小松左京賞の選評はwebサイト「株式会社イオ」に掲載されたものを要約した。
株式会社イオにおいてはオリジナルは最新回のみ閲覧可。
第6回以前は角川春樹事務所の新人賞コーナーにて閲覧可。
第8回小松左京賞最終選考選評
総説
- 最終選考三作のレベルは高い。
- SF的発想とエンターテイメント性は兼ね備えていた。
- 娯楽の提供と問題提起はあるか?
上杉那郎「月が見ている」 改題「セカンドムーン」 大賞
- 文章力とリアリティで突出。特にリアリティに感心。
- セカンドムーンの正体とタイトル考慮不足。
壱石とりの「リキュール」 落選
- ノワール+ハードボイルド+SF要素の意欲作を評価。
- 詰め込みすぎ。
- 今後に期待。
門田艦攻「一八複兵」 落選
- ユーモアとオリジナリティがある。
- アイデアや会話を評価。
- 独特の世界観。
- オチが安易。