【種族名】
魔蟲。インセクト。リシドとも。
【ルーツ】
妬みの魔蟲フラトコフ
【属性門】
破壊の門。ほぼあらゆる種族を敵視し、また嫌悪されている。
【外見】
能力や役割に応じた姿を持った様々な種類の蟲。
いずれも多くの人間にとっては気色悪く、おぞましい姿を持つ。
【思想】
妬みと憎悪の使者であり、世界全てに対する憎悪に従って活動する。
虐げられたものの味方であり、革命家、抵抗者、復讐者に力を与え、その思想や行動を正当化する。破壊や殺人は神聖な行為であり、それを阻む者は敵である。
魔蟲とその信奉者たちは復讐や敵討ちすることで失われたものや手に入るはずだったものを取り戻せると信じている。
知性は低くはないが投げやりさや自暴自棄を主とした独自の思想体系を持っており、和平交渉が成立することは殆ど無い。
【パワーソース】
人間の持つ妬みと憎悪の念。
【戦闘】
危険な存在である。破壊力に特化した強力な攻撃魔法や自爆魔法を得意としている。
しかしながら種族的に弱点も多く、また破壊魔法による自滅も多い。
【魔族:寄生体(リシド)】
リシドという寄生蜘蛛は人間の脳に寄生し、その人間の身体と、記憶を含む知能を奪うことができる。
【魔族:抹殺者と抹消者】
巨大な甲殻に覆われた、ムカデの様な二体の上位魔蟲たち。
航海者能力・追跡者能力を付与され、アンゼロットをあらゆる時間、あらゆる距離を挙げて追跡する。
しかし二体がアンゼロットに接触したことは未だ無く、活動の痕跡についても破壊してしまうことが多い。
【アンゼロットとの関係】
プランク民主国のフラト地方の人間が、フラトに降りかかった災害について民主国政府を憎悪し、その狂的な執念により破壊の門を開き、悪魔化した。その人間は祖国の名を取って自らをフラトコフと名乗っている。
その過程上、アンゼロットを敵視し、種族を挙げて執拗に狙っている。
【リリスとの関係】
互いに全く信用してはいないが、利害が一致し手を組んだことがある。
リシドに寄生用に肉体を提供しており、モルフと呼ばれる親リリス派が存在する。
【拠点:滅びの都ペイギン】
廃墟の都。蟲の巣。
【拠点:忌まわしき暗き空】
世界を滅ぼすために建設中の超兵器。完成は少なくとも千年後。
創り出される雷鳴は鋼も人も、触れるもの全てを灼き尽くす。
【悪魔:妬みの魔蟲フラトコフ】
魔族諸侯22の悪魔のひとり。『審判』の席次を持つ。