世界一覧

Last-modified: 2018-03-09 (金) 17:34:55

ディヴィーカ

青き森の世界。非常に高く大きな森であり、ほとんど日が差し込まない場所も数多くある。
森の下には湖や川が多数あり、オサカナや山羊やワニや妖精が棲まう。キノコや果実も豊富に存在する。
豊富な動植物に恵まれており農耕の必要すらないほどだが、人間にとって危険な捕食者も多く、増えすぎると間引きされる。

アムダリア

何百年もの昔、『アムダリア』という世界では神王が統べる偉大な王国があった。
神王の統治は公正で賢明であり、人々は神の善政と太陽の恵みのもと、平和で豊かな暮らしを送っていた。
だが世界同士が連結する時代となり、外敵が度々侵入し、腐敗と堕落が広がると神王の力は弱まった。
そしてついに神王は外敵の奸計によって身体を十四に引き裂かれて埋められてしまったのである。
神王が死したのち、アムダリアは徹底した破壊と略奪に晒された。
大地から恵みは失われ、砂漠と荒野が広がり亡者が彷徨うばかりの価値の無い世界へと転落し、忘れ去られた。
神王の復活を待望しながらアムダリアの民は死んでゆき、減っていった。

ミランシャがこの世界に辿り着いたのは十数年前である。
外なる世界の天使は静かな不毛の世界を見つめ、生命の種を植えた。ここを自らの版図とし庭園を築くために。
彼女は無数の植物の種と音楽と知識を抱え、アムダリアの民を手助けした。

ミランシャはその見返りに王神の遺跡のひとつとその周辺を我が物とした。

アレクサ・ガーデン

ミランシャが住まう石造りの逆角錐型の建造物。神王の遺跡。
ミランシャの魔力によって湧水のオーブから無尽蔵※に水を出力する人工のオアシスであり、この世界で最も美しい植物の聖域である。
泳げるほどに水があり、花は咲き乱れ、果実は甘い。
庭園から溢れた水は周囲に染み出し、遺跡の外は湖となっている。

※1秒につき1トン。一日86400トン。

マンドラ

動く植物。ミランシャの眷属であり、他の植物たちの世話に従事する。

本の墳墓

神王の遺跡。石造りの角錐型の建造物。図書館ではなく、墳墓である。読まれることの無くなった本が納められる。

夢の熾り

アムダリア世界の東西南北端の世界の果て。大いなる崖であり、世界の外には星々が見える。
多数の浮遊島がアムダリアの側に浮かんでいる。
崖は降りるごとに原因不明の睡魔が襲ってくる危険地帯である。

ソルトロード

荒野に敷かれた旧街道。かつてここは海底であったかのように、岩や砂には塩が含まれている。
そのため、植物はほとんど生育しない。

王都

主を失った都。アムダリアの民は白い衣服を着て神王の復活と帰還を待つ宗教国家を形成している。
教団と天使ミランシャの関係は複雑で、異界からの侵略者である説や、新たなる神王であるという説もある。

砂魔法

アムダリアの魔術師は砂嵐を呼び起こしたり砂渦により敵を阻害する魔術を扱う。

ハングリー・タワー

神王の遺跡。落雷のエネルギーを魔力に変換する儀式塔。
アーティファクトの生成に使用されていたが、現在は封鎖されている。

バイドゥ

草原と荒野の世界。
住民は魔法羊と魔法馬を育てながら各地を周り、魔法ゲルを展開して寝泊まりする。
異世界への侵略実績もあり、XX年にはナローシュ魔法騎士団を完膚なきまでに打ち破った。