特徴
1975年に放送された「鋼鉄ジーグ」の続編作で、コミック版を下地としている。
現在より50年の昔、人類と邪魔大王国の最終決戦が行われた。
熾烈を極めた戦乱の末、決戦の舞台である九州地方は
その全域を覆う謎の暗雲、DS・アブソリュートゾーンにより閉ざされた。
不可侵領域と化したその地で、初代鋼鉄ジーグ(磁偉倶)は消息不明となった。
そして現代、新生鋼鉄ジーグに選ばれし者 "草薙 剣児" は、
復活した邪魔大王国の女王妃魅禍(ヒミカ)との戦いの渦中へと飛び込む。
人々の平穏な日常を取り戻すための戦いは、
彼ら邪魔大王国の起源、そして現代に生きる人類の歴史へと帰結する
壮大な物語へと繋がっていく…
という前置きは前作スパロボK経験者には説明不要か。
原作でも重要エピソード(笑)である"おっぱいドリル"が遂に再現された。
スパロボKでは初参戦作品である為か、恐るべきユニット性能を誇っていたが
本作ではいささかマイルドに調整されてしまっている。
が、依然として強力である事には変わりない。
機体
鋼鉄ジーグ
- "おっぱいドリル"イベントが初参戦!
- ミッチー2号もだ!(アイコンのみ) ただし大黒様は無し。
- ジーグクラッシャー(腕を外してピッケルにするアレ)はラッシュ中にサラっと使っているが、つばき曰く「想定外」らしい。
- 「魂」援護バルバジーグでKより猛威を振るうユニットになってしまった。
- しかも合体攻撃は援護防御されないので最早使わない理由が1厘も無い。
- 今回は暴走して敵になる。その時の性能はもはや殺人級であり(宇宙SでSサイズ、おまけに気力MAXの上実質HP72000)、荒之皇よりこっちのほうが苦労するかも。
ビッグシューター(新)
- ジーグの生命線、パーツ運搬係。
- 陸、海、空戦用の局地戦闘パーツ(スパロボ未登場)やバズーカ等の大物は、
原作ではドーラ列車砲っぽい専用巨大砲からジーグへ直接射出される仕組みになっている。
磁偉倶(ジーグ)
- 初代鋼鉄ジーグその人。原作最終盤より再参戦。
- 名言「ジーグブリーカー!!死ねェッ!! 」は残念ながら、鋼鉄神では披露されなかった。
- 「全滅だ!」は言ってくれた。
- その代わりか知らないが、前作Kでは何故かDの竜馬が使った恐ろしく過激な戦闘台詞が与えられた。
- 「皆殺しにしてやるぜ!」
- 「塵になるのはてめぇらだ!」
- おそらくダイナミック繋がりと顔グラが似ていることによるパロディであろう。
- その代わりか知らないが、前作Kでは何故かDの竜馬が使った恐ろしく過激な戦闘台詞が与えられた。
ビッグシューター(旧)
- 初代ジーグの専用キャリア。
戦闘デモで再現されているが、こちらはボタン押下でパーツシュート!
ビルドエンジェル
- 柳生隊長率いるジーグのサポート要員。今回もユニット扱いは1機のみ。
- コクピット部分がバイクになっており、被撃墜時は脱出ポッドよろしく分離可能。
(スパロボ未再現。今後の作品で参戦しても採用されなさそう…)- スパロボZでは撃墜アニメーションが手の込んだ物になっているので、据え置きに参戦すれば可能性はあるかも。
- 5段階改造で宇S空Sを備えてしまう。序盤の資金を回す優先度高し。
- ビルドエンジェルは俺達の翼だ!
敵機体
小火焔偶(しょうかえんぐう)
- 主に味方モブ戦闘機なんかと戦うモブ敵。黄泉軍兵が上に二体乗り、下に逆さで二体ぶらさがる。
魔愚羅(まぐら)
- 剣児初陣の敵。筒状埴輪の集合体。
- 他のハニワ幻神と比べ明らかに能力が弱っちい。
馬頭羅(めずら)
- 地獄ビンタで頭部壊された上に巨大なジーグバズーカで跡形もなく吹っ飛ばされるというオーバーキルをされたハニワ幻神。
徒鼻羅(とびら)
- ヤタガラス型幻神。その機動性はマッハドリルすら翻弄する・・・のは原作での話。
- 再生怪人のほうはスカイパーツやマッハドリルを使うまでもなくあっさりやられていたので、ゲームに登場するのは再生怪人の方なのだろう……
- 他より高い移動力で接近して射程ダウンL3攻撃をするのが地味に厄介。
大火焔偶(だいかえんぐう)
- 通常、壱鬼馬、壬魔使 、阿磨疎の4パターンある。まあボス3体のは特に大差ないが。
- 第2話登場にしてSPダウン武器搭載。HPやENと違い回復が効かないので相当嫌らしい。
- SPダウン武器はラプラスウォールで吸収可能。防御すればバリアを抜けることは殆ど無いので、あとはうまく誘導すること。
荒之皇(スサノオウ)
- モデルは『凄ノ王』に登場する凄ノ王邪神体。
- ちなみに、前方後円墳型の宇宙船「ラングーン」も、本作品からの出自。
- 本作では超擬態獣、次大帝ともども早めに決着が付いてしまうため、若干影が薄い。
- おまけにルート分岐の都合上、超擬態獣との2択に。
- 余談になるが両方とも原作主人公が暴走するイベントがあるため、意図的に対比させてる感じがする。
- おまけにルート分岐の都合上、超擬態獣との2択に。
パイロット
草薙 剣児
- 2代目鋼鉄ジーグ。珍しくヒーローとしての苦悩や戦いに関する迷いが一切ない、快男児。
- 本編の尺が1クールしかないから、という突っ込みはナシで。
- 近年まれに見るドスケベ。
- コイツこそが真のおっぱい☆マイスター
- おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱぁぁぁーーい!!!
- お陰様で浩一と仲良く「あなた(達)、最低です!!」を喰らった。
- おぱーい・・・
- 森次の熱湯風呂被害者の会の1人。
- この1件がトラウマになったのか、つばきに覗き見しないでと言われたときに思い出していた。
- 中の人はルナマリア(ドラマCDでは山下)と同じ声の坊っちゃんに仕える執事。
- 前作Kに出演したストライクノワールのパイロットである根っからじゃないブルーコスモスでも可。
珠城 つばき
- ヒロイン。イヤボーン担当。
- 左のレバーは部品関連、右のレバーが武装関連です(一部例外アリ)。
美角 鏡
- みすみ きょう
- かがみじゃないよ!
- 剣児のライバル的ポジション…かと思いきや、目立って対立したのは1話開始数分くらい。
- 本編の尺が(略)
- 最初のレース中も仲良さそうだった。最初から最後まで良き友人キャラ
- ライバル兼親友なんだよ。きっと。
- でも叔父さん。
- 本編では途中でドロップアウト。スパロボ補正の恩恵は偉大である。
- 一応前作でも生き残りはする。
- 異星人同士だからか、イクサー1と仲が良い。
- また、強化人間のスティングや、クローンであるレイに反応する場面もある。これも異星人の勘…?
司馬 宙(磁偉倶)
- しば ひろし
- 初代鋼鉄ジーグ。復活当初は衰弱のため盲目だったが、銅鐸パワーで復活。
50年を経たミッチーとの再会は、原作屈指の名シーン。 - Q:空気ねぇぞ!?
- A:必要ない!!
- 今回はこの会話の流れがしっかり再現されております。
- クトゥルフを全滅させる気は無いらしい。
- サイボーグ宙の時点で壱鬼馬を蹴り倒してる。
- 銅鐸無しの状態でもハニワ幻神を殴り倒せる。
- 中の人はアムロ・レイ…ではなくオクレ兄さん。
- が、旧作とは違った司馬宙のキャラ像にぴったりな声と評判。
珠城 美和
- つばきの婆ちゃん。ミッチー。
- 一人年老いてしまった自分の姿を宙に見せる事を恐れていたが、全くの杞憂だったようだ。
- そして最終決戦ではビッグシューターに乗り込みジーグをサポートする。
- 声も若々しくなりおまけに若返る。
柳生 充子
- ビルドエンジェル隊の隊長。
- 前作Kであの迷イベントの原因を作った御方。
- 今回はあらゆる意味でスーパー系の世話女房として大活躍。
敵パイロット
壱鬼馬(イキマ)
- 今作の「死ねぇ!」担当
- 原作では自分の命を考慮せず妖術を暴走させることでダブルジークをまとめて圧倒した強者なのだが、スパロボでは大火焔偶に乗って戦うだけなのでその力は発揮されない。
壬魔使(ミマシ)
- ギャグ担当の阿磨疎とシリアス担当の壱鬼馬に挟まれ今ひとつ目立たない。
- 原作では鏡に倒されるのでラングーン決戦には登場しない。
- なぜか格闘がかなり高いが、機体的にはまったく意味が無い。
阿磨疎(アマソ)
- 「まだ妃魅禍様にも蹴ってもらってないのに!」
- 辞世の句がよりにもよってこれか。
荒之皇(スサノオウ)
- 敵機体の項目参照。
黄泉軍兵
- モブ敵兵。胴が伸びる。
ハニワ幻神
- 「幻人」ではなく「幻神」。
非パイロットキャラクター
妃魅禍(ひみか)
- おっぱい
- 今回も阿磨疎は蹴ってあげなかった模様
司馬 遷次郎
- 宙のとーちゃん。
- TV版ではハーロックのトチローのごとく機械と一体化していたが、鋼鉄神では生身の爺ちゃんとして登場。
早乙女 門子
- モデルは『ガクエン退屈男』の早乙女門土。
- いやぁ、スパロボKでは記憶に残る迷クロスでしたね。
- 剣児にリアルジーグブリーカーした人
- ワーオ→ピキィィィィィ!!
- ゲーム中の顔グラでは分かりにくいが、実はすごい髪形。
- ビルドエンジェルのトリニティアタックでのカットインで多少はその辺も見えるか?
- 同じ早乙女性であるアルトとの絡みは無し。
身堂 竜子
- モデルは『ガクエン退屈男』の身堂竜馬。
- カットインの顔が怖い。
魔神獣 破瑠覇(ましんじゅう ばるば)
- かつて鏡(多卦流)の可愛がっていた宇宙生物。力を試した後ジーグに協力する。
- パーンサロイドよろしくジーグと合体してバルバジーグに。合体する場所が尻の上なので、ゴーゴン大公リスペクトかも知れない。
- モチーフというか元ネタは、永井豪の漫画「電送人バルバー」と思われる。