当ててもええんやこっちは!

Last-modified: 2024-04-01 (月) 11:25:13

2022年9月12日のDeNA対ヤクルト戦(横浜)で、森岡良介(ヤクルトコーチ)が飛ばした野次のこと。

本項では翌2023年の同カードにおける乱闘騒ぎについても解説する。


概要

DeNAが6点リードで迎えた8回表、ヤクルトの4番・村上宗隆*1がDeNAの2番手・エドウィン・エスコバーから右太ももに死球を受け負傷交代。この後、汚い野次が飛ぶなど一触即発の状態となった。
続く8回裏、1死1塁の場面で回ってきた佐野恵太はヤクルトの4番手・久保拓眞から執拗なインコース攻めにあい、報復死球ではないかとにわかに色めき立ち始めた。
すると森岡コーチがベンチから「当ててもええんやこっちは!*2何がうわぁじゃ!」と報復死球を認めるかのような野次を飛ばし、それが中継映像・音声にばっちり乗ってしまった。
DeNAベンチの大和は「黙れ!」と叫び、野次が飛び交う中の打席で佐野はファーストライナーに倒れた。

試合はそのまま7-1でDeNAが勝利したが、何とも後味の悪い結末となってしまった。

動画

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その後

試合後の深夜、森岡は自身のインスタグラムで謝罪した。
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2023年5月20日の試合

ヤクルトはDeNAの主力である牧秀悟、佐野恵太、宮崎敏郎にそれぞれ死球*3を与えてしまう。そこから30人以上が入り乱れる乱闘寸前の事態にまで発展し、警告試合が宣告された。

その様子を見ていた両軍のファンからは森岡が乱闘を過熱させたようにも見えたことから、去年の騒動と絡めて森岡批判が起きた。

動画(森岡の登場は4:18から)

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両チームの選手がお互いを宥め合う中、画面外から急に宮崎に詰め寄っている背番号75が森岡良介コーチ。

その後

森岡は試合後、インスタグラムで「僕は止めに行っただけです。昨年の件があるので、そう取られるのは仕方ないとも思っています。ただ、止めに行っただけです。どれだけの人が理解してくれるかわかりませんが、これからもチームの為に、選手の為に頑張らせていただきます。」と投稿している。


関連項目



Tag: 横浜 ヤクルト


*1 この時点で村上は、残り3本で日本人のシーズン本塁打記録更新と、打率争いをクリアして三冠王となる可能性があった。
*2 当ててへんがなこっちは!」とも聞こえる。
*3 宮﨑は前の試合(18日広島戦)から2試合連続。
*4 なんGでは高津の「攻めている結果」という発言が、死球を与えたヤクルトの投手に対する煽りのフレーズとして使われている。「攻めた結果」に変化して使われることが多い。