Armada

Last-modified: 2015-09-10 (木) 17:34:54

概要

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スウェーデン・ヨーテボリ出身のスマブラDX、SSB4、ProjectMのプロプレイヤー。Alliance所属。
ヨーロッパ最強のプレイヤーとして知られ、Smashboardsが出す推定獲得賞金総額は4万ドルを超え、
2015年9月現在は僅差でMangoに次ぐ2位につけている。メインキャラクターは2014年まではピーチ、2015年以降はフォックスを使用している。2007年、14歳から活動を開始したArmadaはスウェーデンの大会で何度かの優勝を経験したのち16歳でアメリカに渡って大規模な国際大会であるGENESISに出場。
290人の参加者の中でDaShizWiz、Lucky、Mew2Kingといった強豪を破り、更にはMangoまでも蹴落としたものの
決勝では再びルーザーズから上がってきたMangoと対戦して敗れてしまう。
結果2位となってしまったが、この大会で無名だった彼の名は一躍トッププレイヤーとして知られることとなり、
以後アメリカの大会にも積極的に参加するようになる。その後2011年5月~2013年1月までに出場した13大会では無敗を誇り、(決勝にてウィナーズ側からルーザーズ側へと落ちたことはあるが)Apex2012~2013での二連覇を達成。そんな輝かしい絶頂の中、Apex2013終了後に「競技としてのスマブラDXシングルスからは引退する」と発表し、世界中のスマブラコミュニティに衝撃を与えた。
しかし同年のEVOでは6年ぶりにスマブラDXがメイン種目に選ばれることが決まり、復活を望む声が多く挙がったこともあってかそれから半年後のEVO2013にて復活を遂げる。
これをきっかけに完全に活動を再開させ、今なおトップ戦線で活躍し続けている。
Melee It On Me(MIOM)が発表した2014年のスマブラDXプレイヤーランキングではApex優勝者のPPMDを抑え、Mangoに次ぐ2位につけた。なお、2013年の同ランキングでも出場大会は少なかったが、
大規模な大会で好成績を残したためMangoに次ぐ2位に選出されている。

使用キャラの変遷

Armadaは上記の通り世界最強ピーチ使いであり、数々の大会をほぼピーチのみで制してきた。(プリン相手には子供リンクを当てている)
無論母国スウェーデンにおいても圧倒的な強さを誇っていたものの、2014年の地元大会、B.E.A.S.T4でまさかの出来事が起こった。
当時勢い付いていたとはいえ、それまでは幾度と無く戦っては勝っていた同郷のプレイヤー、Leffenに3タテ(3-0)を決められたのである。
とはいえウィナーズ側での決勝だったために幸いまだチャンスが残っていたArmadaは突然キャラをピーチからフォックスへと変更。
この想定外の事態にはコメンテーターのMike Haggarも「20XXが来る…」と呟き、試合が始まってもしばらくは呆然としていた。
結果的には1-3で敗れてしまったものの1本は取れたという事実からか、以降ArmadaはLeffen相手にはフォックスを出すようになる。
3ヶ月後のRoF3においてもフォックスを当て、ウィナーズファイナルでは見事勝利するも再戦したグランドファイナルでは敗北。
それから半年ほど経ったThe Big House 4ではフォックスに懲りたのかピーチで挑み、敗北してしまうが最終戦までもつれ込む好勝負を展開。
その後行われたDrommeLAN 4.0、Beauty 9ではようやくピーチを使って勝利するに至り、20XXがまだ訪れないであろうことにファンも安堵した。
しかし年が明けて行われたB.E.A.S.T 5ではピーチを使ったものの惜敗。続くParagonでも1ゲーム目で敗戦したことで再びフォックスを使用。
改めて2ゲーム目に臨むも軽くあしらわれてしまい、後がなくなった3ゲーム目、Armadaが覚醒する。それまでとは別人のような動きを見せ、
Leffenを4ストックで沈めてしまったのだ。続けて4ゲーム目でも3ストックを残して圧勝し、最終ゲームでも怒涛の攻撃を見せた。
結果はわずかに及ばなかったがその極め上げたフォックスは観衆の度肝を抜き、様々なコミュニティで再び20XX論争が持ち上がった。
そして迎えたスマブラ二大大会とも言えるApex2015。5神全てがエントリーしたこの大会で危惧された事態は起こる。
ArmadaはLeffen以外の相手にもフォックスを使い、決勝まで勝ち抜いたのである。
大会後のツイッターで彼は「ピーチメインは…ごめん。彼女は単純に遅すぎるんだ。特定の組み合わせのためには取っておくよ。」と述べた。
これに勢い付いたのか、彼はMcSmashter 4でもフォックスを主に使用し、何とBeauty 10ではピーチをサブですら出さずに終わってしまう。
どちらも優勝という大躍進はしたものの、「もはやピーチは使われなくなるのでは」とスマブラフォーラムでは多くの悲しみの声が寄せられた。
そんな声も虚しく、4月のI'm Not Yelling!でもフォックスをメインに勝ち進み、ウィナーズでMangoに1-3で敗れるもルーザーズでLeffenを倒し、
決勝に進出。Mangoとの再戦となったが、1ゲーム目はやはり前試合と同じように敗戦。会場も味方に付けているMangoの強さに圧倒された。
ルーザーズ側のために負けるとリーチを掛けられてしまう2ゲーム目。Armadaは現状を打破すべくピーチを選択し、会場は大いに湧いた。


  4万人もの視聴者が見守る決勝の様子

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そしてここからArmadaの怒涛の反撃が開始。なんと2ゲーム目から4ゲーム目まで全勝して1セット目を取り、2セット目においても
1、2ゲームを連取したのである。5連勝した後の1ゲームは取られるがすぐに取り返し、最終的には6-2とホームの世界王者を圧倒。
世界最強ピーチの帰還について、「Armada!ピーチ!20XXって何だったんだ!?」「ピーチに戻ってきてくれた!」「彼のピーチは世界一だ」
など、多くの視聴者が歓喜し、歓迎の意を表した。とはいえこれだけで完全なるピーチメインに戻るとは思えないため、彼の今後の動向に注目である。

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