マイクロフォーサーズまとめwiki オリンパスのボディ

Last-modified: 2015-06-26 (金) 12:30:38

オリンパスのボディに関するTipsや注意点、使用したレビューなど、適当に書いていって下さい。

 


全般

・オリンパスはボディ側に手ブレ補正機構を内蔵するため、全てのレンズで手ブレ補正対応。
・そのため、オールドレンズファンなどからの人気は高い。
・EVF(電子ビューファインダー)内蔵ボディはOM-Dのみ。PENシリーズにはオプション品で外付けEVFが用意されている。

OM-D E-Mシリーズ

E-M1

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/em1/
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/dslr/2696.html
・2013年10月11日発売。
・E-5の後継機種となる新フラッグシップモデル。
・像面位相差AF搭載で4/3レンズをマウントアダプターMMF-3(他)経由で、E-5並みの速度でAF。
・m4/3レンズではコントラストAF(像面位相差AFは併用せず、C-AF除く)。
・m4/3レンズでもC-AFでは像面位相差AF併用。
・防塵防滴、-10度動作保証。
・フォーカスピーキング。
・Wi-Fi内臓。iOS、Androidアプリでリモコン操作も可能。
・電池はE-M5、E-P5と共通(BNL-1)。
・TruePic VII 「ファインディテールII」。
・シャープネス自動最適化(小絞りボケ補正約1段)。
・倍率色収差補正。
・1/8000シャッター。
・5軸手振れ補正。シャッター半押しで、手ぶれ補正作動可能。

E-M5

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/em5/
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/dslr/1394.html
・2012年3月発売。
・フィルム一眼レフカメラ「オリンパスOMシステム」の名称・デザインを受け継いだモデル。
・防塵・防滴仕様。
・電池はE-M1、E-P5と共通(BNL-1)。
・EVF内蔵、ティルト背面モニター。
・5軸手振れ補正。シャッター半押しで、手ぶれ補正作動可能。

E-M10

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/em10/
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/dslr/2820.html

PEN E-Pシリーズ

オリンパスのハイエンドシリーズ。*1
ハーフ判フィルムカメラ「オリンパス・ペン」のコンセプトを受け継いだデザインが特徴。
独特のクラシカルな雰囲気は男女共に人気が高い。

E-P5

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/ep5/
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/dslr/2600.html
・2013年6月発売。
・1/8000シャッター。
・フォーカスピーキング。
・Wi-Fi内臓。iOS、Androidアプリでリモコン操作も可能。
・5軸手振れ補正。シャッター半押しで、手ぶれ補正作動可能。
・グリップは固定式。交換は不可能に。木のグリップのプレミアムウッドグリップモデルも用意された。
・電池はE-M1、E-M5と共通(BNL-1)。
・この機種以降、VF-4のアイセンサー自動切り換えに対応。

E-P3

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/ep3/
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/dslr/1237.html
・2011年7月発売。オリンパス曰く「第3世代」モデル。
・高速AFを新たに採用。MSC機構を搭載したレンズなら全てに有効。
・手ブレ補正も従来モデルから大幅に強化。
・E-Pシリーズとして初めてフラッシュを内蔵。GNは6でバウンス不可。
・AVCHD形式の動画撮影に対応。
・下位のE-PL3と違い、チルト可動式ワイド液晶は搭載しない。
・背面モニターは3型約61万ドット(約92万ドット相当)、液晶ではなく有機EL。発色傾向に関しては賛否両論。
・タッチパネルを搭載。
・アクセサリーポートがバージョン2に変更。
・SDXCカードに対応。
・グリップが着脱式になり交換可能に。オプション品も用意される。
・シルバーモデルのグリップは黒に戻された。(まあ交換可能だけど)

Tips

・動画撮影時に画面が歪むこんにゃく現象について
 手ブレ補正をOFFにすることで緩和させることができます。
 広角側ほど歪みが少なく、使用にあたっては手持ち撮影は控えて三脚固定にするのがオススメです。
 センサー由来の歪みは仕様のため回避できませんが、手ブレ補正機能による歪みはより効果的とされる
 レンズ側での手ブレ補正機能を搭載したパナのHD 14-140mmを使うことで緩和できます。
 その場合はカメラの設定画面から手ブレ補正機能をレンズ側に切り替える必要があります。
・モニターの緑かぶりについて
 真正面以外の角度からモニタをみると緑がかってみえますが、有機ELの仕様です。回避できません。
・モニターの黒浮きについて
 暗所での撮影、再生時、実画像より暗部が明るく表示されます。設定などでは回避できません。
 暗所撮影ではモニタの表示を信用せず、ヒストグラムの確認やブラケット撮影で対処しましょう。
・AFミスについて
 レンズ最短距離近辺での撮影時など、合焦していないのに合焦サインが表示される場合があります。
 落ち着いて再操作しましょう 。
・フリーズ、ボタンが効かないなどの現象
 VF-2/3を使用している場合タッチパネルをメニューからオフにすると現象を回避できるようです。
 その他条件では詳細不明。

E-P2

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/ep2/
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/dslr/747.html
・2009年12月発売。
・E-P1をベースにアクセサリーポートを搭載。外付けEVFに対応した。
・SDXCカードには対応しない(SDHCカードまでの対応)。
・シルバーモデルのグリップは茶色に変更。評判イマイチだが、自力交換は困難。
・有償のグリップおよび外板交換サービスがある。

E-P1

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/ep1/
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/dslr/676.html
・2009年7月発売。オリンパス初のマイクロフォーサーズ対応ボディ。
・アクセサリーポートが無いので外付けEVFは使用不可。
・フラッシュは非搭載。
・背面液晶は3型約23万ドット。
・SDXCカードには対応しない(SFHCカードまでの対応)。
・有償のグリップおよび外板交換サービスがある。
・パナソニックG1に続いて「マイクロ一眼」として華々しく登場し、良くも悪くもマイクロフォーサーズの印象を強く広めた機種。

PEN Lite E-PLシリーズ

位置付けとしてはE-Pシリーズの下位シリーズだが、リプレースのタイミングによって一時的に上位機よりも機能面では上回ってたりもする。

E-PL6

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/epl6/
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/dslr/2599.html
・2013年6月発売。
・E-P5との外観的な差はごくわずか。
・チルト&リバース式タッチパネルモニタ。自分撮りが可能に。
・2軸水準器搭載。
・E-PL5同様、グリップが着脱式で交換可能。

E-PL5

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/epl5/
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/dslr/1559.html
・2012年10月発売。
・タッチパネルモニタ搭載。
・着脱式交換グリップ。

E-PL3

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/epl3/
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/dslr/1238.html
・2011年9月発売。オリンパス曰く「第3世代」モデル。
・E-PL2から大幅に小型軽量化。
・高速AFを新たに採用。
・AVCHD形式の動画撮影に対応。
・登場時の上位機種であったE-P3と違い、チルト可動式ワイド液晶を搭載。可動範囲は上下方向のみ。
・背面液晶は16:9。なので4:3や3:2等で撮る時は、両サイドに大きく黒い空きができる。4:3液晶としては実質2.5型。
・タッチパネルは搭載しない。
・小型化の代償でフラッシュが外付けに。
AVCHD動画の記録は2fps・・・って本当か?
・AVCHD撮影時はアートフィルターのフレームレートが2fpsに低下する。

E-PL2

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/epl2/
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/dslr/1128.html
・2011年1月発売。
・3型約46万ドットの背面液晶を搭載。3:2比率だと画面全体を有効活用できる。
・十字キー周囲にコントロールダイヤルを搭載。
・アクセサリーポートがバージョン2に変更。
・アートフィルターを他のモードでも使用可能に。
・アートフィルターにバリエーション追加。ドラマチックトーンの新搭載と入れ替わりに、ジェントルセピアは削除。
・SDXCカードに対応。

E-PL1s

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/epl1s/
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/dslr/1096.html
・2010年12月発売。
・E-PL1からの変更点はボディカラーとキットレンズの変更など。
・標準ズームレンズがM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IIに変更。AF高速化。
・望遠ズームレンズがマイクロフォーサーズ用のM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6になり、高速かつコンパクトになった。

E-PL1

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/epl1/
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/dslr/774.html
・2010年3月発売。
・E-Pシリーズの廉価版という位置付けだが、フラッシュを内蔵しアクセサリーポートに対応するなど、機能的にはかなり強化されている。
・簡略化のためメインダイヤルやサブダイヤルは省略。
・背面液晶は2.7型約23万ドット。
・SDXCカードには対応しない。
・キットの望遠ズームレンズはフォーサーズ用のZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6+マウントアダプタ。なのでデカくて重くてAF遅い。

PEN mini E-PMシリーズ

オリンパスの小型ボディシリーズ。

E-PM2

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/epm2/
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/dslr/1559.html
・2012年10月発売。

E-PM1

http://olympus-imaging.jp/product/dslr/epm1/
http://dc.watch.impress.co.jp/backno/dslr/1239.html
・2011年10月発売。「1」を名乗ってはいるが、E-P3/E-PL3と同じ第3世代モデル。
・小型化の代償でフラッシュが外付けに。
・モードダイヤルは省略され、操作ボタンの数も少なくなっている。


*1 OM-Dシリーズ登場前まで