【守護者】

RS2

概要

【エイルネップ神殿】を守護する石像。
【ロックブーケ】はこのモンスターに勝てずにエイルネップ神殿に入れずにいた。

【エイルネップの塔】でロックブーケの頼みを聞くとこの守護者と戦わされることになるが、エイルネップに到達すればエイルネップ神殿は任意に訪れることが出来るため、頼みを聞くまでもなく戦いに行くことが可能。

ロックブーケの頼みを聞いて戦う場合はロックブーケのプレッシャーのためか、退却出来ないが、任意で戦う場合は退却可能である。

任意で戦う際には、「倒して先に進む」ではなく「破壊して先に進む」という表現が使われていることから、おそらく非生物の石像が何らかの（恐らく【古代人】の）技術によって動き外敵を排除する機構として機能しているものだと思われる。

ところで、七英雄であるロックブーケが本当に守護者を倒せないのかという疑問が生じる。
これについて少し考察してみると、確かにロックブーケの切り札である【テンプテーション】は【精神】耐性を持つ守護者には効かない。
そして、ロックブーケの得意とする術に対しても後述の通り高い防御を持っているため、確かにロックブーケにとってはかなり分が悪い相手であり、第1形態のロックブーケであればまず勝てないというのは理に適っているといえる。

もっとも、【召雷】を使いこなせるようになる第2形態ともなれば【HP】の差で押し切れるような気もしてくるため、第1形態であれば勝てずとも第2形態であれば勝てると思われるが。

戦闘

行動そのものは非常にシンプル。
1ターン目に確定の【毒霧】を使ってきた後は、7/8の確率で通常攻撃、1/8の確率で毒霧を使う1ターン1回行動である。

だがこいつはそのシンプルな攻撃パターンこそが最大の脅威。
まず、技レベルが31とそこそこ高いうえ、【腕力】が40もあるため、HPがそれ程高くなければ一撃必殺。

そしてさらに危険なのが毒霧。
全体に【毒】を付与する厄介な技だが、守護者が使うと毒以前の問題になる。
毒霧の参照能力値は「【体力】＋残りHP」で、守護者はこれが両方高い。上述の高い技レベルに加え、HP10889・体力77という化け物じみた数値から繰り出されると、一撃で数百程度のダメージを叩き出してくる。
早期に出会えば完全に門前払い。
耐えても2度目の毒霧で全滅する可能性は残るので、建て直しまで視野に入れること。
さらにこれ、【状】防御を高めるくらいしか対策がない。状防御全振りで挑むとかなりラク。

行動不能にはされないので、正攻法の殴り合いなら【ムー・フェンス】が有効。
通常攻撃は強力であるが、【斬】属性なので【ソードバリア】さえ持ってくれば無効化出来る。
なくても単体攻撃である。建て直しに苦労はしないだろう。
こちらからの攻撃は、斬・打・突・射で攻めよう。熱・冷・雷・状は耐性80と効きにくい。

だが最大の弱点は先手を取る場合にこそある。
【巨人系】に共通する【スタン】が有効で、そして素早さがたったの10しかない。
素でいくらでも先手を取れてしまうのでスタンとの相性が抜群なのである。
状耐性の高さも、【霧隠れ】の前には無力。

道場として使う場合もこれで活用し放題。技レベルは31となっており、序盤であればかなり高い部類。
武器によっては、最後まで使っていける技を覚えることもできる。
透明+スタン戦法なら、毒霧対策を考える必要もない。

• ちなみにエイルネップの塔の【ラッフルツリー】も同じく技レベル31なので閃き道場としては同じ性能といえる。くわしくはそちらで。

倒すとレアドロップとして【オートクレール】を落とす。
オートクレールはこの敵からしか入手出来ないため、（SFC版では）威力こそ残念なことになっているが欲しければ何度もリセットを繰り返して戦うことになるだろう。

IS

アビスバトル