星のカービィ広辞苑/魔獣

Last-modified: 2022-12-10 (土) 00:32:51

この欄では、アニメに登場する魔獣を掲載しています。
ゲームの概要には触れていません。


アイスドラゴン

第20話に登場。暑さに堪えたデデデが避暑を求めるべく注文した魔獣。
冷凍ブレスや結晶カッターなど強力な技を繰り出す。

アイスドラゴンロボ

第28話に登場。デデデとエスカルゴンがデデデファクトリーにて「工場で働くと便利グッズがもらえる」と住人たちを釣って作らせた。
カービィの抹殺が任務。
魔獣同様冷凍ブレスを繰り出すが、最後は工場のスチームエンジンにより、破壊された。

アカマムジー

第80話に登場。精力減退パワダウンEを飲んで弱体化したカービィの前に現れる。
無抵抗のカービィを完膚なきまでに叩きのめしたが、最後はカワサキの投げたパワップD入りカレーを食べて元気を取り戻したカービィに逆襲され、太陽に放り込まれた。

アクセル

第90話で登場。ビートの子分。最後はカービィに惑わされ崖に衝突した。
魔獣かどうかは不明。

アニゲー

第89話に登場。伝説の人、オワルトデゼニーに化けていた魔獣。
頭部はパソコンのようなものでひとつ目、赤のベレー帽をかぶっている。
手に持っているコントローラー逆切れモーションキャプチャーでマグネッターをつけた相手を死ぬまで操れる。

アモン

第43話に登場。元はレン村長の所で飼われた普通の羊だったが、デデデに料理されそうになったとき、間一髪のところで脱出。その後プププランドの人々に復讐するため修行を積んでいた時ナイトメア社の雷に打たれ、魔獣になってしまった。
羊には羊の幸せがあると諭され怒りを鎮めると同時に魔獣化からも抜け出す。
そして今度こそ自由な狼として生きる為、最後は「カービィ、またいつか会おう!」と言い残し、奥地へ帰っていった。

イモムシ魔獣

第23話に登場。エスケル魔獣黄帝液の実験として魔獣化されたイモムシ。
デデデはこういった動物実験は苦手ならしい。

ウィリー

第91話に登場。ビートが変身した姿で、巨大な一輪バイクの姿をした魔獣。
ホイールカービィと激闘の際、カービィを亡き物にしようとデデデが仕掛けたトラップにはまってしまい、最後はタイヤがパンクしたところで敗退した。あとゲーム版より遥かにでかい。

ウォーキー

第31話に登場。マイクの姿の敵。カービィをデリバリーするために開いたカラオケ大会に使われた魔獣で、一応害はない。
最後はカービィに吸い込まれマイクカービィになり、デデデ城を崩壊させた後、恐ろしくなったのか、自力でカービィのおなかから脱出した。

エスカルゴン・ロボⅡ

第78話に登場。デデデの世話に嫌気がさしたエスカルゴンが作った「エスカルゴン・ロボ」の2号機。(1号機はデデデの世話に耐えきれなくなり、大破した。)
ナイトメア社から取り寄せた特殊な部品が組み込まれており、スイッチを押すことで戦闘機へと変貌する。
ジェット噴射で空を高速移動し、両腕からミサイルを放つ。

エビフリャー

第86話に登場。プププランドにやってきたコックナゴヤを支援しようと、ホーリーナイトメア社から送られてきた高級エビが変身した魔獣。
コックナゴヤのサポートを使命とする。
巨大なハサミと口から炎を吐いて攻撃する。最後はコックカービィが炎をフライパンで跳ね返し、エビフリャー自身に引火し倒される。

オクタコン

第1話に登場。このアニメで最初の魔獣。普段は小さいタコの姿をしている。
だが、村長の羊を奪い、魔獣と疑われた。
案の定オクタコンは魔獣で、火を吐いたり、催眠術で人を操ったり、
小さい分身を出現させて攻撃したが、最後はファイアカービィとの激闘の末倒された。

カザグルー

第54話に登場。マンガと現実を区別できなくなった自称騎士「キハーノ」に
追い打ちを掛けるために仕向けられた魔獣。
巨大な風車のような姿で、両腕から鋭いカッターを飛ばす。

風車の羽は反転すると反射板となり、回転すると普通の鏡になる。

最後はカッターを吸いこんで変身したミラーカービィにより倒された。

ちなみにキハーノとはマンガの登場人物であり、
実際登場している老人はそれをなぞらえて名乗っているだけ。
このマンガにもカザグルーと全く同じ姿の敵が登場しており、
キハーノはこの敵にあっさり倒されている。
エスカルゴン曰く、「こいつは風車に弱い」。

ガボン

第46話に登場。お化け屋敷の中に登場。頭にドクロノ仮面、両手に棍棒のような骨を持っている。
スカキャラなため、吸い込んで倒すことができない。
最後はファイアーカービィによって屋敷ごと燃やされた。このアニメで初めて登場したスカキャラである。

カラテキッド

第52・53話で登場。チョコカプセルのおまけとしてプププランドに現れた。
格闘大会でカービィを抹殺することが使命。
空手を主体に戦い、ハリテでカービィを苦しめたが、最後はファイターカービィに倒された。

ガルボ

第30話に登場。カービィを抹殺しにきた火炎魔獣。
カービィはミニガルボ(後述)と同じ姿のこの魔獣を攻撃できなかったが、最後はミニガルボを燃やされて怒ったカービィに内側からの炎で膨張し、爆発して倒された。

カンフー・リー

第52・53話で登場。チョコカプセルのおまけとしてプププランドに現れた。
格闘大会でカービィを抹殺することが使命。
ヌンチャクを武器として戦うが、最後は腕に絡まり身動きができなくなりファイターカービィに倒された。

キッタリハッタリ

第9話に登場。ロボット魔獣。しかし知能は高く、喋ることも可能。
忠誠心が強いのか、よく「御意」と言う。
月の杖は相手を切り分ける事ができ、太陽の杖は切り分けられた物を繋げる事ができる。
かつてローラという魔獣をロロロとラララに切り分けた。
カービィも切り分けられてしまったが、キッタリハッタリと激闘の末太陽の杖で元に戻れたが、
ロロロとラララは分かれたままで居ることを選んだ。
ちなみにトッコリとリックも犠牲になったが、復活できた。
ちなみに、ほんの一瞬だけデデデも切り分けられたが、
次に画面に出る際には戻っている。

クラッコ

第4話に登場。ホーリーナイトメア社が誇る「最強魔獣」の一体で、カスタマー曰く「お得な魔獣」。
その姿は企業秘密とされているため、転送マシーンを介さずに、直接プププランドに殴りこみをかけてきた。
巨大な渦巻く雷雲の巣に身を潜めているため、雲の中まで突入しないとその姿を見ることが出来ない。
主な武器は原作同様に体のトゲから発する雷。
カービィの追放を使命とする。
空の敵に対する対抗手段を持たないカービィを雷で徹底的に追い回したが、フームに召喚されたワープスターに乗ったカービィと雷雲の中で対決。
一度は雷で追い払うが、カービィが吸い込みを応用して雲の一部を吸い込み、さらにそれを勢いよく吐き出して
雷雲同士をぶつけあわせて雲をかきけされ、ようやく姿を現した。
次の戦いでは稲妻で作った剣を使いカービィと空中戦を繰り広げるも、最後は稲妻の剣を吸い込んだソードカービィに一刀両断され倒された。
なお、この戦いでカービィに攻撃されたとき「ウッ!」とうめき声を出すのが確認されており、その気になれば会話もできる可能性がある。

ザコ魔獣軍団

第40話に登場。ナックルジョーが「魔獣てんこもりサービス」としてデデデ大王の下に勝手に送った大量の魔獣たち。一匹の力は大したこと無いが、転送マシーンからいくらでも出てくるのでキリがない。
ナックルジョーだけでなく、デデデのいうことも一応理解するようだ。
ププビレッジまでやってきて、やりたい放題で町の皆を困らせたが、最後はカービィによって全員吸い込まれて退治される。

サスケ

第13話に登場。職業は花火職人。
仕事の最中に邪魔をしてくるヤツには、容赦なく花火の爆弾をお見舞いする、ガンコ一徹な職人肌。
巨大なデデデ大王の山車を装った花火戦車を作り上げ、年末の年忘れ花火大会のドサクサにまぎれてカービィを抹殺するのが任務。
花火を吸い込んでファイアをコピーしたカービィと戦い、最期は巨大ロケットで
カービィもろとも自爆してでも任務を果たそうとしたものの、
カービィはサスケを吸い込んでパラソルをコピーし、無事脱出。
かなり優秀な魔獸なのだが、格安。

スカーフィ

第56話に登場。原作とは違って浮遊はしないで、飛び跳ねながら移動する。
愛くるしい容姿だが、専用のエサを与えることで魔獣本来の凶暴な性格を現す。
デデデ大王のペットとして飼われたが、大王が甘やかしすぎたためにだんだん言うことを効かなくなり、堪忍袋の緒が切れた大王によって森に捨てられ、自力で繁殖して数を増やしながら、リックを襲ったり牧場の羊をいつも通りに壊滅状態に追い込んだ。
原作同様、カービィの吸い込みも効かなかったが、最後は大王のハンマーを吸い込んだハンマーカービィにどつかれた衝撃でエサを吐き出し、大人しい性格に戻った。以降はまた森で暮らしているようだ。

スクイッシー

第73話に登場。カワサキの店を回転寿司バーに改装したデデデ大王が、大もうけのついでに打倒カービィ作戦の一環として送り込んだイカの魔獣で、お寿司のシャリの上に乗って登場した。
カービィ抹殺が使命。
お寿司の上では原作と同じ姿だが、巨大化すると目つきがかなり悪くなる。イカゲソを使っての締め付けや叩きつけ、さらに触手の先から電気弾を発射する「イカスパーク」なる攻撃技まで会得しており、原作のザコキャラっぷりが嘘みたいな強さである。
焼き芋を食べてしまいシャックリで吸い込み出来ないカービィを一方的に痛めつけたが、あと一歩というところでフームの機転でシャックリが治ったカービィが、イカスパークを吸い込んでスパークをコピー。形勢不利と見て空へ逃げようとしたが、最後はカービィの電撃を受けて大爆発を起こし、大量のイカの切り身となってしまった。

大魔獣

第6話に登場。チャンネルDDDの放送中に突然出現したナメクジ型の巨大な魔獣で、森から出現してププビレッジを襲おうとした。
……というのは真っ赤なウソであり、その正体はデデデ城の地下の撮影室で特撮技術を使って撮影されたフェイクである。
ちなみにスーツアクターはエスカルゴン。
洗脳装置と併用して「魔獣がカービィを狙って村にやってくる」というウソの情報を使って住民たちを洗脳し、
カービィを村から追い出そうとしたが、洗脳を受けなかったフームたちの妨害でインチキがバレてしまい、これ以降住民たちも
チャンネルDDDの情報をまともに信用することはなくなってしまった。

ダストン

第81話に登場。デデデ大王がナイトメア社のデリバリーシステムを勝手に使って自分の大量のゴミを処分しようとした際、
ゴミの受け入れ先がなかったという理由で城に送り返されたゴミと共に出現した。
ゴミ処分を任務とする。
外見が手足がついたバケツ型のゴミ箱で、「ゴミんなさーい!」と言いながら口から大量のゴミを吐き出して村中を汚しまくった。
さすがのカービィもゴミは吸い込めなかったが、最後は駆けつけたメタナイト卿が投げてよこしたホウキを吸い込んで
クリーンをコピーしたカービィによって、ホウキの一撃で空高く吹っ飛ばされ倒された。
この先、村中に撒き散らされたゴミもカービィが全部掃除してくれたが、デデデ城のゴミだけは大王とエスカルゴンが自ら処分するはめになった。

チップ先生

第83話に登場。懲りないデデデ大王が三度目の小学校を設立した際、新任教師として赴任してきた。
先生としての授業への姿勢と指導能力は優秀で、デデデやエスカルゴンに対しても、あくまで1人の生徒としてみんなと平等に接する態度を貫く教師の鑑。
自分の信念を貫くため、友人達がエリートコースの道を選ぶ中あえて普通の先生として生きる道を選んだものの、肝心の職場に恵まれなかったため、やむを得ずホーリーナイトメア社と契約して「魔獣」として活動していた。
授業を通じてみんなと仲良くなるにつれ、本来の任務を果たすことが出来なくなった。
一連の事件が終わった後は、契約違反で自分が狙われることを察し、最後はプププランドの人々から惜しまれつつ別の地へと去っていった。

チリー

第20話に登場。魔獣アイスドラゴンの雪から生まれた雪だるまの姿の魔獣。
カービィと遊んでいながらもはじめはカービィを殺害しようとするが、溺れたところを助けてもらい
カービィの優しさに触れ迷いを覚える。
役立たずと言われて始末されそうなところもカービィに助けてもらった。
最終的にはアイスドラゴンを倒そうとするカービィに協力し、アイスドラゴンを倒す。
でもそのせいで溶けてしまい、最後にカービィに見送ってもらいこの世を去る…という感動的なもの。
魔獣カタログに載っている事もあるため彼は魔獣と思われる。

チリドッグ

第26話に登場。過去の銀河戦争においてメタナイト卿の命を執拗に狙い続けた魔獣で、ソードナイトとブレイドナイトがメタナイト卿と出会い、忠誠を誓うきっかけにもなった因縁の魔獣である。
性格は非常に凶暴で高い戦闘能力を持ち、口から吐く火炎弾と、相手の額に突き刺すことで意識不明にする前足の「呪いのツメ」が武器だが、火の魔獣であるために水には弱い。
メタナイト卿の抹殺が使命。
メタナイト卿の額に仮面の上から呪いのツメを突き刺し意識不明に追い込むが、最後はソードナイトとブレイドナイトの活躍で川に落とされて弱ったところを、
ソードカービィによって一刀両断。メタナイト卿の呪いも消滅した。

デデデストーン

第8話に登場。デデデ大王の姿をした巨大な石像の魔獣。
デデデが、キュリオ氏に遺跡発掘調査の資金援助を条件に遺跡に埋めさせたインチキ古代遺物の一つで、
デデデはこれらの遺物を「プププランドを支配していたのは自分たちの先祖である原始デデデ族」だという
自説をププビレッジの住人たちに信じ込ませようとしたが、フームたちの妨害でインチキがバレてしまったため、
デデデストーンを巨大化させて暴れさせた。
しかし、ストーンをコピーしたカービィによって頭上から押しつぶし攻撃を食らうとあっけなく貫通してしまい、
最後は機能停止して大量のレンガとなってバラバラに分解してしまった。

デビルフロッグ

第95話に登場。コウモリの翼が背中についた、小型のカエル型魔獣。
人に憑依するタイプの魔獣で、取り付かれると悪意100万馬力の大悪党へと成り果ててしまう。
ただし、カービィは無垢な存在であったため完全に精神を支配することは困難だったようだ。
元々はデデデによってダウンロードされたものだが、ダウンロードしてすぐにどこかに行ってしまったため、
デデデは当初デビルフロッグのことをすっかり忘れ去っていた。
カービィに取り付いてデビル・カービィへと変化させ、ププビレッジを散々に荒らしまわったが、
「カービィより自分のほうが悪党だ」というヘンな理由で嫉妬したデデデによってガムテープで捕らえられ、
今度はデデデに取り付いてデビル化させた。
所詮カエルなのでヘビが苦手で、同じ魔獣のヘビーアナコンダが天敵。
最後はヘビーアナコンダが倒されると同時に消滅したと思われる。

トゲイラ

第55話に登場。見た目はゴルドーに近く「トゲトゲー!!」と鳴く。
人に憑依する力を持ち、その対象は何をやっても怒らない寛容な人柄となるため「愛の魔獣」と呼ばれているが、
実際は発散されるはずの怒りのエネルギーがトゲイラに蓄積されていき、許容量を超えると爆発し自分の戦闘エネルギーにする。
よりによって憑依されたのがデデデであったため、信じられない村人や仕返しに本性を現したエスカルゴンの
徹底的な攻撃によりエネルギーは最大に。
全身のトゲをミサイルのように発射して攻撃するが、デデデの莫大な怒りのエネルギーを溜め込んでいるため
一発ごとの爆発力がダイナマイト並みの威力になっている。トゲミサイルの軌道も自由にコントロール可能。
最後はデデデの体から離れたところを、ニードルカービィとの激闘の末倒された。

ナックルジョー(魔獣)

第19話に登場。
殺された銀河戦士団の父親のことを調査するために、ホーリーナイトメア社のネットワークに不正侵入していたナックルジョーが、カスタマーサービスによって魔獣の力を与えられたもの。皮膚が紫色になっている。
当初はカービィのことを狙うが、戦いの最中に乱入したメタナイト卿によって、その死の真実を教えられ、
同時に、自分が魔獣となっていることを指摘され、カービィと改めて戦うことになる。
SDXのファイター能力に準拠した多彩な格闘技を使いこなし、ファイターをコピーしたカービィと互角の戦いを演じた後、奥義として魔獣形態に変身。最後は武器として発射したトゲミサイルを吸い込んだニードルカービィの姿を「あれが今のお前の姿だ」とメタナイト卿に指摘され、倒されたことで魔獣の力の支配から逃れることが出来た。

オゾマシー

第85話に登場。
紫外線対策の名目で、ホーリーナイトメア社がデデデ大王を介してプププランドに広めたエアコン型フロンガス発生装置によって、プププランド上空に発生したオゾンホールの中から出現した。
口から吐き出す紫外線レーザーで敵を焼き尽くす。
実体が無いためか、気球のバーナーをコピーしたジェットカービィのジェットダッシュも効かなかった。
しかし、最後はデデデ大王が援護として打ち上げた大砲の弾を吸い込んだボムカービィの
怒涛の連続爆弾投げによってかき消されて倒された。

ノディとピューキーの花

第14話と18話に登場。カスタマーサービスが新春サービスと称してデデデ大王に配布した「健康夢枕」の中に入っていた小型の魔獣。
直接的な戦闘能力はほとんど無いが、ナイトメアの悪夢の力を媒介する能力を持つ。また、ノディを飲み込んでしまった者は100年でも1000年でも眠り続ける「眠り病」にかかってしまう。
大王から配られた夢枕で眠った村人たちに、カービィにまつわるトラウマを悪夢として見せることで、カービィに対する憎しみの心を植えつけてカービィをプププランドから追い出そうとしたが、最後は事前に企みを察知したメタナイト卿によって枕から追い出され、逃げていった。

その正体は、バババが原の洞窟の中に咲いている「ピューキーの花」の実のようなもので、前述の眠り病を治療するためには、この花の匂いをかがせるしかない。
しかし、実はピューキーの花自身も危険な肉食植物であり、眠り病を治すために花を求めてきた者を獲物にする性質を持っている。
眠り病にかかったカービィを救うために洞窟にやってきたブンたちを襲ったが、ブンが取った花びらの匂いで目覚めたカービィが葉の裏のトゲを吸い込んでニードルをコピー。
カービィのトゲが刺さって動きを封じられ、最後はメタナイト卿が投げつけた松明の炎で炎上して倒された。

ハーデー

第32話に登場。虫歯の治療を専門とするデンタル魔獣で、自分の不摂生のせいで虫歯になったくせに散々歯医者に行くのを嫌がった挙句、虫歯を最悪の状態までこじらせたデデデ大王が苦し紛れに呼び寄せた。
虫歯の患者を見つけると強引に捕まえてアームとドリルで治療にかかる上、なんと麻酔なしなので超痛い。その代わり肝心の治療の腕前は確かで、ブンの虫歯をしっかり治してくれている。治療代もタダ。
カービィの吸い込みに耐え切ってカービィに襲い掛かったが、カービィに歯がなかったことに動揺した隙をつかれ、二度目の吸い込みでドリルを吸い込んだカービィがトルネードをコピー。最後はカービィの竜巻によって大空高く吹っ飛ばされて星になった。飛ばされる際の捨て台詞は「歯~磨けよ~!」。

上述のようにちゃんと従ったときのサービスは優秀なので「倒されるべきではなかった魔獣」「(32話は)数少ない魔獣が被害者の回」などといわれるほどの良心として有名である一方、虫歯というひどく身近なテーマが故にトラウマになったという人もいるようである。なお、デデデ大王はその後しっかり歯医者へと連行されて大絶叫を上げるはめになったのは言うまでもない。またハーデーに関してもふっ飛ばされただけなので、彼に関してはどこかで平和に治療しているのでは?という説がある。どこかの星で活躍しているといいな。

バグジー

第3話に登場。メタナイト卿にカービィの実力を試させ、剣の扱いに慣れていないカービィを抹殺するためにデデデが呼び寄せた昆虫魔獣。
ゲーム本編と異なり武器の扱いが得意であり、「最強のグラディエーター」との異名を持つ二刀流の剣士。
図体が大きいためカービィの吸い込みが効かない。武器を失っても、すぐにスペアの武器を手元に召喚できる。
刀と棍棒を武器にしてカービィに襲い掛かったが、刀をカービィが吸い込んでソードをコピー。
今度はさらに巨大な二本の刀を装備してカービィと斬り合ったが、最後は戦いの最中に居眠りして「無心」を会得したカービィのソードビームで真っ二つにされ倒された。

パワーストマック

第57話に登場。『デデデで1分クッキング』の放送事故により
村人はおろかエスカルゴンやワドルディたちにまで笑い者にされたデデデが腹いせに仕向けた魔獣。

『パイで処刑でショー』という新番組(目的はカービィを殺害すること)で、
カービィでも吸い込めないパイで村をどんどん汚していく。

カービィでも吸い込めないだけあって、味はひどい。カワサキのものより不味いらしい。
しかしパイ職人(パイ魔獣?)として、不味いと言われると逆上し暴走する。

その真の姿はとてつもなく巨大な袋で、デデデたちとカービィを飲み込んだが、
最後はデデデが用意した爆弾を吸いこみ変身したボムカービィの活躍で脱出成功。

ちなみに、メタナイトも顔面にパイの集中砲火を浴びた他、
フームにパイを投げつけた時にさりげなくアンダーな言葉を発している。

パワードマッシャー

第65話に登場。第40話で撃破された最強魔獣マッシャーが再び復活し、さらにパワーアップしたもの。
以前のマッシャーに比べて格段に装甲の耐久力が強化され、ソードナイトやブレイドナイトの剣も、ナックルジョーやファイターカービィの攻撃にも全く動じない。
おまけに新武装として飛行用のウイングを搭載。このウイングにエネルギーをチャージすることで、胸のランプから周辺一帯を根こそぎ粉砕する威力の破壊光線を発射する。
圧倒的なパワーで終始カービィとナックルジョーに優勢だったが、最後はデデデがナックルジョーのペンダントに隠されていたマイクロチップのデータを元に開発したエネルギー増幅器を身につけたナックルジョーにより、超強化スマッシュパンチで破壊光線を押し戻され、装甲を破壊されて倒される。

ヒッティ

第94話に登場。ホーリーナイトメア社の「魔獣養成学校」で、魔獣の調教を行っているピエロ型魔獣。
ププビレッジにファンファンが逃げ込んだため、カスタマーからそのお詫びという名目でデデデ大王に贈られた。
ファンファンの奪還が任務。
ムチの扱いに長けており、ムチで相手を縛り上げて電撃を流し込むことで、相手を洗脳させることができる。
凶暴化したファンファンと共にカービィを追い詰めたが、ヒッティが投げつけたトゲつき鉄球を吸い込んで
スロウをコピーしたカービィにはあっさり敗北してしまい、最後は宇宙のブラックホールまで投げ飛ばされた。

ファイヤーゼリー

第48話に登場。ホーリーナイトメア社傘下のツーリスト会社と手を組んでプププランドを観光地にして
金儲けをしようとしたデデデ大王が、大したものがなくてつまらないという観光客の苦情への対応と、
カービィ抹殺を兼ねて注文した炎の魔獣。
ゼリーという名前のとおり、体全体が炎で構成されたクラゲのような姿をしている。
当初はタマゴの状態でデリバリーされてきており、ギラウェア火山のマグマの熱エネルギーで孵化してカービィに襲い掛かった。
熱エネルギーで成長するので、ガルボやファイヤーライオンと異なり炎を浴びれば浴びるほど大きくなっていく。
そのため、ファイアをコピーしたカービィでは手も足も出なかったが、フームが機転をきかせて観光客に
配っていた水筒の氷をカービィに与えるよう促し(観光客たちはカービィとファイヤーゼリーの戦いを
アトラクションの一環だと思い込んでいた)、氷を吸い込んだカービィがアイスをコピーすると形勢逆転、
最後はその冷気で見る間にしぼんでしまいあえなく消滅してしまった。

ファイアーライオン

第33話に登場。クラッコやダイナブレイド同様、全身フルCGで描写されている。
宇宙人によるゴミの大量不法投棄(実はホーリーナイトメア社系列のゴミ業者で、デデデ大王が「魔獣の代金割引と引き換えに、ゴミ捨て場所を提供する」という約束をしていた)に困り果てたデデデ大王が、ゴミを焼却処分するために、ハッキングを使ってホーリーナイトメア社から召喚してきた炎の魔獣。
口から火炎を吐き出すほか、大地を駆けるように空中に浮かぶこともできる。吐き出した火炎をコピーしたファイアカービィの炎を口から体内に吹き付けられ、最後は風船のようになったところをカービィによって海へ放り込まれ退治された。

ファンファン

第94話に登場。二本足のゾウのような姿ので魔獣ホーリーナイトメア社の「魔獣養成学校」で
調教されていたが、デデデ城のデリバリーシステムを使ってププビレッジへと脱走してきた。
かなり大きな図体で、体当たりすれば家一軒を簡単に壊してしまう力だが、本来は優しい性格。
養成学校でよほどいじめられてきたらしく(トッコリ曰く「育ちがひでえ」)、当初は自分より小さいリスにすら
怯えるほどの臆病さであったが、カービィたちと接するうちに心を開いていった。
一時は調教魔獣ヒッティの洗脳によって凶暴化し、ヒッティと共にカービィを攻撃したが、ヒッティがカービィに
倒されると自動的に洗脳もとけ、以降はププビレッジの新たな住人としてウィスピーの森で暮らしている。

ブロッキー

第2話に登場。アニメでは初となるゲーム作品から出演した魔獣。
フームたちがカービィの家を作ろうとしているのを見たデデデが、カービィをププビレッジから追い出すために注文した。
普段は小さなレンガのような姿だが、戦闘時には一気に巨大化し、超重密度のヘビー級魔獣へと変化する。
「横綱魔獣」の二つ名を持っており、自身もチョンマゲにマワシを身に着けている。
その巨体を生かした押しつぶし攻撃が得意で、必要に応じて4体の小型ブロッキーに分裂することも可能。
また、体を砕かれても元の姿に復元することができる。
カービィの抹殺を使命とする。
あまりに重いためカービィの吸い込みにもまったく動じなかったが、小型ブロッキーの1体を吸い込んてストーンをコピーしたカービィには
大した有効打を与えられず、最後はやっきになって押しつぶし攻撃をしすぎたせいで足場を崩してしまい、自ら海へと落下してしまった。

ペイントローラー

第77話に登場。自作の絵をみんなにバカにされて、怒り心頭に達したデデデ大王が、仕返しのために注文してきたお絵かき魔獣。原作同様、描いた絵を実体化させることができる。原作ではクレヨンを使っていたが、アニメ版ではペンキとハケを持っている。
美術館の破壊が使命。
デデデの自画像やミサイルランチャーなどを実体化させて美術館で暴れまわったが、ペンキを吸い込んだペイントカービィが描いた巨大なミサイルの直撃を受け、最後は美術館ごと木っ端微塵に爆砕。

ヘビーアナコンダ

第95話に登場。大蛇の魔獣で、カエル型魔獣デビルフロッグの天敵。
表向きはデビルフロッグを駆除するためのものだが、デビルフロッグに取り付かれた者をフロッグごと
捕食して抹殺するための魔獣である。大型の魔獣であるせいか、お値段もヘビー級。
デビル化したカービィの暴れっぷりに手を焼いたデデデによってダウンロードさせられたが、そのときはすでに
デビルフロッグがデデデに取り付いた後だったため、デデデが飲み込まれてしまった。
さらにカービィたちにも襲い掛かったが、メタナイトが「冷血動物だから火に弱い」という理由で用意した
松明を吸い込んでファイアをコピーしたカービィと戦い、最後はバーニングアタックや火だるまスピンで炎上して倒された。

ペンギー族

第66話に登場。本来は「魔獣」ではないが、カービィたちと戦った敵としてこちらに記載。
北の寒い極地で平和に暮らしていたが、温暖化のせいで住処である氷山が崩壊して仲間と切り離されてしまい、一緒に氷山に残った一族と共に世界各地をさまよい、ププビレッジまでやってきた。
表向きはププビレッジの人々に友好的な態度をとっていたが、裏では巨大なクーラーを使ってププビレッジ一帯を冬の気候に変え、村とデデデ城を実力行使で乗っ取ってしまった。
白いマユゲを持つ長老は戦闘能力も高く、口から吐き出す冷凍ブレスであらゆるものを瞬間冷凍してしまう。
長老が吐き出した冷凍ブレスを吸い込んだアイスカービィと戦ったが、最後はデデデがホーリーナイトメア社から取り寄せた特注の栄養ドリンクの力で噴火したギラウェア火山の熱で雪と氷をすべて溶かされたため、ププビレッジの侵略をあきらめて、ふたたび氷山に乗って仲間と共に旅立っていった。

ホームヘルパーロボ

第47話に登場。リストラされたワドルディたちの代わりとしてデデデの世話や城の雑用一切を任せるために
デデデが注文したロボット魔獣。
仕事の内容はお茶くみから掃除、洗濯となんでもござれの高性能ロボットだが、実はデデデが滞納した魔獣の
代金の回収も任命されており、人目がつかないスキを狙ってエスカルゴンのへそくり(宝石類)等、金目のものを
盗んでナイトメア社に転送していた。
正体がバレたために開き直って左目から発射するレーザー光線で破壊活動を行い、さらに戦闘形態に変形して
駆けつけたワドルディたちをものともしなかった。
しかし、瓦礫を吸い込んでストーンをコピーしたカービィの押しつぶしで地面にめりこんで動けなくなったところを
ワドルディたちによって全身の部品を分解されてしまい、最後はとどめのストーンカービィの押しつぶし攻撃で
破壊されてしまった。

ポポン

第11話に登場。コックカワサキの師匠コックオオサカに変身してデデデ城へやってきた魔獣。
デデデの作戦によってカービィを伝説の食材「ゼボン」と間違えたカワサキが、カービィを料理にしようと
するも、すんでのところで思いとどまった際、カワサキをなじった時にカワサキのフライパンを「汚い」と
言ったために本物のオオサカではないと見抜かれ、正体を現してカービィに直接対決を挑んだ。
酸性とおぼしき液状の体の一部を投げつけて攻撃。
最後はカワサキのフライパンを吸い込んだコックカービィとの戦いの末、巨大フライパンに乗せられ宇宙へ放り出され、
太陽の熱でフライになってしまった。
ちなみに、ポポンのフライはかなり美味しいらしい。

マイマイゴン

第88話に登場。背負っていたカラを壊されてしまったエスカルゴンのためにホーリーナイトメア社から
注文した超合金貝殻を背負ったエスカルゴンが魔獣へと変身してしまった姿。
カラの穴から光る目が見え、某ポケモンのように舌だけが出ている。

長い舌をムチのように振り回し、カラの先の角から「マイマイビーム」なる怪光線も発射する。
超合金貝殻の防御性能はダテではなく、デデデのハンマーを吸い込んだハンマーカービィの攻撃にも
動じなかったものの、最後はカービィが最終奥義として放った爆裂ハンマー投げには耐え切れずに爆発。
エスカルゴンも無事もとの姿に戻った。

ちなみに禍々しいトーンで喋ることができる。

マッシャー

第40話に登場。ホーリーナイトメア社が誇る「最強魔獣」の一体。
ナックルジョーの作戦により、ザコ魔獣の駆除でへとへとになったカービィを血祭りにあげるために、ホーリーナイトメア社から呼び寄せられた。
金属製の体を持ち、巨大な鎖つきの鉄球を振り回してあたりをなぎ払う。鈍重だが足にはブースターも搭載されており、空を飛ぶことも出来る。
ナックルジョーと共にカービィを追い詰めるが、突然寝返って魔獣ハンターとしての正体を見せたナックルジョーと、ナックルジョーが放ったバルカンジャブを吸い込んだファイターカービィの一糸乱れぬ連携攻撃にはかなわず、最後は2人同時に放ったライジングブレイク(ゲーム版では「ライジンブレイク」となっている業)を受け、爆発した。

マッチョサン

第61話に登場。味を良くする代わりに際限なく太らせる効果がある合成添加物「デブリチン」入りのスナック菓子の食べすぎで、
無残に膨れ上がったデデデ大王(+カービィ)が、ダイエットのためにホーリーナイトメア社から急遽呼び寄せたエアロビのインストラクター。
もちろん彼もれっきとした魔獣の一体であった。
軽快なBGMと共にエアロビダンスでダイエットと見せかけて、様々な拷問マシーンを使って、太りすぎで動くのも一苦労な
カービィと魔獣の代金を滞納してばかりのデデデを痛めつけ、抹殺するのが本来の任務である。
しかし、とどめにお見舞いした鉄球攻撃を受けたカービィが、衝撃でスナック菓子を吐き出して元に戻ったことで形勢逆転。最後はマッチョサンのヘッドホンを吸い込んだマイクカービィの歌の前になすすべなく倒された。

「あつめて!カービィ」のミニゲーム「カービィマスター」に逆輸入され中ボスとしてゲスト出演している。

マンビーズ

第84話に登場。デデデ大王が、キュリオ氏を偽の古文書で騙して地中から発掘させたツボの中に入っていた魔獣。
古文書には発掘したものに財宝をもたらす幸せの魔獣と記されていたが、その正体は星の戦士を抹殺することを
使命とした魔獣で、カブー曰く「カービィの宿敵」。
宇宙中の星に沢山のマンビーズが散らばっており、掘り起こされると自動的に封印がとけて活動を開始する。
武器は鋭い牙による噛み付きと、目から放つ暗黒ビーム。目を青く発光させて、相手を眠くする催眠術も使える。
スカーフィやガボン同様「スカキャラ」であるためカービィの吸い込みが効かないが、日光に弱く夜中にしか活動できないという弱点がある。
カービィを追い詰めたが、デデデ大王が投げつけた爆弾(当人としてはマンビーズを援護するつもりだった模様)を吸い込んだカービィがボムをコピー。カービィと空中戦を繰り広げたが、最後は噛み付いたところをワープスターで一気に急上昇され、大空高く昇ったところで朝日の光を浴びてしまい、灰になってしまった。

ムッシュ・ゴーン

第29話に登場。城やカワサキの店での毎日の食事に飽きたデデデ大王が「食文化の発展」という名目で注文した料理魔獣。
フランス語っぽい言葉を話す紳士的なコックだが、真の姿はソーセージのような長い胴体と、6本の腕に様々な料理道具を持った恐ろしい怪物。
料理の腕前は非常に優秀で、一日で村人たちを魅了するほど。しかし、客を取られたカワサキに協力したカービィやフームたちが
ふとしたハプニングから思いついた激辛料理で巻き返しを図ったため、ゴーンとカワサキの店で激辛料理合戦が勃発。
そこでデデデのアイディアにより、カービィに似た色と形の口直しのシャーベットに中毒性の化学物質を混ぜ、
村人たちとフームとブンとロロロとラララ除く大臣一家を催眠状態にしてカービィをシャーベットだと思い込ませ、本当にシャーベットに料理しようと本性を現した。
戦闘能力もかなり高く、カワサキのフライパンでコックをコピーしたカービィも押され負けるほど。
カービィをドライアイスで氷漬けにしようとしたが、ちょうどカワサキが開発中だった激辛カレー「カワサキスペシャル」を
食べたカービィがカレーの辛さの熱で氷を溶かして脱出。
最後はカービィの辛さのあまりの火炎放射(ファイアをコピーしたわけではない)によって店ごと炎上し倒された。

モウ・タクサン

第92話に登場。食費をケチられて革命を起こしたワドルディたちを鎮圧するために呼び出されたシェフ魔獣。
外見は一つ目の中華料理シェフで、手に持ったおたまと中華鍋から、シュウマイや春巻、特大北京ダックなどの
中華料理を無尽蔵に作り出すことができる。
ワドルディたちを味方につけてカービィを殺害しようとたくらみ、カワサキのフライパンを吸い込んだコックカービィと
料理対決で勝負を行ったが、精進定食でワドルディたちを落ち着けたカービィに軍配が上がりそうになり
直接対決を挑むも、最後はカービィのフライパンの一撃を暗い爆発して倒された。

モスガバー

第74話に登場。南の島エンブリオ島に生息する、巨大な蛾の魔獣。ただし、野生の魔獣でホーリーナイトメア社との直接の関係は無い。
本来は平和を愛する性格で、島に住む双子の妖精「ザ・ツインナッツ」と仲良しだったが、ナイトメア社によって
ツインナッツが誘拐されてデデデのもとへ送られたため、ツインナッツを取り戻すためにツインナッツの歌に導かれ、海を渡ってププビレッジへやってきた。
当初は巨大なイモムシの姿をしていたが、デデデ城で繭を作って成虫に羽化。羽ばたきで巻き起こす鱗粉まじりの暴風で暴れ始めた。
鱗粉アレルギーで吸い込みできないカービィを苦戦させたが、フームとブンに助けられたツインナッツの歌を聞くと大人しくなり、
最後はツインナッツと共に再びエンブリオ島へ帰っていった。

なお、このエピソードでツインナッツが歌っている「モスガバーの歌」だが、歌詞に「任天堂の支社で神田のちっちゃなビル」をもじったような部分があり、HAL研の自虐ではないかという説が囁かれている。後に「あつめて!カービィ」のBGM2つに当曲のメロディが使用されている。

ラブリー

第27話に登場。SDXより登場。元々はウィスピーウッズの森に咲いたごく普通の花。再びウィスピーウッズの森を伐採してゴルフ場を建設しようと企むデデデ大王が、ホーリーナイトメア社の力で魔獣に改造した。
密かにウィスピーの養分を吸い取りながら急成長を続け、彼を枯らしてしまおうとする。ラブリーの様子を不信に思ったフームたちも、ウィスピーが自分に抱く恋心を利用して排除させようとしたが、仲間の声を聞いたウィスピーがついにラブリーの誘惑を振り切ったことで失敗する。
花びらの裏にあるがくは鋭い切れ味で、これを扇風機のように回転させて飛ばしてくるが、最後はこれを吸い込んでカッターをコピーしたカービィの一文字斬りによって倒された。

レッケツ

第83話に登場。任務を放棄したチップ先生に代わり、急遽ホーリーナイトメア社から送られた教師魔獣。
カービィの抹殺が任務。
手に持った竹刀で暴れまくる、教師とは名ばかりの暴れん坊。竹刀のほかに、スペアとして刀身が青いビームで出来たレーザー竹刀も装備している。
竹刀を吸い込んだソードカービィと激しい殺陣を演じ、一度はソードカービィのソードビームを受けきったが、最後はもう一度放たれたソードビームは防ぎきれず、真っ二つになって学校に落下し大爆発した。

ローラ(ロロロとラララ)

第9話に登場。魔獣であるが、特殊能力と言えば空を飛ぶ程度の者で、戦闘には不向きである。
失敗作扱いされて、キッタリハッタリによって2匹に切り分けられ、それぞれロロロとラララになる。
失敗作を売りつけられた上に、2匹分の代金を支払って損をしたデデデ大王によって、フーム家に強引に押し付けられたが、当人達は一向に気にする様子もなく、家族の一員として仲良く生活している。