【リザードロード】

RS2

【爬虫類】系のモンスターのランク16、つまり爬虫類系モンスターの最上位モンスター。
紫色の体色の【リザードマン】系であり、下位にリザードマンと【リザードレディ】がいる。
最上位ランクであるが大型のモンスターではないため複数体で登場することもある。
　
その特徴はというと異様に高い物理攻撃力である。
というのも【腕力】はなんと35であり雑魚敵の中では堂々のナンバー1。
固有の敵を含めてもこの腕力を超えるのは腕力参照攻撃が通常攻撃のみである【守護者】のみである。
　
この攻撃力で様々な剣技を使ってこられた結果は、おおよそお察しの通りである。

あまり脅威にならない【落月破斬】ですら防御力が低いと致命傷で、多段攻撃である【二段斬り】や【短冊斬り】は高防御力でなければ余裕で4桁ダメージ。
短冊斬りについては低防御力で食らうと2000を超えるダメージなので、防御していても一撃死。
そして防御力が高くても【音速剣】や【真空斬り】が飛んできた日には普通に4桁ダメージ。
剣技が何か飛んでくる毎に【戦闘不能】の仲間が増えていく。
【ソードバリア】を用意すれば剣技は無効化できるが、時折【パンチ】が飛んでくるので油断はできない。高い腕力と素早さから繰り出され、4桁ダメージが当然飛んでくる。
　
HPが低い相手を狙いやすく、LPの低い者が狙われると編成崩壊の大事故に繋がることがある。体力とLPが共に低いソウジやコウメイなどにとっては天敵。
　
ちなみに術を使ってくることもあるが、こちらは物理攻撃と比べると威力はマイルドであるため、ボーナス行動といっても差し支えないレベル。
ただし、【ホラー】による同士討ちには注意が必要となる。
　
勘違いのないよう注意したいのは、防御力を上げればそれだけでなんとかなる、というほど甘い敵ではないこと。
普通に遭遇した時は、先手必勝を心がけないと基本的に殺される可能性が常に付き纏ってくると考えなければならない。
HPも3825と相応に高いため1ターンで倒せなさそうなら【スタン】を狙う、というのも手ではあるが【状】耐性は高めなので状態異常に頼った戦法というのもリスクは高い。
そして、先手必勝を狙おうにもそもそも【素早さ】が高いのでむしろ、先手必勝されるケースの方が多いというのも厄介な相手である。

単独でさえヤバい相手だが、大型ではないため2体同時に出現もあるため、行動パターン次第では一気にパーティを壊滅に陥らせることさえある。

爬虫類系モンスターと遭遇して、紫色のコイツが2体見えたら反射で【退却】するプレイヤーも少なくないだろう。

総じてこの攻撃力を逆手に取り、【謀殺】の際によく使われることが多いモンスターでもある。
頻度としては物理攻撃の方が高く、大抵は1ターンでさっくり殺してくれる効率の良さが最大のメリットだろうか。
【ルドン高原】を【ナゼール】側から入るとすぐの場所に爬虫類系モンスターがいるので、ここで多くの【皇帝】が彼に切り刻まれたものと思われる。
　
……といった具合に多くのプレイヤーが（謀殺で）お世話になると同時に、多くのトラウマを植え付けたモンスターとなっている。

RS3

MS

IS