【モンスター吸収】

Last-modified: 2024-05-02 (木) 16:08:36

サガ3DS

SF1

SEB

【魔具】を持つ者や【モンスター】は
倒した敵を吸収して
その技を振るうことができる!


今回のモンスターは、GB・DS作品やSF1のように自身がモンスターを【食肉】したり直接取り込んだりするわけではなく、どちらかというとSF1の【妖魔武具】に近い吸収システムを持つ。
モンスター種族のキャラは、武器2枠と主防具の枠が個体特有の爪や毛皮などの【固定装備】となっているが、その3枠にそれぞれ吸収した敵を宿すことができる。
また、魔具使いなどの一部のキャラのみが装備可能なアクセサリ【魔具】?にも同じく敵を吸収させることができる。
 
モンスターの吸収は、空きのあるモンスター固有装備または魔具を装備したキャラが吸収可能な敵に止めを刺すことで行える。
吸収に成功すると、吸収させた装備に紐づく【固有技】という形で吸収した敵に応じたモンスター技が使用可能になる。
ただし、一つの装備に宿すことができるモンスター技は1種類だけ。
この状態で更に敵を倒しても勝手に中身が書き換えられることは無いが、その分書き換えたい場合は戦闘中に「解き放つ」コマンドを使って能動的に解除する必要がある。
「解き放つ」実行時は解き放ちたい装備を選択し、吸収解除および自身のHPの消費と引き換えに通常より高威力のモンスター技を放つことができる。

余談

SEBでモンスター能力を使用する場合、吸収したモンスターのシルエットが出現して技を放つが、これはモーション上の問題に対する回答となっていると考えられる。
 
参考までにある程度複雑な3Dモデルを採用し、かつ味方側にモンスター変身のシステムがあるサガ2DS・サガ3DSでは、モーションの都合でモンスター同士で継承できる特殊能力が魔法系とパッシブ系に限られ、物理系は継承不可であった。
なぜかと言うと、物理系特殊能力はモンスターの個体の体型に依存したモーションになっているので、例えば腕を持たないモデルに剣やパンチを使わせたり、尻尾を持たないモデルに尻尾で攻撃させたりしようとすると不都合が出る。
モーションに対応していない体型の個体にチートで使わせたりするとモーションが出ず、その場合にどうするかをプログラミングされてないのか、そこでゲームがフリーズする。
一方で魔法系はどのモデルにもとりあえず詠唱モーションさえ設定しておけば後は炎が出るといった魔法側の演出を流すだけなのでモデルの体型による問題が発生せず、パッシブ系はモーション自体必要としないため継承に支障が出なかった。
 
更に余談だが、この手の処理問題は何も3Dモデルに限った話ではなく、2D作品でも『ルドラの秘宝』などモーションが細かく設定されている作品の場合はプログラム次第で同じようなフリーズが発生することがある。
逆にSF1のような細部の亘ってのモーションが設定されてない作品では割と大雑把にどの個体だろうとあらゆる能力を使わせても挙動に問題は発生しない。