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テキスト | 帝都アスワカンとイルフィー海を結ぶ重要な拠点 だった州。湾岸都市は大きな自治権が与えられて いた。今でも自立の道を模索している。 |
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概要
【アスワカン】から帝国道を通り【イルフィー海】へと出る重要なエリア。アスワカンや帝国中央部では海に由来する物資は珍重され価値が高いため、重要な交易ルートであり、周辺に富を生んでいる。古くから悪霊に関する伝説があり、帝国時代には悪霊が討伐対象として追われていたが、一時に一人にしかとりつかないとされているため、明確に退治された記録は無いようだ。【ロニクム州】のユラニウス家が、対【ファイアブリンガー】・【冥魔】との戦いのための武力とされているのに対して、パルム城のパルム侯爵家は、長年この地域の帝国道の治安維持を担当しており、山賊・盗賊の取り締まり、保守整備も担当している統治機構の一部でもある官僚貴族である。帝国崩壊後は、帝国道の流通に課税しつつ、イルフィー海方面へ積極的な進出を図っており、帝国時代以来の独立都市である【ゼーニャ】を支配化に収めようとたびたび対立している。また西には小さな漁村の【チングラール】があるが、パルム侯は相手にしてしないほどの価値しかないようだ。