一スレ目

Last-modified: 2006-10-07 (土) 18:32:17

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 00:08:06.57 ID:uE+Xs7UxO
冥土「うう…ん…」
男「ほら、朝だぞ起きろ」

 

冥土「…むうっ、もう朝か!フハハハ、生きて朝日を拝めた事に感謝するのだな!」
男「なんでお前は俺ん家に住み着いてるんだよ」
冥土「フハハハ!何度も言っておろうがこのたわけが!」
男「俺を冥土送りにするため、なんだろ?」
冥土「そうだ!分かっておるならば訊くでないわ!」
男「理由は知らんが…お前が来てもう一週間経ったぞ」
冥土「あ、明日にでも冥土に送ってくれるわ!フハハハ!」

 

男「…パン食う?」
冥土「フハハ、仕方がないな、食べてやろう」

 

 

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 00:23:54.23 ID:uE+Xs7UxO
冥土「フハハハ!どんな死に様がお好みだ?!」
男「え?死に方を選べるのか?」
冥土「ああ、好きな死に様で冥土に送られるがよいわ!フハハハハ!」
男「…腹上死」
冥土「(///)ロウ人形になるがよい!」
ピキーン
男「……」
冥土「…バカ」

 

 

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 00:27:19.98 ID:fDUC5lkT0
冥土「ん?どこ、行くんだ?何?メイド喫茶だって?」
男「うん・・・」
冥土「そんなとこ行かなくてもあるだろ、冥土喫茶」

 

 

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 00:42:31.81 ID:uE+Xs7UxO

30その勢いがスレを救うのさ!

 

冥土「む?男よ、何処へ行こうというのだ」
男「バイトだよ」
冥土「?…なんだそれは」
男「まあ…仕事だよ、お前の冥土送りとやらと同じだ」
冥土「…そうか。フハハハハ、まあ仕事ならば仕方がない!存分に働くがよいわ!」
男「夜には帰るからな。」
冥土「うむ。…フハハハ、しかし忘れるなよ?私は貴様を冥土送りにするために来たのだ!」
男「分かった分かった。じゃあな、留守番頼んだぞ」
冥土「フハハハ!任せておくがよいわ!」

 

 

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 00:45:46.43 ID:fDUC5lkT0
冥土「暑い。おい、お前私をあおげ。」

 

男「いや、自分でやればいいじゃん。」

 

冥土「なんだと?冥土送りにされたいのか?」

 

男「・・・わかったよ。パタパタ、あっ・・・」

 

冥土「ききききき、貴様ぁーっ!!!見たな?殺されたいのか!!!」

 

 

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 00:50:52.62 ID:Z9BsUirH0
?「ギャン!!」
冥土「ん?なんだ?」

 

子供A「こっちくんなよばっちぃー!」バシッ!
子供B「公園から出てけよ野良犬!」バシッ!

 

冥土「こら!ガキども!何をやっとるんだ!!」
子供A「やべっ!」子供B「逃げようぜ!!」
冥土「まったく近頃のガキどもはなっとらんな!犬、大丈夫か?」
犬「クゥ~ン・・・」
冥土「私にはこれくらいしか出来んでな、すまない・・・頑張って生きるんだぞ」
犬「ワン!」

 
 

冥土「男!今日こそ冥土送りにしたいところだが、もう夜遅いので明日にする!!」
男「はいはい・・・」

 

 

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 01:09:09.70 ID:uE+Xs7UxO
冥土「…喉が渇いた。ジュースを飲ませろ!」
男「はいはい…ほら、120円」
冥土「むぅ?この隣の自販機は何を売っておるのだ?やたらと高いな」
男「ん~?…ぶはっ!それは駄目だ、駄目!」
冥土「何故だ?…フハハハ、分かったぞ!これは高級なジュースなのだな?」
男「…そ、そうなんだよ…。」
冥土「フハハハハ!まあ今日は安い方で我慢してやろう!貴様の貧乏具合は分かっておるからな!」
男「…(あ~、あせった)」

 

 

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 07:18:48.80 ID:uE+Xs7UxO
男「ただいま~っ、と」
冥土「さっそく冥土送りにしてやるわ!この変態が!」
男「ど、どうした?顔真っ赤だぞお前」
冥土「う、うるさいわ!あのような書物をベッドの下なぞに隠し持ちおって…!」
男「!!…なんで勝手に俺のベッドの下なんか覗いたんだ?」
冥土「黙れ!私は部屋の掃除をしてやろうと…あ、いや、なんでもない!」
男「あ~。なんだ、掃除してくれてたのか。ありがとな」
冥土「う…。ろ、論点をずらすでないわ!冥土に送ってやる!(///)」
ぐぅ~
冥土「…腹がすいた!夕飯の後で冥土に送ってやるから夕飯を作れ!」
男「はいはい。」

 

 

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 07:55:16.99 ID:uE+Xs7UxO
冥土「スイカ割りがしたい」
男「スイカ割り?なんでまた」
冥土「今朝テレビでやっていたのだ!分かったらスイカ割りをするぞ!」
男「スイカなら冷蔵庫に1つあるが…」
冥土「フハハハハ、それは好都合!スイカをそこに置くがよい!」
男「え?ここでするのかよ」
冥土「次は目隠しだ、早くしろ愚図が!」
男「…ほら、このタオルでいいか?」
冥土「うむ!…あとは回って…」
ぐるぐるぐるぐる
冥土「うりゃあ!」
スパッ!
冥土「…よし…スイカをまっぷたつにしてやったわ!フハハハハ!」
男「…(鎌を使うのはやめて欲しいな…)」
冥土「ぐう…回りすぎた…水よこせ」
男「…はいどーぞ」

 

 

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 08:44:45.46 ID:uE+Xs7UxO
冥土「…ふう」
男「何処いってたんだ?あと窓から入るな」
冥土「いやな、看守に恋をした死刑囚がこの界隈にいるのだ」
男「へえ。そいつを冥土に送ってきたのか?」
冥土「いや、違う。あまりにも一途なその姿に感動…興味が沸いてな」
男「冥土に送らなかったのか?」
冥土「死刑になる度に生き返らせてやっているのだ!フハハハハ!」
男「…(いい迷惑なんじゃ…?)」
ガコン
アッー!
冥土「むぅ、また死んだか。行ってくるぞ!フハハハハ!」

 

 

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 10:20:09.68 ID:uE+Xs7UxO
冥土「ほら、冥土名物『冥土せんべい』だ!ありがたく食すがよいぞ、フハハハハ!」
男「ああ、冥土に一旦帰ってたんだっけ。…で、このせんべいは?」
冥土「ククク…これぞ、冥土の土産だ!フハハハハ!」
男「……」
冥土「……」
男「…あは、あはは。面白い…よ?」
冥土「ロウ人形になるがよい!(///)」
男「え!?自分で言っといて照れんな…」
ピキーン
冥土「パリパリ…うん、やっぱおいしいなあ『冥土せんべい』」

 

 

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 13:35:44.59 ID:b4yc17ElO
冥土「フハハハハ!もう思い残す事は無いか?」
男「もう好きにしてくれ」
冥土「冥土の土産に教えてやる、3日前に無くなったプリンを食べたのは私だ!」

 

男「……お前か……お前だったのかぁぁぁぁ!!」
冥土「お、思い残す事は無いって……ぁ、やめ、ちょ……アッー!!」

 

 

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 14:07:21.30 ID:uE+Xs7UxO
男「…あのさ、気になる事があるんだけど」
冥土「フハハハハ、なんだ?言ってみろ!」
男「お前いっつもその格好なんだよな~。ちゃんと着替えてんのか?」
冥土「た、たわけが!私を愚弄するか!同じ服を何着も持っておるのだ!」
男「あ、そーなんだ」
冥土「この冥土の伝統的な服が気に入らんとでもいうのか?!」
男「いや…とりあえずお前に洋服を買ってきたんだけど、着てみる?」
冥土「!!…フ、フハハハハ!どうしてもと言うならば着てやろう!」
男「素直じゃねぇなあ…」
冥土「…これが現世で流行しておるのか?」
男「まあ一部でな。それもメイド服って名前なんだ」
冥土「これが冥土服か…着替えてみてやるからあっちを向いておるがよいわ!」

 

冥土「ど、どうだ?」
男「やっぱ可愛いな~。似合うとは思ってたんだがこれほどとは…」
冥土「可愛い…フ、フハハハハ!おだててもなにも出らんからな!」

 

冥土「~~~♪」

 

 

112 :1/3 :2006/08/25(金) 14:57:36.52 ID:b4yc17ElO
男「ただいまー、って部屋の隅っこでなにしてるんだ?」
冥土「……グスッ……グスッ」
男「どうしたんだ?お前が泣くなんて何があった?」
冥土「……鎌に……グスッ……逃げられた……グスッ」
男「ちょっと待ってくれ、意味が分からん」
冥土「グスッ……それが……」

 

113 :2/3 :2006/08/25(金) 14:58:48.22 ID:b4yc17ElO
―数時間前
鎌『お前がグズグズやってるから魂食えなくて腹ぺこじゃねーか!!』
冥土「そ、そんなこと言ったってアイツがなかなか魂狩らせてくれないからっ……!」
鎌『これだから甘ちゃんの鎌やるのは嫌だったんだよっ!今まで我慢してきたがもう出来ない、契約は解消するぜ!』
冥土「ま……待ってくれ!私が悪かったから契約の解消だけは……」
鎌『そのセリフはもう聞き飽きたぜ、じゃあな!』
冥土「―あっ……」

 

114 :3/3 :2006/08/25(金) 15:00:12.04 ID:b4yc17ElO
冥土「ということなんだ……グスッ」
男「(あの鎌って意思があったのか)そうか……ちょっと待ってろ」
ガサゴソ
冥土「?」
男「あった!ただの草刈鎌だけど、無いよりはマシだろ?」
冥土「グスッ……あり……グスッ……とう……」
男「俺じゃそのくらいしか出来ないけど、元気出せ」冥土「うん……それじゃあ早速試し切りを……」
男「こっちみんな」

 

 

174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 21:18:01.49 ID:WYMcd2//0
絵師なんだがとりあえず保守投下

 

冥(よし、今日もちゃんとお洒落したし、準備は万端!)
冥「おっしゃー! 突撃ー!」(ガチャ
冥「ふはははは! 観念しろ! 今日こそ貴様を冥土に・・・」
男「あ・・・」
女「・・・誰?」
冥「冥土に・・・めい・・・ど・・・」
男「あの~・・・これはだな・・・ちょっ、待て! その鎌をしまえ!」
冥「うおぉぉぉぉ!どけっ男! そいつ殺せねぇ!!!1111」

 

完全にS県です。ありがとうございました

 

 

176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 21:32:34.48 ID:b4yc17ElO
冥土「~♪」
男「音楽聞いてるなんて珍しいな、ノリノリみたいだが何を聞いてるんだ?」
冥土「これか?今聞いてるのは般若心経だ」
男「……そう」

 

 

186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 22:08:31.67 ID:OHsCUOVt0
冥土「コクン・・・・コクン・・・・」
男「おーい寝るんならベッドで寝ろー」
冥土「む・・フハハ・・ハハ私は寝・・・て・・いない・・不意・・討ち作戦・・・コクリ・・くー・・・」
男「だめだこりゃ、運ぶか」
冥土「くー・・・くー・・・・むにゃ・・・今日こそはー・・・くー・・」
男「・・・・・夢の中までご苦労さん、でも俺はまだ冥土に行く気はないよ。」
冥土「くー・・・くー・・・」
男こんな日常がなかなか楽しいんでな」

 

 

197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 23:06:53.05 ID:b4yc17ElO

193
トントン…
冥土「おーとーこー!夕飯はまだかー!」
男「もうすぐ出来るから静かに―いたっ!」
冥土「どうした男?ついに心筋梗塞で死ぬのか?」
男「そんなわけあるか!……ただちょっと指を切っただけだ」
冥土「な、なんだとぉー!」
男「そんな驚くことか?ほら、たいしたことないし」
冥土「わー!こっちに見せるな!殺すぞ!!」
男「なんだお前、こういうのダメなのか?ほれほれ」
冥土「ギャー!明日必ず冥土送りにしてやるぅー!!」
男「フハハハハ!いつもお世話になってる恩返しだ!!」

 

 

203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 00:01:38.58 ID:G7PiJUPF0
スレが残ってたことに驚き

 

冥土「ん?今日はなんなんだ?さっきから豆を投げてるやるが居るが・・・」
男「ああ、今日は節分だよ。」

 

冥土「せつぶん?豆投げて遊ぶのか?」
男「いや、うちの中に悪い鬼が入ってきませんようにって
  豆を投げて追い払うんだ。ほら、こういう風にね、とうっ!」

 

冥土「貴様ぁーっ!!!私は冥土だ!!!殺されたいのか!!!!!」

 

男「・・・ふぅ、鬼より怖いな・・・。」

 

 

208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 00:35:01.37 ID:r+A8a44N0

 

冥「射精する瞬間は天にも昇る気持ちになるそうだな」
男「ぶっ、ナニ言い出すんだ、いきなり」
冥「そうなんだな?」
男「まぁ、そうだけど」
男「ならば私がお前を逝かせることができれば晴れて冥土送りは成功だ。
  そしてお前もエクスタシーを感じるわけだな、利害は一致している」
男「ちょwwwwそんなこといきなり言われてもまだ心の準備が、、、」
男「男の癖になよなよと、ええい!はやくズボンを脱げ!」
男「あふぁ!」

 

冥「精神はすでに冥土にあるのかも知れんな」

 

 

210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 00:45:15.53 ID:y1BazpCRO
男「冥土ー、風呂沸いたぞー」
冥「そうか、私は今忙しいので先に入っていいぞ」
男「わかった」
男「ふぅ~極楽極楽」
冥「何極楽だと!?男の奴、極楽に行く気か!!そうはさせん!!」ガラッ
男「めめめめめ冥土!?いきなり何だよ!?」
冥「お前は私がこの手で冥土に送ってやる!!」
男「うわああああああ」

 

 

212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 00:50:32.80 ID:O7uXO/6G0
男「・・・眠い」
冥土「そうか、ゆっくり眠るがよい」
冥土(しめしめ、この隙に・・・)

 

ガサガサ
冥土「ん?なんだ・・・ってぎゃーーーーーーーーっっ!!!」
男「な、なんだ!?ってゴキブリか・・・新聞紙新聞紙」
バシッ
男「ふう・・・ところで、おまえ鎌を振り上げたまま何をしてるんだ?」
冥土「そ、そうであった。死ねえーーーって新聞紙をこっちに向けるな!!!」
男「ほーれほーれ」
冥土「や・・・近づけないで・・・」
ピト・・・
冥土「ぎゃーーーーー・・・」
男「さて、寝るか」

 

 

213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 00:53:07.99 ID:vBRgEt2j0
冥土「ふはははは!!!!ついに手に入れたぞ!!!」
男「どうしたんだ?そんなに嬉しそうにして・・・」

 

冥土「なんだ?貴様、知りたいのか?フフフ・・・」
男「い、いや、いいよ。また、鎌とか出てきそうだし・・・」

 

冥土「よくわかったな!!褒美としてこの鎌の最初の獲物にしてやるっ!!」

 

BAD END

 

 

216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 00:59:51.96 ID:O7uXO/6G0
冥土「ん?なんだこれは」
男「チョコレートって食べ物だ。おいしいぞ?」
冥土「そ、そうか」
男(目がすごい食べたそうだな)
男「・・・一個食べるか?」
冥土「お前が食べてほしいのなら・・・食べてやらなくもないかもしれんぞ」
男「はいはい、どーぞ」
冥土「おう・・・」
男「どうだ?」
冥土「あ゛・・・あ゛ま゛・・・」

 

217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 01:04:42.99 ID:O7uXO/6G0
男「甘いのダメだったんだな・・・ごめんな?」
冥土「貴様・・・もう一杯水を持ってこないと冥土送りにするぞ・・・」
男「どの道冥土送りになるんだから持ってこなくても同じ・・・って鎌をしまえ鎌を、わかったから」

 

男「あいよ」
冥土「ゴキュ・・・ゴキュ・・・。次は無いと思えよ」
男「だからごめんって言ってるだろう」
冥土「ところで何故あのようなものを持っていたのだ?」
男「あぁ、知り合いの娘にもらったんだ」
冥土「・・・生かすわけにはいかんな・・・」
男「わかったけど今日は遅いから明日にしな」
冥土「・・・わかったそうする」

 

 

218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 01:15:41.34 ID:vBRgEt2j0
冥土「・・・これぐらいでいいかな。フフフ、あいつに似て綺麗な鎌だ。」
男「こんな遅くに何やってるんだ?あれ?やっぱそれ気に入ってくれたんだ。」

 

冥土「か、代わりがないから仕方なく使ってやるだけだ!勘違いするな!!」
男「でも、今鎌をといでたし・・・けっこう大切にしてくれてるんだな。」

 

冥土「・・・ちょうどいい、貴様で切れ味を試してやろう!!」

 

215
こんな感じか?
またバッドエンドだがw

 

 

221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 01:30:36.40 ID:vBRgEt2j0
冥土「おい、どこへ行くんだ?」
男「いや、学校に行くだけだよ。」

 

冥土「そうやって貴様、私から逃げるつもりだな!!」
男「いや、ちゃんと夕方には帰ってくるから。」
冥土「そ、そうか。なら行ってこい。帰ってこないと死刑だからな!」

 
 

冥土(ほ、本当に帰ってくるよな?・・・ついていくか)

 

223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 01:37:35.50 ID:vBRgEt2j0
男「今日の1限なんだっけ?」
A「体育だろ?水着もってきたのかよw」
男「えっ?そうだっけ?忘れちゃったよ・・・
  今から戻っても間に合わないし、仕方ない
  今日は諦めるか・・・。」

 

ガサガサ・・・

 

男「ん?何だ今の音?」
A「さあ?」

 

225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 01:52:24.07 ID:vBRgEt2j0
冥土「水着、水着っと・・・ん?ちょっとまて水着って何のことだ?」
冥土「おっ、何だこの本は・・・スク水とくしゅう?
   ふんふん・・・水着ってのはこういうのか・・・。
   って!!何だこの本は!!!!」

 
 

男「ちぇっ、プール入りたかったな・・・って、冥土どうしたんだ?」
冥土「入りたいんだろう?プール。ほら・・・」
男「おお、ありがとう!!もって来てくれたのか水着!!!」
冥土「ああ、じゃあな・・・」

 

男「さっきの冥土やけにおとなしかったなどうしたんだろう?
  ん?この雑誌は!!!!!!!
  どうしよう、やっぱ家に帰れそうにないな・・・。」

 

228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 02:03:10.16 ID:vBRgEt2j0

226
新しく考えるの面倒だから分岐させてみた

 

冥土「水着、水着っと・・・ん?ちょっとまて水着って何のことだ?」
冥土「おっ、何だこの本は・・・スク水とくしゅう?
   ふんふん・・・水着ってのはこういうのか・・・。
   って!!何だこの本は!!!!」

 
 

男「ちぇっ、プール入りたかったな・・・って、冥土どうしたんだ?」
冥土「入りたいんだろう?プール。ほら・・・」
男「おお、ありがとう!!もって来てくれたのか水着!!!」
冥土「ああ、じゃあ・・・行こうか・・・」
男「行くってどこにだよ?ってなに脱ぎだしてるんだ!!」
冥土「私だって暑いからな、プールに入ってみたいんだ。」
男「いやそれはいいんだけど、その水着は?」
冥土「女はこういうのを着るんだろう?お前の本に書いてあったぞ。」

 

男(まあ、こういうのも悪くないな)

 
 

230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 02:26:33.12 ID:vBRgEt2j0

225の続きで書いてみた

 

男「た、ただいまぁー・・・」
冥土「おっ、帰ってきたか。」
男「き、今日は水着ありがとな。おかげでプールに入れたよ。」
冥土「そうか・・・」
男「う、うん・・・」
冥土「・・・で、あの雑誌は?」
男「い、いやあれは・・・その・・・そうだ!冥土もスク水着てみたらどうだ?」
冥土「貴様、話をそらすな!!!」
男「ほら!冥土かわいいし、きっと似合うよ!!」
冥土「そ、そうか?じゃ、じゃあ・・・」

 

男「フヒヒヒヒ」

 

 

255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 08:08:28.16 ID:ujULqOa7O
男「冥土、ちょっとジュース買ってきてくれ」
冥土「私はお前の召し使いではないぞ?」
男「千円でお釣りは好きにしていい」
冥土「ど、どうしてもと言うならしかたない。い、行ってやろう」

 
 

257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 08:24:31.27 ID:ujULqOa7O
冥土「買ってきたぞ。全く世話のやけ…」
パンパパン!(クラッカー)
冥土「なななななんだ?」
男「おかえり、そしておめでとう」
冥土「な、なんの真似だ、男」
男「お前がうちに来て一周年パーティ」
冥土「エ?モウ、イチネン?」
男「1年」
冥土「あぁ…私は…一体何を…メソメソ」
男「まあ、そんなに落ち込むなよ」

 

 

259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 08:41:46.40 ID:ujULqOa7O
冥土「うぅ…ふがいない…」
男「まぁ、楽しくやってんだし、気にすんな」
冥土「なんだ、その理屈は…」
男「とりあえず、ケーキがあるから、食おう、な?」
冥土「私が甘いものがだめだと忘れたか!キリがいいし、冥土におくるぞ!」
男「大人の味覚、フルーツケーキ。これなら大丈夫だろ?」
冥土「…食べたら、冥土におくってやる……」
男「あいよ」

 

 

262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 09:00:38.51 ID:ujULqOa7O
冥土「んふふふ~」
男「あの、冥土さん?」
冥土「なーにぃ、男~?」
男「もしかして酔っていらっしゃる?」
冥土「そんにゃ訳ないじゃ~ん、んふふ~」
男(コイツフルーツケーキの酒で酔いやがった…)
冥土「あはは~、何しけた顔してんにょ~、冥土に送っちゃうぞ?」
ガバッ
男「うわっ、お前何抱きついて…」
冥土「えへへ…男~…」
男「……」
冥土「すー…」
男「ベッドに運んでやるか…」

 

 

271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 10:29:05.36 ID:y1BazpCRO
冥「フハハハハ!!今日こそは貴様を冥土に送ってやる!!」
男「今日もかわいいな冥土」
冥「そ、そうか?気が変わった、明日にしてやる」
冥「・・・///」

 

 

275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 10:37:33.93 ID:tzJBj/5p0
男「その鎌で刈って欲しい命があるんだが」
冥土「フハハハハ!お安い御用だ!」
男「じゃあ庭の雑草を刈り取ってくれ」
冥土「まかせろ!」

 

 

278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 10:48:00.64 ID:5zRox4VCO

275 いい文章だ、ちょっと借りるぞ

 

男「……その鎌で狩ってほしい命があるんだが」
冥「フハハハハ!お安い御用だ!」
男「そこゴキがいるから頼む」
冥「キャッー!!」

 

 

277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 10:47:45.84 ID:ujULqOa7O
男「なあ、冥土」
冥土「何だ。自ら命を差し出す気になったか?」
男「……この前、やったお釣りはなんに使った?」
冥土「べ、別に何に使っても、お前には関係ないだろ」
男「食費が一人分増えて家計が火の車でな。
 返してもらおうかって」
冥土「そ、そんなこと言われても、もう、つ、使ってしまったぞ!?」
男「あはは、冗談だよ」
冥土「…今日こそは蝋人形にしてくれる」

 

 

279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 10:48:39.41 ID:ujULqOa7O
男「まあ、まあ。で?何に使った?」
冥土「……」
ズイッ
男「あぶね!鎌を顔に突き出すな……ストラップ?」
冥土(///)
男「しかも、仕事に似あわずキティちゃんか」
冥土「う、うるさい。冥土に……」
男「ちょっと待ってろ。確かこの辺に…」
ガサゴソ…
冥土「?」
男「お、あった。ほれ」
ポイ
冥土「こ、これは?」

 

280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 10:50:03.23 ID:ujULqOa7O
男「この前、ゲーセンでとれた、オリジナルキティちゃんストラップ浴衣ver.」
冥土「く、くれるのか?」
男「俺、いらねーから」
冥土「れ、礼など言わんからな!」
男「へいへい」
冥土「……」
男「……」
冥土「……アリガト」
男「ん?」
冥土「な、なんでもない!せめてもの礼に今日は見逃してやる!
   あ、明日こそは、冥土に送ってやるからな!」
男「…?」

 

 

283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 11:05:16.23 ID:tzJBj/5p0
ガチャ
冥土「入るぞ男ー」
男「ちょ、お前っ、入るときぐらいノックしろ!」
冥土「フハハハハ!・・・うん?パソコンに向かって何をやっているんだ」
男「み、見るなぁ!」
冥土「『ああ・・駄目ぇ・・・お兄ちゃん・・・』?」
冥土「『そんなことらめぇ・・・』?」
男「勝手に朗読するなぁー!」
冥土「こ、こここここれは、い、一体っ///」
冥土「こんな破廉恥なもの、か、鎌の餌にしてくれるわ!///」
男「らめぇ!アーー!」

 

 

284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 11:06:58.52 ID:TQn4mfe90
冥土「殺さないから…その…一緒に居てくれないか…す、好きなんかじゃないからな!
    うん、使い魔としてだぞ!フハハハハハハハ、、ハァ…(こんなんじゃ、、嫌われるだけだよね…)」
男「どうした?体調でも悪いのか?(ぺた……)」
冥土「貴様が、貴様がそんなだから私が苦しまねばならんのだ!もういい、寝る!」
男「(いったいどうしたんだ、あいつ…)」

 

なんか違うかもしれん。

 

 

289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 11:22:45.70 ID:IiwkfjMV0
冥「男!今日こそ冥土に行ってもらおう!…?何をしている!こっちを向け!」
男「…ふふ、ひっかかったなぁ冥土!実は俺は天使だったのだ!天国にご招待するぜ!」
冥「え…!?い、嫌だ、そ、そんな…や、やめろッあああああああああああ!!!!!」
男「ちょ、驚きすぎだ、これは変装だから安心しr」
冥「ぐぁああああ私に触れるなああああ!て、天使っ…来るなぁあくぁwせdrftgyふじこlp;」

 

ズパッ
男( ゚д゚ )アッー

 

 

294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 11:38:48.39 ID:tzJBj/5p0
冥土「む。捨て猫か・・・」

 

ニーニーニーニー

 

冥土(カ、カワイイな・・・)
冥土(だが・・・このままだと飢死にしてしまう・・)
冥土(冥土に送ってやるか・・)

 

男「おい、こんな所で何を・・・」
男「って、捨て猫じゃないか!」
冥土「ああ。今にも死んでしまいそうだから、私が冥土に送っ
男「かわいそうに。・・・俺の家で飼ってやろう」
冥土「!」
男「大丈夫だったか?よしよし、いい子だ、もう大丈夫だぞ」

 

ニーニー

 

冥土(・・・こういうのも・・・アリか・・・)

 

 

302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/26(土) 12:50:57.96 ID:5zRox4VCO
男「最近お前のせいで食費がかかってかなわん」
冥「だが日々料理の腕も上がっているぞ、よいことではないか」
男「そういう問題ではない、つまりお前もウチに居候するなら働け」
冥「まぁ、私の仕事では収入は得られないからな。いいだろう、前から興味のある仕事があったしな」
男「珍しく素直だな、興味のあった仕事ってなんだ?」
冥「冥土喫茶というところだ」
男「なるほど、お前にはピッタリだな(これは面白そうだ)」
冥「明日にでも探して来よう、楽しみにしておれ」
男「あぁ!」

 

ここまで書いて時間がorz