もあるにはあったが、やはり確率は低め。

• 期間限定のイベントマップでもこのような厳しい入手条件だった為、本実装の折には「初風」の様に
  入手難易度の非常に高い艦娘になる可能性が否定できず(※)、それを恐れたプレイヤーの間で掘りが加速したこと。
  (一方「先行実装、割と早い段階で実装される」とのアナウンスがあったため、静観を守るプレイヤーも見られた。)

• 「かつてない濃厚なラインナップ」発言で、矢矧掘りしているプレイヤーの感情を(結果的に)煽ってしまったこと。
  （ライナップ自体は確かに豪華だったが、矢矧含むレア艦たちのドロップ率はお察しであり、運営の発言に期待して矢矧掘りに臨んだプレイヤーからの失望を買った）

• 艦これの（史実や実績・知名度に基づく傾向にある）レアリティ設定の中では不自然な矢矧のレアリティ設定（雪風や島風と同じホロ。改造後にはさらに「大和」型と同じ桜ホロに）により邪推を呼びやすかったこと。

• 「通常海域などでドロップしますので少しだけ安心してください」とか言いつつ1年ちかく通常海域で実装しなかった。（2014年9月に通常海域で実装。ただし6-2ボスのみに配置というマゾドロップ）

• 運営公式ツイートのヒロイン発言等により、多くの提督が射幸心を煽られ無理を承知で「掘り」作業に走ったことも騒ぎが大きくなった一因だと思われる。

（※）一応、初風や三隈の初実装時は通常海域への配置だった「新規実装艦」であって、イベント中にしか入手できない先行実装ではない。
比較対象として持ち出すなら同じ先行配信かつレアリティ等から瑞鶴あたりが適当か。もっとも、瑞鶴も相当入手難易度の高い艦だが……。
また先行実装で震電改等を持ち出す人もいたが、装備と艦娘という違いがあるため前例として比較できるかは微妙なところ。

艦これ妖怪絵巻

• 妖怪「1足りない」(いちたりない)
  「我が艦の攻撃が炸裂……あれ？轟沈しない？え？残り耐久1？何？反げk(以下通信途絶)」な状況を生み出す妖怪。
  ゲージを持つボスの最終勝利条件を満たせなかったり、flagship艦に手痛い反撃をされたり、夜戦で中破雷撃待ちしていたら大破にされたり…。
  この妖怪が出現した際の提督の悲しみは想像するに余りある。イベント開催時に大量発生する為、今日も大海原に提督達の阿鼻叫喚が響き渡る。
  「エリ軽巡を潰したと思ったら生きてて反撃でカスダメを削られる」等の地味な嫌がらせも得意である。
  実は、耐久1のままmissだらけになり撃破を逃すのは妖怪の仕業だけではなく、ゲーム上の仕様も関係している場合がある。詳細は戦闘についての「与ダメージの算定に関わる要素の考察」を参照。
  なお、元々はTRPGなどの卓上ゲームで用いられているスラングである。余談だが、冒険企画局から艦これの世界を下敷きにしたTRPGが制作・販売されている

• 妖怪「燃料一桁」（ねんりょうひとけた）
  イベントに勤しむ提督に背後から忍び寄る妖怪。
  度重なる出撃を繰り返し、あと一回でボス撃破のその時に補給ができない事態が発生する。
  その時になって画面右上を見ると燃料が一桁...再び溜まるのを待つ間にボスのゲージはグングン回復し、結局トドメは刺せず仕舞い。
  全ての資源がそうだが、特に燃料・弾薬は出撃の必須条件だけに不足する事態はどうにかして避けたいもの。
  魔法のカードという最終手段はあるが、日頃の遠征や資源管理はしっかり行いたいものである。
  ただ、最近資源管理に意識をし過ぎて、資源四桁で手が震える提督が現れはじめたのは少々心配である。
  そして最近は普段6桁まで備蓄している提督が増えたせいか、どれか1つが5桁になると手が震える提督が登場し始めている。
  人によっては20万~25万を切るだけで震える重症な提督も…

• 妖怪「艦橋おいてけ」(かんきょうおいてけ)
  「何だ、ただの駆逐艦か…ザコめ」そう呟いて目前の駆逐艦に狙いを定めたflagship戦艦だったが、気がついたときには艦橋をもぎとられていた。
  何が起きたのかも判らず、随伴艦を見捨ててほうほうの体で逃げ帰った彼女の耳には、何時までも
  「おいてけ～おいてけ～艦橋おいてけ～」「ぽいぽい～」
  の声がこびりついて離れなかったという…。
  勿論その正体は「夕立改二」のこと。詳しくは同艦娘の紹介ページか「ソロモンの悪夢」を参照。
  ちなみに元ネタは「妖怪首おいてけ」。

• 妖怪「食っちゃ寝」(くっちゃね)
  出撃して大戦果を上げるものの、帰還後は大量のボーキサイトを消費しては鎮守府の備蓄庫を空に。
  また、中・大破すれば長時間のドック入りにより、鎮守府運営計画を時間的にも資源的にも大きく狂わせる妖怪。
  その正体は、ご存知ボーキサイトの女王こと「赤城」さん。
  実際のところ彼女を超える大食艦は数多くいるのだが、最初の正規空母として運用する提督が多い故か。
  ちなみに元ネタは声優の林原めぐみの自虐ネタのひとつ*2。
  ちなみに江戸時代の書物に「寝肥(ねぶとり)」という強烈なビジュアルの女の妖怪が記されている。「食っちゃ寝」もここまではひどくない……はず。ウィキペディアの当該記事

• 妖怪「紅茶くれ」(こうちゃくれ)
  紅茶をこよなく愛する西洋妖怪。
  鎮守府で提督が運営計画を練っていると何処からともなく「紅茶が飲みたいネー」という声と共に現れる。
  ティータイムを大事にする程度で、基本的に無害。
  その正体は言わずとしれた「金剛」のこと。

• 妖怪「誤字打たせ」(ごじうたせ)
  misuタイプをさせて田の士む、いたヅラ好きな妖怪。長良プレイ中やマン指んしたり披露が玉っている帝都句に好んで鳥突く。
  商才は誤字の項目を三唱せよ。

• 妖怪「ダメコン忘れ」(だめこんわすれ)
  ダメコンが無課金でも使用できるようになってから跳梁跋扈するようになった妖怪。
  この妖怪は提督が気付かない間にダメコンを装備から外してしまうイタズラが大好き。
  装備を碌に確認せず、慢心による出撃で艦娘を失ってしまう提督もちらほら。
  特にイベントでのゲージ回復に焦る提督の背後からこっそり忍び寄るのが大好きらしい。
  この妖怪のせいで艦娘のデザインを担当されている某提督が自ら手がけた愛娘を轟沈させた話には涙を禁じ得ない。

• 妖怪「猫吊るし」(ねこつるし)
  『艦これ』史上最強にして最凶の妖怪。天下無双の運営様ですら苦しめる(サーバ維持費用的な意味で)という脅威の妖怪である。
  猫爆撃により大多数の提督を猫らせ、苦い涙を流させる。
  「2013秋イベントのステージE4」をクリアした瞬間に「猫る」動画での提督の阿鼻叫喚(勝利判定自体の反映は母港到着時に行われる為、この場合戦闘そのものが全く無かったことになる)はあまりにも有名。
  提督たちの友情・努力・根性ではどうにもできない為、本当に辛い。
  現在は二代目の妖怪「猫土下座(ねこどげざ)」が活躍中。猫爆撃の恐怖は言わずもがな。

• 妖怪「任務忘れ」(にんむわすれ)
  任務ボタンを押し忘れたまま、入渠5回や補給15回をさせてしまう怖ろしい妖怪。
  提督諸氏の時間とやる気を奪うとともに、イライラを誘発する事で他の任務の押し忘れを招き、その様子を見てほくそ笑む。
  特に、回数制限のある演習任務の請け忘れは致命的。
  この妖怪に屈しないためにも、デイリー消化は先ず任務ボタンの確認から始めよう！
  ちなみに先述の妖怪「猫吊るし」は着任したての提督に対してのチュートリアルも担当しているが、「初めての建造」という任務があるにもかかわらず、何故か任務ボタンを押すよりも先に建造をするように誘導する。
  そのため誘導に素直に従った提督は建造をした後に「初めての建造」の任務ボタンを押し再度建造することを強いられる。

• 妖怪「ロック外し」(ろっくはずし)
  近代化改修や解体など、誤操作による大事な艦娘のロストを防ぐ為に存在するロック機能。
  しかしこの妖怪が現れると、いつの間にかロックが外れてしまう。
  出撃中に新しい艦娘を迎えた場合、帰還後は補給するよりまずロック。近代化改修も選択画面できちんと確認しよう。
  この妖怪の生息地は、編成画面の艦隊一覧右列の「変更」ボタンではないかと推測されている。
  最近になって、ロックを外した時に特徴的なSEが鳴るようにアップデートが成され、この妖怪の出現率はいくらか減ったようだ。ただしSEオフの時はお察しください

元ネタ
ACV及びACVDに登場する悪徳宗教団体「ビーハイヴ」のメンバーが戦闘前に唱えるフレーズ「世に平穏のあらんことを」が元ネタである。
言葉の響きの良さから、現実世界は勿論の事、遂にはこの世界にまで飛び火した模様。
が、創造主も開祖も、ここまでこのフレーズが広まるとは想像していなかったとの事である。
因みにだが、元ネタであるビーハイヴはよりにもよって黒い鳥に喧嘩を売ったことでトップを始めとしたゲーム内登場メンバー全員が死亡*3し、組織は瓦解。
続編のVD*4では、歴史研究家(男)とその助手(女)がビーハイヴの教義に共感したのか、新たな信者となって*5『例外(主人公)』に喧嘩を売るが、言うまでもなく返り討ちに遭い死亡している。

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