【その後、◯◯帝は退位した】

Last-modified: 2023-04-12 (水) 23:20:57

RS2

概要

【浮上島の秘密】において、【魔道士】【浮上島】【古代魔術書】を巡るやり取りの結果次第で見ることになるメッセージ。

具体的に言うと、

  1. 【火山の噴火鎮静】を自力で解決している
  2. 【浮上島の秘密】で魔道士と戦闘し、勝利又は退却する

の条件をどちらも満たした場合にこのメッセージが表示される(当然○○の部分には現在の皇帝の名前が入る)。
戦闘終了後、一瞬BGMが再開されるもストップし、画面が暗転してこのメッセージが表示され、【全滅のテーマ】と共に【皇帝継承】になるので初見では驚くことになる。
なお、【字幕イベント】のように表示されるメッセージであるが、字幕イベントと異なり、イベントポイントは一切なくこのメッセージが表示された際に【年代ジャンプ】することもない。
この後の皇帝継承は【皇帝】【LP】0による【死亡】と同じ扱いであるため、皇帝以外のパーティメンバーの中から次の皇帝を選ぶことになる。

古代魔術書を入手しようとすると大抵の場合は魔道士に勝利した時点でこのメッセージが出現し、皇帝が退位したことに伴い【アバロン】に強制帰還させられてしまうため、古代魔術書を入手するためには再度【浮上島】を訪れる必要がある。

ただ、古代魔術書を入手する際にこのメッセージを発生させないようにすることも実は可能。
1の条件を満たした際の戦闘前の魔道士の会話のとおり皇帝が退位する理由は火山の噴火口を皇帝が塞ぎ、大噴火の原因を作ってしまったためである。
その為、イベントを放置し魔道士が勝手に噴火口を塞いだ場合には、皇帝は全くの無罪なので気にすることなく古代魔術書を持って行くことが出来るわけである。

この展開だと、メッセージが発生しないので魔道士撃破後、古代魔術書を取るために再度来訪するという手間がないメリットがある。
しかしながら、【コムルーン島】を制圧出来ない、という途轍もなく大きなデメリットが生じる上、魔道士が先に浮上島に辿り着く展開となった際には問答無用で古代魔術書を持ち逃げされてしまうため普通にプレイする上では素直に共犯になっておいた方が無難である。

ちなみに【最終皇帝】の代でこのメッセージを表示させた場合にはLP0という扱いで処理されるため、パーティメンバーの2人目が影武者となって犠牲となり、最終皇帝はメッセージに反して帝位を継続することになる。トップは常に裁かれないくせに、という魔道士の言葉はまさにその通りであった
ただし、影武者となるパーティメンバーが誰もない場合は流石に【ゲームオーバー】となってしまう。

余談

ところで、本作では基本的に皇帝についたキャラクターはプレイヤーの任意に退位することは出来ない仕様となっている。
その為、皇帝継承が行われるのは【全滅】か、皇帝のLPが0になるか、年代ジャンプが発生した場合のみである。

そんな中で、このイベントは明確に皇帝が自ら帝位を降り後の者に任せるという唯一の事例であるといえる。
ただ、伝承法がその力を次の皇帝に引き継いでいくという類のものであることを考えると前皇帝が生きながらにして皇帝継承が出来るとは考えづらい。
戦闘前のやりとりでは皇帝は魔道士と一緒に裁判を受けると言っているため、退位といいつつも裁判の結果、極刑となってしまったが故の皇帝継承なのかもしれないが、真相は不明である。
ただ、最終皇帝の代では退位が発生したときに「陛下! 死んではなりません。 生きてください」と表示されるため、極刑であるのか自害であるのかは不明であるがやはり退位後死亡してしまったと考えるのが自然なのかも知れない。

関連項目