【売却アイテム常時確保】

Last-modified: 2023-03-01 (水) 19:45:48

概要

アイテムを売却できるシステムを応用し、売却するためだけのアイテムを常時確保することで、いざという時の買い物に役立てるテクニック。
主にお金の所持上限が取引する額に対して低いか、利用する店や地域によってアイテムの取引相場が変わるRPGで用いられるテクニックであり、サガシリーズにもシステム上こうしたテクを有効活用できる作品が存在する。
小技ではあるが基本的な事項であり、見落とすと思わぬところで躓くため、軽視してはならない。

RS1

本作では所持金が9999までの【金貨】と、1個あたり金貨10000に相当する【ジュエル】で別々に所持する仕組み。
そして、ジュエルから金貨への両替は支払いすれば普通に行なわれるが、金貨からジュエルへの両替はアイテムを売却した時だけである。
シリーズでも異色のシステムであり、これを知らないといつまで経っても9999から10000へのハードルを越えられない。
 
そのため、【傷薬】などの格安アイテムを可能な限り多くの別束で購入しておき、その束の数だけ9999金から1ジュエルへの両替へ使うよう確保するのだ。
単に購入を重ねるだけでは、同じ束が大きくなるだけなので、「1束購入する↔装備する」を繰り返して束を増やそう。
武器欄が1人8個あるので有効活用すべし。
 
このテクニックが真価を発揮するのは【巨人の里】である。
他の地域であれば、安いアイテムを売っているので、ストックがなくても現地でアイテムを購入し、改めて敵から金を稼いで9999に近づけた後に街へ戻って売却すればいい。
だが、巨人の里では万単位の値段のアイテムしか販売されていないので、現地で売却アイテムを購入することができない。
予め売却アイテムの束を確保しているかが問われてくる。

RS2

帝国領内の特定の地域では、買い物をしようとすると【お代は頂けませんっ!】と言われて無料で買い物できる。
つまりアイテムを大量にタダでもらえるのだ。
そして売却する時は普通にクラウンが手に入る。
 
つまり、出発前にアバロンで高額な武具を大量に購入しておき、旅先で資金が足りなくなった際には近場の街で売却することで資金を確保するテクニックができる。
旅先でしか購入できないアイテム、特にイベントアイテムの類に高額をふっかけられることは多く、財布代わりに武具をストックしておくと不測の事態にも柔軟に対処できる。
 
特に、制圧していない・制圧できない地域をはじめとした「ワールドマップから直接行くことのできない場所」では、クラウンを補充するためにアバロンへ戻ろうとするとかなりの二度手間になるので、近場の町でクラウンを補充する手段を持っておく重要性は高い。