【石化】

Last-modified: 2023-01-22 (日) 21:04:55

概要

【ステータス異常】の一つ。
体が石になって【死亡】および【気絶】と同じように行動不能になった状態。
戦闘が終了しても持続する作品もある。
特に記載が無い限り、この状態中はダメージを受けなくなる。
なお、敵を石化させた場合は即座に撃破した扱いとなる。

サガ1

本作では石化状態を戦闘中に治すことはできない。
パーティー全員がこの状態になると【ゲームオーバー】になる。
きんのはりエリクサーで回復可能。
死亡と同様戦闘後も持続する上、宿屋に泊まっても回復しない。
ただし回復アイテムが死亡と比べて格段に安いので、死亡よりはまだ対処しやすいほう。
復活の館で回復してもらうことはできないが、どの世界でも金の針もしくはエリクサーを購入できるので、こまったら南の村(大陸世界)・港町(海洋世界)・空中の町(空中世界)・ゾクの町&アメヨコ(都市世界)・ベーシックタウン2(真の塔)に立ち寄ってみよう。もちろん死んではいないので【❤】も消費しないし、アドベンチャーズギルドでの除名もできない。
人間・エスパーであれば、終盤には「ゾクのはちまき」もしくは「サークレット」で耐性を得られるため、喰らうこと自体ないだろう。
石化したメンバーは4番目に下げられる。

サガ2

サガ1同様戦闘後も持続する上、宿屋に泊まっても回復せず、やはり原則的に戦闘中に治せない。
きんのはり、エリクサー、ちりょうで回復可能であり、本作では全ての町で購入可能になった。
HP0が死亡ではなく気絶になったことから、本作から石化は戦闘不能(気絶)よりも厄介なステータス異常となった。
先頭(1番目)のパーティーメンバーが石化すると移動中のグラフィックが石化していないパーティーメンバーに変わってしまう。
【サポートメンバー】加入中に1番目から4番目までのパーティーメンバー全員が石化すると、移動中のグラフィックがサポートメンバーになる。
パーティー全員がこの状態になると【バルハラ宮殿】に行き、【オーディン】に「【勇者たちよ、戦いを続ける勇気はあるか?】」と聞かれるが、「いいえ」を選ぶおよびオーディン撃破後だとタイトル画面に戻される。

サガ2DS

戦闘中に治療できるし、ステータス異常全般が宿屋に泊まる事で回復するようになった。
治療方法としては、金の針、エリクサー、治療、エスナ、フルケア、フルケアの書、星屑の杖が挙げられる。
全滅してもGB版同様だが、DS版からは「Game Over」と表示されてタイトル画面に戻される仕様となった。

サガ3

サガ1とサガ2同様戦闘後も持続する。アイテムや魔法などで回復する必要があるが、戦闘中にも治療可能になった。
本作ではステータス異常は宿屋で回復するが、石化だけは回復しない。ただしイレムの町なら温泉で回復可能。
きんのはり、エリクサー、エスナ、ストーン、ダミアンで治療できるほか、プレイヤーサイドならメンテナンスで自動治療もされる。
戦闘前に移動画面で表示されていたメンバーが石化したまま戦闘を終えると、戦闘後に表示キャラが石化していないパーティーメンバーに変わってしまう。
【シナリオキャラクター】加入中にデューンから【シリュー】までのパーティーメンバー全員が石化すると移動中のグラフィックがシナリオキャラクターになる。
パーティー全員がこの状態になるとゲームオーバーになる。
全滅すると「もういちど たたかう?」と表示されてリトライするかの選択が出る。

サガ3DS

戦闘中に治療できるし、ステータス異常全般が宿屋に泊まる事で回復するようになった。
パーティー全員がこの状態になるとゲームオーバーになるのは一緒。
治療方法としては、金の針、エリクサー、治療の水晶、エスナ、エスラが挙げられる。
シリーズとしては珍しく【精神攻撃】になっているらしく、【◯精神】に耐性が含まれている。
GB版の【ギャグこうせん】で石化していた名残か。
仕様が前作サガ2DSに倣ったものであるため、能動的な回復手段はそちらに準拠するが、フルケアでは状態異常が治療できない点には注意したいのと、最大の違いはボス戦で石化を使う相手が多く登場すること。
ただし耐性を得る難易度がそれ以上に低く、なんなら最初のダンジョンからすぐ取れるため、耐性確保さえ怠らなければもはや脅威はない。
現在・北の塔にいるペブルから「◯石化」、現在・海岸街道のヘカトンケイルから「◯精神」、このどちらかで対策完了である。
全滅すると「Game Over」と表示され、「リトライしますか?」と聞かれる。

RS1

石化となった場合は、戦闘不能と同様後列に吹き飛ばされ行動不能となる。
唯一戦闘後も持続する状態異常で宿屋に泊まっても回復しないし、戦闘中には治療できない。
パーティー全員がこの状態になるとゲームオーバーになる。
せきかをとく万能薬(SFC版のみ)で回復可能。
本作においては、基本的には【即死】耐性で防げるようになった。
サガ2、サガ3と同様戦闘不能(気絶)よりも厄介なステータス異常である事に変わりはない。
主人公(1番目のパーティーメンバー)が石化しても移動中のグラフィックが石化していないパーティーメンバーに変わる事はない。

RS2

戦闘終了後には自然回復するようになったが、戦闘中に治療できないのは前作と一緒。
前作に引き続き即死耐性が有効だが、味方は耐性を持てないし、石化耐性も基本的にないので、【状】防御を高めることしか対策のしようがない。

唯一石化した場合のメリットを挙げるなら、石化すると全体攻撃であろうと攻撃対象になることは絶対にないため、その戦闘中で【LP】を失わないことだろう。
ボス敵でも【海の主】【リアルクィーン】といった相手が石化攻撃を使うが、前作のボスと違って大概長期戦になるため、戦線崩壊の原因になりかねない。

改造やバグで戦闘時以外に石化状態になる場合があるが普通のプレイでは気にする必要はない。
ただ、当初は戦闘後に石化継続が想定されていたためか、石化状態で技を覚えようとした際には「石化している」という特殊なセリフで覚えられなくなっている。
本作からは戦闘不能(気絶)と同じちょっと厄介なステータス異常となった。

RS3

パーティー全員がこの状態になるとゲームオーバーになる。
戦闘終了や石化回復、神秘の水、再生光、ナースヒールで回復する。本作以降、戦闘中の石化治療が使えるのがデフォルトになったと言える。
【ストーンスキン】による【徐々に石化】【クリスタライザー】の追加効果による石化以外は即死耐性でも防ぐ事が可能であったが、リマスター版で修正されたため【凝視】に対する【見切り】などで対策が必要になった。
また、徐々に石化についてはステータス異常の回復の副作用であるステータス増強のリセットが無効化されたことでリマスター版では治療手段が存在しない。戦闘を素早く終わらせるか、石化してから治療するしかない。
【マイダスハンド】【タッチゴールド】も石化攻撃として扱われる。
本作以降からは完全に戦闘不能(気絶)と同じで厄介ではないステータス異常となった。

SF1

パーティー全員がこの状態になるとゲームオーバーになる。
戦闘終了や石化回復、状態異常回復させる術各種で回復するほか、万能油、杯、ヴォーテクスといった全ての補助効果を吹き飛ばす手段でも解除される。
【解放のルーン】なら、既に罹っている場合は解除されるほか、術の効果で以降の石化を受けなくなる。
即死耐性では防げなくなったうえ、即死耐性持ちの敵でも石化耐性は持たない敵がいるので、【時間蝕】などで石化すると一撃で倒せる場合がある。
また、【石化ガス】の石化はターゲットにした本体のみに石化効果があるので、広範囲に石化が発生するようなことは無い。
メカや魔生命系は基本的に耐性持ち。

SF2

パーティー全員がこの状態になるとゲームオーバーになる。
戦闘終了や生命の息吹で回復する。
問題は能動的な唯一の回復手段である「生命の息吹」が、状態異常だけでなく補助効果も全て消し飛ばしてしまうこと。
【石の祈り】【デルタ・ペトラ】で石化することが可能で、【石の記憶】は音波耐性でも防げる。
【エッグ】の石形態が使用する【エインシェントカース】は耐性が無いとほぼ全員に必中で石化するという、シリーズ屈指の危険な石化攻撃

US

【石化無効】で防ぐ事ができる。
石化状態になると行動不能になり、【レスキュー】の成功率も下がる。

MS

身体が固まって動けなくなる状態だが、本作では自然回復する事がある。
戦闘終了で回復する。
【黒の石鎧】【メチスの手甲】で防ぐ事ができるほか
デルタ・ペトラは【土術】なので土術耐性で防ぐ事ができる。

IS

行動不能になる上、通常通り攻撃を受けるとダメージも受ける。
コマンダーが控えている場合、前線にいるメンバーが全員石化してもその場では全滅にならない。
コマンダーまで石化して初めて全滅になる。

ISEC

行動不能になり、ターン数制限がなく、WAVE跨ぎでも自然回復しない。
他の行動不能と同じく、通常通り攻撃を受けるとダメージも受ける。
クールタイムも消化されなくなる。
なお本作ではグラフィックが灰色にならないので、状態異常アイコンを見逃さないこと。マヒや睡眠と勘違いしないようにしたい。

RSU

他の行動不能になる状態と同じくダメージを受ける。
この状態中は、一部の【アビリティ】【補助効果】(特殊状態)が一時的に機能しなくなる。
5ターン経過で自然解除され、ラウンドの切り替わりでも解除される。
この作品では、敵側を石化状態にしても撃破扱いにならない。