東北新幹線

Last-modified: 2023-03-25 (土) 14:12:54

東北新幹線とは東京~新青森*1*2間の路線名称である。現在では大回りでは利用できないが、2004年3月13日までは東京~小山間において別途特急券を購入することによって利用することが出来た。山形新幹線列車が東京~福島間、秋田新幹線列車が東京~盛岡間で乗り入れる。上越新幹線・北陸新幹線と東京~大宮間にて線路を共用している。

駅一覧

当路線を走行する車両

東京~大宮のみ乗り入れる車両については上越新幹線を参照。

大回り可能だった時期に運用されていた車両

200系
東北新幹線開業時に投入された車両。大回り出来た時代では東北新幹線にも定期運用が多かったが、不可能となった2004年3月13日に定期運用が激減、その後2011年11月18日を持って東北新幹線運用の定期運用から撤退した。その後、上越新幹線からも2013年3月13日をもって撤退している。
400系
山形新幹線開業時に投入され、主に「つばさ」で運用されていた。当初は6両だったが後に7両になっている。E3系2000番台に置き換えられたため2010年4月18日を持って営業運転から撤退した。
E3系0番台
秋田新幹線開業時に投入された。投入当初は5両だったが後に6両となっている。秋田新幹線用だけではなく、東北新幹線内だけの運用も2002年以降多く存在する。2014年3月14日をもって秋田新幹線から撤退し、東北新幹線の増結車としての運用も2020年10月に離脱、2021年11月25日を持って全編成が廃車となった。一部編成は1000番台に改造され、山形新幹線に転出した。
E4系
2代目2階建新幹線「MAX」である。8両編成であり、2本繋げた16両で走れる。2011年まで「つばさ」の連結の仙台やまびこの運用もあった。2012年9月27日をもって東北新幹線から撤退し、上越新幹線からも2021年10月1日を持って定期営業運転から離脱、10月17日のさよなら運転をもって営業運用を離脱した。

大回り可能だった時期から現在まで運用されている車両

E2系
秋田新幹線増結車及び北陸新幹線長野開業用として導入された。東北新幹線では導入当初よりJ編成が使用されている。投入時点ではJ編成・N編成共に8両だったが2002年12月の東北新幹線八戸開業に伴いJ編成は10両に増結された。元々8両だったJ編成は現在でも北陸新幹線に入線出来る。同時期より200系置き換え用として1000番台を名乗るJ編成が増備されている。2010年新青森開業時にもLED表示器をフルカラー・大型の機械に変更した編成が増備されている。2002年以降に増備されたJ編成は北陸新幹線には入れない。このためE2系には4つのパターンが存在する。現在のJ編成は主に「つばさ」を連結する仙台やまびこがメインである。
E3系1000番台
山形新幹線新庄開業用に投入された増備車である。投入時より275Km走行に対応していたため、現在でも「つばさ」運用に就く。2014年以降、秋田新幹線から撤退した0番台の一部が1000番台に改造され、初期製造の編成を置き換えた。

大回り不可能となった後に登場した車両

E3系2000番台
400系置き換え用として投入された。この系統よりLED表示器がフルカラー・大型の機械になった。2008年12月20日より営業運転に投入されて400系を置き換えた。
E5系
東北新幹線のスピードアップ化(320km/h運転)に向けて導入された。2011年3月5日より「はやぶさ」において営業運転を開始し、現在では「はやぶさ」以外の列車にも投入されており東北新幹線の主力となっている。
H5系
北海道新幹線開業により投入された。2016年3月26日より「はやぶさ」「やまびこ」において営業運転を開始した。E5系とは帯の色・内装が異なる。
E6系
東北新幹線の速度向上により秋田新幹線列車も速度向上するために投入された。E3系とは異なり7両編成となっている。2013年3月16日より「スーパーこまち」として営業運転開始*3、1年でE3系「こまち」運用を全て置き換えた。

備考

現在では大回りでは乗れない上、大回りで乗れた当時も小山停車のなすのの本数が少なく実用性が無かった。
現在は東京~小山(~盛岡)*4タッチでGo!新幹線によってICカードで乗ることが出来るが、在来線区間と新幹線区間の間で運賃が通算されず*5、新幹線区間のみで乗車が打ち切りとなる為、大回りで利用することはできない。

意見等


*1 大回りできた時代は八戸まで 新青森開業は2010年12月
*2 2016年3月から北海道新幹線と直通運転
*3 現在は「こまち」に統一
*4 盛岡駅を跨いだ利用は不可
*5 特定都区市内制度も適用されない