スマブラ個人小説/タナ弁の小説/バトルマスターへの道 第三部

Last-modified: 2016-07-21 (木) 08:09:54

第十一話

第三章
ついにこの小説も中盤に突入しました!
読んでくださった皆さん本当にありがとうございます!
これからも応援よろしくお願いします

マリオは2回戦を見事に突破し、観客席に行った
マリオ「ネス君!」
ネス「おっさん、やったな!」
ネスは笑顔を浮かべながら言った
マリオ「ありがとう!君が教えてくれなかったらきっと勝てなかったよ。ところで、どうやって僕に話しかけたんだい?」
ネス「ちっちっち。」
ネスは人差し指を左右に動かしながら言った
ネス「僕はPSIという超能力が使えるって前にも言ったじゃんw あれのおかげだよ!感謝しろよー!」
マリオ「本当に感謝するよ!ありがとうな!」
ネス「よし!いいだろう!ま、この先の試合も何かアドバイスがあったら教えてやるから安心しな笑」
「じゃあ、おっさんの弟の試合を見に行くか。おっさんも来るだろ?結構彼奴強いんだよねーw」
マリオ「ルイージか。あいつまさか本当に勝ち進むとはなー。」
ネス「そんな他人事みたいに… 準決勝であたるんだぞ?」
ネスはあきれながら言った

バトルフィールド応援席にて
マリオ「な、なんだこれは!?」

ルイージ0% トゥーンリンク300%
ルイージ「お話にもならないね。さよなら。」
ルイージはトゥーンリンクにスーパージャンプパンチを簡単に決めて余裕をもって3回戦にコマをすすめた

マリオ「あいつ… ここまで成長していたのか…」
ルイージ「あ、兄さん。見にきてくれたんだ。ありがとう。でも残念。僕は本気の10%もだしてないんだよね。悪いけど優勝するのはこの僕だ。」
 
バトルフィールド裏口
クッパjr「カメックよ。例のアレは準備できたか?」
カメック「ええ、お坊ちゃま。いつでも準備ができてますよ」
クッパjr「優勝するのはこのボクだ!そしてピーチ姫をうふふふふふふふふ♡」

続く

第十二話

前回のあらすじ
不敵な笑いをするクッパjr
なにか陰謀めいた物を感じるが一体…
マリオ「次の試合は1時間後か。みんな昼食をとっているな。僕も今のうちに食べておこう。」
マリオらは次の試合に備えて昼食をとった。
だが、これがクッパjrの陰謀だったのだ。
30分後 
観客「な、なんか気分が悪くなってきた…」
観客はドミノが連鎖して倒れるかのように次々とバタバタと倒れて行った
しかしこれは観客に限った話ではなかった
アナウンス席
実況「いやー。激戦が続きますねー。マッキー」
マッキーとは解説の牧野のことだ
実はビジネスライクではなくプライベートでも仲がいいのだ
解説「そうだね、ササッキー。」
ササッキーとは実況の(ry
実況&解説「うっ…!」
観客席
キノ爺「ピーチ姫。マリオ殿の何がよかったんですじゃ?」
ピーチ「マリオは勇敢で男らしくて誠実よ。こんな人を好きにならない人なんているのかしら?」
キノ爺「でも、優勝しなかったらわしの決めた相手と… うっ…!」
キノ爺が突然腹をおさえはじめた
ピーチ「どうしたの!キノ爺!大丈夫!?」
ピーチは雷鳴が響き渡るほど大きな声で叫んだ
バトルフィールド裏口
クッパjr「例の作戦は上手くいったようだな。カメック」
カメック「ええ!お坊ちゃま!異物混入作戦は上手くいきましたよ!あとはお坊ちゃまが優勝すれば大丈夫です!」
クッパjr「ふふふ、これで僕の優勝は堅いな!あはははははは!」

第十三話

前回のあらすじ
クッパjrとカメックの卑劣な行為によって大多数の人間が食中毒になってしまった
実況2「なんということでしょう!一斉に食中毒になってしまった模様です!ですが試合はノンストップです!ぜひとも死闘を繰り広げていただきましょう!」
マリオ「腹の調子が悪いな。このままだとまずい!とりあえずトイレに…」
トイレにて
観客「おい!早く出ろよ!」
観客「もう我慢できないー!」
マリオ「あっ…(察し)」
仕方がないのでマリオはトイレを我慢した
バトルフィールドにて
マリオ「トーナメント表によると3回戦の相手はクッパjrのようだな」
クッパjr「やあ、マリオ。君が3回戦の相手かい?悪いけど準決勝に駒を進め、そして優勝するのはこの僕だ。なんてたって君たちは体調が悪いみたいだからねえ笑」
クッパjrは気味の悪い薄笑いを浮かべながらそう言った。
マリオ「そういえば君は調子がよさそうだね。もしかして君の仕業かい?」
クッパjr「察しがいいねw そのとおりさ。僕とカメックが君たちの食料や水に毒を仕込んだのさ」
マリオ「お前!犯罪だぞ!わかってるのか!?」
クッパjr「知ってるよ?でもピーチ姫と結婚するためさ。仕方ないよ」
マリオ「どういうことだ?」
クッパjr「君は優勝したらピーチ姫と結婚するってキノ爺に言ったんだよね?実はあの後僕も同じ条件でキノ爺に交渉したのさwキノ爺は言ってたよ。『どちらにせよピーチ姫を手放さなくちゃいけないなら強いほうと結婚させたほうがいいのかな』とね。だから悪いけどマリオ。君には絶対に負けられないんだよ。」
マリオ「そうか。わかった。では、始めようか。」
そういいながらマリオは何か遠くにいる誰かにメッセージを送るようなしぐさを見せた
続く

第十四話

前回のあらすじ 
食中毒事件の犯人が3回戦の相手のクッパjrと発覚
人として社会の一員としての禁忌に触れてしまったクッパjrに対し正義の心が燃え上がったマリオ
果たしてクッパjrを止めることはできるのか!?
バトルフィールドにて
実況2「実況の佐々木さんと、解説の牧野さんが体調不良のため、今回はずばりこの私笹原がお送りしようと思いまーす!4649!」
笹原さんはテンションが高めのようだ
実況2「さーて、いよいよ勝負が始まろうとしておりまーす!マリオはあまり体調がよろしくないようですがずばり大丈夫かー?」
実況2「でーは、ずばりバトルスタートです!3,2、1、GO!」
バトルが始まった
マリオ0% クッパjr0%
マリオ「今までは突っ込んで失敗してきたから今回は様子を見よう」
そうマリオはいい、ファイアボールを撃った
クッパjrは最初の一発を受けてしまい、マリオが先制する
マリオ0% クッパjr5%
クッパjr「よくもやったな!お返しだ!」
クッパjrはメカクッパを出して反撃
そして、みごと命中
マリオ10% クッパjr5%
実況2「お互い牽制して動きがずばりありませんねー。そろそろ動き出してほしいものでーす。」
マリオ「君も遠距離攻撃ができるのか。いいだろう。そろそろ本気だしてくよ。」
クッパjr「あれが本気だったらお話にならないしw まあ、いいよ。お互い本気で戦おうか。」
マリオとクッパjrが少し口元をにやりとさせた
マリオ「いくぜ!」
マリオは猛ダッシュでクッパjrに突っ込んだ
本当に学習能力がないんだな、君は
マリオ「それはどうかな?」
マリオはクッパjrに突っ込んだと見せかけて高くジャンプし、メテオを叩き込んだ
そしてクッパjrに上強→上強→上スマッシュを決め、大きくリードをとった。
マリオ10% クッパjr50%
実況2「おーっと!ずばりマリオが大きくリードしました!ようやく試合に変化が見えてきましたねー!」
マリオ(あれ?こいつ思ってたより弱いな。これ勝てるんちゃうの?)
なぜ関西弁なんだマリオよ。
マリオ「どうした?お前はこの程度か?」
クッパjr「いいや、これからが本番さ。」
クッパjrは舌なめずりをしながら言った
続く

第十五話

前回のあらすじ
マリオは意外と楽勝ムードだった
だが、クッパjrはあきらめていない様子
果たしてクッパjrはどうやってこの窮地を脱するのか?
クッパjr「カメック。出番だ!カモン!」
クッパjrはカメックを呼んだ
一応、ルール上タッグを組むことは許されている
※ルール ストックは1 先にバーストされたほうが負け
ただし、タッグを組む時は原則としてお互いタッグにならなければいけないのだが、クッパjrの策略によって係員のほとんどの人がトイレや病院にかけこんでいて、且つ残りの係員に根回しをしているためなんとかごまかせている(ちなみに実況の笹原さんは、賄賂として和菓子をプレゼントされた)
重ねて言うが、本来は許された行為ではない
マリオ(くそ、厳しいな… こっちも仲間を呼びたいが、ネスは『例の件』について頼んでいるし、ヨッシーはもういないし、ルイージは敵だから声をかけられないしなあ。こうなったら…)
マリオは覚悟を決めた
クッパjr「マリオ。仲間を呼びたくても呼べないんだね^^ かわいそうにwww」
マリオ「うるさい、卑怯者!二人いても関係ない!かかってきな!」
マリオは気持ちが空回りしながらそう言った。
クッパjr「カメック!行くぞ!」
クッパjrはそういうとカメックとクッパjrの連携コンボが炸裂した
先ず、カメックが魔法でマリオを足止めした後、クッパjrがカートごと突撃してマリオを撥ねたのであった
ガン!
マリオ50% クッパjr50%
その後もクッパjrとカメックの猛攻は続いた
マリオ100% クッパjr50%
実況2「クッパjrとカメックの連携コンボによって、マリオとクッパjrの立場が逆転されましたー!このままだと非常にずばりまずいぞー!」
だが、マリオの目の中にある闘志の炎は消えてなかった
マリオ(逆転の方法が分かった―ヒントは線対称―これで勝てる)
続く

第十六話

前回のあらすじ
クッパjrとカメックの連携プレイによって追い詰められたマリオ
だがマリオはまだくじけていない
マリオの快進撃が始まる
マリオ(逆転の方法が分かった―ヒントは線対称―これで勝てる)
マリオはカメックと線対称の向きに移動した
クッパjrはカメックに合図を送った
カメックは承知しましたと言わんばかりの反応を見せ、マリオに魔法を撃った
だが、マリオはすかさずクッパjrの方向に避けた
○←マリオ
○←クッパjr      ○←カメック
     
         ↓
           ○←マリオ
○←クッパjr      ○←カメック
詳しくは図の通りである
先ずカメックがマリオの方向に魔法を撃つ
そして足止めした後クッパjrがカートごと猛ダッシュで突進するという寸法である
だが、カメックの攻撃ははずれたので、足止めができなくなる
よって、クッパjrの攻撃も外れて大きな隙ができるというわけである
ちなみに、カメックと線対称に向き合った理由は、クッパjrと正面で向き合うとまっすぐ突進された場合激突してしまうからである
そして遂に逆転のチャンス到来
マリオはカメックに近づき、上スマッシュでバースト!
実況2「おーっと!ずばり素晴らしい機転の良さですー!100点満点です!]
しかし、カメックは最後の力を振り絞ってクッパjrに魔法をかけた
カメック「お坊ちゃま!最後の…力…を…うけとって…」
クッパjr「ちっ。使えないな」
マリオ「とうとう追い詰めたぞクッパjr!」
クッパjr「調子に乗るなよw 僕には最後の切り札があるんだよ!」
マリオ「そ、それはなんだ?」
クッパjr「僕の必殺技クラウンキャノン。簡単に言えば砲丸アタックってところかな。カメックの力によって今の僕は無制限に絶え間なく打ち続けることができる。つまり僕の勝ちは揺るがない」
こうしてクッパjrは延々とクラウンキャノンを撃ち続けた。
マリオはマントで跳ね返すことはできたが、いかんせん弾の発射速度が速くて対応できない
ところが、マリオには勝てる自信があった
マリオは小ジャンプでクッパjrに近づきわざと場外に落ちた
するとクッパjrは
クッパjr「無駄だよw 僕は追尾もできるんだからねw」
マリオ「その時を待っていた!」
クッパjrは案の定クラウンキャノンを撃ってきた
だがマリオはジャンプして避けた
マリオはジャンプを残しておいたので、1回空中ジャンプができるのだ
ところがクッパjrはマリオを追うときにジャンプしてしまったのでもう空中ジャンプはできない
そしてクラウンキャノンを撃ってしまった反動で上Bは使えない
つまり、クッパjrはそのまま場外に落ちるほかないのだった
実況2「決まりましたー!!! 3回戦突破はずばりマリオですー!」
こうして3回戦はマリオの勝利で幕を閉じた
控室にて
クッパ「息子よ…」
クッパjr「うわーん、パパー!負けちゃったよー!」
するとクッパは何故か仏頂面になった
クッパ「この馬鹿息子がー!!!」
クッパはクッパjrを思いっきりぶん殴った
クッパjr「パ、パパ…?」
クッパ「話は全部ネスのテレパシーで聞いたぞ!卑怯な手を使いおって!こざかしいわ!もうお前など吾輩の息子でもなんでもない!どこへでも好きなところへいけ!」
クッパjr「ご、ごめんなさいー涙」
その後クッパjrは異物を混入した罪を問われて少年院送りになったとさ
第三部 完