ケアル系の魔法を使っている間は無敵状態になるアビリティ。初出はKHFM。
どんな状況でも安全に回復が可能となるため、ラストリーヴ、コンボリーヴ以上に必須級アビリティとなっている。
作品によっては、ケアル→ケアルラ→ケアルガとパワーアップしていくと、ベールも種→葉っぱ→花と成長する。
KHFM
FM版からの追加要素として初登場。
全体的に敵の攻撃が激しく、ケアルが潰されることも多かったKHIにおいて、確実に回復できるようになったのは画期的だった。
セフィロスが使うスーパーノヴァや、謎の男が使う闇へのいざない、レーザーシャワー等危険な攻撃をやりすごす目的でも有用であり、以後のシリーズでも常連のアビリティと化した。
習得レベルは剣69、杖39、盾27。
剣選択時の習得が致命的に遅い。全体的に剣選択が不利と言われる本作だが、その要因の1つでもある。
COM
クリーププラントのエネミーカードで発動。
ケアル系の技全般がカードブレイクされなくなるが、安全に回復したければ0や9のカードを用意すればいいので使い勝手はイマイチ。
ミラクルギフトなどを使う場合なら一応採用の余地はある。
KHII
初期選択を問わずLv20で修得。
このアビリティ自体の性能の変化はないが、今作では元々ケアル系でHPが回復した直後から行動可能になるまではダメージを受けなくなる(≒効果があるのは動作開始から回復判定が発生するまでのわずかな間のみ)ため敵の動きを読んで使う分にはあっても大差無く、またケアル系の魔法の消費MPが「残り全て」に変更されたため、KHIのような連発による回避手段としても使えなくなっている。
基本ほとんどの攻撃をリフレクトガードかリアクションコマンド、リフレクで回避できることもより価値を下げる原因になっている。
ただし要求APも1に減少しているため、余ったAPで気軽に装備できる。
KHIIFM
修得条件が変わらないため、Lv1クリティカルだと使用不可。
しかしLv1プレイではリーヴ系アビリティすら習得出来ず、「HP1で首の皮一枚耐える→回復」という復帰方法を考える必要すら無いため、無くても難易度はほとんど変わらない。
上記の通り、リーフベールでのすり抜けを考える暇があったらリフレクトガードで防御した方がよっぽど確実なのだ。
Days
アビリティとしては存在しないが、ケアルのLvを上げていくと付属の無敵時間が伸びる。
BbS
特定のコマンドの組み合わせに力の結晶を加えてコマンドチャージを行うと習得できる。
これまでとは異なりレベルに関係なく習得可能なうえ、コマンドの組み合わせには「ファイア」+「ファイア」など比較的簡単に入手できるもの同士も含まれるので、かなり早い段階から利用ができる。
ケアル系コマンドが複数装備可能になったためか、回復するのとほぼ同時に無敵時間が切れてしまう。が、敵弾をすり抜けつつ回復と言った程度の芸当は本作でも可能。
Re:coded
ステータスマトリックスのボーナスブースターで入手可能。
今作ではケアル系魔法の他、アイテムやエスナを使う際にも無敵になる。
デッキコマンド式の戦闘のためアイテムを使う際の無敵の恩恵はあまり得られないが、厄介な状態異常攻撃を持つ敵も多いのでエスナの無敵はそこそこ有用か。
3D
アビリティリンクにより取得できる。
ソラの最初のお供であるワンダニャン等が所持している。難易度が高い今作では早めに入手できるに越したことはないので、序盤からしっかりとワンダニャンを鍛えて入手しておくのが吉。
KHIII
こちらもKHIIと同様にレベルアップ習得だが、エバーアフターやエレメントフォーム、アルティメットフォームにも備わっているためある程度ゲームが進めばLv1プレイでも使用可能。
2周目からはキーブレード引き継ぎによってケアル習得時点で使用可能になる。
本作ではKHIIと違い、ケアル発動直後は無敵ではなく、またケアルコンバータやクリティカルチャージの発動のために攻めのタイミングでケアルを使ったり、Lv1プレイでも装備でリーヴ系アビリティ共々揃えられるため、KHIIよりも格段に価値が上がっている。
習得レベルは攻め込む力28、守りぬく力26、ふしぎな力14。
魔法コマンドとセットのアビリティ故か、習得はふしぎな力が最も早い。