RS2
系統 | WP | 威力 | 命中 | 属性 | 対象 | 距離 | 盾 | 接触 | 参照 | 効果 |
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特殊能力/体術技 | 1 | - | 200 | 状 | 敵単 | 遠 | × | × | 狂戦士解除、魅了解除、混乱(段階3)、透明 |
敵1体に対し、【狂戦士】【魅了】状態の解除および、【透明】状態・【混乱】(第3段階)状態を付与する。
【精神】耐性があればすべての効果を遮断できる。
ラスボスである【七英雄】の最終形態で使ってくる本体行動の一つ。最終形態の移行時に必ず利用してくるので、不可避である。具体的には、【ヴォーテクス】(低確率の使用であるため使ってこない場合もある)→【アビスゲート】→アストラルゲートの順に使ってくる。
透明状態はいわゆる【霧隠れ】等により付与される状態であり、基本的には有利なステータスなのだが、それと混乱を一緒に掛けてくることによって、一変してかなり厄介なステータスに変貌する。
というのも、第3段階の混乱は行動選択不可で味方に攻撃をしてしまう状態なのだが、透明状態になってしまうせいで、混乱を解除する方法がないのである。
つまり、命中したキャラが1回は味方に対して攻撃をしない限りは、透明状態が解除されず、結果的に混乱も解除出来ないことになり、強力な全体技なんかをぶっ放されてしまった日には一瞬でパーティが全滅してしまうという事態が冗談抜きで有り得てしまう。
対策は精神耐性を付けるというのが単純明快。事実上敵の行動を1回分無駄に出来るのでお得。
もっとも、SFC版であれば、【魔石の指輪】、【ソーモンの指輪】の2つしかなく、固有装備を含めてなお【アイアンウィル】、【プリマチュチュ】に限られるので、多くて最大4キャラ分しかなく、全員分をまかなうことは絶対に不可能である。いかにして精神耐性持ちをターゲットにさせるか、プレイヤーの手腕が問われる。
移植版であれば【NEW GAME+】で手軽にソーモンの指輪を序盤で増殖できるので心配はほぼいらない。手間を惜しまないなら魔石の指輪を増やして防御力との兼ね合いをしてもいいだろう。
なおかつ【インタリオリング】が追加され、固定装備なら【百鬼の指輪】もある。
もう一つの対策としては、全体攻撃を持ち込まないことである。
単体攻撃ばかりであれば、同士討ちをしたとしても一人やられるだけで済む。
全体攻撃を持ち込むキャラには精神耐性を付与し、それ以外のキャラは単体攻撃のみで攻めるというのがもっともやりやすい対策といえようか。
なお、アストラルゲートは利用条件的に、【地相】が【冥】でなくなると再度使用してくる可能性があるので、対策が不十分であれば、そもそもアビスゲート利用後に冥地相を解除しないように立ち振る舞うというのが良いだろう。