【彷徨える巨大怪生物！麒麟の危機を救え！】

ISEC

メインボス

概要

1話

【ディスノミア】において子供を保護していた【麒麟の空間】を【ディミルヘイム】で新たに作り出した【麒麟】であったが、麒麟の空間に異変が発生していた。
次元の狭間で起きている次元異常により幾度と空間にひびが入り、麒麟が修繕を行うが、麒麟の空術にも限界があるようで、麒麟の空間に何か光る物が入り込んだ直後に次元異常が一気に進行する。
一方で【クーン】、【フェイオン】、【メイレン】は【ロードスケルトン】の【済王】と再会し、ディミルヘイムに出現した【黒の指輪】?を始めとする【指輪】を処分するべく集めている事情を説明する。
ディミルヘイムに移住した済王も、かつて所持していた【戦士の指輪】が戻ってきてしまったようで、【クレマール亜大陸】にある火山に捨てるという選択肢もあったが、ディスノミアの火山に放棄しても完全消滅には至らず、常闇の君である【オルガ】が回収し、再利用を行った経緯があった。
戦士の指輪を渡し同行することになった済王であったが、普段は【ラモックス】の姿であるはずのクーンが、ハロウィンの時と同じく【擬人化能力】?によって人型の姿である事に気が付く。
【リージョン】では【マーグメル】から出立する際に、【マーグメルの長老】の力で人型の姿を維持していたのだが、今回は【ファニキオ群島】に散乱していた【肉】を拾い食いしたのが原因のようで、【喰い合わせ】が良かったのか人型になってしまったようだ。
肉の拾い食いがメイレンにばれてしまう中で、麒麟が首だけ姿を現し、麒麟の空間に【盗賊の指輪】が出現した事を報告するが、麒麟の空間は不測の事態に陥っているようで、クーンはお菓子がもらえることを条件に手助けすることになる。

2話

クーン達は麒麟の空間に入るが、中は有機物が蠢く空間になってしまい、フェイオンは【リージョンシップ】で移動中に飲み込まれてしまった【タンザー】である事を察する。
タンザーの触手に拘束されていた麒麟を済王が救出すると、麒麟は【亡星獣】の【マジア】の封印地点での異変や【神のテーブル】から発生した次元の亀裂などが原因し、麒麟の空間もまた盗賊の指輪の出現を起点としてタンザーの体内と接続してしまった事を説明する。
神のテーブルで発生した次元の亀裂により混沌の勢力の影響でアンデッドが暴走を起こしていたが、支配者階級のアンデッドであるロードスケルトンの済王には影響していないようだ。

3話

盗賊の指輪の所在を指輪探査機で調べてもタンザーの影響により正常に機能しない状況下で、タンザーの体内に異変が起こると、タンザーの体内の一部が麒麟の空間に戻る。
指輪探査機は次元異常の影響もあって正常に機能しない状態が続いていたが、指輪同士が引き合う性質を利用して他の指輪の反応を手がかりに捜索する事になる。

4話

【タンザー内肢】と共に襲ってくる魔物を撃退しながら、指輪の反応する場所へと向かっていくクーン達。
タンザーの体内に異変が起こると、内肢に守られる形でタンザーの中枢部分である心臓部が出現するが、肝心の指輪は中枢部分に飲み込まれてしまったようだ。

5話

クーン達が内肢を撃破しても次々と再生してしまい、済王が内肢が飛ばす【針】を回避して行くが、他の内肢に捕獲されてしまい、【生気吸収】を行われてしまう。
しかし、ロードスケルトンである済王はアンデッドであり、タンザーよりも吸い取る力が強く、【HP逆吸収】が起こりタンザーは衰弱してしまう。
このまま済王は【草薙の剣】で心臓部を斬りつけると、麒麟が空術で衝撃を与え、クーンが切り裂き飲み込まれた指輪を回収し、最後は2体同時攻撃によって心臓部は撃破された。
中枢部位が破壊されタンザーの体内に異変が起こるが、麒麟の空間と接合した部分ではない範囲まで向かってしまったようで、次元の狭間から遠ざかる事で、麒麟の空間に戻れない恐れがあった。
フェイオンとしてはタンザーでの遭難生活は2度としたくない経験でもあり、麒麟が空術で次元移動を行い元の世界へと戻る。
【ヴァジュイール】から渡された【神秘の指輪】を始め、盗賊の指輪まで回収したクーン達は、指輪を亜空間に放棄する事を提案すると、その際には麒麟も協力する事になり、済王も生前に指輪集めのために外征した経緯を振り返る。
残る指輪を集める旅路に出発するクーン達であったが、クーンはお菓子の事については忘れておらず、ディミルヘイムでは子供を保護する機会も無いためにお菓子集めすることも無くなった麒麟は、下手をするとクーンに【能力吸収】されてしまう恐れがあった。

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