大航海時代の世界においては、新しい船に乗れる喜びは皆様等しく共有する、
一つの醍醐味かと思います。
しかし、新しく乗れるようになった所で、船が作れない、又は売っていないとなれば、
あとは造船スキルを持つ方に造船をお願いするしか、方法はありませぬ。
そうなりますと、心強いのは商会内にいらっしゃる造船家の方々かと思います。
みず知らずの方よりも、依頼もし易い事でしょう。
その際に、皆様は造船家の方々に、どのように作成依頼をされているでしょうか。
以下にいくつかポイントを挙げてみますので、事前に検討した上で依頼してみてはいかがでしょう。
全船舶共通
・乗りたい船が、自分のレベルで乗れるのかどうか。
・何目的で乗りたいのか。冒険?交易?海事?
・その用途では、どのような仕様で作ればよいのか。デフォルトのままでよいのか。
船体の材質はどうするか、総容量の増減、船員・砲室・倉庫の変更は必要あるのか。
⇒「参考サイト:マルセイユ第4造船所様」
・その船は、どこで、いくらで、(造船日数)何日で作れるのか。
⇒「参考サイト:まとめwiki 船取り扱い港一覧」
JB船・既存船強化(☆)の場合
・JB船であれば、その船を作るのに必要な部品はどんなものか。自分は用意できるのか。
・☆はつけるのか。つけるならどこで付けられるのか。必要な材料は何か。その材料は用意できるのか。
⇒「参考サイト:まとめwiki 特殊造船・新型艦船一覧」
⇒「参考サイト:東奔西走~交易のススメ~様」
・その造船・改造に投資は必要か。そもそも出現している船か。
さて、皆様いかがでしょうか。
造船は細かなプロセスがいくつもあり、知らなかった検討事項もあるのではないでしょうか。
そして、これらを知らずに依頼をすることで、造船家の大きな負担を強いる事となるのです。
皆さん!
依頼する船は、その方の現在地よりずいぶん遠方でしか造れない船ではありませんか?
だとすれば、いきなり依頼というよりも、一度自身でその造れる街まで行って、
修行中の造船家がいれば声を掛けよう、とは思えませんか?
皆さん!
場合によってJBや☆は、投資が必要なのです。投資をしないと船が出てきません。
その造船家の方は本当にその船が出現していますか?
要投資の場合、数M単位が必要となる事もあるそうですが、
造船家の方に全て負担させて良いのですか?誰のための投資なのでしょうか?
皆さん!
依頼する際に必要なパーツを揃えてからお願いしていますか?
JBや改造でパーツも無しに、いきなりお金だけ渡して造ってくれというのは問題外ではないでしょうか?
その造船家がパーツを調達し、移動し、造船している時間に、貴方は何をしているのですか?
貴方も相手も、時間に対して現金を払ってゲームを遊んでいます。
貴方だけ好き放題に遊んでいるのですか?そんな事が許されるとお思いですか?
・・・・・・
事実、造船というスキル無しには、優れた船やカッコイイ船に乗ることは叶わないと思います。
店売りで買える船など、ほんの一握りです。
そしてこの造船というスキルは、お金と時間を大量に消費する、
とてつもなく辛いプレイングを経て習得されるのです。
そして見ず知らずの方に造船をお願いするならば、
ゲーム内日数×幾らかの金額を要求されるのが常道です。
私も事実、商クリ作成を依頼した方には1日20万と提示されました。25日で5Mです。
本体が18%増で3.3Mですから、それよりも高い提示額です。
商会内の造船家の方々は、恐らく、そこまでの提示はしないでしょう。それは善意です。
同じ商会の仲間のその善意を、これら無謀な依頼の仕方で、
仇で返すような真似はして欲しくはないです。
お願いです。
造船家の方々が、「こんなスキル取らなきゃ良かった」
と思うような事は、絶対にしないで下さい。
上記のつたない説明では、判らない部分も多々ある事でしょう。
それらは造船家に事前に相談するなり、商会内に質問するなりして頂ければ、
恐らくは殆ど解決します。
造船家さんの負担にならぬよう心がけましょう。
そこを善意で格安で行ってもらえるのですから、それなりの礼儀と準備を欠かさないでください。
基本的に本店では、材料の自分での調達、造船屋さんと現地まで一緒に行くことを基本としています。
材料に関しては、バザー、ショップで材料を購入すると船代以上掛ることも珍しいことではないですし、自分ですべての材料を造ることも難しいと思いますので、誰かが船を造るときは、4、5人で材料を探しまわったり、持ってるものを提供、造れるものを作ったりの相互協力で行っています。
あと、これは言いにくいことだとは思いますが、謝礼についてです。基本的にロットは船大工さんのもの、その他に謝礼として幾許かのお金を支払うのがルールです。なかなか船大工さんからは提示ができないと思うので、自らが申し出ること!材料を提供していただいているなら、市価とは言いませんが材料費数倍は想定して、さらに投資等の必要経費、それから小型、中型、大型、それぞれに該当する御礼金(数Mは考えてください)をプラスしたものを支払ってあげてください。頼んだ船はそれだけの価値と、船大工さんの尽力があってできたものなのです。そういうことを勉強と理解をして、予算、調達方法、材料・予算の都合がつく日を考えてから、船大工さんに「船を造りたいんですけどー」って声をかけてくださいね♪ -- HPV? 2008-09-23 (火) 02:38:13