交易

Last-modified: 2008-01-18 (金) 05:19:55

交易の基本

 すべての交易はまずここから始まります。「安く買って高く売る」。様々な交易品、一つ一つに相場の設定があり、約一時間ごとに設定された幅ずつ増減を繰り返します。商人たるもの相場に敏感であるのは当然ながら必須であり、また値段交渉にも長けている必要があるでしょう。相場を確認できふっかけ・値切りを行うことができる会計スキル、交渉回数を増やす社交スキルをとっておきましょう。

 交易はそのキャラのとるスキルによって、またプレイヤーの性質によって向き不向きがあります。一般的に言われる効率の良い交易をする必要はありません。そういった定番の交易を理解しながら、プレイスタイルにうまく合わせていくのが大切です。様々なスキルを組み合わせ独創的な交易路を創りだし、富を築き上げましょう。

会計

 交易の必須スキルです。相場をみることができ、値切りふっかけが可能になります。またRによって値切りふっかけの効果が上がります。会計ブースト込みの値で、R7になるとふっかけ3回で上限値、R10になると値切り2回で上限値、R12になるとふっかけ2回で上限値となります。これらのRが会計を上げていくうえで目安になります。まずはR7を目指しましょう。

 会計を上げるには領地間を行き来しながら、一回ずつ値切りやふっかけを繰り返すのが効果的です。社交を取っておく方が良いでしょう。ブーストアイテムは杖+2、トーガ+1、オニキスの首飾り+1(レア・使用効果なし)、黄金の両足+1の合計+5、それから副官の+1で最高+6です。また消耗アイテムには一時的に会計Rを上げるものがあります。最初は杖とトーガを使いましょう。 
 

社交

 身分の高い人と話をするためのスキルです。報告や投資などで熟練を得ることができます。爵位が上がるにつれ社交の役割は薄くなってくるのですが、新たにふっかけ・値切りをやり直せる効果が追加され交易の必須スキルとなりました。

 この効果は社交Rとその港の自国影響度によって左右されます。社交Rは4~7程度あれば、あとはブーストアイテムを装備することで十分な効果を発揮します。ブーストアイテムにはトーガや杖はもちろん、冠などもあり補うことの簡単なスキルです。それ以上は上げても港の影響度の関係で大きな効果を得ることができないようです。

 上げるには小額の投資を繰り返すのが効果的です。各Rごとに設定された金額以下だと熟練が入りません。下に書いたのはRに対応した設定金額と、大都市(小都市)における獲得熟練です。

 

R1 1,000以上 熟練20P(10P) / R2 5,000以上 熟練15P(7P) / R3 10,000以上 熟練12P(6P) / R4 17,000以上 熟練10P(5P) / R5 26,000以上 熟練 8P(4P) / R6 37,000以上 熟練 7P(3P) / R7 50,000以上 熟練 6P(3P) / R8 65,000以上 熟練 6P(3P) / R9 82,000以上 熟練 5P(2P) / R10 101,000以上 熟練 5P(2P) / R11 122,000以上 熟練 4P(2P) /

取引スキル

 取引スキルとは覚えることで、各交易品の購入数を増やすことができるスキルです。~取引となっているのがそれです。R1ならば同系統の交易品を1つで熟練1、R2なら2で熟練2という風に購入によって熟練を得ることができます。最大で20までの熟練を得ることができるので、R×20個ずつ購入するのが最も効率がよいです。またこのとき同じ種類の交易品ならば混ぜて買っても構いません。

 取引スキルは艦隊を組むことで艦隊メンバー全員に効果を発揮します。つまり艦隊を組むほうが早く大量に品物を購入でき、別種の取引スキルを持ち寄ることで大きな利益を得ることも可能になります。取引スキルをあげる際も、だれかしらRの高い人に手伝ってもらうのが効果的です。

■取引スキルのR1あたりの増加量は同盟時100%価格で判断されます

  +8 0~199D / +7 200~499D / +6 500~999D / +5 1,000~1,999D / +4 2,000~2,999D / +3 3,000~3,999D / +2 4,000~4,999D / +1 5,000D~ / 

暴落調整

 特定の種類の交易品の相場がひどく高くなる、あるいはひどく安くなった状態を暴落や暴騰といいます。重度のものならば交易所店主が「~は暴騰してるぜ」「今~は大暴落だよ、ふぅ」といい、軽度なら「~はだぶついてるぜ」「~は今売り時だよ」といいます。この状態では別種の交易品で大きな利益をだしても新たな暴落は発生しませんし、大量の交易品を買っても暴騰しません。いつもの「いらっしゃいませ」時にのみ暴騰や暴落が発生します。また、基本的にその港で扱ってる種類の交易品は暴落しにくくなっています。

 特定の交易品の相場を守るために別種の暴落を引き起こすのが「暴落調整」と呼ばれるものです。主に売り場におこなわれることが多いです。短距離交易では必須で、特にイスパニアではパルマとバレンシアでは火器暴落を起こさないというのが暗黙の了解です。重要度はそれより少し落ちますが、同様にイスラム圏でも火器暴落は敬遠します。

 暴落調整に関しては昔からイスパニアで盛んにおこなわれていたもので、様々なノウハウが存在します。また稼ぎはあまり考えずに暴落調整をしてくれる人を暴落戦士と呼ぶ人もいます。調整の仕方についてはいろんな人から話をきいて参考にしてみましょう。

短距離交易

 短い距離を移動しながら、値切りとふっかけによる利益の差を利用する交易。特に高額商品が儲かります。スキルが上がりやすいのが特徴ですが、暴落調整などが必要になってきます。相場がよい場所の高額商品でなら同じようなことができますが、特に社交の効果が高い領地で交易するのが一般的です。

長距離交易

 釣り、調達や交易品の加工などを効果的に使いながら、少ない食料で多くの荷物を運ぶというのが基本です。まず長距離航海に耐えうるスキルを覚えましょう。

 長距離交易は大抵の場合は発注書を使っての仕入れになります。そのため出発前に造船をしてロットを稼げるようにする、クエを受けて発注書を稼げるようにすることでさらに効果的に交易をおこなうことができます。

発注書と造船

 発注書を使うことによって一度買った交易品の購入数を初期化することができます。これを使うことによって大幅な時間の節約をすることが可能になります。

 名産品のコンボによって手に入る、クエストをクリアすることで手に入るという触れ込みの発注書ですが、はっきり言ってしまえばこれではまるで足りません。普通は買い取りをして集めます。さて、この発注書を売ってくれる人はどこから発注書を集めているのか? 答えは造船です。造船スキルは船を6割の値で買い、5割の値で売れるため一割の値段で11割分のロットを入手することが可能です。

 高レベルの商人ともなれば発注書を使えば造船の赤字を埋めるのは難しくありませんし、発注書を商人に売ることで造船の赤字を埋められます。(逆にいえば発注書はそれだけ高いのです) 買い取りが手間だ、発注書が高いと感じる人は造船を始めましょう。船の改造なども自力でできますからとっておいて損のないスキルです。

 

仕入れ発注書 分類

カテゴリー1:食料品・調味料・雑貨・医薬品・家畜

カテゴリー2:酒類・鉱石・染料・工業品 ・嗜好品

カテゴリー3:繊維・織物・武具・火器・工芸品・美術品

カテゴリー4:香辛料・貴金属・香料・宝石

関税と爵位

 交易品の取引価格は、基本価格と相場、さらに関税の三つで決定されています。この関税は全ての港で影響度が最も高い国ほど多く設定されており、同じ街でも国籍で値段が違ってきます。ただし同盟港の関税はなしです。
 イスパニアは影響度が他の国より高く、多くの同盟港をもっています。そのため交易は同盟港間でもっとも効率がよく、使う港ほど同盟維持に力を注いでいます。
 また関税は、いくつかの場合免除されます。10%の影響度のある港のみ、伯爵以上のキャラクターに対して関税フリーになります。商館をもつキャラクターはその街でのみ8%の関税免除があります。投資ランカーは1位から5位まで10・8・6・4・2%ずつの関税免除があります。