タイトル | James and the Diesel Engines |
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作者 | クリストファー・オードリー |
挿絵 | クライヴ・スポング |
発行 | 1984年9月17日(英国) |
登場キャラクターA | ヘンリー、ゴードン、ジェームス、ダック、ドナルド、ボコ、40125号 |
登場キャラクターB | エドワード、ダグラス、くま、工場のディーゼル |
登場キャラクターC | なし |
登場キャラクターD | トビー、メイビス、フライング・スコッツマン、ゴードンの兄弟、キング・ジェームス1世、イギリス国鉄のディーゼル機関車達 |
登場人物A | 太っちょの局長 |
登場人物B | なし |
登場人物C | なし |
収録話 | Old Stuck-Up ・ある日、本土からやってきたディーゼル40125号は、機関庫を蒸気機関車と共用することを知って機関車達を侮辱する。その態度にジェームスは彼に『Old Stuck-Up(傲慢な年寄り)』というあだ名を付ける。次の日、40125号は線路に落ちていたくまやボコ達から漏れた油に滑り車庫の壁に激突。車庫を破壊したうえに鉄道を侮辱したとして太っちょの局長に厳しく叱られ、すぐに本土に送り帰された。 Crossed Lines ・運転台が2つあるディーゼル機関車について文句を言い、自分の重要性を自慢するジェームスに機関車たちはうんざりしていた。霧が出たある日、ジェームスは入れ替え作業をすることになった。ポイント切り替えの合図の時に汽笛を鳴らさなければいけないのだが、別の機関車が先に汽笛を鳴らしたために、混乱した信号手は貨車が渡っている最中にポイントを切り替え、貨車は二つの線路を跨ぎ信号をなぎ倒してしまう。その晩、ジェームスは他の仲間から「運転台が2つあっても、2つの線路を同時に使ったりはしない。」とからかわれるのだった。 Fire-Engine ・ヘンリーは「ジェームスみたいに赤色になると消防車だと思われる。」とからかう。ところが、ヘンリーの炭水車を繋ぐドローバー装置が壊れ、更に枕木に石炭の燃えカスが落ちて火事になってしまい、仲間たちにからかわれる。これ以降、ヘンリーは消防車の話はしなくなった。 Deep Freeze ・寒い冬の日、ジェームスは水を補給しすぎて、炭水車から水があふれてタンクが凍り付き、注水器が故障してしまう。工場のディーゼルに助けられたジェームスは最初は屈辱を感じたもののすぐに打ち解け、それ以来ディーゼル機関車を馬鹿にすることはなくなった。 |
説明 | ・ジェームスの失敗とヘンリーのトラブル、ジェームスが工場のディーゼルと邂逅するエピソードが収録されている。 ・この巻から鉄道の局長が三代目になる。 ・この巻のボコの顔は上半分緑色で、下半分黄色である。 ・エドワード、第21巻以来久々に登場。 ・『Old Stuck-Up』の6枚目の挿絵でダグラスのネームプレートに名前が書かれていない。 ・現時点で映像化はされていない。 ・この作品が発行された年には、イギリスで「きかんしゃトーマス」のテレビ放映が開始された。 |
前巻 | ほんとうにやくにたつ機関車 |
次巻 | Great Little Engines |
参照画像 |