L/戦闘前会話/第33話

Last-modified: 2011-02-21 (月) 20:47:47

vs レイ

ヒイロ

ヒイロ「お前が命令ではなく、守りたい者のために戦う事は否定しない。だが…この戦いの先に、お前は何を得る?」
レイ「俺は人間以下の存在だ。不器用な生き方しかできないのだろう
   ギルを守るためなら俺の命など捨てても惜しくはない」
ヒイロ「かつての俺は、命令されるがままに殺戮を繰り返す戦闘マシーンだった
    心を押し殺して命など安いものと言い聞かせて…
    だが、人の命は安いものではないんだ!俺の命も、お前の命も!」

キラ

レイ「キラ・ヤマト…。俺は、お前の存在を認める事はできない…!」
キラ「…!君は、どうしてそこまで…!」
レイ「わかるだろう、お前には!俺は…ラウ・ル・クルーゼだ!」
キラ「ラウ・ル・クルーゼ…!?」
アスラン「そんなはずは…!彼はヤキンでキラが確かに!」
鏡「…クローンか」
レイ「そうだ…。人の手で創られた生命…誰のものでもない、からっぽの器…」
キラ「違う!命は何にだってひとつだ!だからその命は君のものだ!君は君だ…彼じゃない!」
レイ「黙れ!お前もまた、人の手で創られた生命でありながらなぜこうまで俺達と違う!
   なぜお前だけが、意味のある人生を送る事ができるんだ!?」
シン「レイ、お前…!」
レイ「人の夢、人の未来…その素晴らしき結果、キラ・ヤマト!
   ならばお前も、消えなくてはならない!俺達と一緒に…生まれ変わる、この世界のために!」

アスラン

アスラン「いい加減にしろ、レイ!議長のやり方では本当の幸せは手に入らない!!」
レイ「ならばラクス・クラインにはそれができるというのですか、アスラン!?
   俺には、そう思えない!一番確実な方法を取りたいんです。だから俺は…!」
アスラン「この馬鹿野郎!お前は議長以外の言葉に耳を塞いでいるだけだ!!
     ディスティニープランは阻止しなければならない!それがジャスティスを託された俺の選んだ道だ!!」

ムウ

レイ「ムウ・ラ・フラガ…。お前も消えなくてはならない
   お前の父親のクローン…世界を闇に包もうとしたラウ・ル・クルーゼの犯した罪と共に!」
ムウ「ついでに言っちまえば、俺にはファントムペイン時代に犯した罪もある。だが、それは生きて償う!
   だからお前も戻って来い!仲間達のところに…!」
レイ「たわ言を!俺はギルのために戦わねばならない!」
ムウ「よせ!そうやって、ひとりで闇を抱えたままじゃクルーゼと同じになっちまうぞ!」

シン

シン「レイ!もうやめろ!」
レイ「俺はギルの望む世界を作るために今日まで生きてきた…!お前はどうなんだ、シン!」
シン「戦争のない世界を作るって、そう決めたんだ、俺は!そのためには…!」
レイ「戦争がなくなっても、不幸は常につきまとう!それすらもなくすんだ、ギルは!」
シン「だとしても、やり方が間違ってる!だから、レイ!」

シン (イベント後)

レイ「シン…お前さえ来てくれれば…」
シン「レイ!お前が俺を気にかけたのは、お前が誰かだったからなのか!?」
レイ「……」
シン「そうじゃないはずだ!おまえ自身の意思でそうしたいと思ったからじゃないのか!?」
レイ「それは…」
シン「俺にとってお前はラウ・ル・クルーゼなんかじゃない!レイ・ザ・バレル、俺の…友達だ!」
レイ「…!
   シン…だがそれでも俺は…俺の運命は…!」
シン「来い、レイ!お前が運命に囚われるなら…俺がそれを断ち切ってやる!」

ルナマリア

ルナマリア「レイ…私達、アカデミー時代からずうっと仲間だったじゃない!それなのに、こんな形で戦うなんて…」
レイ「あの頃から俺はプラントを…世界を守る事を考えていた
   ギルにはそれができるんだ!LOTUSのやり方ではいずれ、地球がもたなくなる!」

タリア

タリア「来たわね、レイ。悪いけど、ギルバードの計画は阻止させてもらうわ
    私の息子にも未来を自由に選ばせてあげたいの」
レイ「こちらも退く気はありません。グラディス艦長…たとえあなたでもギルの邪魔をするのならば討つ!」

アルト

アルト「レールの上に仕組まれた人生は辛いぜ。自分で選んだ道でつまづくより、ずっとな!」
レイ「デスティニープランが発動すれば、誰も道に迷わない。敗者が虐げられる世界は終わるんだ!」
アルト「そいつはどうかな。人の心には自由に憧れる翼がある!それを縛る事なんて、できやしない!」

シンジ

レイ「お前は以前、言っていたそうだな。父親に認められたいと
   俺も一緒だ…。ギルが俺を認めてくれるから、俺は生きていられる」
シンジ「確かに、父さんに褒めて欲しかった。よくやったって言われた時にはすごく嬉しかった
    でも僕は決めたんだ。たとえ父さんが認めてくれなくても、自分の意思で選んだ道を進もうって…!
    その方がきっと父さんも喜ぶ…!」

浩一

レイ「お前ひとりの正義で救えるほど、この世界は狭くない」
浩一「俺に力が足りないなんてとっくにわかってるさ!でも、俺はひとりで戦ってるんじゃない…
   LOTUSの仲間がいてくれるから、俺は正義の味方でいられるんだ!!」

イクサー3

イクサー3「アトロスとだって友達になれたのになんでレイと戦わなきゃならないの!?」
霞 渚「お願い!考え直して、レイ君!」
レイ「俺は子供じゃない。そしてこれは、俺が望んだ事だ
   それに俺は…お前とは友達になれない」
イクサー3「そんな事ないよ!絶対友達になれるもん!」

甲児

甲児「何で俺達が戦わなきゃならねえんだ!同じ釜の飯を食った仲じゃねえか!」
レイ「戦場ではよくある事だ。俺達の関係など、その程度のもの…」
甲児「戦場だけじゃなかったろ!?アイドルコンテストの裏方だって一緒にやったじゃねえか!
   俺達の…LOTUSのメンバーの関係はそんな薄っぺらいものじゃなかったはずだ!!」
レイ「…来い。もはや語る言葉はない…!」

剣児

剣児「お前、クール気取ってたけど、結構いいヤツだったじゃねえか!」
レイ「命令に従っただけだ
   LOTUSに溶け込み、デスティニープラン発動時に可能ならば味方に引き込めという、な」
剣児「マジかよ…。全部お芝居だったってのか?俺は信じねえぞ!」

豹馬

豹馬「お前、何でそんなに議長の事を信じられるんだ!?
   俺は、あの何とかプランにはついていけねえよ!」
レイ「理解などしなくていい。黙って見ていろ。そうすればギルが理想の世界を作ってくれる…」
豹馬「冗談じゃねえ!俺達が今まで戦って来たのはな、自分の手で未来を掴むためなんだよ!」

健一

健一「君は…俺達と遭遇した時から俺達を利用しようと考えていたのか…?」
レイ「否定はしない。来るべき時のためにギルには力が必要だったからな」
一平「そうかい…。だが、思い通りにならなくて残念だったな!」
健一「俺達は議長だけの力にはならない!ボルテスはいつだって地球の希望だ!」

ダイヤ

ダイヤ「帰って来い、レイさん!議長のやり方は間違ってるよ!レイさんも止めるのを手伝ってくれ!」
レイ「それはできないと言ったはずだ…!脅威が差し迫っている今、プランの導入実行は急ぐ必要がある!」
ダイヤ「大丈夫だよ!レイさんや俺達で地球を守ろう!じゃねえと寂しいじゃねえかよ!」

葵「君にとって、デュランダル議長の言葉は絶対なのかしら?」
レイ「ムーンWILLの言う通り、今のままでは人類はいずれ滅ぶ!
   だからギルに導いてもらうんだ!この世界を存続させるために!!」
葵「悪いけど、そんな事はさせないわ!人類滅亡も、デスティニープランも私達が防いでみせる!」

ゴオ

ゴオ「デスティニープランは子供達の未来を奪う!
   それが世界の在り方として正しいとは思えない!」
レイ「ルウ・ルーの事を気にしているのですか?問題ありませんよ
   選ばれた強靭な兵士達による地球圏の防衛…もう侵略者によって不幸が生み出される事もないでしょう
   子供達には進むべき道を正しく示す事ができます」
ゴオ「子供にだって自分の道を選ぶ力がある!間違えそうになった時は大人が導いてやりゃいいんだ!
   最初から一本道を提示するだけじゃ、子供達の可能性が失われていく!」

一鷹

一鷹「レイさん、あなたはLOTUSを議長の戦力として利用するつもりだったのか?」
レイ「そうだ。思い通りにはいかなかったがな
   だが、お前も自分の目的のためにLOTUSを利用しただろう。俺と同じだ」
一鷹「確かに俺は、博士を助けるためにLOTUSに参加した…
   でも、だからってLOTUSを裏切ったりなんかしねえ!」
レイ「ならば、もし博士かLOTUSを選べと言われたら、お前はどうする?」
一鷹「俺は馬鹿で貧乏性だからな。どうにか両方取ろうとして…」
アリス「ハッピーエンドを勝ち取るんです!」

vs 宗美

味方パイロット

宗美「リンクを確認…。我らとひとつに…」
沢渡「チッ、桐山の野郎よりもよほど統一意思ってのに汚染されてるみてえだ」
ユリアンヌ「私達じゃどうする事もできないの?」
美海「あの人…かわいそう…」
浩一「くそっ、どっかにあのグラン・ネイドルってのがいるはずだろ!?卑怯だぞ、出てこい!」
宗美「抵抗は無意味…だが…」
ミサト「来るわよ、迎撃を!」

隣接シナリオ