完全に闇堕ちした裏切り者

Last-modified: 2015-09-20 (日) 08:21:23

時空操作能力カオスコントロールで、異世界(ライダーと戦隊の世界)に戻ったブラソニは、何処かの建物の屋上に着いた。
ブラソニ「よし、早く剛先輩を見つけて止めなくちゃ!この姿じゃ活動するのは
     無理だな!あ、そうだ!あの人に擬態しよう!」
ブラソニは、宙返りジャンプをして、仮面ライダー鎧武の葛葉 紘汰に擬態した。
ブラソニは、鏡を持っていたので、顔を見たが、少し喜んでいた。
ブラソニ「この人に擬態するなんてな!」
ブラソニは、屋上から、下の方を見た。
ブラソニ「ん、あれは・・・チェイス先輩と霧子さんか?」
ブラソニは、デートしてるチェイスと霧子を目撃した。
ブラソニ「何やってるんだ!剛先輩に命を狙われてるって言うのに!仕方がない!
     カオスコントロール!」
ブラソニは、カオスコントロールで屋上から下にワープして、チェイスと霧子の尾行を開始した。
すると、家の帰宅途中のユグドラシルコーポレーションの御曹司の仮面ライダー龍玄の呉島 光実(くれしま みつざね)とユグドラシルコーポレーション研究部門のプロジェクトリーダーの仮面ライダー斬月の呉島 貴虎(くれしま たかとら)が葛葉 紘汰に擬態したブラソニを本物の葛葉 紘汰だと思い込んで、尾行した。
光実「紘汰さん、誰を尾行してるんだろう?」
光実は、葛葉 紘汰に擬態したブラソニがチェイスと霧子を尾行してることには気づいていないが、葛葉 紘汰に擬態したブラソニの様子と勘でそう言った。
貴虎「恐らく、あのカップルじゃないか?」
貴虎は、葛葉 紘汰に擬態したブラソニがチェイスと霧子を尾行してると疑った。
光実「だとしたら、何で紘汰さんがあのカップルを尾行してるんだろう?」
貴虎「とにかく、今は尾行に集中しよう!気づかないようにな!」
光実「分かってるよ!」
貴虎「行くぞ!」
光実「はい!」
呉島兄弟は、尾行を続けた。
チェイスと霧子を尾行していた葛葉 紘汰に擬態したブラソニが、本屋のガラスを見て、呉島兄弟が自分を尾行してることに気づいた。
ブラソニ「仕方がない!このまま、チェイス先輩達を尾行しよう!」
ブラソニは、チェイスと霧子の尾行を続けた。
ブラソニ「命が狙われてるのに何で?」
ブラソニは、そう不思議に思いながら、尾行した。
呉島兄弟は、尾行しながらチェイスを何処かで見たことあるような話をしていた。
貴虎「あ!」
光実「思い出したの兄さん?」
貴虎「確か、メガヘクスのときに、一緒に戦ったロイミュードの幹部の奴の一人だ!」
光実「でも、どうして?」
貴虎「何かの作戦を始めるのかもしれん!」
光実「何かの作戦って?」
貴虎「分からん!だが、あの女性が危害を加えられる前に何とかしなくては!」
光実「とにかく、尾行しようよ!」
貴虎「そうだな!今はそれしかない」
光実「何で紘汰さんが、あいつとあの女性を?」
貴虎「葛葉を尾行すれば分かるはずだ!」
光実「そうだね!」
呉島兄弟は、チェイスが人間の味方に戻ったのも知らずに尾行を続けた。
チェイスと霧子は、葛葉 紘汰に擬態したブラソニに尾行されてるのも気づかず仲良く腕を組んでデートしていた。
チェイスは心の中でこう言った。
チェイス「誰か、尾行してるような・・・余計なことを考えずに、霧子の弟を
     誘き寄せて説得することだけを考えよう!」
このデートは、チェイスが剛を誘き寄せて説得するための作戦だった。
霧子「どうしたの?」
霧子が問いかけると、チェイスはこう言った。
チェイス「いや、何でもない!」
霧子「ベンチに座って休憩しよう」
チェイス「うん」
そう言った霧子は、チェイスとベンチのほうへ行き座った。
葛葉 紘汰に擬態したブラソニは、心の中でこう推理した。
ブラソニ「まさか・・・チェイス先輩、霧子さんとデートすることで、剛先輩
     を誘き寄せて、説得する気じゃ!剛先輩でも、チェイス先輩を倒す気
     持ちが強いが、戦えない人間を巻き込んでまではやらないはず!剛先
     輩が現れたら、僕が止めよう!」
葛葉 紘汰に擬態したブラソニは、しばらく様子を見た。
葛葉 紘汰に擬態したブラソニは心の中でこう言った。
ブラソニ「先輩、霧子さんに対しての質問をうんと言うなんて、子供らしい言
     い方だな!無口という性格が消えてる!」
ベンチに座ってる霧子は、チェイスのほうに倒れた。
チェイスは自分のしていたマフラーを霧子に被せた。
ブラソニ「先輩、それでこそ先輩だ!」
そう言った葛葉 紘汰に擬態したブラソニは涙を流して泣いた。
呉島兄弟は、葛葉 紘汰に擬態したブラソニを本物とまだ思い込んで、何で泣いてるのかが気になっていた。
光実「何で紘汰さんが泣いてるんだろう?」
貴虎「確かにそうだな!」
光実「もうしばらく様子を見ようよ!」
貴虎「そうだな!」
もうしばらく様子を見る呉島兄弟だった。
霧子は、チェイスにお礼の言葉を言った。
霧子「ありがとう!」
チェイス「いや、君が風邪を引いたらいけないと思って!」
霧子「好きよ❤」
チェイス「え?」
霧子「そういうあなたの優しさが好きよ❤」
霧子は、人間が苦しいという程度で、力いっぱいチェイスを抱きしめた。
チェイスは、苦しい表情をせず、嬉しい表情をして霧子を抱きしめた。
それを移動ドーナツショップ「はんぐり〜」で、ドーナツを食べてた操真 晴人と仁藤 攻介と奈良 瞬平と大門 凛子が見ていた。
晴人は、驚き過ぎたのか、食べかけのプレーンシュガーを落としてしまった。
瞬平「晴人さん、落としてますよ」
晴人「しまった!つい、見てはいけないところを見てしまって、驚き過ぎて落としてしまった!」
凛子「あれが晴人君が言ってた・・・」
晴人「俺達の後輩のチェイス」
攻介「元に戻ったんだな!」
瞬平「一緒にいる女性は誰なんですか?」
晴人「チェイスの仮面ライダーの記憶が消される前に、チェイスに助けられた婦警の詩島 霧子!今は、警視庁の   特状課にいる!」
瞬平「何です、その特状課って?」
凛子「確か、怪しげな事件を専門に扱ってるところだって聞いたことある!」
瞬平「そうなんですか?」
凛子「ええ!木崎警視から聞かされて、何で晴人君が?」
晴人「実は・・・」
晴人は、仮面ライダードライブの泊 進之介の存在を喋った。
チェイスの存在も、メタルブラックソニックから知らされたことも喋った。
凛子「もしかして、泊 進之介ってこの人?」
凛子は、晴人にスマホのニュースを見せた。
攻介「えー!」
晴人「何でニュースに載ってんだよ!」
攻介「こいつだけ狡い!」
晴人「ニュースに載れば、警察官が仮面ライダーだという事実を世間に知れることが出来たんだから!」
攻介「じゃあ、聞くが!何で、こいつの存在が世間に知れ渡ってんだよ!」
晴人「何等かの事情で、仮面ライダーの存在を世間にバラした可能性があるだろう!」
攻介「なるほど!」
晴人達が会話してるときに、店長が沢山のプレーンシュガーを持ってきて、晴人達のところに置いた。
店長「今日はサービス!沢山作ってあるから、いっぱい食べてね!」
晴人「そうだ!あのカップルに、無料でプレーンシュガー二つ!」
店長「そうね!あの人にもお礼しなきゃ!」
凛子「何のお礼ですか?」
晴人「実は・・・」
晴人は、移動ドーナツショップ「はんぐり〜」と稲森 真由と山本夫婦を守ったことを言った。
凛子「それ本当?」
晴人「ああ」
凛子「山本夫婦を守ったことは分かるけど!何で、正義の記憶を取り戻してないチェイスっていう怪人が、真由ちゃんを助けるの?」
晴人「人間を傷つけない悪党だったから!」
凛子「どういうこと?」
晴人「簡単に言えば、人間を傷つけることはやらないで、仮面ライダーと正々堂々と勝負する悪党と言ったほうがいい!」
凛子「仮面ライダーの記憶を取り戻して、人間を守り続けてるの?」
晴人「そうだよ!人間とあの子を傷つけた分、償い続けてるよ!」
凛子「それ、タイミング良過ぎるんじゃ・・・」
晴人「凛子ちゃん、あいつとチェイスを一緒にしないでくれる!」
凛子「あいつって?」
晴人「グレムリンだよ!」
凛子「私は、そんなつもりで・・・」
晴人「確かにあいつは人間じゃない!でも、人間じゃないからって、人間の味方をする怪人の命を奪っていいはずがない!」
瞬平「でも、僕達に関係ないですよね?」
晴人「あるよ!あいつが、仮面ライダーの誇りを取り戻すことを、俺は信じる!グレムリンみたいなクズにはならないことを信じるだけだ!」
移動ドーナツショップ「はんぐり〜」の店員が晴人に話をかけた。
店員「あのー、プレーンシュガー二人分出来ました。持って行きますね!」
晴人「分かった」
店員が、プレーンシュガー二人分をチェイスと霧子のところに持って行った。
店員「仲良くしてるところすみません」
店員が話しかけると、チェイスと霧子の仲良く抱き合うのをやめた。
チェイス「すいません、何ですか?」
店員「プレーンシュガー二人分です」
チェイス「あのー、頼んだ覚えがないんですけど!?」
店員「店長のお礼で、お金は結構ですので!」
チェイス「お礼・・・あ!」
霧子「どうしたの?」
チェイス「人間を巻き込まない悪党だったとき、あの子を逃がしたときがあったな!」
霧子「真由ちゃんのこと?」
チェイス「ああ!晴人先輩にその子を逃がして、ドーナツ屋の人も逃がしてたな!まさか・・・店を守ってくれたそのお礼ですか?」
店員「その通りです!」
チェイス「あのとき、店を守る余裕なんて・・・」
店員「店が無傷だったのは、あなたのおかげだって言ってますし!」
チェイス「そうですか!別に大したことはしてませんよ!」
店員「プレーンシュガー二人分は、晴人さんのリクエストで!」
チェイス「晴人先輩が!」
店員「そこにいますよ!」
店員が指をさす方向にチェイスがその方向に向いたら、晴人がいることにものすごく驚いた。
チェイス「晴人先輩」
晴人「よっ」
チェイス「まさか・・・さっきのところを見てたんじゃ・・・」
晴人「俺は、さっき来たばっかりだぜ」
チェイス「嘘をつかないでくださいよ」
晴人「お前の言う通りだ」
チェイス「俺は、晴人先輩に何て残酷なものを・・・」
晴人「デートが残酷なわけないだろう!」
チェイス「ですよね!そう言えば、霧子の弟は見てませんか?」
晴人「いや、見てないよ!」
チェイス「そうですか!」
凛子は晴人に話をかけた。
凛子「ねぇ!」
晴人「何?」
凛子「あの人に弟なんているの?」
晴人「いるよ!名前は、詩島 剛!仮面ライダーマッハだ!」
凛子はスマホで調べた。
凛子「この人?」
凛子は晴人にスマホを見せた。
晴人「そうだよ!ロイミュードは嫌ってるけど、チェイスをものすごく憎んでる!」
凛子「え?」
瞬平「自分のお姉さんの命の恩人をどうして?」
晴人「それは、そいつとあの子の父親がロイミュードを開発した息子と娘で、だからチェイスを敵と見下してる!」
攻介&瞬平&凛子&店長&店員「えー!」
晴人「それどころか、とうとう俺達にとんでもないことをやらかした!」
攻介「何をやったんだよ?」
晴人「俺達、仮面ライダーを裏切った!」
攻介&瞬平&凛子&店長&店員「えー!」
瞬平「何で怪人を嫌ってる人がどうして?」
凛子「そうよ!」
晴人「そんなの分からないよ!」
攻介「あいつにお尻ペンペンする必要があるな!」
店員「あのー、プレーンシュガー食べてください!」
店長「ちょっと、こんなときに食べさせてる場合?」
チェイス「では!」
店長「食べるの?」
店長は、ずっこけてそう言った。
チェイス「霧子、はい!」
霧子「私はいいよ!チェイス一人で食べて!」
チェイス「弟のことも大事だけど、ドーナツ食べて、それから考えよう!」
霧子「ありがとう!」
チェイスは、もう一個のプレーンシュガーを霧子に渡した。
チェイスと霧子はプレーンシュガーを食べようとしたそのとき、仮面ライダーマッハに変身した状態の詩島 剛がシグナルカクサーンをシグナルマッハと取り換えて、マッハドライバーに装填して、ゼンリンシューターで上に撃って、マッハドライバーの上部のスイッチ・ブーストイグナイターを押して、弾丸を分裂させて、悪逆非道なことをして、広い場所にいた人々を追い出した。
幸いにも怪我人はいなかった。
移動ドーナツショップ「はんぐり〜」にいたみんなはしゃがんでふせて怪我をしてなかった。
店長は、剛が攻撃したことにかんかんになった。
店長「ちょっと、うちの店になんてことしてくれるのよ!」
店員「落ち着いてくださいよ!」
店長「落ち着いてられないわよ!」
剛は、ゼンリンシューターで、店長に銃口を向けて撃ったが、幸いにも店長はすぐに店員と逃げて怪我をすることはなかった。
今度は、凛子がかんかんになった。
凛子「ちょっとあなた、いい加減にしなさいよ!」
瞬平「凛子さん落ち着いて!」
凛子「いい加減にお姉さんとその命の恩人の気持ちぐらい理解してあげなさいよ!」
凛子は、瞬平を無視して、勇気を持って剛に言った。
剛「死ね!」
光実「兄さん!」
貴虎「久しぶりの戦いだ!」
呉島兄弟は、戦極ドライバーを着けた。
自分が使ってるロックシードを持った。
光実&貴虎「変身!」
呉島兄弟は、ロックシードを戦極ドライバーに着けて、カッティングブレードでロックシードを開かせ、光実は仮面ライダー龍玄に変身し、貴虎は仮面ライダー斬月に変身した。
凛子をゼンリンシューターで射殺しようとする剛に向かって走って、飛び蹴りで阻止することが出来た。
それを見ていた葛葉 紘汰に擬態したブラソニはほっとした。
ブラソニ「ギリギリセーフ」
貴虎は凛子に声をかけた。
貴虎「大丈夫ですか?」
凛子「ええ!」
すると剛は怒鳴り散らすように光実にこう言った。
剛「誰かは知らないが、俺の邪魔をするなー!」
光実「今の話、全部聞きました!いい加減にしてください!やってることが逆恨みです!」
光実は、龍玄脚(ライダーキック)(カッティングブレードを1回倒してのブドウスカッシュ)を発動した。
剛「消えろ!チェイスの味方をする奴等全て!」
剛は、マッハドライバーの上部のスイッチ・ブーストイグナイターを押して、キックマッハー(ライダーキック)を発動した。
そして、相殺が始まった。
爆発して、光実は剛のライダーキックの相殺で吹っ飛んでしまい、変身が解けた。
貴虎は、光実のほうに走って声をかけた。
貴虎「光実、大丈夫か?」
光実「大丈夫だよ兄さん!」
貴虎「すいません、私の弟をお願いします」
貴虎は、凛子に光実を任せて、凛子は光実を移動ドーナツショップ「はんぐり〜」のところまで行かせた。
剛「俺の邪魔ばかりしやがって!」
貴虎「君は、過ちを犯した弟の光実に似ている!」
剛「何?」
貴虎「光実の友達のおかげで光実も強い人間として乗り越えてる!許さない!償う
   機会を奪うことと光実を・・・君を絶対に許さない!ハッ!」
剛「チェイスの味方をする奴等全て死ね!」
貴虎と剛の戦いが始まった。
剛は、ゼンリンシューターで乱射しまくった。
貴虎は、メロンディフェンダーで防いで攻撃を受けることはなかった。
貴虎「君は所詮、子供だ!」
剛「チェイスの味方をする奴等は死んでもらう!」
様子をこっそり見ていた葛葉 紘汰に擬態したブラソニは、心の中で悲しんでこう言った。
ブラソニ「僕の知ってる剛先輩はこんな冷酷な性格じゃない!」
剛は、マッハドライバーの上部のスイッチ・ブーストイグナイターを4回押して、高速移動を発動した。
貴虎も剛と同じように、高速移動を発動した。
高速移動の能力を利用して、貴虎は、斬って斬って斬りまくって、剛は、ゼンリンシューターで、打って打って打ちまくる攻撃を開始した。
それでも決着は着かず、貴虎は、剛の攻撃をメロンディフェンダーで防いだ。
貴虎「君が、人の道を外れれば、君のお姉さんが悲しむ!お姉さんの命の恩人を受け入れれば、悲しむことはないんだ!」
剛「俺は、チェイスを殺す!そして、チェイスの味方をする奴等全て殺す!俺は間違ったようなことはしてない!」
貴虎は、怒りの言葉を出した。
貴虎「君って奴は・・・」
貴虎は、怒りの言葉を出した後、ブレンとメフィレスが現れた。
メフィレス「剛君の言う通りさ」
様子をこっそり見ていた葛葉 紘汰に擬態したブラソニは、ブレンとメフィレスが来たことに驚いてこう推理した。
ブラソニ「まさか、あいつらが何等かの方法で、剛先輩を悪に引き入れたのか?
     いや、それはありえない!ロイミュードとチェイス先輩を憎んでる剛
     先輩が何であいつらなんかと手を組んでチェイス先輩を倒すのか謎
     だ!」
チェイス達の前にメフィレスと一緒に現れたブレンがこう言った。
ブレン「我々は、蛮野の息子の復讐を助けてるだけですよ!」
ブレンがそう言ったら、メタルブラックソニックが現れて、チェイスの武器のブレイクガンナー瓜二つのクラッシュショットで、ブレン達に銃口を向けて撃った。
メタルブラックソニックは、怒鳴り散らすようにこう言った。
メタブラ「何が剛先輩の復讐の助太刀・・・ふざけるな!」
チェイス「メタルブラックの言う通りだ」
メタブラ「チェイス先輩!」
ブレン「チェイス、君は分かってるのかな?蛮野の息子の全てを・・・」
チェイスは、ブレンの話を無視して、ブレイクガンナーで、ブレンに銃口を向けて撃った。
チェイス「ハート達に嫌われて、顔がもてない貴様如きが、霧子の弟を洗脳するなんて言語道断だ!」
ブレン「もてない顔だと・・・そんなことを言ってる君が言っていいのかな?君も、女性にもてないことはしてるんじゃないのか?」
チェイス「確かに、貴様と同じだ!」
チェイスの言ったことに、みんなずっこけた。
メタブラ「すいません先輩!先輩は、結構、女性にもてる顔ですよ!」
チェイス「言い間違えた!」
みんなそう聞いたらまたずっこけた。
メタブラ「じゃあ、何を言いたかったんですか?」
チェイス「俺は、こいつらのせいで、悪事を働く機械になってしまった!だが、今度こそやり直す!そうすれば、霧子の笑顔が見れるから!」
メタブラ「相変わらずですね先輩!」
ブレン「あのー、私は・・・」
攻介「もてない奴は、俺に食われろ!」
晴人「食えねぇよ!」
剛「破壊される機械人形如きが・・・死ねー!」
剛が、ゼンリンシューターで、チェイスを殺そうとしたが、仮面ライダードライブ タイプスピードに変身した状態の泊 進之介が、ドア銃で、剛に向けて撃って阻止した。
泊も、剛のやり方にあたまにきたようだ。
泊「いい加減にしろ!」
瞬平「あれが・・・」
凛子「仮面ライダードライブ」
泊は貴虎に声をかけた。
泊「大丈夫か?」
貴虎「ああ!」
剛「いちいちいちいち、俺の邪魔をするな!」
泊「何で裏切ったのか知らないが、人間を守るのが俺達、仮面ライダーの使命
  と正義なはずだろう!お前がライダーになったのは、霧子のためだろ!」
様子をこっそり見ていた葛葉 紘汰に擬態したブラソニは、こう言った。
ブラソニ「泊先輩」
剛は、悪逆非道なことを言った。
剛「他の奴等が、チェイスのことを分かってないから俺が裁いてんだよ!」
クリム(ベルトさん)「分かってないのは君のほうだ!」
みんなは、泊が独り言を言ってるのを勘違いして、声をかけた。
瞬平「あのー、何独り言を言ってるんですか?」
メタブラ「ベルトをよく見てください」
みんなは、ドライブのベルトをメタルブラックソニックの言われる通りによく見た。
クリム(ベルトさん)「やぁ」
瞬平&凛子&攻介「ベルトが喋った!?」
クリム(ベルトさん)「君達、呼び捨てにするなんて失礼だね!」
泊「そんなのんきなこと言わないで行くぜ!」
クリム(ベルトさん)「ああ!剛とはこんな形で戦いたくないが・・・行こう!」
泊は、剛に仕掛けようとしたが、勝手に変身が解除された。
泊「え、何で?ベルトさん!」
クリム(ベルトさん)「私は何もしてないぞ!」
メタブラ「僕が、ハッキングして、変身解除させました!」
泊「変身解除させてる場合か!」
メタルブラックソニックは、ドライブドライバー(ベルトさん)とシフトブレスを泊から取り上げて、チェイスに着けて、プロトドライブのシフトカーをチェイスに渡した。
メタブラ「プロトドライブに戻ってください!」
チェイス「え?」
メタブラ「もしかしたら、奇跡的に剛先輩が戻るかもしれません!」
チェイス「分かった!君の言うことを信じよう!」
泊「待て待て!プロトドライブの力で剛を戻すなんて無理だよ!」
クリム(ベルトさん)「君らしくないね進之介」
泊「俺は、別に悪い意味で・・・」
メタルブラックソニックとチェイスの話が続いた。
メタブラ「記憶データが読み取れるかどうか分かりませんが、プロトドライブに戻ってください」
チェイス「いいだろう!変身!」
チェイスは、久しぶりにプロトドライブに変身した。
変身したとき、プロトドライブの記憶データが完全に復元した。
様子をこっそり見ていた葛葉 紘汰に擬態したブラソニは、チェイスが久しぶりにプロトドライブに変身したとき、心の中で喜びながらこう言った。
ブラソニ「あれが、先輩の元の姿!」
クリムは、喜びながらこう言った。
クリム(ベルトさん)「久しぶりに君とまたこうして、一緒に戦える!」
ブレンは、傲慢にこう言った。
ブレン「今更、プロトドライブに変身したところで、勝てるはずがない!行け、仮面ライダー」
剛「チェイス、今日こそ貴様を倒す」
チェイス「倒す必要はない!これから元に戻す相手に!」
チェイスは、ライダーキック(正式呼称不明)を発動した。
剛は、マッハドライバーの上部のスイッチ・ブーストイグナイターを押して、キックマッハー(ライダーキック)を発動した。
ライダーキックが当たって相殺して、爆発した。
マッハの戦闘能力がプロトドライブを上回ってるため、チェイスが負けて、変身が解けてしまった。
メタブラ「えー!嘘だろ!」
泊「そりゃ、剛が勝つはずだろう!マッハの戦闘能力がプロトドライブを上回ってるんだから負けるだろう!」
メタブラ「それでも、奇跡的に剛先輩に勝って元に戻せたかもしれないんですよ!」
泊「そうかもしれないけど!」
ブレン「奇跡というものを信じてるから我々に負けるんですよ!」
メフィレス「その通り」
メタブラ「それがヒーローってものさ!」
剛「今度こそ死ね!」
ブラソニ「危ない!」
様子をこっそり見ていた葛葉 紘汰に擬態したブラソニは、剛のところに向かって走って、ナイトメアドライバーで、剛に銃口を向けて撃った。
ブラソニ「セーフ」
貴虎「ようやく出て来たか、葛葉 紘汰の偽者」
光実「何言ってるの兄さん?」
ブラソニ「本屋のガラスで、あなた方が僕を尾行してることに気づきました」
貴虎「私もそう思っていた!正体を見せてもらおうか!」
ブラソニ「いいでしょう」
葛葉 紘汰に擬態したブラソニは、宙返りジャンプをして、元の姿に戻った。
晴人と攻介と瞬平と凛子と店長と店員と光実は、ブラソニの姿を見て驚いた表情を見た。
ブラソニ「僕は、ブラックソニック・ザ・ヘッジホッグ!あなた達と同じです!変身!」
ブラソニは、ナイトメアドライバーでライダーカードを装填しての、仮面ライダーナイトメアに変身した。
変身ポーズが、何故か魔進チェイサーに変身するチェイスとそっくりそのまま模倣した。
メタブラ「ブラソニ、何でチェイス先輩の真似を!」
ブラソニ「変身ポーズがかっこいいからな!」
メタブラ「今は、仮面ライダーチェイサーなんだぜ!」
ブラソニ「それぐらい分かってるよ」
剛「どいつもこいつも邪魔ばっかりしやがって」
ブラソニ「メタルブラック、チェイス先輩を頼む!」
メタブラ「OK!」
メタルブラックソニックは、チェイスを連れて離れさせた。
剛「そこをどけ!」
ブラソニ「どけるわけないでしょう!」
剛「チェイスの味方ばっかりしやがって、クズばかりだな!」
ブラソニ「あなたがそこまで言うなら仕方がない!」
ブラソニは、仮面ライダードライブのカードを取り出して、ナイトメアチェンダーに装填して、仮面ライダードライブに変身した。
剛「自分達が自惚れたことを後悔するがいい!」
剛は、シフトデッドヒートをシグナルマッハと取り換えて、マッハドライバーに装填して、デッドヒートマッハになった。
ブラソニ「僕も、あなたと同じものにしましょう!」
ブラソニも、剛と同じことをした。
クリム(ベルトさん)「デッドヒートは、1個しかないのに!」
ブラソニ「僕は、全てのライダーと戦隊と怪人の力が使えるんですよ!」
剛「自惚れてんじゃねぇよ!」
ブラソニ「時空降臨・デッドゾーン!うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
ブラソニは、デッドゾーンと自分の怒りの力を使って、タイヤをバースト(破裂)して、まだ力を引き出して、紫色のタイプデッドヒートになった。
泊「何だ?デッドヒートが紫色に!」
クリム(ベルトさん)「私の知らない力を手にするとは!」
メタブラ「恐らくあいつは、ハートのデッドゾーンと自分の怒りの力を同時に引き出したんだ!」
泊「嘘だろ!だったら、早く変身解除させないと!」
メタブラ「ブラソニなら大丈夫!」
泊「何でそんなことが言えるんだ?」
メタブラ「あいつは本当の正義を知ってるから!」
泊「それだけか!」
メタブラ「ええ!」
ブラソニは、マックスフレアを取り出した。
ブラソニ「次はこいつだ」
バースト(破裂)した状態でブラソニは、マックスフレアを装備した。
マックスフレアを装備したと同時に、マックスフレアのタイヤが黒くなり、マックスフレアも黒くなった。
泊「おい!」
メタブラ「何でしょう?」
泊「これの何処が大丈夫なんだよ!」
メタブラ「色だけて判断しないでください!」
泊「どう考えても色だけで判断してくださいの姿だろ!」
メタブラ「彼なら大丈夫です」
泊は心の中でこう言った。
泊「随分、マイペースなこと言うなこいつ」
ブラソニは、紫色のタイプデッドヒートの名前を思いついた。
ブラソニ「こいつの名前は決まった!タイプダークデスデッドヒート!そして、タイプダークデスデッドヒート ブラックフレア!」
メタブラ「かっこいいぜ!」
クリム(ベルトさん)「いや、かっこいいどころの話じゃないだろう!」
メタブラ「さっき調べましたが、デッドヒートとデッドゾーンを上回ってます!」
泊「完全に暴走したような・・・」
剛は、傲慢そうに言った。
剛「ただのプラシーボ効果じゃないのか?」
ブラソニ「チェイス先輩を受け入れないあなたは分からない!タイプダークデスデッドヒート ブラックフレアの力を見せてあげましょう!」
剛「来い」
ブラソニは、カオスコントロールで、剛を惑わせまくった。
剛の好きを見て、ブラソニは渾身のパンチで剛に攻撃した。
ブラソニの渾身のパンチに当たった剛はこう言った。
剛「チェイスはクズだ」
ブラソニ「先輩の全てを分かったような口を言わないでください」
剛「さっさと消えろ」
剛は、マッハドライバーの上部のスイッチ・ブーストイグナイターを押しまくって、バースト(破裂)させた。
ブラソニ「くらえ」
ブラソニは、複数の紫色のタイヤ型のエネルギーと黒色の炎の竜巻を自分の力で発生させて、剛に向けて飛ばした。
剛は、タイプダークデスデッドヒート ブラックフレアの力を侮っていないようなことを言った。
剛「お前の力、侮れないな!」
ブラソニは、カオスコントロールで、剛を惑わせまくって、剛の武器のゼンリンシューターを奪った。
奪った瞬間、ゼンリンシューターがドロドロに溶けた。
泊「えー!」
クリム(ベルトさん)「恐るべき力だ」
剛「俺の武器を溶かしてくれるなんてな」
ブラソニ「さっさと、チェイス先輩に正義感があると認めて、戻りなさい」
ブレン「前もって、武器はたくさん造ってあります!どうぞ」
ブレンは、剛にゼンリンシューターを渡した。
ブラソニ「貴様でも造れたのか?」
ブレン「私とメフィレスの力がれば、余裕に造れますよ」
ブラソニ「お前等だけで、剛先輩の武器をたくさん造れたということか?」
ブレン「その通りです!」
ブラソニ「汚い真似ばかり」
剛「まず、貴様から死んでもらう」
ブラソニ「ふん!」
ブラソニは、指パッチンをした。
指パッチンした後、剛の全身に紫色と黒色が混じった炎が発生した。
剛は、思いっきり飛び上がった。
剛「アチーーーーーー!」
泊「剛の全身が燃えてる!」
クリム(ベルトさん)「早く消したまえ!」
ブラソニ「消しますよ!必殺技でね!ダークデスデッドヒートブラックフレアブレイク!」
ブラソニは、ハンドル剣に、黒くなったマックスフレアを装填して、ヒッサーツ ブラック・フレア フルスロットルという音声が流れてハンドル剣の刃金が紫色と黒色が混じった炎に包まれて、全身が燃えてる剛に向かって走って、剛を思いっきり斬りつけてとどめを刺した。
斬りつけてとどめを刺したと同時に爆発して、変身解除された剛だった。
ブラソニ「いい加減に、チェイス先輩を・・・」
ブラソニがよく見たら、剛はその場から消えていた。
ブラソニ「いない!何処だ?」
ブラソニが後ろを振り返ると、剛がチェイスをコテンパンにしていた。
それどころか、変身解除されていなかった=紫色と黒色が混じった炎は消えた。
剛「今日こそ貴様を!」
ブラソニ「危ない!」
ブラソニが、チェイスを助けに行こうとしたら、霧子がチェイスの前に立った。
霧子「もうやめて!」
ブラソニ「セーフ」
ほっとしたブラソニだったが、剛は銃を下ろして霧子のところまで来た。
剛は、霧子の優しさを受け入れず顔面パンチをした。
ブラソニ&メタブラ「えー!」
泊「剛・・・お前・・・・お前って奴は!」
泊は完全に激怒した。
攻介「自分の姉ちゃんに何てことを!行くぜ、晴人!」
晴人「ああ!剛、お前だけは絶対許さない!」
光実「僕も戦わせてください」
攻介「お前、大丈夫なのか?」
光実「この程度の怪我で寝てられませんよ」
貴虎「さすが、私の弟だ!」
そう言った貴虎は、ゲネシスドライバーを着けた。
貴虎「行くぞ!」
光実「うん」
攻介「皆まで言うな!」
晴人「さぁ、悲しいがショータイムだ!」
貴虎&光実&攻介&晴人「変身」
みんな同時に変身した。
貴虎は、ゲネシスドライバーを着けていたため、斬月・真へと変身した。
みんな一斉に、剛に攻撃し始める。
チェイスは、剛に殴られた霧子に声をかけた。
チェイス「霧子、大丈夫か?おい、しっかりしろ!」
霧子は小さな声でチェイスにこう言った。
霧子「ごめんなさい・・・私がしっかりしてないばかりに・・・」
チェイス「いいんだ、そんなことは!」
霧子「え?」
チェイス「俺を説得してくれた君が心を開かないでどうする?」
霧子「そういうあなたの優しさが・・・好きよ❤」
そう言った霧子は目を閉じた。
チェイス「霧子・・・霧子ー!」
クリム(ベルトさん)「気を失ってるだけだ!」
チェイス「そうか!」
チェイスは、近くにいた泊にドライブドライバー(ベルトさん)とシフトブレスを返却した。
泊「チェイス、お前・・・」
チェイス「今の俺はドライブじゃない!君だ!えーっと、名前は・・・」
泊「俺は泊!泊 進之介!」
チェイス「いい名前だな、進之介君!俺には家族と言うものは分からないが、名前をつけてもらった家族に感謝しろ!」
泊「あんたに、進之介君って言われるなんてな!」
チェイス「霧子を頼む」
泊「分かった」
チェイスは、霧子を泊に任せて、マッハドライバーを着けた。
ブラソニ「チェイス先輩」
チェイス「何だ?」
メタブラ「本当に剛先輩と戦うんですか?」
チェイス「戦って元に戻さなきゃ、霧子が悲しむからな!」
ブラソニ「そうですか!」
チェイスは、マッハドライバーにシグナルチェイサーを装填して、仮面ライダーチェイサーに変身した。
チェイスは、ブレイクガンナーで、剛に銃口を向けて撃った。
晴人「チェイス」
チェイス「俺のせいで霧子は・・・」
攻介「何言ってんだよ、お前のせいじゃない!まともに叱ったほうがいいぞ!」
チェイス「霧子の弟の罪は、俺の罪でもあるんです!」
光実「あなたがそこまで攻めることは・・・」
チェイス「例え、霧子の弟が霧子を殴っても、俺は君を叱らないし許せる!」
貴虎「君が、あいつを許せてもあいつのお姉さんは許せない気持ちのはずだ!」
チェイス「それでも、霧子は弟を心の底で許せてるはずなんです!」
攻介「じゃあ、あの子が弟をはたいたら?」
チェイス「俺が庇って受けるまでです」
剛「いつまでも無駄話をするな!」
チェイス「俺はもう一度やり直す!人間と霧子と君のために!」
チェイスは、剛との戦いを開始した。
貴虎「フッ、やっぱり似てるな!」
光実「誰になの兄さん?」
貴虎「気づいていないのか?」
光実「え?」
貴虎「あいつを見てると、葛葉 紘汰を重ねてしまってな!」
光実「あ!」
光実は、過ちを犯した自分を必死に止めてくれた葛葉 紘汰と剛を必死に止めるチェイスを重ねていた。
光実「言われてみれば・・・兄さんの言う通りだ!」
晴人「そう言えばさ、紘汰はどうしてんだよ?」
光実「実は・・・」
光実は、紘汰は黄金の果実を受け入れた舞と共に、別の惑星で暮らしてると晴人と攻介に話した。
晴人&攻介「マジかよそれ?」
光実「はい!」
晴人&攻介「えー!」
貴虎「とにかく、あいつは必ずやり直せる! 葛葉 紘汰に似てるからな!」
光実「そうだね!」
チェイスは、コテンパンにされまくってやられていた。
剛「その程度かチェイス?」
チェイスは、剛をブレイクガンナーで、殴ろうとしたが、剛のマッハドライバーを外して、変身解除させた。
剛「お前・・・」
チェイス「帰ろう、霧子のところへ!」
光実「怪人だからって、正義がないわけじゃない!この人だって、あなたのことを本気で心配してるんだ!帰ったほうがいいですよ!」
剛「帰る気はない!」
光実「え?」
剛「おい!」
ブレンは、剛にメフィレスと一緒に造ったマッハドライバーを渡した。
クリム(ベルトさん)「マッハドライバーまで造れたのか?」
メフィレス「武器だけじゃないんでね!」
ブラソニ「大量に造っておくなんて卑怯だぞ!」
ブレン「そう言い続けてください!君に、これを渡すのを忘れてました!」
ブレンは、剛にシフトデッドヒートを渡した。
ブラソニ「これも、大量に造ったなんて言うなよ!」
メフィレス「そうだよ!」
ブラソニ「やっぱ、そう言うと思ったよ」
剛「変身」
剛は、もう一度仮面ライダーマッハに変身した。
そして、シフトデッドヒートで、デッドヒートマッハになった。
マッハドライバーの上部のボタンを連打して、バースト(破裂)させた。
チェイス「何で、君と戦い合わなきゃいけないんだ?」
剛「お前が邪魔だからだ!」
貴虎「だったら、何でお姉さんを殴る暴行行為をしたんだ!」
剛「あいつは、俺の言うことを聞かなかったクズだから殴った」
剛に、優しさと正義感は残っておらず、本当の悪逆非道に成り下がってしまった。
そのことを聞いた瞬平は完全に激怒した。
瞬平「あなた、自分のお姉さんに何てことを言うんですか!」
剛「貴様、死にたいのか?」
瞬平「チェイスって人の言う通り、本気で心配してるのに!」
剛「チェイスの味方をする奴等は、所詮クズ!」
その言葉を聞いた仮面ライダードライブ タイプダークデスデッドヒート ブラックフレアの姿のままでいたブラソニは、カオスコントロールで、剛を殴って殴りまくった。
そして、怒涛のパンチで剛に攻撃した。
ブラソニ「あなたって人は・・・僕は、あなたを絶対に許さない」
剛「俺も、チェイスの味方をする奴等を許すわけにはいかない」
ブラソニ「あの人は、人間を守る正義の味方 仮面ライダーだ!それが分からないあなたに、正義を名乗る資格も仮面ライダーになる価値もない!」
言い過ぎたブラソニだが、ブラソニなりに後輩として剛に厳しく言った。
泊「いくらなんでも、そこまで・・・」
メタブラ「あいつは、あいつなりに後輩として厳しく言ってるだけですよ」
泊「でも・・・」
メタブラ「あなたもいい加減に厳しく言ったほうがいいですよ!霧子さんの相棒とチェイス先輩の後輩失格ですよ!」
クリム(ベルトさん)「彼の言う通りだぞ進之介」
泊「そうだな!」
剛「どいつもこいつもクズなことばっかり!」
ブラソニ「そうですか!あなたがそこまで言うなら!」
ブラソニは、恋煩い忍者チューピッドと仮面ライダーウィザードを召喚した。
攻介「あいつ、変な怪人とウィザードを召喚した!?」
チューピッド「誰が変な怪人だと!?」
ブラソニ「僕は、ライダーと戦隊と怪人に変身出来ることと力を使うことも出
     来ますが、召喚も出来ます!召喚されたライダーと戦隊と怪人には意
     思がありません!いわゆる、僕の操り人形です!」
晴人「マジかそれ!?」
ブラソニ「マジです!」
攻介「喋ってる時点で、意思があるとしか思えないが!」
ブラソニ「そこは気にしないでください!」
攻介「マジで気になる!」
ウィザード「お呼びでしょうか?」
攻介「無視するな!しかも、晴人の声にそっくり過ぎる!」
ウィザード「何でもご命令を!」
ブラソニ「あなたは、そこにいる大の自動車マニアのイケメンの人をショート
     ヘアの女性のところまで連れて行ってください!チューピッド、あな
     たも一緒に!」
ウィザード「かしこまりました」
チューピッド「了解でございます」
ブラソニ「行動開始だ」
ブラソニは、ウィザードとチューピッドに泊を凛子のところまで連れて行かせて、泊と凛子の顔を見詰めさせるように向かせた。
ブラソニ「チューピッド、大の自動車マニアのイケメンの人が着けてるベルトとシフトブレスを外して僕に向かって投げてください」
チューピッド「了解」
チューピッドは、ドライブドライバー(ベルトさん)とシフトブレスを外して、ブラソニの方向に向かって投げた。
ブラソニ「ウィザード、あなたの近くにいる人達を離れさせてください」
ウィザード「かしこまりました!皆さん、離れて!」
ウィザードの近くにいた店員は、霧子を連れて店長と一緒に、その場から離れた。
ウィザードも離れた。
クリム(ベルトさん)は、ブラソニにこう問いかけた。
クリム(ベルトさん)「みんなを離れさせて、一体何を?」
ブラソニ「チューピッド、やれ!」
チューピッド「宇宙忍法・惚れるん矢」
ハートの矢をボーガンで凛子に打ち込んだ。
凛子と同様、泊にも打ち込んだ。
ブラソニ「チューピッド、あなたはもう下がっていいですよ!」
チューピッド「お疲れ様でした」
チューピッドは、時空間(ブラソニのカオスコントロール)に戻った。
クリム(ベルトさん)「変な怪人に何かの矢を打ち込ませて、一体何を?」
ブラソニ「それは、これから始まりますよ」
クリム(ベルトさん)「ん?」
すると、泊と凛子は、お互いに惚れてしまったかのように、急に抱き始めて、
キスまでしてしまった。
光実&攻介「えー!」
晴人「お前、凛子ちゃんに何をしたんだ!?答えろ!」
ブラソニ「僕は、チェイス先輩の味方!これは、チェイス先輩のためだ!」
晴人「何で、さっきの奴が何か打ち込んであの二人が急に仲良くなったら、チェイスのためになるんだ?」
ブラソニ「チェイス先輩のためだけじゃない!剛先輩のためでもあるんです!」
クリム(ベルトさん)「どういうことだね?」
ブラソニ「チューピッドの能力は、文字通りハートの矢をボーガンで人間に打ち込んで、打ち込まれた人間は最初に見た者は人間・動物・無機物と関係なく惚れてしまいます!」
晴人「それが何で、ドライブと凛子ちゃんだよ?」
ブラソニ「さっき、チェイス先輩と剛先輩のためだと僕は言いましたよね!」
晴人「ああ!」
ブラソニ「泊先輩のためでもあるんです!」
晴人「何?」
ブラソニ「僕は、泊先輩の願いを叶えただけです!彼女が出来るという願いをね!」
晴人「あいつに彼女が出来ようがどうでもいいんだよ!凛子ちゃんを元に戻せ!」
ブラソニ「僕は、剛先輩に泊先輩と霧子さんにも自分の人生を決めることが出来るって分かってほしくてやっただけなんです!美人な女性は、誰でも良かったんですけどね!」
クリム(ベルトさん)「だからと言って、無理やり結ぶなんて・・・」
ブラソニ「剛先輩」
クリム(ベルトさん)「人の話を聞け」
ブラソニ「泊先輩、やっと彼女が出来たんですよ」
光実「さっきの怪人の能力で結ばせただけじゃん!」
ブラソニ「それでもあなたは、泊先輩と霧子さんを結ばせて結婚させるんですか?」
メタブラ「結婚したらすぐ離婚だから安心していいぞ!」
クリム(ベルトさん)「余計な分析をするんじゃない!」
メタブラ「申し訳ございません!」
ブラソニ「チェイス先輩だって、霧子さんとあなたも愛してるんですよ」
メタブラ「君こそ正義だ」
ブラソニ「僕と一緒に、霧子さんのところへ帰りましょう」
剛は、ブラソニの言葉を聞いて諦めたのか銃を下ろした。
晴人「えー!」
攻介「こいつの無茶苦茶なやり方で諦めるなんて」
貴虎「凄い!」
ブラソニ「ウィザード」
ウィザード「何でしょう?」
ブラソニ「あのカップルにとどめを刺しなさい」
ウィザード「え?」
ブラソニ「殺せと言う意味ではありません!」
ウィザード「そういうことですか!」
ウィザードは、ドレスアップの指輪をはめて、洋式の結婚式で着る白いウェディングドレスを凛子に着せ、泊を白いスーツに着させた。
ブラソニ「ウィザード、あなたはもう下がっていいですよ!」
ウィザード「お疲れ様です」
ウィザードは、時空間(ブラソニのカオスコントロール)に戻った。
ブラソニ「ラジカセ持ってきて良かった」
クリム(ベルトさん)「何でそんなものを!」
ブラソニ「ミュージックスタート」
クリム(ベルトさん)「私の話に答えろ!」
ブラソニは、クリム(ベルトさん)の話を無視して、結婚式でよくかかる曲をかけて、音量を最大にした。
ブラソニ「誰か、牧師を・・・」
晴人「どうでもいいから元に戻せ」
001「じゃあ、私にやらせてくれるかな?」
すると、国家防衛局長官も務める参議院議員 真影 壮一に擬態した状態でロイミュード001(ハートとブレンと共にクリムを殺害した犯人)が姿を現した。
ブラソニ「貴様は、001だな!何の用だ?」
ブレン「貴様、先生の口の利き方を慎め!」
001「落ち着けブレン」
ブレン「しかし!」
001「ここは私に!」
ブレン「では!」
ブレンは、下がった。
ブラソニ「001、チェイス先輩と霧子さんの前から消え失せろ!」
001「私は、邪魔をしに来たわけではない!とりあえず、変身を解除したまえ!」
ブラソニ「分かった」
ブラソニは、001の言われる通りに変身解除した。
ブラソニ「何しに来たんだ貴様」
001「私の能力を教えようと思ってね!」
ブラソニ「何?」
001「氷の棘で人間の耳の裏に結晶状の傷をつけることで、その人間の記憶を操作出来る便利な能力さ!」
ブラソニ「貴様にしてみれば便利かもしれないが、僕達から見れば目障りな道具だ!貴様のことは調査済みだ!」
チェイス「この男、何処かで・・・」
何かを思い出したチェイスは、変身解除した。
メタブラ「何で変身解除を?」
チェイスは、ブレイクガンナーにプロトドライブのシフトカーを装填した。
チェイスは苦しみ出した。
チェイスの目が赤くなり、チェイスの記憶の映像が出た。
貴虎「何だあの映像は!?」
メタブラ「チェイス先輩の記憶の映像だ!あれは、001とハートともてない顔のブレンじゃないか!」
ブレン「余計なお世話だ!」
チェイスの記憶の映像の中で、ハートは超進化態になるかもしれないと言った。
メタブラ「超進化態?」
001「普通の進化態と融合進化態を超えた強さなのでね!」
ブラソニ「ということは、チェイス先輩の正義の心を消せるわけか!」
001「その通りさ!」
メタブラ「どういうことだ?」
ブラソニ「分からないのか?チェイス先輩が超進化すれば、アウトなんだぞ!ロイミュードの本能を抑えられなくなってしまうんだぞ!」
メタブラ「そんな!」
001「人間の味方をする不良品には用はない!」
ブラソニ「だったら、チェイス先輩に人間のことを知ってもらって、超進化させないまでだ!」
001「いい度胸だね!」
メタブラ「そんなこと言ってる場合か!早く、チェイス先輩を!」
ブラソニ「分かった!」
ブラソニは、プロドドライブのシフトカーを外した。
ブラソニ「先輩、大丈夫ですか?」
チェイス「すまんな!君にまで迷惑かけて!」
ブラソニ「そんなことないですよ!僕は人間ではありませんが、助け合うのが仮面ライダーと人間なんですよ!」
剛は、変身解除した。
剛「いつまで無駄話をする気だ!」
チェイスは、剛に飛びかかった。
剛「離せこの野郎」
チェイスは、剛の耳の裏を見たら、結晶状の傷があることに気づいた。
チェイス「やっぱり」
チェイスは、剛から離れた。
001「チェイス、君も気づいたか!」
チェイスは、ブレイクガンナーで001に銃口を向けて撃った。
チェイス「貴様、貴様だけは許さん!霧子の家族を・・・絶対に許さん!」
チェイスは、ブレンのビームをくらった。
チェイス「チッ、油断した!」
ブラソニ「大丈夫ですか?」
チェイス「大丈夫だ」
001「君等は、絶対に蛮野の息子を始末出来ない!行こう、メフィレス君」
メフィレス「また会おう」
ブラソニ「待てっ!」
メフィレスは空間を造って、001達と共に何処かへワープして逃げた。
逃げたと同時に、チューピッドの効果は切れた。
泊「俺は、一体何をしてたんだ?何でこの服装だ?」
泊が気づいたら、白いウェディングドレスを着用された凛子をお姫様抱っこをしていた。
泊はゆっくりと、凛子を下ろした。
凛子「私は、何を?何でウェディングドレス?」
晴人「俺が元の服装に戻す」
晴人は、ドレスアップの指輪をはめて、泊と凛子を元の服装に戻した。
凛子「晴人君」
泊「俺とこの人が何かしてたのか?」
チェイス「君とその人は仲良く抱き合ってキスしていた」
泊「え?」
凛子「冗談よね?」
チェイス「言いたくはありませんが、冗談ではありません!」
泊&凛子「えー!」
ブラソニ「チェイス先輩、余計なことを!」
チェイス「余計なこと・・・一番の原因は君だろ!君が、無茶苦茶なことをやらなければ剛は戻って来たかもしれない!俺の説得で、帰ってくるかわからないが!」
ブラソニ「申し訳ございません!」
泊「おい、チェイスがお前が一番の原因ってどういうことだ?」
ブラソニ「それは・・・」
ブラソニは、正直に泊と凛子に話した。
泊「じゃあ、剛を説得するために!」
凛子「私達を?」
ブラソニ「はい!」
泊「剛を元に戻したい気持ちは分かるけど!」
ブラソニ「泊先輩だって彼女がほしいでしょ!だから、願いを叶えたんですよ!」
泊「そりゃほしいけど!」
チェイス「進之介君!」
泊「何だ?」
チェイス「家族とは、そんなに人の心を乱すのか?」
泊「え?」
ブラソニ「この空気で、聞く?」
攻介「あいつ、どんだけ家族が気になるわけ!?」
光実「彼は、人間じゃないんだから、家族が気になるのは無理はないですよ」
チェイスと泊の会話は続いた。
チェイス「君も霧子も剛も、家族が絡むと平常心を失う」
泊「乱すものじゃないな!家族は大切なものだから、問題が起こると、つい心が乱してしまう」
チェイス「つい・・・乱れちゃう」
メタブラ「言い方が可愛い」
チェイスは、剛に顔面パンチをくらわされた霧子のところまで行き、お姫様抱っこをした。
ブラソニ「泊先輩、霧子さんが目を覚めたら、剛先輩が001に記憶を書き換えられたことを言いますか?」
泊は残念な顔でこう言った。
泊「そうだな!」
すると霧子をお姫様抱っこで霧子を抱えるチェイスはブレイクガンナーで、泊につきつけた。
ブラソニ「先輩、何をやってるんですか?」
メタブラ「こんなときに、ロイミュードに守れになってしまったのか?」
チェイス「霧子には絶対言うな」
そう言ったチェイスの言葉に、みんなずっこけた。
ブラソニ「良かった」
泊「え?」
チェイス「問題が起こると、心が乱れるって君は言ったな!」
泊「そうだけど!」
チェイス「そんなこと言えば、一番悲しむのは君じゃない!霧子だ!」
泊は、チェイスの言葉を聞いて、何も言い返せなかった。
チェイス「俺は、霧子をドライブピットまで運ぶから」
泊「俺も行くよ」
クリム(ベルトさん)「私も行こう」
メタブラ「僕も一緒に行きますよ」
ブラソニ「僕も!」
クリム(ベルトさん)と泊とブラソニとメタルブラックソニックは、霧子を抱えたチェイスと一緒にドライブピットまで帰って行った。
その場にいた晴人達は、そのまま残った。
無事にドライブピットに着いた。
本願寺「霧子ちゃん?その怪我はどうしたんですか?」
チェイス「剛に倒されかけた俺を庇った霧子が、剛の攻撃を受けたんです」
本願寺&西城&沢神「えー!」
本願寺「泊ちゃん、それは本当ですか?」
泊「ええ!」
沢神「あの剛君が、霧子ちゃんを殴るなんて」
チェイスは、霧子をソファーの上に優しく置いた。
チェイス「手当てさせてもらえないでしょうか?」
メタブラ「そう言うと思って、救急箱です」
沢神「いつの間に!」
チェイス「手当てするので!」
本願寺「分かりました」
霧子の手当ては、チェイスに任せた。
泊達は、本願寺達に001の話をして、剛が001による記憶の書き換えに出来た後の傷のことも話した。
本願寺「泊ちゃんの父親の未解決の銀行強盗もあいつだけど、001をどうやって、化けの皮をはがせればいいのやら!」
西城「権力者に擬態してるロイミュードだよね?」
沢神「勝てっこないじゃん」
ブラソニ「今までの危機を乗り越えたあなた方が諦めてどうするんですか?」
本願寺「君のおかげで目が覚めました」
みんなが会話してると、チェイスは霧子の手当てを無事に終えることが出来た。
チェイス「手当て終了」
泊「めっちゃ、丁寧に出来てるじゃねぇか!」
クリム(ベルトさん)「私の自信作だからな」
すると霧子は目を覚ました。
霧子「ここ、何で・・・私がドライブピットに!?」
チェイス「霧子!」
霧子「チェイス!」
チェイスは、思いっきり霧子を抱きしめた。
チェイスは泣きながらこう言った。
チェイス「ごめんよ霧子!剛を、元に戻すことが出来なかった」
霧子「ありがとう」
チェイス「え?」
霧子「私と剛を愛してくれてありがとう」
チェイス「ごめんよ!俺のせいで、剛を・・・」
霧子「もう自分を責めないで」
チェイス「え?」
霧子「あなたは、必死に頑張って剛を説得してくれたことにも感謝してるから!」
霧子は号泣し始めた。
チェイス「本当にありがとう」
霧子「何言ってるの?」
チェイス「え?」
霧子「あなたは、人間と私の命を救ってくれた仮面ライダーだから!」
チェイスと霧子は、思いっきり号泣して、抱き合った。
ブラソニ「またいいもの見ましたね!」
泊「そうだな!」
メタブラ「ふん」
ブラソニ「どうしたんだ!いつもの君なら、悲しい顔をするが、してないじゃないか!」
メタブラ「剛先輩と霧子さんが抱き合ったら、帰るよ」
ブラソニ「何言ってんだよ!」
メタブラ「どうせ、姉弟が抱き合うのは当たり前のこと!チェイス先輩と霧子さんが抱き合ってるところを見るのは当然だ!」
ブラソニ「おいおい!君が、剛先輩を嫌ってどうする!」
メタブラ「冗談だよ!」
ブラソニ「そうか!」
ブラソニ「最後まで、チェイス先輩が仮面ライダーの誇りを取り戻すまで、付き合うよ!」
メタブラ「僕もだよ!」
みんな、チェイスと霧子のラブシーンを見続けた。
チェイスと霧子のラブシーンの幕は閉じて終わりなのであった。

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完全に闇堕ちした裏切り者の感想広場

残念ながら、剛が・・・
ぜひ、読んでください。