RS2
概要
かつて【サバンナ】で脅威を揮っていた【ターム】の親玉である【クィーン】を倒して幾星霜。
タームの脅威はなくなり、プレイヤーとしてもタームの存在など過去のものとなった【最終皇帝】の時代に一定条件を満たすと発生するイベント【女王アリの復讐】におけるボスモンスターである。
クィーンは死亡時に卵を時の皇帝に産み付けていた。
そして、時を経て新たなタームの女王であるリアルクィーンとなった彼女は【アバロン】を襲撃。
イベントの進行度次第では、アバロンのほぼ全域を侵食するという、ゴブリンや【クジンシー】ですら成し得なかった脅威を【バレンヌ帝国】に齎すことになる。
このイベントの最終段階で【玉座】に座ると【参謀】が【タームバトラー】になって襲いかかってくるというイベントも発生するが目の前で人がタームバトラーに変化するというのはある種のトラウマイベントである。
そして、いざ戦闘になると高威力の【ストーンシャワー】という別のトラウマが待っている。
このイベントは最終皇帝になってから玉座に座ることをトリガーとして侵攻が始まる。
その為、リアルクィーンと戦えるのは必然的に最終皇帝のみとなる。
実は、この時点で既にリアルクィーンに挑めるようになっており、この段階でリアルクィーンに挑むとタームが少なく比較的楽にイベントを進められる。
ただ、初見ではこの時点でイベントが発生したことが一切分からず、リアルクィーンがいるのはアバロンの【地下墓地】の(おそらく)歴代皇帝の墓である。
訪れる必要性がこれまで一切ない場所であることを考えると偶然発見するということもまず考えられないため初見で侵攻を事前に防ぐことは不可能といっていい。
イベントの侵攻段階は戦闘回数をトリガーとして徐々に進んでいく。
そして、最終段階まで到達してから玉座に座ると上記のイベントが発生し、クリアするまでアバロンから出られなくなる。
最終皇帝出現時には玉座に座った扱いにならないが、この時点で施設等の建築が出来ないか確認しようと思って座るとこの時点で侵攻開始となる。
戦闘を避けていればいいが、戦闘をしっかり行う(逃げる場合も含む)プレイヤーであれば大抵【字幕イベント】に相当するイベントを達成しアバロンに戻ってきた段階でタームバトラーに襲われることになるだろう。
なお、もう一つの条件は当然ながらサバンナでクィーンを倒していることである。
普通にプレイしていれば最終皇帝の代ともなればクィーンを倒していることが普通だとは思われるが、【皇帝継承】出来るキャラがいなくなって最終皇帝を出現させた場合にはクィーンを倒してから玉座に座ることで開始する。
この場合、リアルクィーンのセリフに反してかなり早い速度で復活したことになる上、共同墓地に出現する理由が分からなくなってしまうが。
戦闘時における外見は今まさに脱皮して羽化しようとしている感じであるが、クィーンがいかにも虫という見た目であったのに対し、リアルクィーンは羽根の生えた人間の女性の全裸という風貌である。
本人は戦闘時に七英雄さえ恐れたといっているため、かつてもタームの脅威が存在したであろうことが匂わされるものの、リマスター版ではその真の姿が露わになることとなった。
ところで、余談ではあるものの、リアルクィーンのセリフを見る限り、リアルクィーンは、クィーンが卵を皇帝に付けておいたことによって生み出されたことを自覚している上、皇帝にやられたこと、更にはかつて自分(達)が七英雄さえ恐れさせた存在であることも知っていることが分かる。
クィーンが皇帝に引っ付ける形で遺した卵がリアルクィーンになった、というのは(皇帝が死ぬまで気付かれなかったのか、等の疑問点はあれど)理解が出来るものの、リアルクィーンが自身が生まれる前の出来事を覚えているというのは不思議な話である。
もっとも、本作ではこのような事象を説明出来るものが一つある。それが、皇帝も用いている【伝承法】である。
リアルクィーンの話を聞く限り、かつて七英雄さえ恐れさせたことがある、ということなので、皇帝よりも遙かに長い期間、伝承法のようなシステムで記憶(と能力?)を後世に引き継いでいると考えるとリアルクィーンの描写は意外としっくりくるものとなる。
あくまで憶測の一つでしかないものの、ただサバンナを襲っていたタームが皇帝に仕返すためにリアルクィーンとなって襲いかかってきた、という単純な話でもないのかもしれない。
戦闘
系統 | ランク | HP | WP | JP | 技 | 術 | 戦闘回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
上位 | 29992 | 161 | 213 | 23 | 26 |
腕 | 器 | 魔 | 理 | 早 | 体 | 術 |
---|---|---|---|---|---|---|
17 | 16 | 18 | 19 | 22 | 25 | 18 |
斬 | 打 | 突 | 射 | 熱 | 冷 | 電 | 状 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
16 | 16 | 12 | 12 | 32 | 4 | 32 | 48 |
技術点 | 種族属性 | 特性 | 再生 | 耐性 |
---|---|---|---|---|
6660 | 昆虫 | ボス | 冥 | 死/痺/暗/精/割/恐 |
武器 | 回避 |
---|---|
爪(22)/爪(22) |
アイテム | 高 | 低 |
---|---|---|
テーブル | 特殊能力 |
---|---|
A | 催眠、催眠、凝視(マヒ)、凝視(マヒ)、毒霧、凝視(魅了)、凝視(石化)、凝視(石化) |
B | 超音波(単)、超音波(全)、超音波(全)、超音波(全)、毒霧、毒霧、フェロモン、フェロモン |
特性 | 2回行動、行動順B→A |
クィーンを順当に強くしたという性能。
クィーンと異なり【スカルロッド】を持っていないため【棍棒技】は使ってこず、【超音波】【毒霧】【フェロモン】によってジワジワとこちらを追い込んでくる。
また、【凝視】(【石化】)も使ってくるため、無対策だと危険である。
一方で、全ての攻撃が【状】属性であるため、状属性の防御力を上げておくと比較的戦いやすくなる。
クィーンと同じく【スタン】に対する耐性がないという弱点を持っているため、【ラピッドストリーム】で、スタンを狙いつつ攻撃するという手段でも楽に戦うことが出来る。
なお、これまでにない程のまさに【女性】という見た目の敵であるが、【スクリュードライバー】の特効は効かず、女性特性は持っていない。
これもクィーンと同様の特徴である。
設定ミスかとも思われたものの、リマスター版でも女性特性は追加されておらず、況してや上位のドレッドクィーンも女性特性を持っていないということなので、少なくとも生物学的な考え方をした上では女性ではないのだろう。
IS
メインクエスト
概要 | タイプ | タイトル |
---|---|---|
メインイベント | 【女王の復讐を打ち砕け!】 |
系統 | ランク | HP | 種族属性 | 吸収 | 憑依 | 元出 |
---|---|---|---|---|---|---|
昆虫系 | 11 | 11000 | 昆虫/女性 | RS2 |
名前 | 系統 | 射程 | 対象 | 属性 | 効果 |
---|---|---|---|---|---|
毒霧 | 体術技 | 遠 | 全 | 毒 | |
超音波 | 体術技 | 遠 | 単 | 打 | 混乱 |
催眠 | 体術技 | 遠 | 全 | 睡眠 | |
パンチ | 体術技 | 近 | 単 | 打 |
アビスバトル
概要 | タイプ | タイトル |
---|---|---|
アビスバトル | 【忍び寄る女王の系譜!】 |
系統 | ランク | HP | 種族属性 | 吸収 | 憑依 | 元出 |
---|---|---|---|---|---|---|
昆虫系 | 13 | 125000 | 昆虫/女性 | RS2 |
名前 | 系統 | 射程 | 対象 | 属性 | 効果 |
---|---|---|---|---|---|
毒霧 | 体術技 | 遠 | 全 | 毒 | |
超音波 | 体術技 | 遠 | 単 | 打 | 混乱 |
催眠 | 体術技 | 遠 | 全 | 睡眠 | |
スクリーム | 体術技 | 遠 | 左右 | 打 | 混乱 |
特性 | 2~4回攻撃 武具性能30、強化ポイント30 |
ISEC
概要 | タイプ | タイトル |
---|---|---|
シナリオイベント | 【復讐の女王、新生!人体石化現象の謎を追え!】 | |
強敵イベント | 【強敵リアルクィーン】? | |
【強敵女王の系譜】? | ||
シリーズイベント | 【‐ロマサガ2‐忍び寄る女王の系譜!】? | |
ボスコンバット | 【ボスコンバット‐ロマサガ2‐】 |