継承値の計算(未完メモ兼)

Last-modified: 2014-10-04 (土) 00:51:16
 

継承値のデータがある程度手に入ったので解析出来れば自動的にWiki埋まると思いざっくり検証。
下の表はある魔者の継承値によるHPの伸び方のデータです。

 

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前の数値からの差ではなく継承+0からの数値からの差を考えたのは継承14⇒15の時にHPが3上がった後、継承15⇒16の時にHPが4上がっている。これはスカイロックの数値計算が常に小数点以下切り捨てによって行われている証拠であり。またスカイロックの継承+99のLvMAXの値は現在確認されている限りでは継承+0のLvMAXの約2.0倍(ツキアシュタロなど)または1.7倍(クロコダマなど)に二分出来ます。他の魔者の継承+99の値を見てもほぼこのどちらかの値に収束していることを考えると継承するたびに前の値を参照して次の値を出すと継承+99までには99回の小数点切り捨てが行われるのでこれではどの魔者も同じ割合に収束させるのはあり得ないことになります。よって継承値は継承するたびに継承+0からの値を継承値を引数とした何らかの関数を用いて割り出してることになります。ここでこのデータを単純にグラフに落として見るとこうなります。

 

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これはx = y^2またはy = x^(1/2)のグラフにとても酷似しています。それを更に検証するためにこのグラフを両対数グラフに直して見ました。

 

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するとほぼ同一直線状にデータが並ぶので少なくとも継承値の計算を行っている関数はax^n(a,nは定数)で表す、または近似出来ることが予想出来ます。そしてこのa,nを求めるために最初のデータの横にf(x) = ax^n(xは継承値をそのまま使用,またaとnは初期値としてそれぞれ1としておく)の値と実際の継承による上昇HPとf(x)の値の差の2乗そして一番下にこれの各継承値の合計を追加します。

 

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ここでエクセル先生の力を借りて切り捨てを考慮してf(x)が実際の値より大きくするという制約条件の下,合計の値が最小となるようにa,nの値を変化させると以下のようになります。

 

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f(x)の値の精度は見ての通り完璧なものとなりましたが求められた関数は
f(x) = 33.5198221050274*x^(0.450855533060801)となり仮に端数を上手く取り除けたとしてもこの係数にはイマイチ意味を見出すことは出来ません。またツキアシュタロなどの2.0倍の魔者の関数と比較しても有益な結果はなし。もしかしたらこの関数によって近似出来る他の関数かもしれません。よって継承値の計算に関しては綺麗な答えを見つけられていないのが現状です。この係数に意味を見いだせる方や他の案がある方はテキトーでいいのでコメントでも下さい。