はじめに
※全て自分の経験則と思い込みで書かれています。
ピンだけでも結構会話できるはず。
基本的に味方のピンは信用して従うべき。理由としては、
- 自分より状況が見えている味方が出していることが多い。
- 特に戦闘中などはマップを見ている余裕が無く、接近してくるプレイヤーに気づけない。
- 味方がフォローのために向かって来ていたりする。
- ソラカ・キンドレッド・タムケンチなどなど
- 意思統一のため。微妙そうな判断でも5人合わせて動いたほうが絶対に上手くいく。
- ダメな判断だと思ったら必ず後退・危険ピンで合わせたくないという意思を伝えること。
などが挙げられる。ピンが鳴ったらとりあえずマップを見よう。
ただし、出すプレイヤー次第では全く信用ならないピンもありうる。
Feedして怒ったり不貞腐れているプレイヤーは意味のないピンを出す場合が多い。
一応ピンをミュートすることも可能だが、そのプレイヤーの意思決定を確認できなくなってしまうため、
本当にプレイに支障をきたす時だけの最終手段としておきたい。
ピンはチャット欄を見ない限り誰が出したかを判別できない。
煽りや適当なピンは、自分のみならずチーム全体のピンの信用度を下げる。絶対にやらないように。
警戒ピン
いわゆる普通のピン
これ単体ではあまり意味をなさず、チャットやvcと合わせて使う。
- (ピンを出して)チャンプ名をチャットすることで敵の位置を伝える など
- 試合開始に気づいていないプレイヤーに音で気づかせる
- エズやアッシュなどのグローバルultの軌跡を伝える
匿名のピンであることを利用して危険度の高いバロンコールをする味方チャンプの上で出して煽る
後退ピン
名の通り後退して欲しい時に使う。
出すときは必ずそのプレイヤーの視界に入る位置(チャンピオンの周囲)に使ってあげること。
戦闘中やファームに集中していると見えてないことが多い。
- 危険な位置にいるということを伝える
- ガンクを受けそうなプレイヤーに警戒を促す
- タワーシージ・ドラゴン・バロンの中断を伝える
移動中!ピン
英語ではon my way略してomwピンとも。
主に自分がこれから行動を起こす時に使う。
その判断に賛成だと思ったら自分も一緒に出してあげよう。意思統一がしやすくなる。
- ガンクに行くことを伝える
- ドラゴン・バロンなどを倒したいことを伝える
- 敵のジャングルなど危険な地帯に侵入することを伝える
- タワーダイブやイニシエートをすることを伝える
敵を見失った!ピン
その名の通り敵を見失った時に使う。
英語だとmissing in action略してMIA(ミア)ピンと呼ぶ。
変な用途で使うのはやめよう。
- レーンにいる相手が視界外から消え見失った場合に使う
- 可能であれば見失った相手の行動経路に警戒ピン・危険な味方に後退ピンを撃てるとベスト
- (チャットと併用しながら)敵のいるであろう場所に使う
- ドラゴン・バロンをやっている可能性を伝える
ミスった自分に連打する(冗談が通じる状況なら可)ミスった味方を煽る
危険!ピン
後退ピンより強めな表現
主に損切りする時に使われることが多い。
- 死に確な味方を見捨てて損害を最小限にする
- タワーやドラゴン・バロンを争うことを諦める
- 敵のアサシンなどが接近してくることを伝える
助けて!ピン
''死にそうな時に助けて欲しいときはもちろん、
協力が必要なときにも使える。''
- 味方にシールドやヒールをして欲しいとき
- 自分をアサシンなどから守って欲しいとき
- 味方のジャングラーにガンクやタワーダイブを要請するとき
- 相手のフラッシュやultの有無を伝えるとジャングラーは喜ぶ
- 自分がタワーダイブを受けそうなとき
- 味方のジャングラーにタワーやミニオンに攻撃して欲しいとき
- これから行く場所についてきて欲しいとき
- 移動中!ピンを出してからだと伝わりやすい
- ブッシュに隠れてチャンスを伺うとき
敵のワード!ピン
ワードはもちろんその他の要因で視界を取られているときや
敵が潜んでいることを伝えられる。
- 敵のワードがある位置を伝える
- ガンクに来そうなジャングラーにワードの位置を教えてあげるととても喜ぶ
- ワードを置いて欲しい位置に使う
チャンピオン指定ピン(仮)
敵チャンピオン上で警戒ピンを出すことで出せる。
集中して狙いたい危険な敵や、動きを止めたので倒して欲しい敵がいる場合に使ったり、
敵チャンピオンに味方が気づいていなそうな場合に使う。
その他のピン
- 味方チャンピオンアイコン
味方の生死を伝えられる。
撤退・追撃の判断材料のために使う。
間違っても味方を煽るのに使わないように。
HUD周り
- 生存中
自分のチャンピオンの顔アイコン上でGキーを押すと出せる。
死亡中に出すとリスポーンまでの時間を伝えられる。
自分がいないのに戦闘しようとする味方を諌める時に。
- 経験値
チャンピオンの顔アイコンの隣の経験値バー上でGキーを押すと出せる。
レベル6のultが強力なチャンピオン(アッシュなど)が後どれくらいでultを習得できるか伝えられる。
ultをあてにしてガンクに来ている味方に伝えられると良い。
- 体力・マナ
自分の体力・マナの状況を伝える。
リコールピンと合わせて撤退したい意思を伝える時に。
- パッシブ・スキル・サモナースペル
各種スキル・スペル上でGキー
自分のスキルが使えるかどうかを伝えられる。
接敵・撤退に有用なスキルが今使えるのかを伝えておきたい。
CD中も後何秒で使えるようになるかを伝えられる。
ジャングラーならばドラゴン・バロンをやる際にスマイトの有無は伝えておくべき。
- リコール
リコールのアイコン上でGキー
帰りたい時に。
- アイテム
主にサッシュやエクスキューショナーなどの対策アイテムを買ったというアピールに。
トリンケットの有無なども伝えられる。
- 所持ゴールド
現在の所持ゴールドを伝えることができる。
大量のゴールドを抱えたままの戦闘は不利。帰りたい時に。
- 各種ステータス
自分のステータスを自慢したい時に。
ルーンパネルに切り替えると稼いだゴールドやダメージなども表示できる。
スコアボード
- ジャングルキャンプ・ドラゴン・リフトヘラルド・バロン
生存中・もしくはリスポーンタイミングを伝えることができる。
特にバロンが湧く前に出すことで、その周りの視界を取るのを促したりもできる。
- サモナースペル
HUDのものと違い敵チャンピオンのものをピンすることができる。
敵チャンピオンがサモナースペルを使った場合はとりあえずピンしておくといい。
それによって相手がサモナースペルを使ったタイミングを記録しておくことができ、
相手のサモナースペルの有無を管理することができるようになる。
- チャンピオン
敵チャンピオンが生存中であること・リスポーンまでの時間を伝えられる。
集団戦が終わりインヒビターやネクサスを狙う際に、引くか行くかの判断の手助けをすることができる。
- ルーン・サブルーン
相手が通常とは違うルーンを持っている場合、注意喚起に。
明らかにミスっぽい選択の場合は笑ってやろう。
- 相手のアイテム
相手が一部の対策アイテム(サッシュ・ストップウォッチなど)を持っていることを伝えられる。
サッシュなどは特にサプレッション持ちのチャンプの立ち回りに大きく関わってくる。
- 懸賞金
現在かかってる懸賞金。
懸賞金がかかっているやつは強いということ。
警戒やフォーカスを促す際に。
ショップ
アイテムをalt+右クリックすることでアイテムが後何ゴールドで購入できるかを表示できる。
後少しでキーアイテムが購入できるとき、ベースで待機するときやミニオンやクリープを譲ってもらう時に使う。
もしくはサッシュやエクスキューショナーなどの対策アイテムの購入を促す時に。
おわりに
ピンを上手く使えばチャットはもちろんvcよりも早く情報を伝えられ、
組み合わせれば更に正確にコミュニケーションを取ることができる。
野良ではコミュニケーションが取れないとか言われがちなこのゲームだが、
野良だからこそピンによるコミュニケーションを積極的に取ってみるのが大事。
意外と素直に従ってくれることも多いし、相手からも情報が帰ってくるようになることもある。
たまに味方のピンが鬱陶しくなることもあるが、勝ちたい気持ちからやかましくなってしまっているはず。
とりあえず聞いてあげる姿勢から入ってあげよう。信用できそうにないと分かってからミュートしても遅くない。
悪意があるやつは論外なのでさっさとミュート