【ロックブーケ】

Last-modified: 2023-08-16 (水) 02:24:49

RS2

概要

【七英雄】の一人であり、【ノエル】の妹。
七英雄の紅一点である。見た目だけではワグナスも女性っぽいが。

ノエル達と同様に古代人への復讐を果たすべく、【サラマット】において古代人の秘密を追っているが、【エイルネップ神殿】を守る【守護者】に阻まれ調査が難航、【エイルネップの塔】で捕らわれの身を演じ、自身を助けに来るほどの実力がある人物(=守護者を倒せそうな人物)を探し求めている。


彼女の持つ最大の能力といって良いのが、男性を骨抜きにし良いように扱う【テンプテーション】である。
具体的に言ってしまうと、男性は尽く彼女に逆らうことが出来なくなり、従うしかなくなってしまう。
一方で、女性や性別不明に対しては全く効き目がない。
彼女の持つ【魅了】能力は上記目的を達成するためにも大いに活用されており、まず【エイルネップ】の男性全てを魅了しエイルネップの塔と、エイルネップ神殿の調査を円滑に行えるようにしている。
その後は、自身がとらわれの身になったことにより、エイルネップの村の男性に女王様が塔で幽閉されている、と思い込ませることでエイルネップを訪れた守護者が倒せそうな相手を自身の救出に向かうよう誘導している。

このように男性に対しては非常に強力なテンプテーションを持つということを活かしてか、ロックブーケ関係のイベント【皇帝】【男性】であるかどうかで展開が変わる。
男性かどうかで展開が変わるイベントとしては、他には人魚イベントくらいのものであり、メインイベントとして考えれば、唯一といってしまってもいい。


皇帝の性別による具体的な違いとしては、まずエイルネップの塔でロックブーケを救出した際。
この時に、守護者を既に倒していない場合は、上記の通り、ロックブーケは自身を救う程の強さを持つ皇帝一行に守護者の討伐を依頼する。
依頼を承諾した場合の展開は性別に関係ないが、依頼を拒絶した後の展開は性別毎に異なる。
 
男性の場合、依頼を断ると、それまでの猫を被ったような演技から一点し、「無理にでもやってもらいますわ」と言われ、ロックブーケと戦闘になり、勝利するとその時点でサラマット制圧となる。【エイルネップ神殿】【沈んだ塔】の2つを省略できる最短ルート。
ただしこの戦闘では皇帝がテンプテーションの対象者であり、さらに皇帝が魅了されると即座に敗北となり、神殿に連れて行かれ強制的に守護者と戦わされる。万全の対策をしていない場合は魅了敗北という結末を辿りやすい。
なお、皇帝死(皇帝の【LP】0)はもちろん【皇帝継承】であるが、【全滅】した場合は神殿に連れて行かれるだけであり、皇帝継承は発生しない。
 
女性・性別不明の場合、依頼を断ると、残念そうなセリフを呟くものの、それ以上無理強いをしてくることはない。


以後の展開で異なるのは、沈んだ塔でロックブーケを追い詰めた際。
沈んだ塔の深部では、塔の秘密を掴んだであろうロックブーケと戦うことになる。
ロックブーケを追い詰めると「立ち去りなさい」と言われるのだが、過去に男性皇帝がロックブーケに敗北していた場合が問題。
魅了された記憶まで伝承されてしまっているので、「【おおせのままに】」と答え彼女の命令に従い、強制退去こそされないが戦闘には挑めない。
つまり、ロックブーケに男性皇帝で挑めるのは原則1回。
 
女性や性別不明に継承してから挑むこと。ただしこれにも例外があり、【最終皇帝】なら男性でもリターンマッチできる。


性格はというと、救出時の言動はかなり猫を被ったような演技であるが、沈んだ塔のロックブーケ戦でも見せるサディスティックな性格が素であると思われる。
 
兄であるノエルと同様に古代の塔の調査を行っているわけであるが、結果的にモンスターが住人を襲ってしまっているだけであるノエルに対し、こちらは男性を虜にし、(結果的に)女性を村から追い出すという結果を招き、現地の生活に多大な影響を与えている。
積極的に村の住人に危害を加えているわけではないのは確かであるが、現代の住人への影響度ということで言えば七英雄全体を見ても大きい方である。
 
こう言った点からも、自身の目的達成のためであれば、現代人の被害は厭わないという印象が強いものとなっており、やはりノエルとは対照的。
そういう意味で言えば、多くの七英雄と同様に現代人を見下しているといえるが、一方で自身が倒すことの出来ない守護者を現代人に代わりに倒してもらおうと考える他者を利用する一面も持つ。
古代人時代からこの性格は変わっていないらしく、ワグナスのために粉骨砕身するが、ノエルに対しては甘える反面過剰に依存するという過激な一面を持ち、それでいて英雄として有能であることから、なかなか扱いに困るメンバーであった様子。悪い意味であざとい。
 
本作に於いては最強といっていい存在である七英雄の中では、「守護者を倒すことが出来ない」と、七英雄以外の存在に敵わないものがいることが明確にされている数少ないキャラでもある。
同様に、七英雄であるのに敵わない存在がいる、ということが明確にされている敵としては、【スービエ】がいる(相手は【海の主】)が、あちらは「七英雄と渡り合うことが出来る」と自称する程の存在であるのに対し、守護者はあくまで神殿を守護する存在なだけであるため(実際に戦うと序盤だと全滅必至の強さだが)、スケールで言うとスービエよりだいぶ格下の相手に勝てないと言える。
更に言ってしまえば、仮に守護者を倒せるような相手であれば、言い換えればロックブーケよりも強いということであるため、そのような現代人が現れることに期待していると考えると七英雄の中ではかなり弱いと考えられなくもない。
もっとも、男性を意のままに操り、自身の手足として使う能力を含め彼女の強さと思えば、単純な彼女自身の能力が七英雄としての強さというわけではないともいえる。


作中では、エイルネップの村から退去(エイルネップ神殿突破後)した後もエイルネップの村のテンプテーションが解けないものの、エイルネップの村そのものには固執するものはないため、皇帝が彼女の助力をすればサラマットを無事解放出来るような気はしないでもない。
そういう意味で言えば、絶対的に倒さなければならない七英雄であるか、というと微妙なところ。
もっとも、男性を虜にすることができるという力そのものはかなり危険であることに間違いはなく、彼女の性格上その力も遺憾なく発揮することを考えると現代人にとって危険な存在であることは否めないかもしれない。
 
なお、ノエルを倒しても、ロックブーケが意に介することは特にないが、ロックブーケを倒すとノエルが怒り状態になる。
ノエルと話を付けた場合は、ロックブーケを倒すまでは再戦出来ないため、ロックブーケを最後の七英雄にしたい場合、ノエルは先に倒さなければならない。

戦闘能力

彼女の戦闘能力を語る上で欠かせないのはストーリーでもキーとなっているテンプテーション。
その効果は男性相手全員を高確率で魅了状態にする、というものである。
男性が主体のパーティであれば、大勢のメンバーが魅了されての同士討ちで全滅だろう。
さらにそれに加えて「皇帝が魅了状態になった場合は即座に敗北」の条件まで重なることが攻略手順を困難にしている。
 
ただ、テンプテーションとはいえ精神耐性があれば無効化できる。そのため【陰陽師】は男性なのに通用しない。
また、見切ることも可能。【透明】なら耐性なしでも魅了されずになおかつ見切れる。
奇策を用いるなら、この戦闘だけスキルレベル0の武器だけ所持させて、同士討ちしても痛くない壁要因として1人ぐらい起用するのもあり。
しかし、それが悠長に通じるのは第1形態に限られる(後述)。


ただ、テンプテーションはラスボス戦でも使ってくるため、見切りの重要性は高い。
テンプテーションは彼女の専売特許であり、同じく七英雄の固有技ともいうべき【ソウルスティール】と異なり、見切りは必ず入手出来るというものではないため、男性を入れないといった場合を除けばラスボス戦の為にロックブーケ戦でテンプテーションを見切ることは半ば必須といっても良い。
もし、テンプテーションを見切れないままロックブーケを倒すと、本当に見切りを入手出来るチャンスがない(ラスボス戦で見切ること自体は可能だが)ので注意が必要である。

第1形態

系統ランクHPWPJP戦闘回数
七英雄165551612132326
14191814201726
1285555564
技術点種族属性特性再生耐性
3821人間ボス/女性死/痺/眠/暗/精/毒/割/ス/恐
武器回避
爪(11)/詩人のギター
テーブル特殊能力
Aテンプテーション、テンプテーション、テンプテーション、ウインドカッター、体力吸収、ホラー、ウインドカッター、ダークスフィア
B催眠、催眠、凝視(マヒ)、凝視(マヒ)、毒霧、凝視(魅了)、凝視(石化)、凝視(石化)
特性Aパターンのみで行動

テンプテーション対策をバッチリした場合、第1形態は他に危険な行動はあまりない。
敢えて言うなら【ダークスフィア】や防御無視の【体力吸収】が厄介ではあるものの、1回行動であるため、対処は比較的楽な方。
【宮廷魔術士】ならダークスフィアが通用しないので、起用する手もある。


リマスター版なら戦術次第で、単騎で完封も可能。
冥術レベルを大きく高める必要があるので計画的なレベル上げが必要だが、「素早く」「テンプテーション無効」の皇帝がいればいい。

第2形態

系統ランクHPWPJP戦闘回数
七英雄320001962502831
15191914201729
2012101010101064
技術点種族属性特性再生耐性
5126人間ボス/女性死/痺/眠/暗/精/毒/割/ス/恐
武器回避
爪(11)/詩人のギター
テーブル特殊能力
Aテンプテーション、テンプテーション、テンプテーション、ホラー、体力吸収、召雷、召雷、ダークスフィア
Bテンプテーション、テンプテーション、テンプテーション、ホラー、体力吸収、召雷、召雷、ダークスフィア
特性Aパターンのみで行動

打って変わって強力な【召雷】を惜しげもなく使ってくる。
対策をしていないと、ターゲットとなったキャラはほぼ一撃でやられるレベルの高威力となっており、利用する頻度も比較的高いため、運が悪いと連発され回復も余り出来ないまま全滅することも普通にあり得る。
 
こちらの形態になるとはっきり言ってテンプテーションなんかより召雷が遙かに危険である。
テンプテーション対策が出来てないともはやお話にならないレベルである。
 
同じように術が強い【ワグナス】と比較されやすいが、召雷はなんといっても対策が難しい【雷】属性というのが厄介なところ。
【セルフバーニング】で完全無効化……といった簡単な対策が出来ないので、そういう意味ではワグナスより苦戦させられる場合も。
ただ、ワグナス同様使ってくる技にムラがあり、対策さえしていればテンプテーションはボーナス行動なので苦戦するかどうかは運次第か。


関連項目

IS

メインイベント

概要タイプタイトル
メインイベント第2形態【血戦の拍動!七英雄、襲来!】
系統ランクHP種族属性吸収憑依元出
人間系61800人間/女性RS2
名前系統射程対象属性効果
シャドウボルト闇術突術
テンプテーション体術技男性を対象に魅了
体力吸収風術HP吸収
召雷風術雷術

アビスバトル

概要タイプタイトル
アビスバトル第2形態【ファム・ファタール】
系統ランクHP種族属性吸収憑依元出
不死系14150000不死/女性RS2
名前系統射程対象属性効果
ディアボリック・アリューア闇術魅了
ブラックスフィア闇術暗闇
体力吸収風術HP完全吸収
ペイン闇術遠隔単体スタン
特性2~4回攻撃
武具性能40、強化ポイント40

ISEC

概要タイプタイトル
シナリオイベント第2形態【ナイツ一家の大問題!誘惑の妖女出現!】
探索イベント【たべよーさが2022】
ボスコンバット【ボスコンバット‐ロマサガ2‐】