【古魔法】

サガ3

【白魔法】【黒魔法】とは別に存在する第三の【魔法】系統。
FF魔法の流用が殆どである白・黒魔法に対し、こちらは【異次元の神々】の名を冠する魔法などサガ3オリジナルの魔法が多い。
効果の面では白黒よりも効果範囲が広い、あるいは効力の高い攻撃・回復魔法が中心であり、イメージ的には白黒の上位に位置する高位の魔法系統といったところ。
ただし、本作では系統別のスキルレベルや習得制限が一切存在しないため、実用上は魔法系統を分けることの意味が全く無くなっている。

合成

一覧

サガ3DS

システムの大幅改変により、【熟練度】システムの上で古魔法のカテゴリは残されたものの、実際に該当する技は【古の魔法辞典】か【永久の魔法辞典】で詠唱できる魔法のみとなった。
GB版から存在する【魔法石】の【合成】についても変更が入り、個別の古魔法ではなく上記2種の魔法辞典を合成で作成することとなった。
また、ストーリー攻略に絡むムオン・サモン・メタモルは重要アイテムの枠に変更された。
その他の魔法についても削除・効果変更・他系統への移動などがあり（一方でGB版で白黒扱いだったフレアとマグマは古の枠に移動）、古魔法の枠に残されたのはフレア・アシュラとエレメント6属性の全体攻撃魔法のみとなっている。
　
使用する魔法辞典のリチャージ代の関係で、古魔法は全体的に燃費が悪い。
特に、コスト2以上で使えるエレメント属性付きの古魔法は、属性が増えて耐性持ちに引っかかるデメリットも背負った割にはコスト1のフレアと基礎威力が変わらないため、とにかく燃費が悪い。
後半ボスの聖弱点を突いたり、【メビウスバリア】を貫通したりできるミロクはまだ明確に利用価値が付与されているが、その他5属性の使い勝手は察しの通り。
実用上は、魔法石を回す余裕があればフレアとミロクの二択で使える永久の魔法辞典を優先して作り、そうでなければフレアの書と割り切って古の魔法辞典を作ることになるだろう。