元横浜ベイスターズ監督・大矢明彦氏の「やる夫*1キャラ」のこと。
経緯
2chのネタスレである「やる王スレ」で誕生。
初期は共存していたが、ベイスの負けが込んでくるとその存在感が大きくなり別スレ化を勧められる。
すると独立初日の試合で初回に6失点とネタ的に最高のスタートを切った結果、自虐的な横浜ファンだけでなく様々なファンが集うようになり、ついにはプロ野球板(現在はスポーツサロン板)でも有数の勢いあるスレへと成長した。
「監督に0円提示しろ*2」などファンの声やネタキャラとしての面白さから2009年も続投となったが、5月18日に球団首脳との緊急会談でついに解任が決定。同時に大矢スポーツ*3の打ち切りも決まり、多くのファンたちは肩を落とした。
「やる大矢スレ」その後
シーズン中は田代富雄二軍監督が代行を務めるも、抜本的な改革はできずに優勝した巨人から42.5ゲーム差、5位の広島からも16ゲーム差の最下位でシーズンを終える。
オフに読売ジャイアンツ投手コーチ・尾花高夫氏の就任が決定。翌年の開幕後も勝ち試合が目立つようになり、交流戦の突入前までは4位につけていた。
だが交流戦に入ると連敗が続き、交流戦終了時には
「球団ワースト記録の9連敗で交流戦を終える」
「3年連続の交流戦最下位」
「交流戦通算100敗突破」
「セ・リーグ内でも最下位転落」
という結果に。このため「オフに大補強して2009年と同じ成績」という事態に、スレの趣旨がネタスレからベイスターズを応援するスレになりつつある。
とはいえ自虐ネタを多く含んだネタスレであることに変わりはない。
なお後任の尾花も頭文字が『お』で始まるため「やる尾花」としてネタキャラ化されている*4。
一応大矢本人の名誉の為に書いておくと、この時のベイスターズはフロントも内部も腐敗が凄まじく、内容としても本人が精神を病むほどでもあった。
現在は暗黒時代脱出で風化しているというのもあるが、盛り上がるどころか笑えるネタにすらならない状態となっており、大矢弄りはタブー扱いはされてはないが、ごく一部を除いて完全に自重扱いとなっている。