触手(テンタクル)

Last-modified: 2011-09-11 (日) 00:41:39

【種族名】
 触手。英語表記はTentacle。

【ルーツ】
 貪欲の魔元帥トルルカ。

【属性門】
 争乱の門。

【外見】
 異形。地面から湧き出す肉紐は螺旋状、磯巾着状、吸盤状、男根状、柔毛状、形一つとっても様々だ。中には透明の胴を持つものやら、巨大な睾丸をいくつも携えた物まで存在する。
 それらは互いに絡まりあい、蠢きながら白濁とした粘液を撒き散らす。 人間変身能力を持つ触手は一部のみであり、その為人目に触れることは滅多にない。

【パワーソース】
 リリスと同じく、女性が快楽を感じるときに放出する恍惚のオーラを吸収することで魔力を得る。

【戦闘能力】
 触手は争乱の門の属するが、多くは魔法能力を欠如している。
 代わりに物理戦闘能力を備え、特に怪力と生命力、再生力に優れる。
 触手により犠牲者を拘束し、消化液や媚薬などを振りかけることを好む。

【会話能力の欠如】
 触手は発声器官を持たない。会話や交渉は不可能である。しかしながら聴覚は存在し人語を理解することはできるため、命令を与えることはできる。

【魔奴隷:苗代】
 触手の虜になった女性達。触手に犯され、孕み産み落とす為に存在する。ペニスを生やされ、乳腺を開発され、異常な快感による恍惚のオーラを捧げる苗代も多い。多くの苗代は触手の巣や触手そのものに取り込まれ、人前にでることはない。魔奴隷の例に漏れず不老であり、異常な交合に耐えうる耐久力を与えられている。
 また触手の代わりに伝令や交渉役をつとめることもある。

【苗代姫】
 ルチア、エマリス。苗代の中でももっとも古参であり、多くの触手を産み落とした美少女達。

【人間との関係】
 おぞましき存在であるにもかかわらず、触手を奉ずる人間は存在する。
 女性を生贄に捧げることで触手は人間に助力することがある。
 多くの奴隷商は触手の加護を得ているといわれ、人を越えた再生能力や生命力をもつこともある。

【リリスとの関係】
 リリスと触手は同盟者であり、戦闘用として、あるいは調教・陵辱用としてリリスに召喚される。ほとんどのリリスは触手と交わったことがあり、触手中毒に陥ったリリスも少なくない。逆にまたリリス中毒の触手も数多い。
 リリスに言わせれば触手は人間の男性よりも上等な存在である。

【魔器:奴隷商の鎖】
 常時拘束状態に陥らせる呪いの鎖である。魔器にしては安価で、奴隷売買が隆盛を極める一因でもある。

【悪魔:貪欲の魔元帥トルルカ】
 魔族諸侯22の悪魔のひとり。『節制』の席次を持つ。