完全無敵のロボットの計画

Last-modified: 2015-09-20 (日) 08:21:04

特状課で捜査会議を始めていた泊達は、ロイミュード050の真の目的は剛でないかと推理していた。
本願寺「剛君を、早く助けないと!」
仮面ライダーナイトメアに変身した状態のブラソニはこう言った。
ブラソニ「だったら、泊さんが変身出来るように、あの作戦を実行しましょう!」
本願寺「分かりました!」
泊「すぐに、実行しましょう!ナイトメア!」
ブラソニ「ええ!お任せ下さい!」
ブラソニは、血祭ドウコクのカードを取り出して、ナイトメアチェンダーに装填して、変身した。
本願寺「これは、いくらなんでも・・・」
ブラソニ「泊さんが、仮面ライダーに変身出来る作戦なんでしょ!」
本願寺「もうちょっと、マシな怪人はないんですか?」
ブラソニ「本願寺課長さん、怪人にマシというものはないんですよ!」
本願寺「そうかもしれませんけど!仕方ありませんね!」
本願寺 純は、すぐに仁良 光秀を電話で呼んだ。
本願寺「あ、仁良さんですか?ちょうど良かった!あなたにお話したいことがあったんですよ!すぐに来てください!」
本願寺 純は、電話を切った。
数分後に、人が歩く足音がした。
本願寺「仁良さんが来たようですね!」
ブラソニ「では、始めましょう!」
みんなは、仁良 光秀にわざと聞こえるようにして、血祭ドウコクに変身したブラソニ以外のみんなは、騒ぎ出した。
そして、仁良 光秀は偉そうな態度で、特状課に入った。
仁良「呼んでおいて何騒いで・・・ギャー!」
ブラソニは、心の中でこう言った。
ブラソニ「正義のヒーローである僕が、悪党みたいな残酷な芝居はしたくないが、仕方がない!」
ブラソニは、仁良の首を軽くしめた。
仁良「誰かー、こいつをなんとかしてくれ!」
本願寺「だったら、泊ちゃんに変身の許可をくださいよ!」
西城「今、ここには仮面ライダーに変身出来る人は誰もいない!」
沢神「助けてください!」
泊「俺に変身の許可をください!」
仁良は、時代劇風にこう言った。
仁良「変身を・・・きょ・・・きょ・・・許可。」
それを言った瞬間、みんなは喜びの声を出した。
泊「行くぜベルトさん!」
クリム(ベルトさん)「OK!フルスロットルで行こう!」
泊「変身!」
泊は、仮面ライダードライブ タイプスピードに変身した。
血祭ドウコクに変身していたブラソニは、走って外に出て、変身を解除した。
泊「ありがとう!おかげでうまくいった!」
ブラソニ「いえいえ!」
泊「すまないな、俺のために・・・」
ブラソニ「困った時は、お互い様ですよ!」
ブラソニと泊が会話してるときに、トライドロンが来た。
泊「剛がピンチだからな!もうひとっ走り付き合えよ!」
ブラソニ「当然ですよ!」
泊「カモン! ライドブースター!」
泊は、ライドブースターを呼んだ。
ライドブースターは、トライドロンと合体した。
西城「あれ、霧子ちゃんは?」
泊「そう言えば、さっきまで一緒だったのに!」
沢神「霧子ちゃんは、チェイス君に剛君の救助を頼みに行ってるわ!」
泊「そっか!行くぞ!」
ブラソニ「待ってください!」
ブラソニは、イリュージョンカードをナイトメアドライバーに装填して、分身を出して、その分身は赤いライドブースターに乗った。
ブラソニは、青いライドブースターに乗った。
沢神「すごっ!」
泊&西城「銃とカードで、自分の分身を生み出せるなんて!」
ブラソニ「いろいろ出来るんで!って、関心してる場合ですか!剛先輩を助けに行きますよ!」
泊「分かった!」
泊は、ライドブースターと合体したトライドロンを発進させた。
それを、何処かの建物の屋上で見ていたブレンは、3体のロイミュードにバイラルコアを与えて、巨大形態に変形させ、泊達を襲わせた。
ブラソニ「泊先輩、後ろ!」
泊「嘘だろ!こんなときに!」
ブラソニ「どうします?」
泊「倒すに決まってんだろ!」
ブラソニ「ですよね!」
泊とブラソニとブラソニに生み出された分身は、巨大形態になったロイミュードとの戦いを始めた。
みんなが戦ってる最中に、チェイスは人気(ひとけ)のないところで、剛のことを考えていた。
チェイスは、こう独り言を言った。
チェイス「俺は、どうすればあの子と・・・」
そう独り言を言ったチェイスの前に、詩島 霧子が現れた。
チェイス「どうした?」
霧子「剛をお願い!たった一人の家族なの!」
チェイス「家族・・・俺には分からない!」
霧子「え?」
チェイス「家族って、そんなに大切なものなのか?それは、自分の使命より大事なものか?」
霧子「自分の使命じゃないけど、それは本当に大切なものよ!ときには、泣いたり怒ったり笑ったり、協力しあって生きていくものなのよ!」
チェイス「だが、君はいつも笑っていない!」
霧子「それは・・・」
チェイス「そんなこと分かってる!俺が、君の笑顔を消したのも当然だ!それに、
     君の弟の言う通り、俺を入れて109体だ!」
霧子「何を言い出してるの?あなたは・・・」
チェイス「俺は、君の命は救えても、君の笑顔を守ることが出来なかった!それに、俺はクリムに生み出されたとしても、他のロイミュードと同様、君達の父親の邪念が俺を生んだ!」
チェイスは、霧子にブレイクガンナーと変身ベルトを渡した。
チェイス「俺は、正義感溢れる君の弟に倒されに行く!」
チェイスは、自分のバイクのライドチェイサーに乗って行こうとした瞬間、霧子は、チェイスにこう言った。
霧子「どうしてあなたは、剛が正しいって思ってるの?」
チェイス「考えなくても分かるよ!」
霧子「え?」
チェイス「人間が正義で俺を含めての怪人が悪だから!もう一つ理由はある!」
霧子「もう一つの理由?」
チェイス「それは・・・」
チェイスは、霧子にもう一つの理由を話した。
霧子「見てたの?」
チェイス「ああ!」
霧子「どうしてそこにいたの?」
チェイス「鳴滝って男の人が、俺を連れて来て、001のことを話すから、外に出て綺麗な空でも眺めてろって言われて、見ようとしたら、君が俺のことであの子をはたいてるのを見てたんだ!」
霧子「あのとき、あなたが私を止めたのは・・・」
チェイス「あの子が、君のことを嫌いにならないようにするためとぐれないようにするために止めただけさ!二度もやらせないために!」
霧子「私は、剛のためだと思って・・・」
チェイス「説得してくれてありがとう!でも、もういいんだ!俺が、死ななきゃ、君達の家族という絆が戻るなら俺は、それで充分だ!じゃ、君の弟に倒されに行くよ!」
チェイスが、剛のところに向かおうとしたら、霧子は号泣して、チェイスに抱きついて、こう言った。
霧子「自分が悪と決めつけて、死んじゃ駄目!」
チェイス「霧子さん!」
霧子「あなたは、人間と私の命を救った・・・」
チェイスは、苦しみの表情をして、こう言った。
チェイス「俺は、人間と君の命なんか・・・」
号泣した霧子は、チェイスに励ます言葉を言った。
霧子「そんなことないよ!」
チェイス「え?」
霧子「あなたは、私と剛の命を救ってくれた!たくさん、いいことしてるのよ!」
霧子の言葉で、チェイスは涙を流して、こう言った。
チェイス「俺は・・・君の弟に・・・」
霧子「剛に倒されるなんて言わないで!死んじゃいや!」
チェイスは、霧子を抱きしめた。
チェイスに抱きしめられた霧子は、こう言った。
霧子「世界中の人間と剛が、あなたを受け入れなくても!私は、何が何でもあなを信じる!」
チェイス「霧子さん・・・いや、霧子!」
霧子「チェイス、今何て・・・」
チェイス「霧子って言ったけど?」
霧子「嬉しい❤」
霧子は、人間が苦しいという程度で、チェイスを抱きしめた。
チェイスは、それを気にしていなかった。
チェイス「ごめん!」
霧子「え?」
チェイス「死のうという考えをしていた俺が馬鹿だった!」
霧子「それじゃ!」
チェイス「俺の武器とベルトを返してくれ!」
霧子は、チェイスにブレイクガンナーと変身ベルトを返却した。
チェイス「君の弟は、必ず助ける!」
チェイスは、霧子にそう言って、弟を助けに行った。
泊達は、まだ巨大形態の3体のロイミュードと戦っていた。
泊「くそっ!これじゃ、こっちがやられるだけだぜ!」
ブラソニ「仕方がない!」
ブラソニは、自分の分身と共に、ディメンションシュート(ファイナルアタックライドのカードをナイトメアドライバーに装填)で、巨大形態の3体の内の2体を倒した。
ブラソニ「よっしゃ、後一体だけだぜ!」
泊「このまま行くぜ!」
ブラソニ「はい!」
二人がそう言ってると、巨大形態の1体が攻撃を仕掛けてきた。
なんとか無事にかわすことが出来た。
ブラソニ「攻撃ばっかりしてきやがって!」
泊「隙が来るのを待つしかない!来るまで、攻撃し続けるぞ!」
ブラソニ「はい!」
泊達は、攻撃出来るチャンスが来るまで、ひたすら攻撃を避け続けながら、逃げていく。
上手い事、後ろ側に回り込めたことに成功した。
泊「後ろに回り込めた!」
ブラソニ「とどめと行きましょう!」
泊「ああ!」
二人は、巨大形態の1体に、トライドロンとライドブースターのマシンガンでとどめを刺した。
泊「ふぅ~、やっと片付いたぜ!」
ブラソニが生み出した分身は、その場から消えた。
ブラソニ「ええ!さぁ、早く剛先輩を!」
泊「そうだな!」
会話してるときに、泊の携帯電話がなっていた。
泊「霧子からだ!」
泊は、電話にでた。
泊「霧子か!何処で何してんだよ?チェイスは何処にいる?剛を助けに向かってるんだな!何で、泣いてんだよ!そうか!じゃあ、俺達もすぐに剛を助けに行くから、お前もすぐに来いよ!」
そう言って、泊は電話を切った。
ブラソニ「霧子さん、何て?」
泊「チェイスが剛を助けに向かってる!何故か、泣いてたんだが、何でもないって言ってる!チェイスが、霧子を泣かせてる!」
ブラソニ「どうして分かるんです?」
泊「あいつのことだからな!それぐらいのことは分かる!」
ブラソニ「チェイス先輩が霧子さんを泣かせたということは、剛先輩が霧子を泣かせたようなものですよ!」
泊「あいつは関係ないだろ!何で、剛が出てくんだよ!」
ブラソニ「剛先輩が、チェイス先輩を受け入れてないから霧子さんが泣いてるってことでしょうが!クリムさん、泊先輩から一言言ってやってくださいよ!チェイス先輩を造ったあなたなら、ガツンと言えるはずです!」
泊「お前な!何もかも剛に押し付けるな!」
クリム(ベルトさん)「落ち着きたまえ!今は、いがみ合ってる場合じゃないだろ!」
ブラソニ「ですよね!泊先輩、さっきは言い過ぎてすみませんでした!」
泊「こっちこそすまない!早く、重加速反応があった場所に着陸する!」
ブラソニ「分かりました!」
泊は、重加速反応があった場所の近くにライドブースターと合体したトライドロンを着陸した。
泊とブラソニは、ライドブースターと合体したトライドロンから降りた。
ブラソニ「そうだ!早く、晴人先輩達に知らせないと!連絡させてください!」
泊「分かった!」
ブラソニは、050を捜索していた操真 晴人とメタルブラックソニックに連絡をした。
ブラソニ「メタルブラックの携帯電話にかけても繋がらない!電源入れろよ!」
泊「じゃあ、ウィザードに電話かけろよ!」
ブラソニ「分かりました!」
ブラソニは、操真 晴人の番号で連絡をとった。
ブラソニ「もしもし、晴人先輩!あいつの電話にかけても出ないんで、あなたの携帯にかけました!捜してるときに、チェイス先輩を見かけませんでしたか?見てないんですか!早く、050のロイミュードを見つけないと、大変なことになります!早く、剛先輩を見つけて止めてください!050のロイミュードに狙われてるんですよ!見つけなきゃ、剛先輩を助けに行ってるチェイス先輩が危ないかもしれませんのでお願いします!」
ブラソニは電話を切った。
泊「ウィザードはなんて!」
ブラソニ「急いで、捜して見つけてくれるそうです!」
泊「分かった!」
ブラソニ「こっちも早く見つけましょう!」
泊「分かってるよ!」
そう言った泊は、シフトフォーミュラでタイプフォーミュラにチェンジした。
泊「俺は、向こうを探すから!」
ブラソニ「僕は、こっちの方向で!」
二人は別れて、050のロイミュードに狙われてる剛を急いで見つけるために、超
高速移動の能力を使って、重加速反応があった場所を捜し回った。
偽名を使って詩島 剛を騙して洗脳して、050のロイミュードと融合した西堀令
子は、仮面ライダーマッハ デッドヒートとランブルダンプでアラブールになっ
た状態の剛に殺させ、自分の父親(西堀 光也) が探究した最高の犯罪を完成さ
せようとしたが、仮面ライダーチェイサーに変身した状態のチェイスに阻止
されて失敗に終わった。
チェイス「よせ!融合した人間ごと殺す気か!」
暴走=憎しみ状態に入った剛がこう言った。
剛「そうだ!邪魔するなら貴様から!」
剛は、チェイスに攻撃しようとするが、チェイスの変身解除で止まってしまった。
剛「二度も同じ手を喰らうか!」
チェイス「霧子がいなくて良かったものの、見てたら悲しい思いをするのは霧子だ!霧子だけじゃない!君と仲良しの俺の後輩も悲しむぞ!」
剛は、チェイスの言ったことで止まってしまった。
チェイス「帰ろう!君の家族のところへ!」
チェイスは、爽やかな笑顔をして、剛のほうに手を伸ばした。
剛「黙れ!ロイミュードは黙ってろ!」
剛は、チェイスの言葉を受け入れず攻撃した。
チェイス「俺は、君に倒されたっていい!家族というものがよくわからないが、君を待ってる家族のところへ帰るんだ!家族に抱きついて、泣き止むまで、たっぷり泣いて!」
剛「黙れ!黙れ!黙れ黙れ黙れ黙れ!」
剛は、チェイスの優しい言葉に耳を傾けず、アラブルキックマッハー(ライダーキック)で、チェイスを倒してしまった。
アラブルキックマッハー(ライダーキック)が当たったと同時に、チェイスのコアが爆発して消えた。
それを、剛を見つけた晴人とメタルブラックソニックはチェイスのコアが消えるところを見てしまった。
晴人「よくも、よくもチェイスを殺りやがったな!」
メタブラ「さぁ、貴様等の罪を数えろ!」
メタルブラックソニックは、仮面ライダーダブルと仮面ライダースカルの台詞を剛と050と融合した西堀 令子に言った。
メタルブラックソニックは、自分で造ったクラッシュショットを出した。
チェイスの武器のブレイクガンナー瓜二つだった。
クラッシュショットの色は、ブレイクガンナーの紫色の部分が黒色のようだ。
晴人「お前等、絶対許さない!」
令子「私は何も・・・」
メタルブラックソニックは、クラッシュショットの銃口型のスイッチ・ディス
トラクションマズルを押し込んで、ショットという音声が流れて、ショットモ
ードにして、050のロイミュードと融合した西堀 令子を撃った。
メタブラ「何もしてないとか言うつもりだろうが、そうはさせん!」
晴人「後輩、俺は人間と融合したロイミュードを殺るから、後輩はマッハをコ
   テンパンにしろ!」
晴人は、仮面ライダーウィザードインフィニティースタイルに変身した。
メタブラ「当然ですよ!先輩の敵!」
メタルブラックソニックは、クラッシュショットの銃口型のスイッチ・ディス
トラクションマズルを押し込んで、クラッシュという音声が流れて、クラッシ
ュモードにして、仮面ライダーマッハ デッドヒートとランブルダンプでアラブ
ールになった状態の剛を殴って殴りまくった。
晴人は、アックスカリバーをアックスモードに切り替えた。
晴人「楽にさせてやる!」
晴人は、アックスカリバー(アックスモード)で、050を思いっきり斬りつけて、
西堀 令子と050を分離させた。
晴人「フィナーレだ!」
晴人は、必殺技のドラゴンシャイニングでとどめを刺した。
そして、コアも爆発して消えた。
晴人「ふぃー!」
剛は、メタルブラックソニックにコテンパンにされていた。
メタルブラックソニックはクラッシュショットのマズルを押し込んで、フルク
ラッシュという音声が流れて、クラッシュショットの銃口が黒いエネルギー球
を造っていき、どんどん大きくなって、トリガーを引いての必殺技 ブラックデ
ッドエンドカオスの完成です。
メタブラ「あなただけは!」
晴人「まさか!」
メタブラ「チェイス先輩を倒したあなただけは絶対許さない!」
晴人「変身解除した人間を攻撃する気か!」
晴人は、メタルブラックソニックを止めに走ったが、ブラソニと泊が来たので、
その場で、ブラソニに止められる。
ブラソニ「戦う相手を間違えてどうするんだよ!」
メタブラ「間違えてはいないよ!」
ブラソニ「050を倒さないと!」
メタブラ「それは、晴人先輩が倒したから大丈夫!無事に、西堀 光也の馬鹿娘(西堀 令子)を助けたから大丈夫!」
ブラソニ「そっか!そんなことより、どうして剛先輩を殺そうとしたんだ!僕が来てなかったら、死んでたんだぞ!」
メタブラ「チェイス先輩が倒されてこの世にいないよ!」
ブラソニ「嘘だよな!」
メタブラ「本当さ!」
ブラソニ「誰に倒されたんだ!おい、西堀 光也の馬鹿娘!よくも、よくもチェイス先輩を・・・」
メタブラ「違うよ!」
ブラソニ「何!」
メタブラ「剛先輩がチェイス先輩を始末したんだ!」
泊「何!」
クリム(ベルトさん)「チェイスが剛に、そんな・・・」
メタブラ「だから、チェイス先輩の敵だけは討たせてくれ!」
ブラソニ「それでもやっちゃ駄目だ!」
メタブラ「君は、メディックの弟を見逃すのか?」
クリム(ベルトさん)「メディックに弟なんていないぞ!」
メタブラ「剛先輩のこと言ってるんだよ!」
泊「剛とメディックを一緒にするな!」
メタブラ「まだ分からないんですか?メディックは、人間の味方をするロイミュードを殺してるんですよ!剛先輩だって、チェイス先輩の優しさを受け入れず倒したんですよ!メディックと剛先輩は、似た者同士としか言いようがありません!」
ブラソニ「言い過ぎるにも程があるぞ!」
メタブラ「じゃあ、剛先輩が絶対正義でも?」
ブラソニ「それは・・・」
メタブラ「ロイミュードを倒すことが絶対正義と思ってる剛先輩は歪んでるとしか言いようがない!特に、人間の味方とチェイス先輩だ!見つけたら、即処刑したら正義か?悪に決まってる!」
剛「ロイミュードに正義なんて・・・」
メタブラ「黙れ!」
メタルブラックソニックは、クラッシュショットで剛を思いっきり殴った。
泊「もうやめろ!」
メタブラ「泊先輩、どいてください!」
泊「剛を殺したところで、チェイスが戻って来ない!」
メタブラ「それでも僕は、敵を討たなきゃいけないんです!だから、どいてください!」
ブラソニ「敵を討つとか言ってる前に、君がチェイス先輩の代わりになればいい!」
メタブラ「僕が、霧子さんの恋人になれとでも言うのか?」
ブラソニ「そうじゃない!君が、チェイス先輩が出来なかった事をやればいい!」
メタブラ「ロイミュードの中にも、人間と仲良くなりたいという心を持ってることを証明しろと!」
ブラソニ「そうだ!」
メタブラ「剛先輩、さっきは・・・」
メタルブラックソニックは、剛に謝罪しようとしたら、剛はその場からいなくなっていた。
晴人「ドライブ、後はお前の仕事だ!」
泊「言われなくてもやるよ!西堀 令子、誘拐及び殺人未遂で逮捕する!」
泊は、西堀 令子に手錠をかけてトライドロンのところまで、歩いた。
メタブラ「泊先輩!」
泊「どうした?」
メタブラ「霧子さんに何て言えば・・・」
泊「つらいかもしれないけど・・・」
メタブラ「分かってますよ!覚悟を決めて、正直に話します!」
ブラソニ「さっきから尾行してること分かってるんですよ!霧子さん!」
霧子は、素直に出てきた。
霧子の顔は、涙で溢れていた。
泊「あれだけ泣いてるってことは・・・」
ブラソニ「恐らく、メタルブラックと晴人先輩と同時に辿り着いて、チェイス先輩が死ぬところを見てしまったんだ!」
メタブラ「僕が、カオスコントロールで時間を止めて、チェイス先輩を助けていたらこんなことに・・・」
ブラソニ「君のせいじゃない!」
メタブラ「それでも・・・」
ブラソニ「さっき、僕の言ったことを忘れたかい?」
メタブラ「そうだったな!」
令子「結構、あいつが騙されてるところを見て楽しめたわ!」
変身を解除した晴人は、チェイスのブレイクガンナーが粉々に壊れてなかった
ため、ブレイクガンナーを使って、西堀 令子の腹を殴った。
泊「おい!」
晴人「こいつは挨拶代りだ!」
晴人は、素手で西堀 令子の顔面を殴った。
メタブラ「もうよしましょうよ!この犯罪者のおかげで、僕達の計画もあと一歩で成功するんですよ!」
晴人「そうだな!」
クリム(ベルトさん)「君達、何を言ってるんだ?」
メタブラ「霧子さんの自宅で、計画をすでに進めてるのでね!」
泊「お前等、人ん家で何してんだ!」
ブラソニ「それに、あと一歩で成功するってどういうことだ?」
メタブラ「それは、君と泊先輩が霧子さんを自宅まで連れて帰れば成功するよ!」
ブラソニ「ますます意味が分からないよ!」
晴人「とにかく、連れて帰るんだ!行くぞ!」
メタブラ「はい!カオスコントロール!」
メタルブラックソニックは、カオスコントロールで晴人と共に霧子の自宅にワープした。
クリム(ベルトさん)「あの二人、霧子の自宅で何の計画を進めてるんだ?」
ブラソニ「僕達が分かるわけないでしょう!」
泊「俺達が霧子の自宅に行けば計画が成功するってどういうことだ?」
ブラソニ「その意味が分からない!」
泊「お前、メタルブラックの友達なんだろ?あいつがやりそうなことに、心当たりはないのか?」
ブラソニ「うーん・・・特に何もありません!早く、特状課に戻って、西堀 令子の取り調べはあなたの上司にやらせましょう!」
泊「何、勝手なことを言ってんだよ!」
ブラソニ「霧子さん、泣いてるし!取り調べがしづらいでしょ!あなたの上司に任せたほうがいいかと!」
泊「分かった!」
泊達は、西堀 令子を連れて、トライドロンに乗せて警視庁に戻った。
警視庁に戻った泊達は、西堀 令子を取り調べ室で待たせて、西堀 令子の取り
調べを本願寺 純課長にやらせる許可をした。
本願寺「私が、西堀 令子の取り調べをしろと!」
泊「はい!」
ブラソニ「霧子さん、ずっと泣いてるし!取り調べは、あなたに任せたほうがいいかと!」
本願寺「西堀 令子の取り調べを私にさせることと霧子ちゃんが泣いてることと
関係があるんですか?」
ブラソニと泊は、コソコソ話を始めた。
泊「チェイスが剛に倒されたことを言うか?」
ブラソニ「それは駄目です!」
泊「何でだよ!」
ブラソニ「メタルブラックソニックと晴人先輩の計画が気になるし!後、その計画に妙な違和感を感じるんです!」
本願寺課長は顔を近づけて、ブラソニと泊に声をかけた。
本願寺「どうなんですか君達!」
泊「それは・・・」
本願寺「何があったのか知りませんが、西堀 令子の取り調べは任せなさい!」
泊「課長、本当にいいんですか?」
本願寺「当然ですよ!部下のことを聞き入れることだって上司の仕事ですから!」
泊「ありがとうございます!」
本願寺「早速、取り調べを始めますので!」
本願寺は、西堀 令子の取り調べをするために取り調べ室に向かった。
ブラソニ「僕達は、霧子さんを自宅まで送りましょう!」
泊「そうだな!」
ブラソニと泊は、霧子を自宅まで送った。
霧子は、鍵を開けて、ドアを開けると、目の前に晴人とメタルブラックソニックがいた。
晴人「よっ!」
泊「本当にいたよ!」
メタブラ「靴を収納するところを見てください!」
霧子は、メタルブラックソニックの言われるままに靴を収納するところを開けた。
霧子「靴が全部綺麗になってる!」
クリム(ベルトさん)「まさか、君達が?」
晴人「そんなわけないだろ!」
泊「誰がやったんだ?」
メタブラ「それは部屋に行ってからのお楽しみですよ!」
泊達は、わけも分からずだったが、メタルブラックソニックの言われるままに部屋に向かった。
向かう時に、ブラソニが霧子と泊と晴人ではない男物の靴を見た。
ブラソニ「あの二人、お客さんを入れてるのか?待てよ!この靴、どこかで見たことあるような・・・」
泊「何してんだ!」
ブラソニ「すみません!」
ブラソニは、急いでみんなのところへ来た。
メタルブラックソニックは、部屋のドアを開けて部屋に入った。
晴人「さぁ、台所を見てみろよ!ナイトメア、まずはお前だ!」
ブラソニ「僕が?」
メタブラ「早く見ろよ!」
ブラソニ「分かったよ!」
泊は、心の中でこう言った。
泊「あの二人、霧子の自宅なのに勝手なことしやがって!」
ブラソニ「幽霊だー!」
晴人とメタルブラックソニックの言われる通りに台所を見たブラソニが、突然
幽霊と叫び出した。
ブラソニ「泊先輩、助けてください!」
泊「どうした?」
ブラソニ「僕等、呪われてます!」
泊「何、わけのわからないことを言ってんだ?」
クリム(ベルトさん)「落ち着いて話したまえ!」
ブラソニ「死んだはずのあの人が台所にいるんですよ!」
泊「落ち着けって!何があった?」
ブラソニ「とにかく、台所へ!」
泊「分かった!」
泊は、急いで台所へ行った。
泊もクリムも驚いて言葉も出せなかった。
泊「霧子!」
泊は霧子を呼んだ。
霧子「何ですか?」
泊「あいつがいる!」
霧子「あいつ?」
霧子も、自分の台所を見ると驚いて言葉も出せなかった。
ブラソニ「クリムさん!お願いしますよ!」
クリムは、何かを解析した。
クリム(ベルトさん)「こいつは幽霊じゃない!間違いない!本物のチェイスだ!」
何と、剛に倒されたはずのチェイスが生きていたどころか霧子の自宅の台所でカレーを作っていた。
ブラソニ「そんな、チェイス先輩は剛先輩に倒されたはずじゃ・・・」
泊「霧子の家で、カレーを作ってるほうが不自然過ぎる!」
クリム(ベルトさん)「そこはどうでもいいだろ!」
泊「良くないよ!」
ブラソニ「どういうことか話してください!」
晴人「ああ!」
メタブラ「そこで僕は、計画的に練り練りして計画を計画したのさ!チェイス先輩と霧子さんが二人きりになる計画をな!」
メタルブラックソニックは、泊達に計画を全て話した。
ブラソニ「剛先輩が倒したのは・・・」
メタブラ「僕が、ホログラムで造って実体化させたfakeさ!」
霧子「じゃあ、私が抱きついたチェイスは・・・」
メタブラ「fakeなわけないでしょ!」
晴人「本物に決まってるよ!」
ブラソニ「ちょっと待て、君が造ったダミーの先輩と本物のチェイス先輩はいつすり替えたんだ?」
メタブラ「チェイス先輩が剛先輩を助けに行ってるところを見たんでな!」
ブラソニ「何で、そのときに言わないんだ!」
晴人「言えば、チェイスが剛に殺されたかもしれないんだぞ!」
ブラソニ「そうですけど!チェイス先輩と霧子さんを二人きりにする計画なら僕と泊先輩を誘えばいい知恵が浮かんだかもしれないのに!」
晴人「君達に話せば、剛にバレてしまう可能性が高いんでな!」
泊「剛にバレずに二人きりにさせればいいだけじゃないか!」
メタブラ「剛先輩って、頭の回転が速いんでしょ!」
ブラソニ「そうだけど!」
メタブラ「僕とブラソニは、IQ800なんでな!」
泊「マジ!?」
メタブラ「マジです!」
ブラソニ「だったら、僕を誘えばいい知恵が浮かんだはずなのに!」
メタブラ「ブラソニがいなくても!僕の頭脳で二人きりにする計画は思いつくさ!それに、頭の回転が速い剛先輩でも、チェイス先輩が死んだと思いこんで、霧子さんのところに来ることはないだろうって思ってこの計画を実行したのさ!あのときは、本当にすまなかった!」
ブラソニ「本当に来たらどうするんだ?チェイス先輩が死んだと思い込んだとしても、訪ねて来たらどうするんだよ!来ないとは、限らないだろう!」
メタブラ「僕が、直々にガツンと言って追い出すさ!」
クリム(ベルトさん)「綺麗過ぎるんだが、全部チェイスが!」
メタブラ「そうですよ!先輩を連れて、何処かにワープして、ワープしたところが・・・」
泊「霧子の部屋ってわけか!」
メタブラ「見たら、滅茶苦茶汚かったんでな!そこで、チェイス先輩に部屋の掃除を全てさせてたのでね!」
ブラソニ「あのとき、電話を切ったのは誰かに気づかれないためか!」
メタブラ「そうだよ!」
晴人「そこで、俺は何処かへワープして、君と電話してたというわけさ!」
チェイス「そろそろお風呂止めなきゃ!あれ、来てたのか?」
泊「来てたのかじゃねぇよ!」
ブラソニ「僕達が来てないことに気づいてないんじゃ・・・」
チェイス「ちょうど、カレーのルーが出来て味見してたんだ!風呂の水が溢れて出てしまう!」
チェイスは、急いで風呂の水を止めに行った。
止めた後に、湯加減を確かめた。
チェイス「これくらいでいいだろう!」
クリム(ベルトさん)「君達、人の家で勝手なことし過ぎるだろ!」
泊「凄過ぎる!」
チェイス「あれ、霧子帰ってたのか?」
クリム(ベルトさん)「ずっといたよ!我々と一緒に!」
チェイス「そうなのか?」
クリム(ベルトさん)「そうだよ!」
ブラソニ「先輩も先輩ですよ!」
泊「ブラソニの言う通りだ!あんたも何か言い返せよ!」
チェイス「俺も言い返したんだが、晴人先輩とメタルブラックソニックが、霧子の笑顔を見たいなら、部屋の全てをやっただけなんだ!」
泊「いくら霧子のためでも、やっていいこととやって悪いことだってあるんだ!」
クリム(ベルトさん)「君達、いい加減にも程があるぞ!」
霧子は、思いっきりチェイスに抱きついた。
霧子「ありがとう!」
霧子の言葉で、みんなずっこけた。
ブラソニ「えー!」
泊「お礼言ってる!」
霧子「私のために・・・ありがとう!」
チェイス「綺麗だよ!」
霧子「え?」
チェイス「私服姿よりも、いつもの格好のほうがもっと綺麗だ!」
その言葉を聞いた霧子は、顔を赤くした。
ブラソニ「チェイス先輩、霧子さんの警官の服装を好んでるみたいですね!」
泊「剛が聞いてたら・・・」
クリム(ベルトさん)「間違いなく、チェイスはあの世行きだ!」
晴人「開発者がそれを言ってどうする?」
クリム(ベルトさん)「悪い意味で、言ってるわけでは・・・」
チェイス「霧子、冷蔵庫開けてくれる?」
霧子は、チェイスの言われる通りに冷蔵庫を開けた。
冷蔵庫を開けたら、チョコレートソースで霧子の顔で描かれて苺が霧子の顔を囲んでる大きなケーキだった。
泊「ケーキもあんたが?」
チェイス「そうだけど!」
泊「ケーキまで作れるなんて!」
ブラソニ「僕達は、帰りましょう!」
メタブラ「二人の邪魔をするわけにはいかないからね!」
晴人「そうだな!」
クリムは、心の中でこう言った。
クリム(ベルトさん)「人の家で勝手なことばかりした君達が言うな!」
晴人「じゃーな!」
泊「霧子、しっかり楽しめよ!」
逃げるようにみんなはさっさと出た。
出たのが夜の7時ぐらいだった。
霧子「さきにお風呂に入ってるね!」
チェイス「ああ!」
霧子は、さきに風呂に入った。
風呂に入って30分以上経過して、ようやく出て、パジャマに着替えて、ドライヤーで髪を乾かして出た。
霧子「お待たせ!」
チェイスは、お皿にご飯とカレーのルーを入れて、スプーンと水を用意して待っていた。
霧子「あなたは食べないの?」
チェイス「俺が、霧子のために用意したんだ!俺が食べるわけにはいかない!」
霧子「一口だけでも!」
チェイス「俺はいいよ!霧子が食べてよ!」
霧子「そう!」
霧子は、カレーを一口食べた。
霧子「おいしい!」
そう言った霧子の笑顔を見て、チェイスは涙を流して泣きだした。
チェイス「良かった!」
霧子「え?」
チェイス「君の笑顔が見れて良かった!」
霧子「泣かない泣かない!」
霧子は、チェイスの頭をなでた。
霧子は、チェイスの作ったカレーを全部食べつくして、水を飲んで、満腹した。
霧子「ごちそうさま!おいしかったよ!」
それを言った霧子の言葉を聞いて、チェイスはまた泣きだした。
チェイス「じゃあ、片付けるね!」
チェイスは、お皿とスプーンとコップを洗って、拭いて片付けた。
霧子「ケーキは明日食べるから!」
チェイス「分かった!」
霧子「今日は、ありがとう!」
チェイス「霧子!」
まだ泣いていたチェイスは、霧子に抱きついた。
チェイス「俺は、君のことが、大・・・大・・・大好き!」
チェイスはついに、霧子に愛の告白をした。
霧子「その言葉、ずっと待ってたよ!」
チェイス「え?」
霧子「私も、あなたが大好き❤」
霧子も、チェイスに愛の告白をした。
チェイス「ずっと待たせてごめんよ!」
霧子「いいのよ!あなたが、私に告白するって信じてたから!」
チェイス「本当にすまない!」
霧子「謝らないで!」
チェイス「ありがとう・・・本当にありがとう!」
霧子「感謝してるのは、私よ!ありがとう!」
チェイス「霧子!」
霧子「何?」
チェイス「何をしたらいいんだろう!まだ、夜の9時45分だし!」
霧子「そうね・・・」
チェイス「うーん」
霧子「じゃーあ」
チェイス「え?」
チェイスに抱きつかれた霧子は、チェイスにキスした。
霧子「私と、ずっとキス❤」
チェイス「いいよ!」
こうして、メタルブラックソニックの計画は成功した。
チェイスと霧子の熱いキスの楽しい時間の物語の幕は閉じたのであった。

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完全無敵のロボットの計画の感想広場

このサイトで小説を書くことにしましたので、今後もよろしくお願いします。
チェイスが・・・
ぜひ、読んでください。