Flower Dodecahedron 解法
各頂点が回転します。120度刻みでない回転を行えば変形も可能です。
パズルとしての構造はStar Cubeに似ていますが、パーツの種類が増えたため難易度は大幅に高くなっています。
回転記号とパーツの名前は図のように設定します。
0度~120度の中間… / を付ける
0度~-120度の中間… '/ を付ける
120度~240度の中間… 2/ を付ける
形を正十二面体に戻す
色のついた部分が平面に戻ります。
別の場所が引っかかってしまうときは、どかすなり別の場所を探すなりしてください。
① R'/ L/ R2/ L/ :(左右反転) L'/ R/ L2/ R'/
② R b/ F b/ :(左右反転) L B'/ F' B'/
③ r/ B'/ r'/ B/ F2/ B/ F2/ B'/ :(左右反転) l'/ Bl/ l/ Bl'/ F2/ Bl'/ F2/ Bl/
エッジを揃える
Starminx 1 と全く同じ手順で揃えられます。
2エッジ反転手順は、このパズルの回転記号で表すと
F' L F L' b' B' F R' F' r b B
となります。(F-L間と L-Bl間が反転)
花びらを揃える
セットアップと3点交換を繰り返し、花びらをすべて揃えます。
1面ずつ揃えるより、D面からU面に向かって1段ずつ揃えていく方が効率的です。
① R' L R L' :(逆) L R' L' R
② R L' R' L :(逆) L' R L R'
③ R' L' R L :(逆) L' R' L R
④ R L R' L' :(逆) L R L' R'
センターを揃える
3点交換を繰り返して、センターをすべて揃えます。
① (R L R' L') l' (L R L' R') l :(逆) l' (R L R' L') l (L R L' R')
② (L R L' R') l' (R L R' L') l :(逆) l' (L R L' R') l (R L R' L')
三角を揃える
セットアップと3点交換を繰り返し、三角のパーツをすべて揃えます。
1面ずつ揃えるより、D面からU面に向かって1段ずつ揃えていく方が効率的です。
① (B' r B) b' L' b (B' r' B) b' L b
左右反転 (b l b') B R B' (b l' b') B R' B'
別手順 (L f' L' f) b (L f' L' f) b' (L f' L' f) b (L f' L' f) b'
その左右反転 (R' f R f') B (R' f R f') B' (R' f R f') B (R' f R f') B'
② (R r R') b' L' b (R r' R') b' L b
左右反転 (L' l' L) B L B' (L' l L) B L' B'
③ (r' B'/ r2/ B/) b' L' b (B'/ r2/ B/ r'/) b' L b
左右反転 (l b/ l2/ b'/) B R B' (b/ l2/ b'/ l') B R' b'
④ (R L R' L') r' (R L R' L') r (R L R' L') r' (R L R' L') r
左右反転 (L R L' R') l (L R L' R') l' (L R L' R') l (L R L' R') l'
セットアップ例
⑤ b l - ① - l' b'
⑥ L' l' L l' - ① - l L' l L
手順の途中で混乱して止まってしまうと、復元が困難なためにやり直しを余儀なくされる事がままあります。かなり心にキます。
そのリスクを避けるため、上に挙げた手順から1種類か2種類を選び、それらをメインに使うようにしてください。そして、3点交換が行われる原理を必ず把握してください。ミスの確率が減ります。
特徴
① 手数が少ない。使いやすい移動パターン。セットアップは長くなりがち。 ② 手数が少ない。セットアップは①より短め。失敗したときの復元が難しい。 ③ セットアップのバリエーションが広い。変形を伴うためミスしにくく、復元も比較的容易。 ④ セットアップのバリエーションが広い。手数は長いが、単純なのでミスしにくい。
個人的には①と③をお勧めします。
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