メトロイドシリーズ/アダム・マルコビッチ

Last-modified: 2021-02-25 (木) 16:22:36

概要

サムスが銀河連邦に所属していた頃の上司であり父親代わりのような存在。
『メトロイド フュージョン』およびマガジンZコミックからその存在が示唆されていたが、ゲームにおいて実際に登場したのは『メトロイド アザーエム』。
厳格かつ常に冷静沈着な上司。
サムスのよき理解者であり、絶対的な信頼関係を築いていた。まだ精神的に未熟で、周囲との反発が絶えなかったサムスに対して、任務発令の際には必ず「異論はないな?レディー」というジョークを交えた合言葉をブリーフィングの最後に付け加えていた。

ドライブユニットの暴走

ある宇宙船のドライブユニット(推進装置)を修理する任務の最中に、ドライブユニットが爆発し、弟のイアンが殉職してしまう。
その際、やむ終えず宇宙船からイアンごとドライブユニットを切り離すよう指示した。
これは被害を最小限に抑えるための指示であったが、イアンの救出へ向かおうとした当時のサムスは彼の考えが理解できなかった(実際、ユニットが爆発したのは切り離しが完了した直後であり救出の猶予がないタイミングだった。現在のサムスも、アダムの指示が正しかったことを認めている)。
この事件でサムスと仲違いすることになり、彼女は銀河連邦を除隊することになる。

最期

「いかなる生命もすでに完成された存在であり、誰も冒してはならない」という思想を持つ。加えてメトロイドの危険性を知るため、
銀河連邦において検討された「メトロイド軍事化計画」について反対する結論を添えたレポートを作成している。
だが銀河連邦軍の一部過激派がこれを利用し、スペースコロニー・ボトルシップで極秘裏に計画を進めていたため、アダムは部下を率いてボトルシップに乗り込んだのであった。
最期はサムスを守るため、サムスの代わりに生体兵器として改良されたメトロイドが蔓延るセクターZEROに突入。セクターをボトルシップから切り離して自爆させ、自身の命もろとも、連邦が増殖させたメトロイドのほぼ全てを葬り去った。

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