キャラクター/【ターザン】

Last-modified: 2024-03-28 (木) 12:08:53

ディズニー作品「ターザン」の主人公。
海難事故でジャングルに漂着した夫婦の子。
両親はサボーに殺されてしまい、ターザンも危うい所をメスゴリラのカーラに助けられてからはゴリラの子供として育てられる。
生まれが人間という事もあって、当初はゴリラ達のリーダーでありカーラの夫であるカーチャックから認められず寂しい思いをしていたが、カーラの愛情を受けてたくましく育っていく。
自分以外の人間を見た事がなく、ジャングルの中でヒヒの群れに襲われていたジェーン・ポーターを助けてからは彼女に興味を持ち始める。
終盤でジェーン達を自分の家族に合わせたがカーチャックに見つかってしまい、ジェーン達を守るために些細な事でカーチャックを押さえつけたことで家族を裏切ってしまう。家族から追い出されて有頂天になった後、カーラにかつて両親が暮らした家に向かい自分がゴリラではなかったことを知る。もう居場所は無いと性格が緩んだあまりに人間の世界であるイギリスに行くことになるが、船を乗っ取ったクレイトンに捕らえられて、格納庫に幽閉されるも心配になって駆けつけてきたタークとタントーに助けられ、家族を守るためにジャングルに帰還。クレイトンを倒し、重傷を負ったカーチャックについに家族の息子と認められた。
性格は非常に好奇心旺盛で賢く、学習能力も高い。
幼い頃から自分が群れのゴリラたちと異なり、腕力も身体能力も劣るということを理解していたため、ゴリラだけでなく様々な動物たちを観察し真似ることで強くなっていった。
動物の鳴き声や銃声などの音を真似ることも出来る。
また言語も驚異的なスピードで習得していき、ジェーンたちとも何ら支障なくコミュニケーションが取れるようになった。
一方で人間社会に触れてこなかったためか非常に純粋で純情。
劇中でジェーンに恋をしてからはただひたすら彼女だけに一途で、彼女のそばにいること、彼女が喜ぶことが彼にとっての一番になった。

  • それはもうジェーンだけでなく観ている我々視聴者が赤面してしまうくらいの一途っぶりである。

また人間の悪意というものにも触れたことはなく、劇中ではそこをクレイトンにつけ込まれることになった。
 
CVは小杉十郎太。ちなみに原作では金城武が務め、小杉氏は続編のOVAでターザンの声を当てている。

  • 金城氏は日本版以外に香港と台湾版でもターザンの声を務めた。

FM版及び北米版における声優はトニー・ゴールドウィン。


ディズニーファンの間で有名な噂話として、「ターザンはエルサアナの弟」という説がある。
エルサとアナは両親を海難事故で亡くしているのだが、この記事の前文にもあるようにターザンは海難事故に遭った夫婦の子である。つまり、エルサとアナの母は船旅に出た時点で妊娠しており、船上で子供(=ターザン)を出産後、海難事故に巻き込まれてしまう。しかしそこでは亡くなっておらず、3人は命からがらジャングルに漂着した……というもの。
よくありがちなファンによる無理矢理なこじつけのように思えるが、なんとこれは「ターザン」と「アナと雪の女王」両作の監督を務めたクリス・バックが語ったところによるもの(→参考【外部リンク】)。
ただしあくまでもバック監督が個人的に構想している設定に過ぎず、決してディズニー公式の設定ではないことには注意が必要。そもそもターザンの両親、エルサとアナの両親のどちらもそれぞれの作品で姿を見せているが、似ても似つかない別人である。
 
とは言え、これをKHシリーズに当てはめると、生涯出会うことはないであろう生き別れの姉弟とそれぞれ友情を育んだソラは誰も知る由のない運命的な出会いをしていたことになる。それに思いを馳せるのもまた一興かもしれない。

  • ついでに言うとこの場合、ディープジャングルとアレンデールが地続きの一つのワールドに存在することになる。

KH

ディープジャングルに不時着し、一人で樹上の家に落下したソラが、サボーに襲われていたところを助けた。
と会いたがっている事をソラに聞かされ、「※&&×% トモダチ、いる」と言って案内する。以後、しばらくソラと二人で行動をすることになる。

  • 「※&&×%」の意味は後々明かされる。

ターザン自身は見知らぬ土地に迷い込んだソラを自分と似た存在だと感じており、そのためにターザンにとって大切な場所へと案内しようとするが、カーチャックにはまるで相手にされなかった。
さらに見境なしにゴリラを狩ろうとするクレイトンの暴走により一時期カーチャックの信頼を失ってしまうが、クレイトンと彼の率いるハートレスたちを倒し言葉はなくとも信頼を取り戻した。

  • カーチャックに話しかけるシーンでは流暢に喋っているが、これは原作と同じくゴリラの言葉を話しているという描写。ドナルドグーフィーには何を話しているかまったくわからなかった。

最終的にはソラたちを滝の奥の洞窟に案内し、「※&&×%」の意味が「」であることが判明する。
心があればいつでも友達を感じることができるという意味だったのだ。
これは今作はおろかシリーズにおいてもかなり重要な要素となっていく。


仲間としては序盤でドナルドとグーフィーが育っていないこともありかなり頼れる存在。HPこそ少なめだが打たれ強く滅多なことでは倒れない。ここを攻略している段階ではMPが3ぐらいしかないため、後述の大気の守り(=エアロ系、MP2消費)は使わずに攻撃技と大自然のいやし(=ケアル系)のみにしておくとよい。
優秀な攻撃技のストーミングボアレイジングアスプに加え、大自然のいやし大気の守りで補助もばっちり。
ハイパーヒーリングを持っているのも大きい。
KHシリーズ初のスポット参戦キャラの強さを見せつけるように大活躍をしてくれる。