見上げ会話

ミスト
・・・・・・いい天気ですねぇ。

そうですね。
こうやって空を見ているだけで
いい気持ちになってきます。

空を見上げていると
ルーニーが寄ってくる
ことがあるんです。
不思議ですねぇ・・・・・・

そうなんですか。
どうしてでしょうね。

さあ・・・・・・

きっと、精霊さんも
あたしと同じように、

ラグナさんが
何を見ているのか気に
なるんじゃないでしょうか。

ロゼッタ
なに、ぼーっとしてるの？

あ、ロゼッタさん。
夕日を見ていたんです。

ふ～ん。
のんきなもんねぇ・・・・・・

たまにはこうして
空を見るのも
悪くないですよ。

そうかもね。
最近、どうもあくせくしすぎで
ココロによゆう、なかったかも。

いい気分転換になったわ。
ありがと。

ロゼッタ
やまないわねぇ・・・・・・

そうですね。

雨が降らないと困るのは
わかるんだけどね。

夕方のこの時間だけは
やんでいてもらいたいわ。
ホント。

あたしが歩く
その周りだけでもいいから
晴れないかしら。

あはは。
そんなムチャな・・・・・・

ビアンカ
何見てるの？

とくに何・・・・・・ってことは
ないんですけど、
何となく空を見ていたんです。

ふうん・・・・・・
楽しいの、それ？

・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・

ちっとも
楽しくないじゃない。

あはは・・・・・・

ねえ、ラグナ・・・・・・
この空も「はじまりの森」まで
つながっているのかしら？

どうなんでしょうね・・・・・・
僕は「はじまりの森」が
どういうところか
知りませんから。

相変わらず
デリカシーがないわね。

こういうときはウソでも
「そうですね」って
言うものよ！

す、すみません・・・・・・

私は信じるわよ。
こんなに大きい空だもの。

きっとフランソワーズも
この空をながめているわ。
きっとそうよ。

そうですね。
僕も信じますよ。

相変わらず調子いいのね。
あきれるわ。
でも、今日はフランソワーズに
めんじて許してあげる。

あはは・・・・・・

タバサ
いい天気ですね。

そうですね。

あっ！あの雲、
モコモコみたいに
見えませんか？

えっ？どれですか？

ほら、あそこ！
もっと右の方のあの白い雲。

あ・・・・・・
そう言われてみれば、
たしかに・・・・・・

ふふふ・・・・・・
雲までモンスターに
見えるなんて、タバサさん
らしいですね。

そ・・・・・・そうでしょうか・・・・・・

ドロップ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・

あ・・・・・・ドロップさん・・・・・・

何・・・・・・してるの？

空を見ていたんですよ。
なんとなく・・・・・・

・・・・・・そう。

・・・・・・・・・・・・楽しい？

そうですね・・・・・・
不思議な感じはします。

・・・・・・・・・・・・そう。

・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あの・・・・・・
ドロップさん？

・・・・・・・・・
雲って不思議。

あはは・・・・・・

エリス
こんばんは。

あれ？
エリスさん、もう約束の時間
でしたっけ？

いえ、まだですよ。

早めに行こうかと思って
通りがかったら、
ラグナさんが
ここで空を見上げていたので・・・・・・

あはは・・・・・・
おかしな所を
見られてしまいましたね。

いえ、とんでもありません！
私もくじら島にいるときはよく
夜空のお月さまを
見上げていました。

今となっては
いい思い出です。

うふふ。
ここでこうして雪を見ているのも
いいですけど、

せっかく約束したんですから
教会裏に行きませんか？

そうですね。
行きましょうか。

エリス
あら・・・・・・ラグナさん？

こんばんは、エリスさん。

どうしたんですか
こんなところで？

雪を見ていたんですよ。
あんまりキレイだったから。

そうだったんですか。
私も静かに舞い落ちる雪は
とっても好きです。

ゆきくさの遺跡にいたときも、
くじら島にいたときも、
雪は見られなかったから、
雪を見るだけで大感動なんです。

じゃあ、今日はずっと
ここで雪を見てましょうか？

え！？

あ～っ！！
ラグナさん、
イジワルです！

あはは。
ジョウダンですよ。

待ち合わせの時間に
遅れないようにしてくださいね。

それは私のセリフですよ。
雪を見ていて
遅れないでくださいね。

ミスト
ラグナさん、
あたしの家の前で
何をしているんですか？

もしかして・・・・・・
ノゾキですか？

え・・・・・・ええっ！？

ち・・・・・・違いますよ！
いい天気だから
空を見ていただけです！

あら・・・・・・
そうなんですか？
あたしはてっきり・・・・・・

ひどいなあ・・・・・・

うふふ、ごめんなさい。
おわびにいいこと、
教えてあげますよ。

いいこと・・・・・・？

はい。
ルーニーが繁栄している
場所が多いと、畑の作物が
早く育つらしいですよ。

最高でなんと４日も
早く育つらしいです。
すごいですね。

すごいですね・・・・・・
でもその話、本当なんですか？

はい。キャンディちゃんに
聞いた話だから、
間違いないですよ。

がんばってルーニーを
繁栄させてくださいね。

メロディ
あ、ラグナだ♪
なにやってんの？

空を見ていたんですよ。

へぇ～

面白そうだね。
あたしもやってみよ♪

・・・・・・・・・・・・

ぷっ・・・・・・

あはははは！

メロディさん
どうしたんですか・・・・・・？

あははは・・・・・・
ごめん、ごめん。

ふたりして黙って
空を見てる姿を想像したら
なんだか笑えてきちゃって。

そう言われてみれば、
おかしいですね。

でしょー？
いやー、面白かった。
また、やろうね。

え！？
またやるんですか？

ドロップ
・・・・・・釣り、しないの？

そうですね・・・・・・
今は釣りよりも、
空を見ていたい気分なんです。

そう・・・・・・

・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

わ・・・・・・わかりましたよ・・・・・・
今度、一緒に釣りをしましょう。
それでいいですか？

・・・・・・いい。

セルフィ
何か見える？

はい。雲が見えます。

・・・・・・ふ～ん。

あっ！
今何か飛んでったよ！
見た？見た？

え？何ですか？

今、何か白い・・・・・・
お皿みたいなのがびゅーんって
飛んでいったんだよ！

見てないの？

すいません・・・・・・

もう！
ダメだなぁ、ラグナは。

本当にお皿が
飛んでいったんですか？

もちろんだよ！
確かにあそこを白いお皿が・・・・・・

でも、誰がお皿なんて
飛ばすんですか？

そう言われてみると、
困るんだけどなぁ・・・・・・

あれ？
冷静になって思い返してみると
もしかして鳥、だったかも・・・・・・

あは、あはははは・・・・・・
見間違えだったかもね。
思い返せば返すたび、なんか
そんな気がしてきたよ。

うづき
空は広いのぉ・・・・・・

そうですね。
どこまでも続いていますからね。

どこまでも・・・・・・
この空はわらわのふるさとまで
続いておるんじゃのぉ・・・・・・

うづきさん・・・・・・

い、いや！
決して、ふるさとが恋しくなった
わけではないぞよ？

むしろ、逆なのじゃ！
離れていても同じ空の下。
何も寂しいことはないと
思っておったのじゃ！

本当じゃ・・・・・・

あはは・・・・・・
ええ。信じてますよ。

エリス（白）
こんばんは。
ラグナさんも
夜のお散歩ですか？

はい。
風が気持ちいいですね。

エリス（白）
そうなんですよ。
それで私たちもよくここで
のんびりしているんです。

エリス（黒）
私たちだけのヒミツの
場所だったんですけど、
これからは3人の
ヒミツの場所ですね。

そうですね。
僕も眠れない日なんかには
ここに来るようにしますよ。

エリス（黒)
こんばんは。
ラグナさんも
夜のお散歩ですか？

はい。
波の音が心地よいですね。

エリス(黒）
そうですね。
こうやって目を閉じて
耳を澄ますと、すごく
安心できるんです。

不思議ですね。

エリス（白）
でも、眠れない夜に
ここに来て波の音を聞くと
よく眠れるかもしれませんよ。

いいかもしれないですね。

ミスト
えいっ！

！？

（とつぜん、口の中に何か・・・・・・
あれ？でもおいしいぞ？）

ラグナさん、
こんな所でお口をあけて
空を見てると、お口に何か
入れられてしまいますよ。

み、ミストさん！
今僕の口に何か入れたのは
ミストさんですか？

はい。
あたしの手作りの
ゆでタマゴです。

おいしく・・・・・・
ありませんでしたか？

おいしかったですよ。

いえ、おいしかったですよ。

微妙でした。

塩をふった方が
おいしいかもしれないですね。

・・・・・・じゃなくって、
突然人の口の中に
ゆでタマゴを入れたら
びっくりするじゃないですか！

そうでしたか・・・・・・

じゃあ、今度は、
別のものを入れることに
しますね。

・・・・・・・・・・・・

ラピス
雨でも・・・・・・降りそうですか？

いえ、大丈夫みたいですよ。

そうですか。
よかった・・・・・・

せっかくのお祭の日なのに、
雨が降ってしまっては
だいなしですからね。

ラグナさんは
今日のお祭
参加しないんですか？

してますよ。

こうやって空を見て、
村のお祭の空気を
感じているんです。

・・・・・・そうなんですか。
お祭の楽しみ方は
人、それぞれですからね。

そうですね。
・・・・・・ってそれじゃあ僕が
ヘンな人みたいじゃないですか！

うふふ。
ジョウダンですよ。

今日はお祭の日です。
楽しく過ごしましょう。

ラピス
ラグナさんも、
あの人とお話をしに
来ているんですか？

あの人って、夢に出てきた
この木のことですね。

ラピスさん、この木と
話していたんですか？

いえ、私も直接お話しを
することはできませんし、
あれから夢を見ることも
なくなりました。

でも、ここでこうして
空を見ていると、あの人と
気持ちが通じ合っているような
気がするんです。

気持ちはつながっていますよ。
だって、この木は本当に
優しそうじゃないですか。

そうですね・・・・・・
私もきっとそうだと思います。

セルフィ
・・・・・・？

なんか見えんの？

いえ・・・・・・
雲を見ているだけです。

へぇ・・・・・・
面白い？

ええ。面白いですよ。

へぇ・・・・・・

でもさ、こんないい天気の日に
ずっと外にいると
体に良くないよ。

そうだ！
あたしの日傘に入るといいよ！

ありがとうございます、
セルフィさん。

いいっていいって！
このお礼は
今度本を買ってくれれば
いいからさ！

あはは・・・・・・
セルフィさんらしいですね。

ミスト
・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

？

・・・・・・何も・・・・・・
落ちてきませんねぇ。

いえ、何か落ちてこないかと
空を見ていたわけでは
ないですから。

そうなんですか？
あたしはてっきり、
空からお菓子が降ってくる
お話でも読んで、

試してみたくなったのだと
思っていました。

そんな話、
聞いたことないですよ・・・・・・

知らないんですか？
昔、棚の前で口を開けて
待っていた人がいて、空から
中華まんが落ちてきて・・・・・・

いえ、解説してくれなくて
いいですから・・・・・・

ユーニ
いい天気ですね・・・・・・
お洗濯ものが
早く乾きそうです。

そうですね。
気持ちいいくらい
いい天気です。

・・・・・・・・・・・・

こうやって空を見上げるのも
たまにはいいですね。
忙しい毎日を
少しは忘れられそうです。

って、たいして忙しくもないのに
おかしいですね、私。

いえ、ユーニさんは宿屋の仕事も
酒場の仕事も一生懸命で
すごいと思いますよ。

そ、そうですか・・・・・・？

あの・・・・・・私・・・・・・
やることがあるので、
これで失礼しますね。

（あ・・・・・・ユーニさん、
行ってしまった・・・・・・）

アネット
いい天気だね～

そうですね・・・・・・

たまにはこうやって
のんびり空を見てるのも
いいかもね。

そうですね・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・？
アネットさん？

すぅ・・・・・・
すぅ・・・・・・

ゆうびんで～す・・・・・・
おまたせしまし・・・・・・
！！

あ・・・・・・あたし寝てた？
もしかして、
寝言なんか言ってたり・・・・・・
してないよね？

あはは・・・・・・

げ！！
もしかして、バッチリ
言ってたりした？

うわ～
恥ずかしい・・・・・・

いえ・・・・・・そんなに恥ずかしいことは
言ってないですよ。

内容はどうでもいいの！

もう、恥ずかしいなあ・・・・・・
いい、ラグナ！
このことは誰にも
言っちゃダメだからね！

うづき
・・・・・・？

何か見えるかの？

見えますよ。
いろんな形の雲が見えます。

ほほう、雲か！
面白そうじゃのぉ！

わらわも昔はよく
雲を見ながらいろいろなことを
夢想しておったものじゃ。

ほれ！あれなど
じいにそっくりじゃ！
おお、あれは
ラグナ殿じゃな！

ええっ・・・・・・！？
僕、そんなヘンな形、
してないですよ！

いいや！あれは
ラグナ殿じゃ。
わらわがそう決めたのじゃ！

そんなあ・・・・・・

ロゼッタ
あんたもひなたぼっこ？

あ、ロゼッタさん・・・・・・

たまには休みにこうやって
広場でぼーっとするなんて
ぜいたくの極みよねぇ・・・・・・

こういうのを幸せって
言うのかしらね・・・・・・

ふふっ、ロゼッタさん、
その言い方、
おばあさんみたいですよ。

なっ・・・・・・なによ、それ！！
うら若きオトメにそれは
ちょっとヒドいんじゃない？

も、もしかして・・・・・・
本当にそう見えた・・・・・・？

い、いえ・・・・・・
ただのジョウダンですから・・・・・・

マズいわ・・・・・・
オトメのピンチだわ・・・・・・
どうすれば・・・・・・

ダメだ、
聞こえていないみたいだ・・・・・・

ビアンカ
何やってるの？

あ、ビアンカさん。
空を見ていたんですよ。

ふうん。
あなた、よっぽどヒマなのね。

まあ、
つきあってあげてもいいけど。

あはは・・・・・・

・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・
ちっとも楽しくないじゃない！

いえ、僕は楽しいなんて
ひとことも・・・・・・

・・・・・・そう言われてみれば
そうね。
でも、いいヒマつぶしには
なったわ。

お礼は言わないわよ。
じゃあね。

タバサ
あら、ラグナ様、
ひなたぼっこですか？

あ、タバサさん。
お日さまの光を浴びると
気持ちいいですよ。

きぐうですね。
私もひなたぼっこは
大好きなんです。

お日さまは植物だけじゃなくて
私たちみんなに恵みを
与えてくれます。

ありがたいですね。

ええ。本当に・・・・・・

うづき
なかなか釣れんのぉ・・・・・・
どれ、わらわもラグナ殿と
空を見上げるとしようか。

・・・・・・・・・・・・

ううむ。こうやって
空を見上げていると、
時が経つのも
忘れてしまいそうじゃ。

おだやかよのぉ・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

うづきさん、
うづきさん！

？
どうした、ラグナ殿。
そんなにあわてて・・・・・・

ひいてますよ！

ひいてる・・・・・・？
なんのこと・・・・・・！
なんと！

ええい！
どうじゃ！

おぉ・・・・・・！

すごいですね。
大物です！

うむ。
これはすばらしい！

今日は大漁の予感じゃ。
これもラグナ殿の
おかげかの。

これから釣れん時は
空を見上げることに
しようかの。

あはは。
それはいいかもしれませんね。

アネット
なにやってんの？
こんなとこで？

あ、アネットさん。

空を見ていたんです。
天気がいいから・・・・・・

へ～
ラグナも
空見ること、あるんだね。

ラグナ・・・・・・も？
アネットさんも空を見上げること
あるんですか？

たまにだけどね。

こうやって何も考えずに
ぼ～っと見ていると、
イヤなこととかぜーんぶ
忘れちゃうんだよ。

これ、みんなには
ヒミツだからね。

ドロップ
・・・・・・ラグナは
何、してるの？

空を見ているんです。
そう言うドロップさんは
何をしているんですか？

・・・・・・遺跡を
見に来た・・・・・・

へぇ・・・・・・
遺跡に興味が
あるんですね。

・・・・・・・・・・・・少し。

これはすごく昔の
魔法研究施設跡。
どんな研究をしていたのか、
気になる。

へぇ・・・・・・
そうだったんですか。

そう。
でも、ずっと空を見てた
ラグナも気になる。
ヘン。

あはは・・・・・・

セルフィ
よっ！
な～に、してんの？

天気がいいので
空を見ていたんです。
結構気持ちいいですよ。

セルフィさんは
ここで何してるんですか？

あたしはお散歩。

お散歩！？
め、珍しいですね。

あ～、
ヒドいよラグナ！

あたしだってたまには
外に出たい日もあるってば！

あはは・・・・・・
すみません・・・・・・

でも、この遺跡には
なんか惹かれるんだよね。

中に何かステキな
書斎とかあったりして？

ね、ラグナ、
もしステキな書斎を見つけたら
ぜったい、教えてね。

約束だよ！

ドロップ
・・・・・・元気？

え・・・・・・？
はい、元気ですよ。
どうしたんですか、突然？

・・・・・・別に。

空を見てる人なんて
珍しいから・・・・・・かも。

あはは・・・・・・
ドロップさんに珍しいって
言われるとは
思いませんでしたよ。

・・・・・・どうして？

・・・・・・わからない。
謎。

うづき
良い天気じゃのお・・・・・・
お天道さまのありがたみは
万国共通じゃ。

おてんとうさま・・・・・・？

おお、すまぬ。
お天道さまとはつまり、
お日さまのことじゃ。

ここでは、ふるさととは
言葉が違うものが多いので
難儀じゃ。

いえ、すごく楽しいですよ。
うづきさんのお話は
僕が知らないことばかりで、
とても面白いです。

これからもいろんな話を
聞かせてくださいね。

そ・・・・・・そうかの？
そう言われると
照れるのぉ・・・・・・