シナリオ進行で解放される魂移しにより、キャラクターをより強化することができる
魂移しの効果
所持しているキャラクターをレベル1の新たなキャラクターとして生まれ変わらせる
- 名前と因果数以外の項目を全て変更できる
- 魂移し前のレベルに応じ、アニマクラリティが上昇する。
- 上昇量は、元のレベル×元のレベル÷500(端数切捨て)。Lv23で1、Lv98で19。
- アニマクラリティが高いと、各ステータスの上昇率が上がる
- アニマクラリティが高いほど、レベルアップに多くの経験値が必要になる
- レベルに応じてスキルを最大8つまで引き継ぐことができる
- 引継ぎ可能な個数は魂移し前のレベルが20で1つ。以降、レベル8ごとに1つ追加。レベル76以上で8つ
- スキル欄の一番上の2つのスキルは、レベル99で魂移しした場合のみ継承可能
- ウンブラム5階でステータスを強化した分は無駄になる(新キャラに引き継がれない)
元のLv | 上昇量 |
---|---|
1~22 | 0 |
23~31 | 1 |
32~38 | 2 |
39~44 | 3 |
45~49 | 4 |
50~54 | 5 |
55~59 | 6 |
60~63 | 7 |
64~67 | 8 |
68~70 | 9 |
71~74 | 10 |
75~77 | 11 |
78~80 | 12 |
81~83 | 13 |
84~86 | 14 |
87~89 | 15 |
90~92 | 16 |
93~94 | 17 |
95~97 | 18 |
98~99 | 19 |
元のLv | スキル数 |
---|---|
1~19 | 0 |
20~27 | 1 |
28~35 | 2 |
36~43 | 3 |
44~51 | 4 |
52~59 | 5 |
60~67 | 6 |
68~75 | 7 |
76~ | 8 |
育成時の注意点・豆知識
- レベリングに有効な結魂書666(倍率666の枠が4つある)は因果数が偶数のキャラしかセットできないため、とくにこだわりがなければキャラ作成時に因果数を偶数にしておくとよい
- 説明書では固有スキルは引き継げないとあるが、レベル99で魂写しした場合には全てのスキルの引き継ぎができる
- 正確に言うと、「レベル99未満ではスキル欄一番上の2つのスキルが引き継げない」が正しい
- よって、魂写し後のキャラで13個目のスキルを覚えた際、固有スキルを消して通常スキルが繰り上がるとその繰り上がったスキルはレベル99にしないと引き継げなくなる
- Steam版ではスキル欄一番上2つに繰り上がった通常スキルを99未満でも引き継げることを確認
- また、他のファセットの固有スキルを引き継いできている場合、スキル欄の一番上にあるのでなければレベル99未満でも引き継ぎできる
- 引き継ぎスキルは最大8個までなので、最低でも4つのスキルを自分のファセットから選ばなければならない
- スタン系のスキルの組み合わせは一見強そうだがボスはスタン耐性が高いのでそんなでもない
- 固有スキルを引き継ぐのにレベル99、スキル8個引き継ぐのに76レベルとどちらも高レベルが要求されるため複数ファセットからスキルを集める時の魂渡しの順番はスキル1個>スキル複数>固有スキルの順で引き継ぐと最速で目標構成にできる
- 魂渡し解放直後~未クリア前に固有スキルも含めた理想構成を作ろうとするとファセットとスキルが噛み合ってなかったりレベルが足りなかったりとストーリー進行中に戦力として使用できなくなりがちなため最初は初期選択スキル1枠のみ使ってスキルを2~3個だけ引き継いだ初期構成よりは強い進行・育成用ファセットを作成するのがオススメ
おすすめ移植スキル
- 能力上昇系
単純に能力が底上げされれば全体的に強くなる
効果を実感しやすいのは攻撃力(クリティカル率含む)や防御力、速度や回避を上げるスキル
命中、ターゲット、耐性、治癒系は微妙- 物理攻撃系:反ドナム思想(シアトリカルスター)、気功術(ゴシックコッペリア)、ぶん回しの豪腕(ゴシックコッペリア固有)、力タメ(ゴシックコッペリア)
- ドナム系:ドナムマスター(マージナルメイズ固有)、ドナム力自慢(マージナルメイズ)
- クリティカル系:雄心勃勃たる構え(デモンリーパー)、器用さ自慢(シノブシ)、狙いすまし(マッドラプター)、因果(ゴシックコッペリア)
- 防御系:受け流し(デモンリーパー)、ドエムマスター(マージナルメイズ)、硬化術(ゴシックコッペリア)、刃落とし(シノブシ)
- 速度系:速攻術(マッドラプター)、瞬速(デモンリーパー)
- 不屈の精神(アステルナイト固有)
- とりあえずこれがあるだけで不意の痛打からの壊滅が大幅に減る
卑見の見切りを始めとしたHP低下が条件のスキルも生かしやすくなる
- とりあえずこれがあるだけで不意の痛打からの壊滅が大幅に減る
- 鉄壁の運勢(アステルナイト)、鉄壁/大鉄壁(ピアフォートレス)
- 鉄壁の運勢はLUKの操作が前提になるが、いずれも盾を持つなら取って損はない
- 見切り(デモンリーパー)、見切りの運勢(シアトリカルスター)
- LUK調整(と靴装備)の必要があるものの、2つ合わせればほぼ全ての攻撃を回避できるぶっ壊れスキル
- 二刀一流(シノブシ固有)
- 攻撃特化するなら効果は大きい
単純にダメージが増えるだけでなく、状態異常やゴアの可能性が増えるのもポイント
- 攻撃特化するなら効果は大きい
- 黒切斬(ゴシックコッペリア固有)
- どんな相手でも部位破壊を4回入れれば倒せる計算
能力ダウンは実感できるほどの効果はないが、単純に割合ダメージ追加なのでボス戦では強力
そもそものクリティカル率が低いとあまり意味がないので注意
- どんな相手でも部位破壊を4回入れれば倒せる計算
- 誘惑の魔眼(ゴシックコッペリア)
- 幻覚はオールマイティーに効果が大きく、ボスにも比較的通りやすい
足の速いファセットに持たせておくと安定性が大きく向上する
- 幻覚はオールマイティーに効果が大きく、ボスにも比較的通りやすい
役割ごとの構成例
代表的な各種ロールごとの職業・成長タイプ・スタンス・スキル構成など。
固有スキルの引き継ぎは考えないものとし、各種耐性スキルは割愛。
ディフェンダー
かばう要員。防御陣を連打して「守るの心」で仲間への攻撃を引き受けながら「籠城楯」でHP回復をし続けるダメージ受け持ち役。
固有スキルの「守るの心」が前提となるため、ピアフォートレスが担当することが一般的。
基本的には防御陣を連打していればよく、ドナム能力よりも耐久性の方が遥かに重要なため、サニーサイド推奨。
メイン職について
ピアフォートレス | 説明不要の高耐久。固有スキルの関係からディフェンダーはピアフォートレスの専売に近い。 ただしAGIが最悪クラスに遅い上、防御陣よりも早く動く敵に先制されると全く味方を守ることができない。防御力も必要だがAGIも重要項目。 ナチュラル~フラット寄りのサニーサイド推奨。 |
---|
各種スキルについて
防御性能を上げるスキル。
アステルナイト | 運命の星 | 回復不能のクリティカル・ゴアを起こさないことはディフェンダーの最重要課題なので、アステルナイトのスキルでは最もディフェンダー向き。 |
---|---|---|
不屈の精神 | 回復が間に合わなかったり不意の大ダメージでウッカリ死んでしまうケースを予防できる。そこそこ有用。 とはいえHPを使い切るケースでしか発動しないので、十分な防御力を持ち余裕のあるHP量を維持できていれば無理に習得する必要ない。 | |
鉄壁の運勢 | ガード率を上げる貴重なスキル。幸運中の幸運を取れるなら有用。 | |
マージナルメイズ | ドエムマスター | 強化幅が高く発動条件も容易なため非常に強力。防御力を水増しするスキルとしては最上級。 |
ピアフォートレス | 亀甲の構え フィジカル自慢 鉄壁 | ピアフォートレスの高耐久を支える重要3点セット。 メイン職として採用していれば普通にレベルを上げるだけで習得できるが鉄壁だけは習得が遅いので職セレクト時に指定しておくと良い。 |
マッドラプター | 速攻術 スピード自慢 | ディフェンダー最重要スキル2種。どんな鉄壁の防御力を持ってしても防御陣が間に合わなければ無意味なので、なるべく確実に引き継いでおきたい。 |
ゴシックコッペリア | 硬化術 | 特に条件らしい条件もなく防御力25%up。ドエムマスターほどではないがそれなりに有用。 |
デモンリーパー | 受け流し 見切り | 特に条件らしい条件もなくある程度の防御力上昇が見込める。ドエムマスターほどではないがそれなりに有用。 |
各種スキルについてB
防御に絡んで性能を上げるスキル。防御陣と攻撃を交互に行ったり、状況に合わせて攻撃参加する場合は有用。ひたすら脳死防御を行う場合は必要ない。
ピアフォートレスはSTRも高いのでそれなりにダメージ源にはなるが、攻撃を行うと「亀甲の構え」が途切れるので注意。
ピアフォートレス | メガバッシュ | 防御、防御陣の次ターン、与スタン値up。戦術甲装備が条件 |
---|---|---|
マッドラプター | 狙いすまし | 防御、防御陣の次ターン、与クリと命中率を大幅up |
ゴシックコッペリア | 力タメ | 防御、防御陣の次ターン、攻撃力とスタン値をup。 |
物理アタッカー(高STRタイプ)
高STRによる基礎攻撃力の高さで押し切るタイプ。DEXは低いタイプが多く、クリティカルにはあまり期待できない。全体的にAGI遅め。
ドナムに頼る必要がないので基本的にはサニーサイドで良い。耐久性に余裕があるならムーンサイドも選択肢に入るか。
メイン職について
アステルナイト | 高STRには珍しくDEX・AGIは標準値。その上HP・CONといった耐久関連も高水準。更にメイン武器が古塔槍なので前衛後衛に対応できて片手楯で防御力も水増しできる、耐久寄りアタッカー。 安定運用がしたければサニーサイド#だろうが、ムーンサイド#で更に攻撃力を上げても十分実用的な耐久値を確保できる。 |
---|---|
デモンリーパー | 高STRと並DEXを持つ、星嵐鎌に特化した範囲攻撃アタッカー。雑魚狩り性能は他の追随を許さないが耐久性は脆弱極まりないのでサニーサイド推奨。とはいえそれでも低耐久不安は補いきれないので、他職から防御用スキルを引き継ぐか、そうでなければ#ではなくナチュラル寄り育成も視野に入れると良い。 |
ゴシックコッペリア | HPとSTRは高いが他の能力値はボロボロ。クリティカルを強化する強力なスキルが時々物凄いダメージを出すが、DEXが低くクリティカルを起こしにくいミスマッチを抱えている。HPの高さとCONの低さを差し引いて防御力は並程度なのでムーンサイド運用はやや難しい。 |
ピアフォートレス | 高STRを持つが、攻撃力強化スキルを持たない上、DEXも低い。戦術甲の攻撃力もやや低く、錬金で補強しづらい。#ムーンサイドで攻撃力を底上げすればどうにか並よりやや下程度のアタッカーになり得る。 |
マージナルメイズ | 一応STRは高いが、蝕台の攻撃力と錬金での攻撃力の伸びが低すぎるのでアタッカーには向かない。 |
各種スキルについて
主に攻撃力に関連するスキルを取り扱う。耐久系スキルに関してはディフェンダー用スキル参照。
「○○%防御力無視」系は効果が微量過ぎる為非推奨。
「与スタン上昇」系は強敵には殆ど効果がないため非推奨。
アステルナイト | 腕自慢 | 与ダメージ強化だが、効果が弱すぎる。枠が余ったら入れてもいいかもしれない程度 |
---|---|---|
運命の星 | luc強化。攻防ともに確実に役立つスキル。 | |
シノブシ | 器用さ自慢 | 与クリ強化。恐らく効果はある、筈。 |
シアトリカルスター | 反ドナム思想 | 通常攻撃しか使わないメンバーでなら何のデメリットもなく攻撃力35%増。最重要スキル |
演者の意地 | 要するに攻撃を外した時に50%分の繰り越しが受けられるスキル。命中率50%upに等しい。DEXの低いメンバーにはそこそこ有用。 | |
マッドラプター | 狙いすまし | 死にかけているメンバーやタメ攻撃を耐える為に防御の態勢を取ることはディフェンダー以外でもままあるため、それなりに有用。 |
ステルス | ディフェンダーと違ってわざわざアタッカーが攻撃を受ける意味は殆どないため、それなりに有用 | |
ゴシックコッペリア | 気功術 | デメリット無しで攻撃力強化。誰がとっても有用。 |
力タメ | 狙いすまし同様に防御陣で失ったターンを補うことができる。ボス級にスタンは殆ど効果がないので、スタン上昇がついているのが勿体ない。 | |
誘惑の魔眼 | 攻撃に状態異常付与がつく。誰がとっても有用だが、AGIが高い方が効果的なのでどちらかと言えばDEX系アタッカー向け。高AGIで攻撃範囲の広いデモンリーパーには特に相性が良い。 | |
デモンリーパー | 雄心勃勃たる構え | デメリットなしに攻撃力が上がる。特にゴシックコッペリアにはつけておきたい。 |
精神統一 | 命中率up。「演者の意地」とどちらが良いかは好みが分かれるだろう。 |
物理アタッカー(高DEXタイプ)
STRは微妙だがDEXが高い物理アタッカー。命中率の高さとクリティカルの出やすさが魅力。全体的にAGIが高めの傾向にあるが、その代わり殴り合い性能はやや低めに抑えられている。どうもダメージを稼ぐというより搦め手を意識しているフシがある。
AGIが高く、2回攻撃や範囲攻撃、状態異常を付与しやすい弓など、状態異常を先制で付与しやすい特性を持っている。
「攻撃を避けられにくい」「敵の先制攻撃で攻撃を潰されづらい」「むしろ先制の状態異常付与で攻撃を潰しやすい」といった安定感要素に価値を見出だせないならSTR系のアタッカーを使った方が良いだろう。
メイン職について
シノブシ | アステルナイト同様に隙なく高性能な物理アタッカー。回避性が高くクリティカルを出しやすい盗賊スタイル。 二刀流の効果が高いので攻撃力はそこまで見劣りしない。二刀流の関係上、楯装備が難しいため防御力は大分低めな部類。流石にムーンサイド運用は厳しい。#サニーサイド推奨。 |
---|---|
マッドラプター | 敵の攻撃を避けることで攻撃力を伸ばす特殊なアタッカー。特性を活かすには回避力を高めたりピアフォートレスのかばいづらい右側に配置したりと工夫が必要。回避性能を高める為の#育成だと耐久性に酷い難を抱える為サニーサイド推奨。 |
シアトリカルスター | 攻撃力も耐久性も乏しいが、高AGIの回避力とパッシブ回復で生存性はそこそこ高い。 アタッカーというよりドナム要員の毛色が強いが、攻撃力もそこそこ高めで、状態異常撒きも得意。ドナム能力が高いため防御性能を補助できるサニーサイドを採用しづらいのが難点。 |
各種スキルについて
概ね物理アタッカーのものと同様。
ドナム要員(攻撃、回復、補助、弱体)
カヴンを付け替えればどの役割にもすぐにシフトできたり、カヴンによって複数兼任していることも多く、それぞれが明確に分かれているわけではない。
ドナム攻撃は1人でも発動できるが、3人カヴンの通常攻撃x3に匹敵する威力を持ち、敵の弱点を突くことも多いので、攻撃能力はかなり高い。反面、一度DPが切れると回復の手段がないため、継戦能力には劣る。
殆どのドナムはDPさえあれば十全に性能を発揮できるが、攻撃用ドナムだけはDMPとマージナルメイズの「ドナムマスター」が重要。
回復や補助・弱体スキルはDMPよりもAGIが高い方が使いやすいかも知れない。
メイン職について
マージナルメイズ | 典型的な魔法使い職。DPが高いので何の役でもこなせるが、足が遅いので回復や補助は出遅れることが多い ドナムマスターで威力を水増しした高威力のドナム攻撃が本領と言っていい。多人数のドナムマスターを重ねがけしたドナム攻撃は通常攻撃を軽く引き離す威力を発揮する。 高HPと低CONを差し引いてそこそこの耐久性を持っており、スタンダード#が扱いやすい。ムーンサイド運用で攻撃力を水増しする場合、CONが低いので耐久面は厳しくなる。楯を装備するなり防御用スキルを引き継ぐなり、耐久を水増しする何らかの工夫が必要。 |
---|---|
シアトリカルスター | DPもDMPも高い魔法使いの2番手。こちらはAGIが高いので補助や回復でも扱いやすいが、肝心のドナムマスターが無いので攻撃役としては一歩劣る。「攻撃用ドナムも使えるサポーター」といった塩梅。 耐久不安を抱えているのでムーンサイドは避けた方が良い。 |
マッドラプター | DPは無いがDMPだけは一線級。「攻撃用ドナムも使えるアタッカー」といったところ。あまりドナム能力に期待してはいけない。 |
ゴシックコッペリア デモンリーパー | DPが並程度にはある。アタッカーの中では補助・回復などのドナム使用には適正がある。 |
エロス要員
一部のカヴンではERS(=エロス)の能力を戦闘力(攻撃力・防御力・回避力)に変換することができる。
戦闘力に直接倍率がかかるカヴンも存在する為、アステルナイトやピアフォートレスのような素のステータスが高いファセットはそちらの方が良い。
逆に、「素の戦闘力は貧弱だがERSだけは高い」といったキャラにはこちらの方が効果的。
メイン職について
マッドラプター | 攻撃力・防御力共に貧弱だがERSだけは高い、という理想的なエロス要員。また、回避力をスキル効果で攻撃力に変換できるため、相性の良さは相当なもの。 |
---|---|
デモンリーパー | 防御力の低さを高ERSで補助できる組み合わせ。#サニーサイド推奨。 |
シアトリカルスター | いかにもエロスのスペシャリスト。といった風情だがERSでドナム系ステータスを強化することはできないので、微妙に性能が噛み合っていない。ERSカヴンはドナムも優秀なので、ドナム系補助スキルを多用していくならそこそこ使えなくもない。 |
マージナルメイズ | 高ERS勢の中では例外的にそれなりの耐久力を持ってる異端児。ムーンサイド運用などで耐久値を削る場合には選択肢に入るかも知れない。 |
スキルについて
シアトリカルスター | 美体自慢 | ERSを底上げできる唯一のスキル。これだけは取得した方が良い。 |
---|
低命中勢
STRは高いもののDEXが低く命中率が低いアタッカー、具体的にはゴシックコッペリアと殴り用ピアフォートレスのこと。
特にゴシックコッペリアはクリティカルゴアが攻撃力を大きく占めるので、どうにかクリティカル率も底上げしたい。
命中率を安定して底上げする手段はデモンリーパーの「精神統一」、シノブシの「器用さ自慢」の2つ。他は発動条件が厳しい。
また、シアトリカルスターの「演者の意地」があれば攻撃がスカってもダメージを50%だけ次ターンへ引き継ぐことができるのでかなり被害を軽減できる。
クリティカル発生率はデモンリーパーの「雄心勃勃たる構え」、シノブシの「器用さ自慢」で底上げできる。
スキル構成例
※現状では鎧通し(アステルナイト)と奥儀大鎧通し(シノブシ)は全くと言っていいほど機能していないので、他のスキルに変えたほうがいいかもしれない。
※百花ノ狙撃手と速攻術と瞬速は、ドナム使用時には効果がないので、ドナムメインのガウンでは不要。
※また、行動順に作用する速攻術と瞬速を両方持たせると、HPが減っている状態だとおそらく速攻術が発動していない。そのため、瞬速もちに速攻術を持たせても意味が無い可能性が高い。他の行動順を早くするスキルも重複しない可能性がある。
アステルナイト
極めて無駄のないステータス配分の優秀な高火力アタッカー、に見えて案外隙が多い。
まず壊属性ではなく突属性なので敵の耐性によって攻撃力が激減することがちょくちょくある。
AGIが上振れしていない為、敵に先制されやすい。ただ先制されるだけならまだしも錯乱や驚愕で動きを止められる事がある。
DEXが並、つまり命中率が並。なので回避力やガード率の高い相手には攻撃を防がれやすい。
といった諸々、変則的な状況にはやや対応しづらいが、STRは高く、防御力も高く、力押しで前線の主軸を担うことができる標準的なアタッカー。
HPが上振れしていることに加え、標準以上のCONを持つ数少ないファセットで、ピアフォートレスに次ぐタフさを持つ。とはいえ敵の攻撃が集中すると多少HPが高かったり簡単に削り切られるため、どちらかというと回避力の方がモノを言う場面が多い。ダメージを受けて耐える方向性だと死ぬ時はアッサリ死ぬ、若干の耐久不安を抱える。
せめてもの耐久増強に片手盾を装備したいところだが、古塔槍はちょろちょろ両手用が紛れているので注意が必要。
前衛を担える耐久力を持つだけにやや過保護な感はあるが、古塔槍は射程があるので後衛に下げて生存優先で運用するすることもできる。
シノブシ
素早くて二刀流が得意。やや変則的なアタッカー。
得意武器の刀剣が斬撃属性なので耐性持ちの敵に対して無力なのはアステルナイトと変わらず。
成長率が下振れしているのはアタッカーにはほぼ無意味なドナム系ステータスとERSだけ、という無駄のない配分なので、何の憂いもなく##で育成できる。
HP・防御力はアステルナイトに見劣りするものの、見るからに軽装な見た目に反して並程度の耐久力を持ち、見た目通りの高AGIに起因する高い回避力を持つため、アステルナイトと比較しても最終的な性能は高め。
また、高AGIを活かして敵の行動前に上から叩いたり、高DEXを活かして回避力の高い敵を確実に殴りつけることができるため、攻防に渡って安定性が高い。
シアトリカルスター
アタッカー、もしくはドナム要員に適性がある。
貧弱そうな見た目に違わずHPとCONが両方下振れしている上、物理攻撃への耐性が低いため、耐久性は劣悪。
しかし呪鐘は片手装備なので盾を装備できる上、後衛配置で物理攻撃を減衰しやすい。自動回復と高回避で敵の攻撃を捌きやすく、属性攻撃に対する耐性も持っている。といった諸々で総合的な生存性は案外悪くない。
物理アタッカーとして見るなら、STRは上振れこそしていないが、打撃・グループ攻撃・共振率アップと優秀な性質が揃っており、アタッカーとしての能力も悪くはない。
悪くはないというか、シノブシにやや劣る程度の攻撃力と命中性を持ち、物理耐性を無視でき、敵の数が多いほど高火力化するので、状況さえ合致すれば割と簡単にアステルナイトを上回るダメージを叩き出したりする。
また、共振率アップの効果が強烈で、性格の合うメンバーと行動が順番になっていればほぼほぼ確実に共振が発動する。
2~3人程度の共振では大したこと無いが、大量起用で7~8連以上の共振が安定して出るようになると中々ばかにならない効果が出る。また、大量起用すると先制で何度も幻覚を撒くことになるが、幻覚はボスにも通りが良くデバフ効果も高いのでそこそこ強力。大量に揃えることでアタッカーとしてのランクが上がるユニットと言える。
アタッカー運用であれば、エロス溢れる結魂書でERSの高さを他ステータスに変換することで大幅にキャラクター性能を高めることができる。こればかりはシノブシにもアステルナイトにも真似できないシアトリカルスターの優位点。
ただし、エロスを極めるならサニーサイドが欠かせないが、敵の攻撃を引きつけてしまうので注意が必要。
攻撃を回避して攻撃力を高めるマッドラプターと違ってただ低耐久なだけのシアトリカルスターが攻撃を引き付けるメリットはあまり無いので、他メンバーも何人かサニーサイド運用にしてターゲットを散らしたい。やはり大量起用がベターな気がする。
ドナム要員としてマージナルメイズと比較すると、固有スキルの関係でドナム攻撃の威力は大分見劣りする(サブメンバーをマージナルメイズにすればある程度緩和できる)。
ただしこちらはAGIが高いため、敵の先手を取って各種ドナムを発動することができる。特に敵の妨害を回避したり、敵に先制してバフデバフを撒いたり、全体回復をかけたりと、補助スキルに限るならマージナルメイズよりもかなり扱いやすい。
マージナルメイズ
固有スキルのドナムマスターを重ねがけして威力を水増しするドナムの専門家。
ひたすらマージナルメイズを大量に詰め込む分かりやすい運用が定石。
蝕台はSTRが高いことに加え打撃属性なので、ドナムを使わなくてもそれなりに戦えはするが、AGIとDEXが下振れしているので微妙に頼りにならない。
ピアフォートレス
高耐久を活かして味方メンバーをかばいつづけるタンク運用と高耐久でタフなアタッカー運用ができる。この上なく分かりやすいファセットだがいくつか注意点がある。
まず、かばうは1キャラ1ターンにつき3~4回程度しか発動しない。全体攻撃は左端から始まり、仲間が攻撃を食らう度にかばうの判定が入るが、ピアフォートレスのカヴンが左端にあると、ピアフォートレス同士でかばい合って庇う回数を無駄にしてしまうことがある。
物理攻撃に対しては非常に高い耐性を持ち、雑魚敵に対しては隔絶した防御力を発揮するが、ドナム系3属性や状態異常耐性が低かったりするため、特定の敵に対しては防御力が大きく落ちる。また、耐久力をピアフォートレスに頼り切りのパーティでは、ピアフォートレスが落ちると甚大な被害が発生しがち。
かばう運用だとダメージが集中しやすいので、成長タイプ##で徹底的に耐久値を伸ばしたくなるが、AGIが非常に低くなるため、ある程度の段階から防御陣が敵に先制されるようになり、味方をかばうことができなくなってしまう。そもそも各種防御系スキル、ガード発動や防御陣のダメージ減衰まで加味すると過剰防御気味なので、育成タイプはナチュラル程度に留めた方が良い。
アタッカーとしてはSTRが高いのみでAGIもDEXも低く、攻撃面ではアステルナイトの劣化互換に近い。
ただし打撃属性の鈍槌に適性があるので、一部の敵に対してアステルナイトよりも攻撃力を出しやすい。
また、耐久性に関してはアステルナイトを大幅に上回るので、そうそう滅多なことでは死ぬことがない安定性がある。
マッドラプター
回避1回につき50%もの強化が発生する「アヴォイダンス」や、発動率こそ低いものの10連続グループ攻撃の「百花の乱れ矢」など、トリッキーで高倍率の強化を持つ特殊な後衛アタッカー。
また、行動速度が圧倒的に高く、命中率も高いため、敵の先制行動やガード、回避に競り負ける事はほぼなく、どんな相手にも確実に先制攻撃を仕掛けることができる。
通常攻撃に状態異常を付与することで、敵の行動を妨害できる可能性が高い。
ただし、序盤はそういった搦め手の生きるほどの強敵が殆ど存在せず、大抵が力押しでどうにかなってしまうため、足の速さや命中性といった長所が生きる場面は殆ど無い。
更に、回避や状態異常付与などは乱数が絡むため、キャラクターのLucが低いゲーム序盤は相当な不遇を被る。
性能面では、HP、CONの両方が下振れしているという最悪の耐久力を持つ。##で育成すると素の耐久力が悪すぎて被弾一発で即死の可能性がつきまとう。
しかし先制攻撃やアヴォイダンスを意識するならシャープ育成でAGIを可能な限り上げたい、という二律背反を抱えている。
基本的に、耐久力の基礎値が低すぎるので、並のカヴン補正で防御力に倍率をかけても焼け石に水。
無駄に高いERSを助平+サニーサイドで底上げした上で、エロス溢れる結魂書でERSを他性能に転嫁できる体制を整えてようやく本番。
サニーサイドは敵の攻撃を引き付ける機能もあるので、アヴォイダンスとも相性が良い。
攻撃面では、回避を重ねてアヴォイダンスで攻撃力を増していく回避アタッカー運用が基本となる。
回避アタッカーとしては、ピアフォートレスによる「かばう」で過保護に防御をするとアヴォイダンスを発動できず攻撃力が落ちてしまうため、タンク役のかばう連打で敵を封殺できる段階ではあまり役立たない。
相手の攻撃をピアフォートレスで受けることができず、眩まし術や避術などで敵の攻撃を捌くような状況でこそ真価を発揮する、あまりに遅すぎる晩成型。
流石に回避特化にしても一回くらいは敵の攻撃を受け止める程度の耐久力は必要。できればクリティカルの一撃に耐える耐久力が欲しい。
最初の一発を凌ぐための防御力上昇系のスキルと、HPを回復する手立てが重要。上手く耐えて回復まで出来た場合、2回目の被弾は更に素早く回復できるよう、ドエムマスターまで入れておきたい。
また、クリティカル・状態異常・乱れ矢など「非常に低い頻度で非常に高い性能を発揮する」という乱数アタッカーの性質も併せ持つ。
乱数アタッカーとしては、クリティカルや状態異常も重要だが、なにより異常に強力な効果を持つ百花の乱れ矢が最重要スキル。上手く発動すれば大抵の雑魚を一発で消し炭にし、ボス格にも中々のダメージを与える。
ただし、異常に発動率が低いため、少人数運用では効果発動がほとんど観測できない。ようやく発動したと思ったら戦闘の佳境を超えていたりと、戦力として計算できる代物ではない。
百花の乱れ矢を持つキャラ数が多ければ多いほど確率発動の機会が増えて、ブレが収まって性能が安定するようになるため、乱数アタッカーとしての性質に期待するなら最低でも3人、できれば6人以上での運用が望ましい。
また、マッドラプターはまず確実に最速行動を取れるため、複数起用すると行動順も連続しやすく、助平同士は性格相性が良いため、共振が発生しやすい。
助平マッドラプターの人数が多いほど、共振・クリティカル・状態異常・乱れ矢が発生しやすくなり、相乗的に性能が高まっていく。
以上の要素から、性能を十全に発揮するために大変な下準備を必要とするキャラクターと言える。
ゴシックコッペリア
STRとHPが高いだけという、ピアフォートレスにも似た微妙な成長配分の前衛アタッカー。あと鈍槌が壊属性なので耐性を無視しやすい。
時折発動するクリティカルが黒切断とぶん回しの豪腕でやたら高い威力を発揮するのが特徴。
雑魚戦では使い勝手が悪いものの、クリティカルゴアは割合ダメージのため、対ボス戦では桁外れのダメージを出すことがある。
問題点として、HPは高いもののCONが低い為、前衛にしては大分脆い。
また、クリティカル特化のくせにDEXが低いため、クリティカルが出にくいという矛盾を抱えている。
というかHPとSTRを除いてドナム系ステータスが高めなだけというよく分からない配分なので、フラット育成で性能を均すという選択も十分選択肢に入る。
デモンリーパー
シアトリカルスター同様、HPとCONがボロボロだが、こちらはHP自動回復スキルが無い上に、星嵐鎌の射程の関係で前衛運用を強要される上、靴が装備できないので耐久不足がかなり深刻。
前衛基準ではあまりに低すぎる基礎耐久はカヴン効果でいくらかの倍率をかけた程度では焼け石に水なので、エロスを徹底的に伸ばしてエロス溢れる結魂書で他ステータスを伸ばすのが定石。
実践例
魂移しは新緑のフェーヌムのボスを撃破後に開放可能。レベル的には35~40程度だと思われる。
ここからは魂移しでスキル継承させるのを前提に人形兵を作成したい。
結魂書に配置しなくても帰還ボーナスで全員に経験値が入るので、魂移し直後の人形兵を無理にアタッカーに配置する必要はない。
初級
魂移し開放直後での魂移しについて。
この時点で複数ファセットを経由したスキル継承を計画すると本編終了まで最初のファセットのままという事態になりかねない。1回の魂移しで第2世代のファセットを育成すると考えた方が良い。
第2世代のオススメはマッドラプターで初期スキル速攻術を選択した子。32レベルまで上げて速攻術とスピード自慢を継承できる。
マッドラプター以外を使うなら全員ここから始めるのをオススメ。魂移し開放前にこのマッドラプターを多めに作っておくとスムーズに移行できる。
終盤はAGI不足で後手になりがちなので、火力を求めるより速度を確保しておくのが重要。
特にピアフォートレスが後手になると100%無意味な存在になるので必ず作っておきたい。防御陣に速攻術は乗らないので継承するのはスピード自慢だけでも良い。ピアフォートレスはシャープ成長にするとAGIが上がりにくいのでナチュラル~フラットにするのをオススメ。
マッドラプターを使う場合はマージナルメイズでボディタッチを選択し、36レベルまで上げてボディタッチとドナム力自慢とドナム効率化論の3つを継承させると良い。先制攻撃で状態異常付与と速攻ドナムをやりやすくなる。
上級
アニマクラリティとLUCにも気を使う魂移し。
コメント
- いまさらだけど、不屈の精神はクリゴアで頭やられると意味がない。ウィッカー狙いで部位少なくしてると意外と事故る。 -- 2020-05-16 (土) 13:06:43
- デモンリーパーの構成例、コメントがまったくオススメしてないの草。使いにくいファセットだからしょうがないけどさ… -- 2021-03-16 (火) 07:54:49
- ファセット一覧の「##比較表」の色分け表でステ簡単に見比べられるけどゴシコのステ配分は悪意を感じるレベル。使いもしないDPとDMPの為にどれだけのものを犠牲にしてしまったのか -- 2021-03-17 (水) 04:12:15
- ウィッカーマン特化ファセットってあるけど破壊された部位の装備はステータス変わらないから案外使いづらい -- 2022-01-07 (金) 01:02:05
- そもそも鎌が5か所中3か所どれかゴアされた時点で使用不可、が結構辛い。このゲーム案外事故るし・・・ -- 2022-10-02 (日) 16:56:14
- 正直、デモンリーパーというか鎌を使わせるならエロス特化で回避力を上げまくるしかない気がする -- 2022-12-17 (土) 16:20:52
- 初級の項目に”防御陣に速攻術はのらない”って記載してあるけどマジ? ピアフォのスキル構成例全部、速攻術入ってるじゃん。 -- 2022-12-29 (木) 23:16:13
- 古い情報だからしょうがないけど、魂移しを考え始める頃には死にステになってるSTRを上げようとしてたり結構適当な所あるな -- 2023-05-02 (火) 07:21:57
- シノブシの安定寄り最終形について、。。。シアトリのスキル最後までいかないと反ドナム思想が取れない様ですが、何か方法があるのですか??? -- ジンザ? 2023-11-01 (水) 16:45:14
- ↑シアトリでキャラ作成時に反ドナム思想を初期取得スキルに指定すれば出来る。lv20時点でそれを引き継いでシアトリに魂移しして初期取得スキルに見切りの運勢という感じ -- 2023-11-07 (火) 09:36:43