やめてくださいよ! 殺すぞ。ムカつくんじゃ!

Last-modified: 2024-01-03 (水) 19:02:45

ダルビッシュ有が東北高校時代、ドラフト会議直前に発した(とされる)台詞。
当初は執拗な取材を続ける記者に対する威嚇と認識され(のち、誤解と判明)、「やめてくださいよ!」から「殺すぞ」への唐突な飛躍や、微妙に倒置法が入っている面白いキレ方が当時の2ちゃんねらーの笑いのツボにハマり定着。現在でも度々用いられる。


記事

ダルビッシュ激怒「殺すぞ!」
http://www.daily.co.jp/baseball/2004/11/17/150722.shtml

新人選手選択(ドラフト)会議は17日午後2時から、来季新規参入する楽天も参加して、東京都内のホテルで行われる。大学・社会人対象の自由獲得枠で既に8球団・13選手の入団が内定。自由枠を
使わない広島など4球団は1巡目から参加でき、東北・ダルビッシュ有投手(18)は日本ハムが、宇治山田商・江川智晃投手(18)は西武が直前で回避したためダイエーが、それぞれ単独指名となりそう。
運命の日を前にダルビッシュは早くも大物の雰囲気を漂わせた。

早くもプロの“オーラ”が漂っていた。ドラフトを控え、東北高校のグラウンドで自主トレを行ったダルビッシュ。
うつむき加減で登場すると、集まった報道陣に対し、いきなり写真撮影を拒否。
「すみません。頭がこんなんですから」
 茶色に染めた髪の毛はボサボサで、寝起きのまま登校してしまった将来の球界のスターは、
まずは指名濃厚な日本ハムの新庄ばりに、写真写りを意識した?
 だが、ドラフトの目玉が練習を始めると、いやが応でもフラッシュがたかれた。
すると「やめてくださいよ!殺すぞ。ムカつくんじゃ!」。
 ドラフト前の緊張感から、ついつい取材攻勢にいらだち、今度は巨人・清原ばりに威嚇。
そのままグラウンドを後にし、写真を撮らせまいと室内練習場に入ると、中からカギをガチャリ。
まるで大物プロ選手のような練習風景となった。


真相

報道から9年後、ダルビッシュ本人がTwitterで質問に答える形で当時を振り返っている。

発言の意図は「練習のキャッチボール相手が突然変化球を投げてきた事に対する怒り」であり、記者を威嚇したのは誤解であると回顧している。加えて、そこまで汚い言葉は使っていないとも証言。ダルビッシュの言を信用するならば、「発言の意図(相手)が正しく伝わらなかった事」「記者が話を盛った(より汚い言葉に置き換えられた)事」が本フレーズ誕生の原因と推測される。

loading...
loading...


関連項目



Tag: 日ハム MLB 報道機関