【亡星獣編】/【外伝 過去視】/【処刑の記憶】

Last-modified: 2022-05-02 (月) 19:48:25

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イベントディミルヘイム編第1幕 亡星獣編 外伝 過去視 第3話

概要

【ステラ】世界での【アルタメノス帝国】にて内乱が発生した後、ある酒場において兵士が若く麗しい女人の捜索のために聞き込みを行っている様子を見届け、一人の男が酒場を抜け出していく。
男は【ギジェルミナ・カブラ】【シャビエル・バルガス】が滞在する陣営に辿り着くと追っ手の兵士が追跡を行っている報告をする。
負傷した【ラモラール・カブラ】を連れて逃亡を続ける中、追跡する者達は、カブラ皇家の者達が存命の限り不安を抱え、追跡の範囲は辺境の地域にまで及んでいた。
北部にある辺境伯領を目指すギジェルミナ達は、街道を避けて山越えをすることになり、百人余りの兵士と共に魔物が潜む険しい山道へ向かう事になる。
道中でバルガスが偵察に出向いている最中に魔物が出現すると、ギジェルミナは半病のラモラールの周囲を固めて魔物を退ける。
だが、山越えの最中に食料が尽きてしまう事態に陥ると、食事を満足に採れていないギジェルミナに木の根を与えるわけにもいかず、1人の重装歩兵は2人の軽装歩兵を連れて野営地の近くにある猟師小屋で獣の肉を分けてもらうべく小屋へと向かった。
その夜、バルガスが焼いた雉の肉を持参しギジェルミナに献上すると、バルガスはこれ以上は何も言わず、ギジェルミナは雉の肉を食す。
食事が終わり天幕の外へ出ると、バルガスと共に雉の肉を持参した3人の兵士が鎮座していた。
だが、この兵士達は猟師小屋に押し入った際に猟師に野盗と間違えられてしまい、殺害に至るという軍規違反を犯してしまっていた。
バルガスは斬首に値する厳格な処断をすると、兵士達も処刑を受け容れた上で出頭したが、猟師を殺害に至った動機を知ってもらうべく肉を献上したのであった。
兵士達はギジェルミナに処断してもらう事を望み剣を取ると、食した雉肉の味を忘れぬと約束した後、3人の斬首に至った。