Slava

Last-modified: 2021-03-03 (水) 00:58:01

スラヴァ(24 設計戦列艦)

File not found: "slava.jpg" at page "Slava"[添付]

性能諸元

編集時 ver.0.0.0.0

・基本性能

Tier10種別プレミアム艦艇
艦種戦艦派生元-
国家ソ連派生先-
生存性継戦能力 91,800
装甲19-550mm
・防郭 350-370mm
・艦首・艦尾 25-300mm
・砲郭 254-550mm
・装甲甲板 32-150mm
対水雷防御ダメージ低減 29%
機動性機関出力 280,000馬力[hp]
最大速力 29.5ノット[kt]
旋回半径 1090m
転舵所要時間 16.3秒


隠蔽性 通常副砲主砲火災煙幕
海面発見距離16.7km--18.7km16.2km
航空発見距離13.7km-0.0km16.7km-


射撃管制装置船体モジュール主砲射程最大散布界
-mod.124.7km228m


主砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回弾種
-406mm/553基×3門HE弾 5800(40%)
AP弾 12100
33.5秒45秒HE B-37
AP B-37


副砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填射程
-130mm/608基×2門HE弾 1800(8%)4.0秒6.0km


対空砲船体距離口径基数×門数爆発数秒間ダメージ命中精度有効ゾーン
爆発半径内継続的
-25mm/018基×2門-00.0%0.1-2.5km
57mm/012基×4門0000.0%0.0-4.0km
130mm/08基×2門0000.0%0.0-6.6km

ゲーム内説明

ティア10のソ連戦艦。エンドコンテンツである研究局でとれる艦艇で、あのKremlinの姉妹艦という設定でもある。

  • 主砲
    WoWs実装艦中最高の装甲貫通力と弾速を誇る長砲身16インチ砲を3連装砲塔に3基、9門搭載。
    20km先への着弾時間は10秒を切っているほか、比較対象がChampagne?であろうと全ての距離で貫通力を上回っている(Champagne?の小ネタに貫通力表があるので参照されたし)。
    散布界はどうやらSlava特有のものが適用されているようで、10km以下では実装艦最悪クラス、逆に20km以遠では全ての戦艦より良好で最大射程の24km台ではなんとシュペー散布や吾妻散布よりも良好な散布界を誇る*1Kremlin以下のソ連ツリー戦艦散布界とは真逆の性質を持つという点では非常に尖った特徴と言える。
    これらの代償として16インチ砲としては控えめの12100というAP弾最大ダメージ、33.5秒と遅い装填、上述の通り近距離になるほど劣悪になる散布界という短所も持ち合わせている。後述の抗堪性にも難を持つため、優秀な遠距離散布と高弾速を活かして遠距離狙撃でダメージを伸ばすタイプの主砲と言える。
     
    ちなみにソ連ツリー戦艦と違って射程延長UGが搭載できる。その際の射程は28.6km。装填UGの場合は装填時間が29.5秒になる。
     
  • 抗堪性
    ソ連戦艦に似合わず、Tier10戦艦中最も打たれ弱い。
    装甲は全体的に準同型のKremlinから減厚されていて、側面の主装甲帯は砲塔付近が370mm、艦中央部が350mmと中Tier戦艦と同程度しかない上、ここを抜かれるとそのまま防郭貫通をされてしまう。
    さらに艦首艦尾の装甲は25mmとなっており、Odin?を除く全てのマッチ帯の戦艦に強制貫通される。これは近距離戦闘で正面から防郭貫通をもらう危険性があるということであり、主砲性能と合わせて本艦が近距離戦闘に向かない要因の一つと言える*2
    巡洋艦HE弾への耐性も絶望的で、艦首艦尾はIFHE無しの軽巡にもダメージを出されるうえ、船体甲板装甲も32mmであるため重巡の8インチ砲HE弾に貫通ダメージをもらうことになる。
     
    応急工作班はソ連ツリー戦艦の回数制限式ではなく動作時間15秒、クールタイム80秒の独仏英戦艦仕様。回数制限こそ無いが回転が悪いため短時間で集中して火災や浸水をもらうシチュエーションには向かないが、長時間の交戦でも息切れしないという点は評価できる。
    修理班はツリー戦艦同様で他国より1回少なく3回(スキル込みで4回)。元の体力が91,800と少ないこともあるためとても心許ない。
     
  • 対空
    Kremlinと長距離対空は同様だが、中距離対空はあちらが45mm砲なのに対し57mm砲を搭載していて射程と継続ダメージが高い。近距離対空はKremlinの方が優秀。
    対空砲がしっかり機能していれば高い対空能力と言える。
    そしてKremlinと比較して対空砲の抗堪性がとても高いことも特徴である。
     
  • 機動性
    Kremlinと全く同じ。小回りが利かないため甘い転舵は非常に危険。
     
  • 隠蔽性
    Kremlinより誤差レベルで良い。特化時は水上被発見距離13.1kmとなり、YamatoMontanaMoskvaStalingradといった最良14km勢には先手を取れるが最近増え(すぎ)ているThunderer?とその準同型Conquerorには劣る。
     
  • 総評
    実装発表時からしばらくのOP艦疑惑はどこへやら、蓋を開けてみれば耐久力を犠牲に長距離からのスナイパー運用に特化した、非常に尖った性能になっている。
    特に(自身含めて)火力インフレの凄まじいTier10戦場での本艦のタンク能力は無いに等しく、本艦を操るプレイヤーは慎重な位置取りを、本艦を相手取るプレイヤーはいかにして集中砲火を浴びせるかをそれぞれ頭に入れて行動することになるだろう。
    しかしこの耐久性をクリアしてしまえば、遠距離砲撃戦にて本艦の右にでる艦は他にいない。遠くなるほど(相対的に)良くなる散布界と最高の弾速、そして貫通力を駆使して、甘い動きをする敵艦の防郭をとにかく狙うことが本艦の仕事になるであろう。
     
    63,000研究ポイントという莫大なリソースを捻出できるプレイヤーならばこの長所を存分に活かせるはずだが、Ohio?と比べると万人受けする性能ではないと言える。

*1 散布界の計算式はY(任意の距離の水平方向の最大散布界)= 5 x R(射撃距離(km))+ 105となっている。
*2 ソ連戦艦特有の喫水線付近の装甲帯も艦首付近はオミットされて25mmとなっている