神通改二

No.159
	神通・改二(じんつう)		川内型 2番艦 軽巡洋艦
	艦船ステータス
	耐久	50	火力	27
	装甲	39	雷装	38
	回避	41	対空	18
	搭載	3	対潜	35
	速力	高速	索敵	17
	射程	中	運	13
	搭載	装備
	1	探照灯
	1	61cm四連装(酸素)魚雷
	1	61cm四連装(酸素)魚雷
	装備不可
改造チャート
神通 → 神通改(Lv20) → 神通改二(Lv60)
図鑑説明
神通です。近代化改装を受け、第2水雷戦隊の旗艦を務めました。 コロンバンガラ島沖海戦では先頭に立って奮戦します。 でも、みんな私の事狙うんですもの…ひどいわ……。

ゲームにおいて

• 2014年2月26日メンテにおいて実装。
  • 改装可能レベルは60とやや高めである。

• グラフィックは史実での最期の姿を反映した、凛々しくも美しい佇まいへと変化。
  衣装の基本的なデザインは那珂ちゃんのものとお揃いである。姉妹でアイドルデュオ結成だよ～☆ミ
  (ブラウスの有無やベルト・フリル等一部意匠が異なり、那珂ちゃんのものに比べて精悍な雰囲気になっている)

• 改二になると「探照灯」という極めて特殊な装備を持ってくる。現在探照灯は開発不可の為、入手方法は神通を改二にするしかない。
  ちなみに装着部位は左の太腿。道理でフトモモが眩しいわけだぜ！

• 性能も大幅に向上しており、何と火力・雷装・耐久・装甲の値が全軽巡中でトップ(2014.02.26現在)となった。
  特に雷装値が非常に高いため、夜戦での活躍が期待できる。
  これは二水戦の旗艦を務め、コロンバンガラ島沖海戦での死闘を繰り広げた彼女の史実を反映させたステータスであると思われる。

• 以下、軽巡のステータス最終値比較表。黄色は軽巡でトップ、橙色は次点の性能。

  No	名前	改造Lv	火力	雷装	対空	対潜	索敵	運(初期/最大)	耐久	装甲	回避	搭載	射程	速力	スロット	燃料	弾薬
  159	神通改二	60	70	98	68	80	54	13/79	50	69	80	3	中	高速	3	25	35
  42	長良改	20	69	89	69	79	49	12/？	43	69	79	3	中	高速	3	25	30
  139	矢矧改	35	64	79	74	82	59	14/？	47	69	84	6	中	高速	3	30	40
  141	五十鈴改二	50	59	79	84	94	59	13/59	44	69	79	0	短	高速	3	25	30
  160	那珂改二	48	68	84	72	84	54	13/？	48	68	82	3	中	高速	3	25	35

小ネタ

• この改二の姿こそ、帝国海軍の花形部隊である『花の二水戦』の旗艦を10年以上もの長きにわたり務めた彼女の真の姿である。
  帝国海軍の水雷戦隊の象徴と言っても過言ではない、まさに堂々のセンターを張っていたトップスターなのである。ちなみに那珂ちゃんも(代理で)旗艦やった事あるよ～☆ミ

• 探照灯にまつわるエピソードの概要(詳細はこちら)
  • ソロモン諸島コロンバンガラ島へ向けての二水戦による夜間の輸送作戦「鼠輸送」(連合軍による通称:『東京急行』)を遂行中、
    これを阻止せんとする米艦隊との間で夜戦(コロンバンガラ島沖海戦)が勃発。
  • 旗艦であった神通は同行する駆逐艦達の雷撃照準の為に先頭に立ち、米艦隊に対し探照灯による捨て身の照射射撃を敢行。
    当然神通に向けて米艦隊の砲雷撃が集中し、被害担当艦を買って出た形となった。
    船体は瞬く間に大破炎上、伊崎少将以下二水戦指揮官も戦死。
    そんな絶望的状況の中でも神通は7本の魚雷を発射、遂には大爆発を起こし、船体は真っ二つになるも、
    船体の前半分は夜が明けても沈まず、残った砲で砲撃を続ける奮闘を見せた。
    (中破絵でボロボロになりながらも、探照灯を光らせつつ魚雷を向けているのは、おそらくこの話が元)
  • 後続の駆逐艦達は神通の探照灯を頼りに雷撃戦を開始、敵駆逐艦1隻を撃沈し、他軽巡洋艦3隻と駆逐艦2隻を大破に追い込んだ。
    帝国海軍は間隙を突いて戦場を離脱、米海軍は混乱の中追撃命令を出すも失敗に終わった。
  • 神通は撃沈までに計2,630発もの砲雷撃を浴び、乗員の死者は482名にも上った。
    彼女の犠牲によって、同行した駆逐艦達はほぼ無傷で1隻も脱落することなく、輸送作戦を無事に完遂した。
    帰投の際、駆逐艦(皐月・水無月)が神通の捜索に向かうも時既に遅く、彼女の姿はどこにも無かった…
  • 戦果の詳細
    • 帝国海軍の損害
      轟沈：神通
      小破：雪風*1
    • 米海軍の損害
      轟沈：グウィン(駆)
      大破：ホノルル(軽)、セントルイス(軽)、リアンダー(軽)、ブキャナン(駆)、ウッドワース(駆)
  • 彼女の敢闘ぶりを讃え、戦後、米国の戦史研究家サミュエル・エリオット・モリソン海軍少将より以下の言葉が贈られた。
    • ――神通こそ太平洋戦争中、最も激しく戦った日本軍艦である――

• 神通改二と同時に実装された『5-4:東京急行』のマップは上記コロンバンガラ島沖海戦がモチーフになっているものと思われる。
  また新BGMの『二水戦の航跡』『次発装填、再突入！』というタイトルからも、まさに2月26日は彼女のためのアップデートであったと言える。
  • 攻略の際は是非探照灯を装備した彼女を旗艦に据えて、夜戦開始の号令を聞いてみてほしい。惚れるぜ！

• 衣装の「鉢金」について
  • コロンバンガラ島沖海戦開始後の翌早朝、取り残された神通の安否確認のため戦場に飛んだ味方偵察機が目にしたのは、
    既に真っ二つになり前半分が浮くのみとなった神通が、それでも尚生き残った一番砲で敵駆逐艦への反撃を加え続ける姿であった。
    白鉢巻姿で一心不乱に射撃を続ける砲員の姿がありありと見えたという。
    神通改二の巻いている鉢金は、この史実を反映したものかもしれない。
  • このエピソードは雪風乗員大西兵曹の手記によるもので、書籍『雪風ハ沈マズ』に引用収録されている。

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