用語集/登場人物/か行

Last-modified: 2018-07-30 (月) 22:00:12

当項目は『天頂-TEPPEN-』の「ゲーム内の正式名称」・「登場人物」・「俗称」を解説するページです。
性質上、ネタバレ前提ですのでゲームのストーリー・イベント未プレイの方はご注意ください。


★注意★
項目の追加及び内容修正に関して、以下の注意事項を守ってください。

  • 登場人物や団体、作品を誹謗中傷するような記載は避けてください。
  • 主観的な感想は最低限にとどめ、あくまで用語の解説に努めてください。


目次

か行

怪盗オリヴィア

イベント「怪盗ハロウィンに出現す」にて登場。
本イベントの主役である。様々なお宝を鮮やかな手際で大胆不敵に盗み出す怪盗。市民への被害も無く、その鮮やかさにファンができるほどの人気がある。

怪盗オリヴィア。神出鬼没で大胆不敵。宝ある所に奴の影ありぃ!ターゲットは、宝石や絵画、太古の遺産、なんでもござれ!
驚異の警備態勢を鮮やかに突破する卓越した技量!我々警察をたやすく煙に巻く狡猾な頭脳!狙った獲物は絶対に諦めないタフな精神!
彼女こそ!現代の大怪盗と呼んでしかるべき存在!私の、この早川忠相の宿敵であります!」早川忠相の台詞、原文ママ)

と、宿敵であるはずの警察官が熱く絶賛する大怪盗である。警察官が怪盗を絶賛してどうする…

初登場時のターゲットは宝島貿易の所有する家宝「ジャック・オ・ランタン」。
3Dプロジェクションマッピングをドローンに搭載(というかほとんどホログラムである)して黒龍や警察官達をかく乱するなど、早川忠相が語るように非常に切れ者であるようだ。
しかし、ジャック・オ・ランタンを盗もうとしたところでとある事件が発生。会場が爆破され、生死不明のまま彼女とジャック・オ・ランタンは姿を消してしまった。

その正体は、神武斗町の質屋「織部堂」店主・織部ひとみ。「オリヴィア」の名は、彼女の苗字からとったものと思われる。
ジャック・オ・ランタンと怪盗オリヴィアが行方不明になったことに焦ったミストは、特徴が良く似た宮部未央(と一緒にいた早乙女まどか)を誘拐してしまった。
彼女を救い出すため、彼女は自らの正体を黒龍に明かし、共同で宮部未央の救出に乗りだした。
黒龍とオリヴィア、早川警部の活躍によりミストは壊滅したが、ミストに売り捌かれた品々を取り戻すために怪盗業は続けるとのこと。

彼女も宮部未央のことも『ライバル』として認識しており、劇中での直接描写は無かったが何度も対決していた模様。
イベント「七夕祭りとそれぞれの思い」では、未央が自身の逮捕を願う短冊を吊るすことを先読みして「あなたには無理です」と書いた短冊を先に吊るしていた。

犯行の際に高性能のドローンを使用していることはロシアでも知られているらしく、SVRからも注目されている。
(ただし本人の自作であるため、SVRの「何らかの組織がバックアップしているのでは」という予測は大ハズレなわけだが)

蛾王院翔馬

イベント「失われた黄金と幻のハチ」に登場する人物。
冒険家にしてテレビタレント。ただし業界内での評判は芳しくなく、出演しているテレビ番組「世界ディスカバリー探検隊」も打ち切りが決定していることから落ち目の状態ではあるらしい。
同じ冒険家である塚原つばさとは知人で彼女ことを「つばさくん」と呼んでいるが、過去の出来事からつばさには非常に嫌われている。

それでもある程度の人脈はあるようで、つばさが発見した新種のハチを(つばさがハチを発見した時点では地球の裏側にいたにも関わらず)同時に見つけたとして、
ハンプティ社に(森を切り開き現地の自然を破壊する恐れのある)大規模プラント建設のビジネスを申し入れたが、にべもなく断られてしまう。
そのことでつばさとハンプティ社に逆恨みすると、両者に対して壮大な妨害工作を仕掛けて評判を落とした上で、玉田貿易と組んでハンプティを乗っ取ろうと画策する。
また、阿万野ほのかの映画でのゲスト出演する予定もあったが、妨害工作を仕掛ける直前のタイミングで出演を辞退している。

ちなみに本名は御手洗流助であるが、本人はこの名前で呼ばれることを嫌っている。

実は裏でサイバーエフェクト野月組)とも通じており、ハンプティのバックアップにサイバーエフェクトが就くと、それまで玉田が買い占めていた株を青丸商社に売り渡している。
青丸の子会社に収まったハンプティの社長に就き、ハチのプロジェクトも現地政府に申請したものの、横柄な態度を取っていたため社内では徹底的に嫌われてた。
そんな中、追い落としたはずのつばさと買収のダシに利用した玉田貿易が手を組んでダンプティ社が立ち上げられ、全従業員に移籍されたことを気づかずにおり、
従業員たちの辞表を渡すために訪れたつばさにそのことを伝えられると狼狽する。
サイバーエフェクトにつばさを襲撃させて事態を収めようとしたが時すでに遅く、逆に自身が切り捨てられた上に玉田貿易の岩瀬から機密保持違反の訴訟とインサイダー取引について通告される。
直後、パトカーのサイレンが響くとともに失神しており、そのまま逮捕されたものと思われる。

カオリ

イベント「道野栞のウェディング・ロード」に登場した謎の女性。
ジャンキーに絡まれていたところに黒龍が割って入り両者の喧嘩に巻き込まれたことで頭部を強打。
これが引き金となりストレスに由来する心因性の記憶喪失になってしまう。

身元のわかるものを一切持ちあわせておらず、警察を頼ることは漠然とした不安から拒否したことで、
袖振り合うも多生の縁、と黒龍が身元を調べることを提案し道野栞の元に保護されることに。
名前がないのは不便だと判断した栞により暫定的にカオリと呼ばれるようになった。

一宿一飯の恩義として栞の勤める喫茶店にてアルバイトを始めたものの、
目眩がして倒れたり、カオリを知っていると思しきチンピラに絡まれたりとトラブルに見舞われる。
そして黒龍が栞に声をかけたブライダル事業立ち上げの補佐に大きく反応したことからこちらの手伝いに回ることに。

以下イベント中で触れられた彼女の断片的な情報。

  • 「なんかよくわかりませんが」という漠然としたものだが警察を忌避しており、武藤直子に声をかけられた時は栞の背に隠れたほど。
  • 「客分」「感服」「一宿一飯の恩義に応えるのが、人の道」など、時代がかった言い回しをすることがある
  • 診察をした花村小町曰く血圧が低く身体が弱い。
  • ヤクザやチンピラなどに身柄を狙われている。
  • 結婚に並々ならぬ思い入れがあるらしく「自分の結婚式のプランニングは既にはじめてますっ!!」と熱弁する。
  • 村瀬ベーカリー宮川洋菓子店を訪れた記憶がある。
  • 『すごく仲のいい友達』が美容院Adnisのお世話になっている。
  • カオリと思しき人物の捜索願いが出ていなかった。
    • これに際し黒龍が「この年齢で親が警察に相談していないのはどう考えてもおかしい」と述懐していることから容姿はかなり若い?

エンゲージステーションでは栞と共に各方面にブライダル事業についての交渉を持ちかけたり、DVDの編集作業などを担当。
ご祝儀泥棒というトラブルこそあったものの順調にこなしていたが、北楯組のヤクザに拉致され、
カオリを救うため単身北楯組に乗り込んだ栞を止めようとした際に組員に殴られたが、その際の衝撃からか記憶が戻り、
自身が鬼庭組組長・鬼庭軍蔵の娘、鬼庭美鈴であることを思い出した。

花京院あおい

イベント「茶湯の道と奪われた土地」に登場する人物。
花京院ちとせの母にして花京院晋之輔の妻。
花京院流としてはちとせに作法を教える師でもある。

晋之輔の独立を巡って夫婦仲は険悪なものとなっており、ちとせの前でもしばしば夫婦喧嘩が繰り広げられるほど。

花京院かえで

イベント「茶湯の道と奪われた土地」に登場する人物。
花京院晋之輔の母にして花京院ちとせの祖母。
高齢のため、最近は体調もすぐれない描写が見られている。

茶道のカルチャースクール独立を考えている晋之輔に自身が所有していた分家の土地を使う許可を与えているのだが、独立そのものについては待ったをかけている。

花京院晋之輔

イベント「茶湯の道と奪われた土地」に登場する人物。
花京院ちとせの父にして花京院あおいの夫。茶道・花京院流の現当主でもある。

公民館で茶道のカルチャースクールを開いており、予約が殺到するほどの人気となっている。
自身に茶道の才覚がないことを自覚していたことから、茶道そのものはあおいとちとせに任せてカルチャースクールを独立させることを考えており、母・花京院かえでが所有する分家の土地を建物を使う許可をもらっている。
しかし件の土地が自身らの与り知らぬところで半グレ集団・幻武団の手に渡っていたことで騒動が始まっている。

カルチャースクールの教室移転と流派の独立について、あおいと意見が対立していたが、
そのことを気に病んでいたちとせが茶道を引退すると決断すると、改めてあおいと話し合いをするようになり、
結果として教室を移転しない代わりに互いに教室を手伝うということで落ち着いている。

花京院ちとせ

【概要】
イベント「茶湯の道と奪われた土地」にて初登場。
聖ヶ谷女学園に通う学生でマリー・ランベール園崎春陽の同級生。
実家は花京院流という茶道の家元で、師範代見習いを務めている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「茶湯の道と奪われた土地」では茶道の修行に加えて父・花京院晋之輔の開くカルチャースクールの手伝いまでこなすという多忙な日々を送っている。
茶道のことを巡って晋之輔と母・花京院あおいの仲が良くないことを気に病んでいるようで、父のフォローをするなどの機転を利かせることもしばしばである。
しかし、激務で疲労の極みにあることはたまたま教室を訪れた黒龍も気がつくほどで、ついに過労で倒れてしまう。

入院して回復すると、「お父様、お母様と一緒にお茶が飲めない茶道なら続けられません」と学校の卒業を機に茶道を引退することを家族に伝える。
引退を決断したことで後悔がなくなったことは茶道の動きにも影響が出たようで「少し姿勢が柔らかくなった」と黒龍に評価されている。

後日、カルチャースクールをあおいも手伝うようになり、花京院流の教室を晋之輔やかえでが手伝うようになり、
3人と一緒に手伝いたいと決意を新たにしている。

風間信太

イベント「黒龍P プロデュース大作戦」に登場する人物。
大手芸能プロダクションEバルーンの社長。
ネットアイドル大博覧会では子飼いの歌い手を複数名送り込んでおり、主催側とも根回ししていたのだが、リリカルプロダクションの所属としてエントリーしたオトヒメこと桜庭歌羽に優勝を攫われてしまっている。
歌羽のことは後述する自身の過去から七海ななみの娘と気づいた(もしくは知らされた)ようで、歌羽に「これからリリプロは大変なことになる」と意味ありげな警告を送っている。

20年前はOTEプロダクションに所属していたが、三船敏子の陰謀で当時ケツ持ちをしていた蒔田組がななみのマネージャー・貞夫殺害の濡れ衣を着せられた上で関係を解消されると、自身も前社長の派閥と目されて解雇された過去を持っている。
さらに現在も会社を古巣のOTEプロによる株式整理で子会社にされてしまい、大石鎌次郎に「もはやOTEプロの言いなりだよ」と愚痴る一幕も見られる。
とはいえ三船が好き放題していることにはやはり反感を抱いていたようで、三船が歌羽やリリプロに対する妨害工作を手動したことや会社の金を横領していた証拠を伊達組から受け取ると、緊急会議を開いて三船を解任し、後任の常務に就任している。

風見理緒

【概要】
イベント「囚われのダンサーと孤独な叫び」にて初登場。
早川まなみと同じ学校に通う学生にして、ダンスサークルの部長。
センスはかなりのもので、ダンスを始めてから日は浅いのだが、先に始めたメンバーをあっという間に追い抜いており、サークルメンバーたちからは一目置かれている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「囚われのダンサーと孤独な叫び」では、豊崎ゆかりの勧誘を受けてKING†CROSSのバックダンサーを務めることになった一方で、まなみの依頼を受けて更科牡丹にリズム感覚を鍛えるためにダンスを教えることにもなっている。
また、この頃になってメンバーの一人であった門野栄美が家庭の事情でサークルをやめざるを得ない状態になっていたことを気に病んでいた。

ライブ当日に会場となったWunder Landで薬物の取引が行われており、何故か自身のカバンに薬物が入っていたことから警察に逮捕・勾留されてしまう。
警察の容赦ない取り調べで心が折れそうになるも、担当弁護士となった及川真琴やサークルメンバーたちの激励を受けて乗り切り、釈放されるまでを持ちこたえている。
その後、自身のカバンに薬物を入れたのが栄美の兄・門野慎平であると知ると慎平の自己満足にすぎない解決法に真っ向から反論している。

イベント「熱血指揮者と追懐のメロディ」では、神武斗交響楽団のコンサートに際して野田英治の発案から黒龍にコンサートの協力を打診されると、過去に吹奏楽部と共演している縁から吹奏楽部にも協力を願う案を申し出ている。

風見鶏比奈

【概要】
イベント「幽霊ビルとひよこの怪談」にて初登場。
ドイツの研究所で卵の段階でひよこの雌雄を鑑定する研究をしているひよこ鑑定士。
口癖なのか「ぴよ」という表現をよく用いる。

かなりの健啖家でもあり、焼き鳥屋の屋台で7000円以上になる飲み食いをしている。

画力が壊滅的であるらしく、ひよこの飼い主募集のチラシを作っていたが雑賀あかりらから「得体の知れない雰囲気の絵」と評価を受けており、ひよこミュータントの噂の原因になっている。

【ストーリーでの活躍】
プロジェクトの一時中断を受けて日本に戻り、焼き鳥屋の屋台でやけ酒を飲んだ帰りに道に迷い、
偶然廃ビルの地下に遺棄されていた大量のオスのひよこを発見する。

殺処分するのも忍びないということで、黒龍百目鬼のぞみらの助けを借りつつ引き取り手探しに東奔西走することになる。

しかし、ひよこが新型の鳥インフルエンザウィルスを植え付けられた実験体であることが発覚すると、涙ながらに殺処分している。
ウィルスはオスしか発病しないという特殊なものであったため、雌雄を見分ける研究に使うべくサンプルを研究所に渡している。

ガストロノミーのボス

イベント「なぎさよ!世界を握り取れ!!」に登場する人物。
ユニオン・コルスの元ヒットマンにしてフランスのギャング団ガストロノミーのボス。
豊富な資金力を生かして各地の料理人を誘拐しては自身の専属に置こうとする美食家。
オカマ口調でしゃべるアクの強い人物で、さらに男色家でもあるらしく、かつて誘拐された料理人でもある構成員のセドリックからは「クソザコ成金カマホモ野郎」と言われている。

とはいえギャングのボスだけあり、邪魔者や無能な料理人は容赦なく殺害しようとするなど本質は非情。
ブリス・バルテレミーの依頼で魚住なぎさを攫うようヤニックとセドリックに指示していたのだが、ヤニックの早とちりで天城ゆりが間違えて攫われている。
ブリスの報告で本物のなぎさがフランスへ世界SUSHIコンクール参加のため訪れていることを知ると、ゆり達を殺害しようとしたものの、なぎさを襲撃しに来た構成員から居場所を割り出した黒龍に叩きのめされ、組織を潰されてしまう。

片倉晶子

片倉千早の母。「血は繋がっていない」と千早が発言していることから、片倉仙一の再婚相手と思われる。
夫・仙一がホテル火災の犠牲となった後に再婚したが、そのために娘・千早との仲がこじれた。

現在は千早と別居しているらしく動向は不明。

千早や仙一とは異なり、裏社会と関わりのない一般人である模様。

片倉仙一

【概要】
片倉千早の実父。
千早がまだ幼い頃に出張先でホテル火災に巻き込まれて亡くなったという。

千早以上のPCマニアであり、千早の師匠ともいえる存在。
幼いころの千早は彼の隣でPCをいじっていたという。

ネット上では伝説のスーパーハッカー「サウザンドファースト」としてその名を残していた存在であった。

学生時代の千早にとって尊敬してやまない人物であったのだが、来るたびに爆発騒ぎが起きるというトラブルメーカーのため現在はすっかり愛想を尽かされてしまっている。

また、何度も死にかけるような状況に陥るも生き延びており、内山刀花からは「殺しても死にそうにない」と評されている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「エピソード0 刀花と千早」では実は生き延びており、ハッキング対象であったCIAに助けを求めた上で殺し屋の死体を使って偽装し逃げ延びていたことが明らかとなる。
その後は顔を変えて世界中を飛び回り、千早が綾峰女学院に入った頃には同校の用務員を務めていた。
その姿でも千早にPCについて教えており、当時の千早にとって唯一心を開く相手でもあった。

CIAが「サウザンドファースト」の名を使って敵対勢力をおびき出していた頃、彼自身も己を消そうとしていた黒幕を探して復讐しようとしていた。
そんな中、CIAの策に引っかかった敵対勢力が千早を拉致したため、娘を助けるべく正体を明かして救出。しかし、担任教師の最期の反撃で被弾してしまう。
だが急所を外れていたため助かり(とはいえ手当は必要だったが)、担任の携帯から黒幕がかつて助けを求めたエドワード・スミスであることを突き止める。
その事実をちょうどエドワードと対峙していた内山刀花に教えて突きつけたところ、遠隔操作で建物を爆破されてしまい、千早に川へ飛び込むよう指示した上で倒壊するビルと運命をともにした。
・・・と思われていたが脱出に成功しており、再び顔を変えて世界中を飛び回っている。

イベント「片倉千早 就職への道」では、NSAの元職員から依頼を受けて、プリニズム計画の密告に協力していた。
そんな中、米軍基地の爆破予告が出されたことで自身が裏切り者と疑われた上に当時はハッカーから足を洗っていた千早にまで容疑を掛けられてしまう。
自身の潔白を証明するべく真犯人を特定した後、仕事を依頼してきたNSA元職員を通じて千早が容疑者として狙われていることを知ると、刀花を千早の護衛に付けさせた上でNSAに匿名で情報を提供し、千早を守り抜いている。
後日、再びハッカーとして活動を始めた千早の前に直接現れると、この騒動がきっかけで捨てることになったサウザンドファーストの名を千早に譲り、
「ハッカーを続けるうえで踏み越えてはならないラインの見極め」として危機管理能力に優れた五木正直を頼るよう助言する。
また、誕生日プレゼントとして自身の使用しているツールや各種情報を渡している。

この一件の後、再び国外に身を隠す必要が出たことからサウザンドファーストの名を捨てて新たに「ハーミネット」を名乗っている。
イベント後も千早の誕生日プレゼントを渡すため来日した際には恨みを買っていた中東の反政府組織(テロリスト)から命を狙われ、仙一の護衛をしていた刀花が黒龍に助力を頼んでいる。
黒龍の助けもありなんとか一人の死者も出さずにテロリストを撃退して仙一も日本に発たせることに成功するも、千早の来年の誕生日には懲りずにまた来るつもりであるらしい。

エピソード11「頂の向こう側」では直接登場はしないものの、千早がCIAの有する刀花の過去に関するデータを抹消すべくハッキングを思い立つと内山怜花から協力依頼を受けている。
もっとも直ぐに連絡を受け取れない状態で人づてにそれを聞くと、セキュリティの目がダミーデータを掴まされた千早に向いている隙をついて以前仕込んでいたバックドアを活用し、目的のデータ回収を達成している。
とはいえ(刀花のためとはいえ)流石に単独でCIAにハッキングするというのは無茶すぎるということで「こんな無茶はこれっきりにしとけよ」と千早に釘を差している。

片倉千早

【概要】
高度のハッキング技術を有する情報屋。イベント「内山刀花 見参!」にて初登場。
「天才ハッカー神代」「サウザンドファースト」などの異名も持つ。

  • 「サウザンドファースト」はこれまで「千」+「早」の意味かと思われてきたが、イベント「エピソード0 刀花と千早」にて実は彼女の父・片倉仙一がもともと名乗っていたハンドルネーム(つまり「仙≒千」+「一」)と判明した。
    仙一がサウザンドファーストの名を捨てた際に譲り受けたという。
  • 「神代」の名は、百人一首の17首目(在原業平の句)「千早ぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれないに 水くくるとは」が由来。

内山刀花とは黒龍と知り合う以前からの腐れ縁的関係であり、黒龍と出会って以降は恋のライバル(?)として炎を燃やしているらしいが、黒龍の方は仕事上の付き合い以外には興味ない。

  • イベント「エピソード0 刀花と千早」にて、綾峰女学院でおなじクラスの同級生どうしだったことが明らかにされた。

偶然出会った黒龍に「リア充対象」として一目惚れ。しかし情報検索時のミスで業神浩の情報を黒龍の情報として間違えて引っぱり出して刀花に提供してしまい、自身も黒龍本人から説明されるまでずっと勘違いしていた。
以後は何かと黒龍のためにふり向いてほしくて情報提供などで協力。海外のジャンク債を使ってマネーロンダリングを行えるツテも持っているらしい。

日常会話にもネットスラングを多用するため何かとトラブルが多く、まともに会話が成立しているような相手は少なかったが、マリーたん(マリー・ランベール)にも理解してもらえるようになり、
園崎春陽も友達になりたがっている。さらに藤堂楓花という友達もでき、(黒龍は落とせていないものの)着々とリア充化が進んでいる。
泉田繁とも会話が成立あるいは話の内容を理解してもらえているらしい(のちに英治ともそこそこ会話が成立するようになる)。
当然ながら、商売仲間である五木正直とも話は通じるであろうし、どうも宮部未央とも仕事上の付き合いがある疑いがある

  • ただしイベント「好奇心は猫も飲み込む」において未央とは直接連絡をしておらず、黒龍を通じて情報入手している。

黒龍相手になると、見境がなくなる傾向がある。

  • 一分一秒でも惜しいところで、訪ねた途端にシャワー浴びに行こうとして、その後も場を読まずにデートのお誘いを掛けたりしたため、黒龍に「お前の言ってることがよく分からん」と呆れられている。
  • 刀花に黒龍とのペットショップデートを自慢されて激おこ状態のまま黒龍に詰め寄り、あまりの自重しなさにドン引きされた。
  • イベント「チャイルドパニック」ではネットの偏った情報によるハニートラップを仕掛けたが、デート時に着る服がないからといって、ブルマ姿で出迎えており、
    おまけにコーヒーに何かを盛り、部屋に来た黒龍をどうにかしようとしていたが、見事刀花に邪魔された。さらにそれを刀花に邪魔されたからといって、黒龍に飲ませようとしたコーヒーを刀花に飲ませて無抵抗にした挙句「額に『肉』と書いて…」といたずらしようとしている。
  • ついには黒龍が来たと勘違いし全裸で迎えに出たが、来たのはマリーであり、彼女に同行していた(しかも初対面の)裏川黄泉有栖川沙耶にも強烈な印象を残してしまった。
    また、園崎春陽だけは千早の全裸より彼女の所有フィギュアに目が行ってしまっている。

黒龍の依頼を受けた数で言えば、殺しに走らせないために依頼を受けさせていない刀花とは正反対に多くの依頼を請け負っているため、千早の方が仕事面では出番が多い。
一方プライベートは刀花の方が充実しており、どちらが優勢とは言いがたい。

イベント「伊達組 ゆく年くる年(正月編)では餅の食い方は断然磯辺焼き派であることが発覚した。

根っからのインドア派であるため運動は不得手で興味もなかったのだが、イベント「伊達組 草野球大会!」では藤嶋ひなぎくにより持ち前の器用さによるバント能力と体の柔軟さを買われ、
その上で黒龍に頼み込まれたこともあり伊達ブラックドラゴンの一塁手に抜擢される。
当初は経験不足から宇喜多ブレイカーズに守備の穴として狙われるなどの目に遭っているが、合宿や大会を進めていくうちに「少しだけ」野球に対する楽しみを見出すようにはなったようである。

ちなみにそのキャラクターがシリアスな空気をぶち壊しにするからかメインストーリーでは長らく直接の登場はしておらず、エピソード10「神武斗町の騒乱」が初登場となっている。
ただし五木に情報を提供しているシーンが見受けられる他、エピソード5では黒龍に直江誠治殺害容疑がかかった際、彼女と思われるハッカーに危険なデータの処分を依頼している描写が見られる。

なお「片倉」という苗字は、ある意味では伊達政宗の忠臣であった片倉小十郎に因んているようにも受け取ることができるが関連は不明。

  • 余談であるが歴女の松林菜々美は黒龍の口から女性であることを知らされがっかりしている。

【イベントでの主な活躍】
2015年ゲームキャラクター総選挙にて、総合準グランプリ、女性部門では最優秀賞を受賞。これを記念して彼女メインの冠イベント「片倉千早のネトゲ結婚計画!」が開催された。
ネトゲであるゼニスオンラインではβ版からの最古参プレイヤー。『音速の千早』の異名を持ち、六英雄の一人として知られる。
黒龍をネトゲの世界へ半ば強引に呼び込み、ついには黒龍が(更に刀花までも)ネトゲ廃人へと変貌するきっかけを作った。

  • IT関係にはそれほど明るくなかったであろう黒龍、刀花だが、これをきっかけにネットスラングなどにもそれなりに明るくなってしまったようだ。
    しかし刀花に関しては度が過ぎてしまったようで、さすがにその深化ぶりには恐怖すら覚えているようだ。

イベント「闇に抗うアイドル」では、黒龍が酔った裏川朱美に求婚されている場面に出くわし、意味不明の絶叫を上げて激おこ。のちに(たまたま例の場にいた)連城美海の才能にベタ惚れしてファンに。これにより声オタでもあることが判明した。
また連城美海が行方不明になった際に黒龍に頼まれ、クピド企画の大羽リリの住所を突き止め情報を提供している。

「エピソード0 刀花と千早」の続編にあたるイベント「片倉千早 就職への道」では会社の事務員をしていたことが発覚している。
綾峰女学院を中退後、刀花が千早のもとで居候していた頃に「神代」という名でハッカーとして活動していたが、危険であったり汚い仕事を避けて仕事を選んでいたせいか生活には苦労していたようである。
神武斗町を出歩いていたところ、チンピラに絡まれてしまったものの嶽石梓に助けられついでに再会し、そこでの騒動を収めた情報屋の五木正直と初めて出会っている。

千早が当時株価の不正操作の犯人である飯田重信の情報を売ったもののニュースで飯田が刺されたことを知り、自分が知らず知らずに事件に加担してしまった可能性に衝撃をおぼえていた。
しかもその事件に対する刀花の平然とした言動もあって「住んでいる世界が違う」ことを自覚し、ハッカー業から足を洗う決断をし叔父の伝手でナガミネ物産に就職している。

  • 千早が一般人として就職してしまったため護衛する理由がなくなったため、自然に刀花とも袂を分かつこととなった。

しかし就職した年の年末に、会社のPCを使って米軍基地の爆破予告を出した容疑で逮捕された上に会社もクビになってしまう。
この件でNSAから狙われる身となったものの、再び刀花が護衛に付いたことと千早の無実を証明するべく真犯人を探し当てた仙一の尽力により、容疑は晴れている。
成り行き上ハッカー業も再会することになり、自分の取り巻いていた騒動も解決したのち今度は五木から呼び出される。
五木からは誕生日プレゼントとして片倉仙一と再会され、その仙一からはサウザンドファーストの名前を始め「ハッカーを続けるうえで踏み越えてはならないラインの見極め」として五木を頼ること、
誕生日プレゼントとしてUSB(仕事に使っているツールや情報)と多く物を得て、仙一と別れることができた。

X-Overdとのコラボイベントでは、天頂側のゲストとしてX-Overdのイベントシナリオ「天頂-TEPPEN-タワー」に登場。
刀花や道野栞と共にDMM現象に巻き込まれてX-Overd側の世界に紛れ込んでしまう。
元来のオタク気質から自身らの置かれた状況をいち早く理解はしたものの、その後の展開では最も狼狽える様子を見せていた。また、アルクゥーに乗っ取られた泉田のようにアクルゥーという精神体に意識を乗っ取られて状況の説明役をさせられたりもしている。

イベント「交わる刃と心の在処」では、散々引き伸ばされていた黒龍との温泉旅行を、泉田のはからいで日帰りという形ではあるものの叶えられることになった。
しかしやはりというか刀花が付いてきた上に行った先でたまたま出会ったクレア・オースティンにも邪魔されてしまう。
散々な邪魔で魂が抜けた状態になってしまったが、黒龍からプレゼントとして特注のヘッドホンを渡されたことで一気に気力を取り戻している。
その直後、クレアの故郷であるベルニカ王国でクーデターが発生しクレアの存在が外交上重要な存在になってしまうと、アメリカに頼り切りな日本政府の態度に業を煮やした内山怜花が「王国内部でカウンター・クーデターを起こしEUからも鎮圧部隊を派遣して事態を収拾する」という案を実行するために呼び出され、基地へのハッキングを行っている。
なお、怜花には当初脅されて来させられたのだが、怜花が隠れ家としている部屋をいたく気に入り「また遊びに来てもいい?」と言って怜花を呆れさせている。

エピソード11「頂の向こう側」では、刀花と共に危篤に陥った宗次朗の元へ向かい、最期を看取っている。
その後、怜花から国生征志のことを聞いたことで国生を斬る決断をした刀花から唐突な電話を受けた上、マリーにまで電話をしていたことを知ると不審に思いこのことを黒龍に伝え、刀花による国生殺害を防ぐ手助けをしている。
CIAが刀花の過去に関する情報を掴んでいたことで宗次朗の死に伴う国生と羽柴会の暴走を止めるための証拠開示が出来ないことを知るとCIAに保存されている刀花の情報を抹消することを思いつき、怜花の隠れ家でハッキングを実行する。
しかしダミーデータを掴まされてウィルスを送られ自身らの居場所を特定されそうな事態になってもデータ探しを続行しようとするが、刀花によってパソコンを斬られ中止を余儀なくされた。
結局データはセキュリティの目が自身に向いている間に仙一が回収しており、結果として目的は果たされることとなった。

桂木

エピソード8「凶弾の行方」の登場人物。カヤノリゾートがリゾートホテル建設予定の土地の所有者。

カヤノリゾートと売買契約を締結したあとになって、偶然にも近くでカジノが建設されることになり地価が跳ね上がったことで売るのが惜しくなり、
高額での契約を持ちかけてきたワカタ不動産脇坂組のフロント)に売却しようと目論んでいた。
しかしワカタ不動産の社員(脇坂組構成員)が伊達組の面々によって排除されたことでカヤノリゾート社長との再交渉の場に立たされ、
同行していた弁護士の及川真琴に法律的な根拠をもとに履行の義務が発生していることを言い渡されたことで不本意ながらも土地の売買に応じることとなった。

加藤豪三

エピソード4で登場。
羽柴会会長。前羽柴会会長の羽柴吉郎の跡目を継いでいる。
シルエットではなく専用の立ち絵が用意されている。

前会長とは対立する派閥にあったようで、遅くともエピソード7の14年前から舎弟の赤星武明に同業潰しを指示し、紫藤運輸などのフロント企業を倒産に追い込んでいる。
その赤星が業神浩の策で羽柴会から切り捨てなければならない事態になったものの、その原因を作った業神については「利用できるうちは利用する」というスタンスを貫く強かさを見せている。

エピソード8「凶弾の行方」では舎弟の赤星の遺した関西のシノギを巡り、関西の旧会長派と小競り合いになってしまい、事態を収めるために旧会長派との会合の機会を設けている。
ただし加藤は別の会合があるため、代理として本部長の平野志重郎と舎弟頭の脇坂宗男に話を付けるよう命令している。

エピソード11「頂の向こう側」ではかつて伊達夏来を捕捉し、夏来の恋人であった業神の弱みを握る事で伊達組を裏切らせ、
夏来に子供(業神との間に産まれた娘)が出来ると夏来を殺害した挙句に前会長派の仕業に見せかけ、復讐心を利用して駒に仕立て上げる
さらには前会長の派閥の切り崩し工作と暗殺の指示すら行っていた事が判明。

その事実を業神が証拠付きで石田恭次に渡し、共に羽柴会本部に乗り込まれると、追及に対しても「下の者が上の者を喰うのはこの世界ではままある事」と悪びれない様子を見せたばかりか、
「次期本部長のポスト」と「神武斗町が上手く行った場合の2つ目の経済特区を関西に建設させる便宜」を餌に石田の懐柔を図るが、
業神を駒とする為に夏来を殺害し復讐心を利用した事を「畜生がすること」と断言され、
仁義だの任侠だのは時代遅れだが、関西の者は人として最低限の情は持ち合わせている。(業神を)駒にするため恋人を殺して復讐心を利用する外道以下の畜生の下では働けない
と突き放され、全面戦争(未だに兵隊の頭数では前会長派を中心とする関西を地盤とした組の方が多かった)をチラ付かされて脅された結果、
自身は会長を引退し羽柴会も東西に割られた挙句東の会長には「信頼できるもの」として業神を据えられ、これまで溜め込んだ全財産も没収されて前会長派閥トップの組に身柄を連行される事で引導を渡された。
去り際に業神に「このままで済むと思わない事だ」とその後を暗示させる言葉を放つ事となる。

門野栄美

イベント「囚われのダンサーと孤独な叫び」に登場する人物。
風見理緒が部長を務めるダンスサークルのメンバー。
親がいわゆる毒親で、自身が聖ヶ谷女学園の受験に落ちたことでさらに風当たりが強くなり、ダンスサークルのことも反対するようになってついに辞めざるを得なくなってしまう。

また、ストレスから薬物に手を出しており、サークルメンバーたちが不審に思うほど感情の浮き沈みが激しくなったり支離滅裂な言動を取るまでになっていた。
しかし薬物の値段が高くなっていったことで止めようと思ったものの、売人に脅されたことから兄・門野慎平に電話して助けを求めたが、慎平はよりにもよって理緒に罪をなすり付けようと工作をしてしまう。

サークルを辞めた後、家出して外をさまよっていた所で生徒会の交流会で面識のある有栖川沙耶に出会い、沙耶の家に招かれていた所で事件について調査していた黒龍が手がかりをつかんだことで現れると、観念して薬物のことについて自白し、警察に自首している。

門野慎平

イベント「囚われのダンサーと孤独な叫び」に登場する人物。
ライブハウスWunder Landのスタッフにして門野栄美の兄。

かつては実家で栄美とも同居していたが、大学受験に失敗したことで親から追い出されたという過去を持つ。
栄美に薬物のことで売人に脅されていると電話で打ち明けられると、元締めである下平孝志がWunder LandでKING†CROSSのライブが開催される日に取引することを知ると、バックダンサーとして参加していた風見理緒に罪をなすり付けようと荷物検査の際に薬物をカバンの中に紛れ込ませている。

目論見通り理緒は逮捕されるのだが、事件について調査していた黒龍や捕まった理緒自身が「栄美が隙を見て薬物を紛れ込ませた」という説に疑問を持つとライブハウスまで調査に現れたため、とぼけて逃げようとしたが、逮捕されたはずの理緒が目の前に現れたことや「栄美のために知っていることを話して欲しい」という説得を受けて真相を語っている。
さらに理緒の説得を受けて自首を決意すると、栄美に宛てて謝罪と二人での再起を誓う手紙を理緒に託している。

金子大樹

イベント「ガールズプラトゥーン」に登場した雑賀あかり南条詩音達が通う学校の教師の一人。
酒井次朗が作成した改造銃による発砲事件が起きた当日、当直をしており、古丹保志と共にサバゲーサークルで空薬莢を発見したと証言している。

実は女生徒の盗撮をしているところを古丹に見られたことから彼に強請られる身であり、前述の証言も脅されて偽証したものであった。
リディア・ストレルコフに諭されたことで処分覚悟で証言を覆しており、その際盗撮の事実も発覚したことから何らかの懲戒処分はくだされているものと思われる。

金城 健

【概要】
エピソード2「荒れ狂う龍頭」にて初登場。神武斗町を根城にする半グレ集団「龍頭」のヘッド。読みは「かねしろ けん」

敵対者であるならばヤクザであろうがマフィアであろうが徹底的に叩き潰すと豪語する危険人物で、
さらに「金稼ぎばかりしたくないが豪遊はしたいし、いい女は抱きたい」という享楽的な性格の持ち主。
しかし簡単に強くなれる銃器類は好まず素手との闘いを好んだり、以前から憧れを抱いていた黒龍との喧嘩を心底楽しんでいたりと、喧嘩に関してはストイックかつピュアな面が見受けられる。

ハマーを愛車にしているようで、時折ハマーに乗って現れる場面がある。

  • エピソード3では伊達組の面々の足として活躍した一方、エピソード6「反目の計略」では車で星山梨々花の元へ急ぐ黒龍を阻んでいる。
  • どちらにおいてもハマーを相手の車にぶつける強引な足止めに使われており扱いは雑。
  • さらにエピソード6「反目の計略」では金城を殴り倒した黒龍が倉庫へ向かうための足としてそのまま拝借。岩城静馬を銃撃していた池松組の所に反撃にも構わず突っ込むという荒業に使用。
    その後黒龍が英治達や鬼庭組の待つ倉庫へと車で駆けつけたが、この車が金城のハマーかどうかは不明。
  • イベント「思い出の車に残された謎」では、実は軍用のハンヴィー(しかも民間に払い下げられないタイプ)を大金をはたいて購入したものであることが判明している。

なお、組織名の読み方と、苗字が「金」から始まる(本来の苗字が金(キム)である現実世界の中国・韓国系の帰化人が通名に用いることが多い)ことからルーツは大陸系なのかもしれない。

【ストーリーでの活躍】
エピソード2「荒れ狂う龍頭」ではクスリのシノギ黒龍に叩き潰されて1千万もの収入を奪われたことで怒りを募らせる。
南条詩音の父親に賭場で莫大な借金を作らせ、さらには父親の借金を返したいという詩音の純粋な思いまで利用してさらに莫大な借金を作らせるなどして黒龍を追い詰めたが、
最後はイカサマを暴かれたうえに喧嘩にも敗北、詩音親子の借金をチャラにさせられたうえにメインの収入源を絶たれるという大打撃を喰らった。

エピソード3ではJJブラザーズに「あいつはもう終わり」とまで言われて突き放されるがその怒りからJJブラザーズの標的にされた黒龍と伊達組に途中まで協力したが、
本性を現し黒龍に喧嘩を挑むも敗北した。その際「俺がてっぺん奪うまで絶対にそこから落ちるな」と声を掛けている。

その後は伊達組と対峙するポジションを宇喜多組と激しく争っているが、とかく鉄砲玉のごとく突っこんでいく宇喜多組に比べて、興が殺がれたり実利がないと判断すれば潔く退けるだけの理性は持っているようだ。

イベント「学園に潜む恐怖」では合成麻薬ミルキーウェイの出現について黒龍に知らせたうえで、首謀者である四条の処遇をめぐりタイマン勝負を二回行う。
傍で見ていた野田英治は、金城が黒龍の拳を三発耐えたことに唖然としていた。

しかし、とうの金城は「ああ、やっぱりてめぇとの喧嘩はいい。ぶっ飛ぶぐらいにハイになり…」と呟いたままその場に倒れ込んで気絶するあたり、完璧にMである。
初対面以来、何かと黒龍が女絡みのトラブルに見舞われている場面で出くわすことが多く、「てめえに勝つのはこの俺だが、てめえを殺すのはきっと女だな」ある意味核心を突いた一言を残している。

「伊達組 ゆく年くる年(年末編)」では街中でJJブラザーズと対峙。
ジャーニー・ロットンと互いを挑発し合い一触即発の状態になるが、場所が伊達組のシマだったことが災いし黒龍が参戦する。
岡本みずほの元に帰らなくてすむ格好の言い訳を見つけた黒龍が嬉しそうな反応をしたことに対し、「てめぇも俺との喧嘩が楽しいってか!」とズレた解釈をした。

ライバル枠の中では明確な進歩が見られるキャラで、打倒黒龍のためにキックボクシングを習得した模様。
曰く「努力なんて雑魚のやることだと思ってたが、てめぇに勝つためなら、俺はプライドだって捨てるぜ?」とのこと。
しかし金城渾身の右ストレートに合わせ黒龍がクロスカウンターを決めたことであえなく撃沈。

エピソード6「反目の計略」では伊達組鬼庭組との衝突を池松勝利から聞かされ、当初は一笑に付していたものの、組長である鬼庭軍蔵の強さを聞かされ危機感を覚えたのか獲物を取られまいと行動を開始。
池松組の策略により野田英治達と分断させられた黒龍を急襲するがやはり力及ばず敗れた。

  • キックボクシングで技術を身につけた次は黒龍の喧嘩のスタイルの分析に手を付けたのか、黒龍を「戦車」に例えている。

イベント「龍宮流 お家騒動」では、龍頭のメンバーで結成された地下格闘技団体「ドラゴンヘッド」で「KING金城」と言うリングネームを名乗り、地下格闘技イベントKASSENでは初代王者であることが明かされた。
ただし選手としては無敗のまま引退しており、現在はプロデュースに回っている、とのことである。
自らがプロデュースしているKASSENはメジャー化を図れるほどの規模になっているようだ。
またKASSENでは試合の解説役も務めており、普段は解説の立場にも関わらず選手とアナウンスに暴言を吐きつつも要所要所で丁寧語で適切に試合内容を解説している。

ところが真柄組の傘下に収まったことで縁切りとした喧嘩人によって大会を暴徒に荒らされ、メジャー化の話は白紙となってしまう。
このことは流石にショックであったが、黒龍を「利用する」ことで真柄組に落とし前をつけさせて解決した。
その後は地下格闘技をネット配信で提供するという形で続けているとのことである。

イベント「幽霊ビルとひよこの怪談」では、鷹に惚れ込んでおり、自分で飼うより面倒がかからないということでヤシブの鳥カフェの面倒を見ていることが明かされている。

イベント「七夕祭りとそれぞれの思い」では、新しく始めたシノギの関係で海外へ行くことになると
俺がいつか日本へ戻ってきたときに、お前がもし棺桶に入っていたとしたら勝ち逃げされたことになる
として黒龍に最後の勝負を挑んでいる。
結果としては敗れたものの黒龍が「正直に言うのなら、少し危なかった」と評するまで腕を上げており、執念だけで実力を磨き上げたことを評価されている。

金田光雄

イベント「新米記者、神武斗町を駆ける!」の登場人物。
野々村建設の新入社員。かつては半グレ集団・破戒葬のメンバーだった。
神武斗町で偽札事件が多発するようになった頃に欠勤するようになり、野々村唯原田哲二からは厄介事に巻き込まれたのではないかと心配されていた。

千恵美と付き合うようになって破戒葬を抜けたものの、チームのメンバーと友人づきあいは続けており、
(とはいえ足を洗った後は荒事には関わっていない)
破戒葬が偽札を使って土岐一家の薬物のシノギを潰していたことが発覚した頃、メンバーのタケオを匿っていた。
しかし土岐一家に見つかりタケオを目の前で射殺されると千恵美の家に逃げ込んでいたが、居場所がバレて拉致される寸前のところを黒龍に助けられる。
一連の事件は破戒葬に非があったことから黒龍も泥をかぶる覚悟で土岐一家と交渉に臨むつもりだったが、新堂亜由美の知り合いである新聞記者・鎌田いぶきが拉致されたことで大義名分ができると、
事務所に乗り込み手だしをしない約束をさせたことで開放され、会社にも無事復帰することが出来た。

神武斗ガニ君

神武斗町のゆるキャラ。イベント「事件はパンの香りと共に」で初登場。
生みの親が誰かは不明。

  • 脱皮を繰り返した果てに究極進化したカブトガニ
  • 性別:♂
  • 誕生日:4月1日(20歳)
  • 性格:超怠け者。24時間中、2時間ほどしか動かない。

ストーリーではシルエットまでしか出てきていないが実際には既にラフ画まで出来上がっており、公式ツイッターで確認できる。
それによると後ろ姿はカブトガニそのものだが、正面はそのシルエットを兜を被ったゆるキャラに見立てたというもので結構可愛い。アイデア勝利。
雰囲気的には高知県の「カツオ人間」に近いキモカワ系。

なお、神武斗町のスレたガキどもは「中に人が入っている」ということに気が付いており、まるで「水曜どうでしょう」の安田さんonちゃんに対する大泉洋のごとく殴る蹴るの暴行を浴びせる。

  • その中の人が、実はヤクザだと知ったら…

なお、「ザ・兄貴」と「ザ・舎弟」の2種類がいるらしい。
違いは中の人が野田英治新海守か、ただそれだけ。

英治辺りに気に入られたのか、後にイベント「伊達組 ゆく年くる年(正月編)」でも登場。
餅つき大会の客引きとして再び守が着こみ、またも無慈悲なクソガキ子供達に殴る蹴るの暴行を受けるハメに。

神武斗仮面

イベント「龍宮流 お家騒動」で登場。KASSENに参戦した神武斗ガニ君がモチーフと思われる謎のマスクファイター。
「見た目、気持ち悪ぃぞ!!」とアナウンスに罵られ、「おい、受付呼んでこいって言ってんのに、まだ来ねぇのか? あとで吊るすわ」と
解説の金城健が静かにキレるネタキャラ枠…と思われたが、その正体はをKASSEN妨害するために忍び込んだ地下格闘技団体喧嘩人稲垣一だった。

  • よく分からないネタキャラを採用しただけでもアレな上にその正体がよりにもよって喧嘩人の刺客だった辺り、受付の高砂君の安否が心配である。

神武斗署署長

  1. エピソード5「因縁と逃亡」にて登場。立ち絵はシルエットのみ。
    腐っていることで名高い神武斗署、その署長である。
    普段はあまり署内にいることは無く、顔を出すことは珍しいようだ。(その時点で既にどうかと思うが)
     
    足利宗光は大学の後輩に当たり、彼を権堂の下に配置した。
    正義漢たる権堂剛が煙たいため、有能な後輩に権堂の動きを牽制させる意味合いもあったのだろう。
     
    刑事ドラマでもよくあるような、いわゆる『置物同然の無能な上司』と思われたが…
     
    実は環境保護団体リーダー殺害、直江誠治の殺害、およびその実娘である天城ゆりの殺人未遂を主導した黒幕(正確にはその手先)。
    天草正道を始めとし、警察内で重大な不祥事を起こした警官を、不祥事をもみ消す代わりに『殺し屋』として使っていた。
    直江が掴んでいた決定的な証拠を探し出してもみ消すため、黒幕である政治家の指示で今回の事件を起こしたのである。
    最終的に黒龍達によって天城ゆりの殺害と証拠隠滅は失敗、自身のこれまでの犯罪も権堂と足利によって公に暴かれることに。
    進退窮まり、ピストル自殺したことでその生涯に幕を閉じた。
     
  2. エピソード9「真実と覚悟」にて登場。上記の署長の後任。
    武藤直子によると、イベント「道野栞のウェディング・ロード」の頃に赴任したという。
     
    警察権力に介入できる大物(恐らくは国生征志)から何らかの圧力を掛けられたようで、松尾政義殺人事件を捜査する権堂剛に操作を中止し、別の事件を捜査するよう命じている。
    その一方で命令を受けた権堂が(独断で捜査を続行するために)休暇を申請するとアッサリと承認したり、権堂の電話を受けて菊池美帆のところに向かおうとする榎本勇子を捜査一課部長が足止めしようとすると、用事があるとして部長を呼びつけて榎本が動ける状況を作るなど、暗に権堂や榎本をサポートしている。
     
    エピソード11「頂の向こう側」での描写からするとゼロに所属する足利の方が立場は上のようである。
    そのため伊達組に利用価値があるとする足利の考えに疑問を抱きつつも、国生の殺害未遂容疑をかけられた黒龍らの逮捕は「他の場所で起こった傷害事件の対応で人員が割けなかった」として(黒龍らが強行突破できる程度の)少ない人数に行かせたりするなど足利の考えに従って動いている。
     
    全てが終わった後、黒龍に羽柴会の一斉検挙の情報を流したとして退職を願う権堂を
    「神武斗署の浄化も済んでこれから君の力が必要になると思っていたんだが」
    と引き止めるが、翻意させるには至らなかった。

鎌田いぶき

【概要】
イベント「新米記者、神武斗町を駆ける!」にて初登場。
毎回新聞の新米記者。同じく記者である宇佐美遥香とは会社の後輩。
ドジが多く、先輩記者の服部佐介からも「記者には向いていないから転職しろ」とさじを投げられるほど。

【ストーリーでの活躍】
イベント「新米記者、神武斗町を駆ける!」では、最後のチャンスということで神武斗町で多発している偽札事件について取材を始めている。

ジャンキーに絡まれていたところを新堂亜由美らに助けられたことから共に取材を進めていく。
(この時は発明の実験台を探していた崎坂重郎とペアを組んでいた)
持ち前の洞察力を活かしてセンセイが偽札を使った時のコンビニ店員が怪しいことを突き止める。
直後に土岐一家に拉致され口封じとして陵辱されかかるが、亜由美の連絡を受けた黒龍に救われた。
開放されてすぐに偽札事件について記事を書いており、その根性には服部も認めるほどであった。

イベント「新人秘書と歪んだ願望」に登場した際には先輩である遥香と共に、
(黒龍に頼まれたこともあり)スクープを狙うも、泊まり込みであることを把握しておらず準備不足で弱音を吐いていたが、
ミシズ建設の元・役員前田陽一サクアサ町長選挙に立候補している鞍本亮二が喫茶店で会っている姿を撮影することに成功している。
やっと家に帰れると思ったのも束の間で、その根性が認められた遥香から振り回されている形で飲みに連れられてしまった。

メインストーリーでは、エピソード9「真実と覚悟」に登場。
先輩記者の松尾政義が殺害された事件について、捜査を担当した権堂剛らに協力する。
松尾の最近の取材についてスクラップを調べる中で、最近の事件に混じって10年前に起こった志田朝美殺人事件について調べていたことを発見している。

上泉怜王

イベント「龍宮流 お家騒動」の登場人物。
ヤシブの地下格闘技団体「拳魂」のトップにして地下格闘技のカリスマとして知られるKASSEN二代目王者
拳魂は龍頭の地下格闘技団体「ドラゴンヘッド」と定期イベントも行っており、その関係もあってか金城健の事は強く信頼している。
新海守の話によれば喧嘩屋としても有名であり、実際に塩森健太郎を素手で倒している。
ただし金城には負けているようで、彼が選手としては引退して試合に出なくなったため再戦の機会が無いことを残念がっていた。

金城との個人的なタイマンを賭けて参加したメジャー化前最後のKASSENの準決勝にて健太郎と再び対決。
ノーガードの殴り合いの末にダブルノックアウトという壮絶な死闘を繰り広げたが、最終的には先に立ち上がったもののそのまま失神。紙一重の差で健太郎に敗れた。

紙袋おじさん

イベント「危険な仕事と二人の主役」の登場人物。
恐らくヘンタイおじさんの一人。

女性に紙袋を被せることに執着する変質者で八雲麗に対して「お姉ちゃんっ!!!これかぶってぇ!!!」
「僕の紙袋っ!!!お姉ちゃんが還る場所!!!」と執拗に絡んでいる。
助けに入ろうとした黒龍に対して「お前も紙袋にしてやろうかぁあああああああああああ!?」と激怒している。

  • そのあまりの異様さに端から見ていた岩城静馬も「お嬢たちには神武斗町には近づかないように、改めて言わないとな……」と心のなかで呟いている。

亀川

イベント「茶湯の道と奪われた土地」に登場する人物。フルネームは不明。
半グレ集団・幻武団のリーダー格で、メンバーからは「カメさん」の通称で呼ばれている。

伊達組とは力量の差があることを把握している冷静な人物で、(中田一茂から件の騒動を聞いた)ヤンキーからは自主的に助力されたりと人望もあることが伺える。

中田一茂を通じて神武斗町にある花京院かえでの土地を入手しているが、そのために内山宗次朗の監視対象とされている。
そのビルで新たにカルチャースクールを開く予定であった花京院家当主の花京院晋之輔と騒動になっていた。
しかし、幻武団が進出していたことを宗次朗から聞いていた黒龍が駆け付けたことでとりあえずその場は収まっており、黒龍には高値で売り飛ばすことが目的で土地とビルを乗っ取っていたと考えていた。

その後中田一茂から経由して、伊達組からタタキにあったものも大した現金を持っていなかったことを問い詰められるも「あの土地にこだわる理由はねえ」「田井中さんの儲け話に間違えはねえ」と要領を得ない返答をしている。

実は黒幕の地面師である田井中(菅原道行)の指示で(元々花京院家のものとは知らされず)ビルと土地を買い取っていただけの詐欺の被害者といってもいい存在で、田井中とは何度も儲け話をもらっていたことから信用しきっていた。
全ての事情を知ったあとは黒龍の手引きにより自分たちを騙した菅原の身柄を連れ出し、その場をあとにした。

カメラおじさん

イベント「危険な仕事と二人の主役」の登場人物。
恐らくヘンタイおじさんの一人。

女性のブーツを写真に撮ることにただならぬ執着心を持っている変質者で、八雲麗に対して
「君のブーツを写真に撮らせてくれそれはボクの主食なんだ食事は主食主菜汁物は基本だろう私にとって女性の靴特に蒸れたブーツが醸し出す芳醇な香りは主食であり主菜であり副菜で」と写真を撮り続け、鬱陶しがられている。
また、助けに入ろうとした黒龍に対して「男のォ!!!!!靴は!!!!!トリカブトっ!!!!!」と激怒するも叩きのめされている。

鴨井壱起

イベント「危険な仕事と二人の主役」の登場人物。
ジャパンアクションソサエティ(以下JAS)の社長。
同会社役員である鴨井錦丸の兄にあたり、同じく役員の堂林才嗣とは大学時代からの付き合いがある。
鬼庭組若頭の岩城静馬とは錦丸が友人同士であることもあってか顔見知りである。

元スーツアクターという経歴の持ち主でその筋では重鎮と呼ばれるほどの殺陣師であったらしく、弟の錦丸と共にJASを起業して後進の育成に励んでいる。
仕事関係者からの評判も上々で、亡くなった弟の関係も良好そのものであったらしい。
社長としての仕事に追われながらも、現場にたびたび足を運んでおり現場に対する理解も深くアクション監督にも慕われている。

堂林の紹介で井上俳瀬を顧問弁護士として雇っているが、女癖の悪さに見かねて堂林を解雇しようとしたその時に「井上が小山組の若頭」であることを堂林に暴露され、
その上で「ヤクザを顧問弁護士として雇った企業として告発する」と脅されてしまう。
そのことで弟・錦丸が堂林と一人で交渉に行ったものの、錦丸は井上に事故に見せかけられ殺害され、JASはそのまま小山組と関係を持つ結果となってしまう。

高潔な性格故か、弟を失いヤクザのゆすりを認める事態を自ら責め続けており、
(黒龍のおかげで小山組と堂林が自分に手出しできなくなっても)責任を果たす為に警察へ自首する決断をした。
その覚悟に対して静馬に「壱起さんのせいじゃありません。あいつ(錦丸)も絶対そう思っています」と声をかけられた際には「……ありがとう」と答えている。

鴨井錦丸

イベント「危険な仕事と二人の主役」で名前のみ登場。イベント開始時点では故人。
ジャパンアクションソサエティ(以下JAS)の役員で元スーツアクターという経歴の持ち主。同会社社長の鴨井壱起の弟にあたる。

鬼庭組若頭の岩城静馬とは極道の世界入る前からの友人で、静馬が極道になっても変わらず友人として接していた。
静馬曰く、「子供が好きで曲がったことが嫌い」な人格者であったが、自らの飲酒運転事故により不可解な死を遂げている。

  • その事故を不穏に感じた静馬であったが、組のシノギで多忙な身であったために叔父貴分である黒龍に事故調査を依頼している。

前述の飲酒運転は事故ではなく、JASの顧問弁護士であり小山組の若頭である井上俳瀬の手による事故に見せかけて殺人であることが発覚した。
井上俳瀬の正体が役員の堂林才嗣の口により暴力団関係者であることが明かされた際に、
悩み抜いた末に堂林に交渉に来たものの「JAS乗っ取りの邪魔になる」と井上に判断されたために起こった悲劇であった。

  • その非道な殺人に静馬も怒りを露わにし、井上に対し「錦丸の弔い合戦」として殴り続けていた。

カヤノリゾート社長

エピソード8「凶弾の行方」の登場人物。カヤノリゾートの社長。
元々はダイサカの万博を見越してリゾートホテル建設の土地を購入していたものの、
偶然にも近くでカジノが建設されることになり地価が跳ね上がったことで土地の所有者である桂木とその関係者であるヤクザとトラブルになっている。

野田英治とはシノギ関係で付き合いがあったため、ホテル内のテナント事業に伊達組が関わってもらうことを条件に解決を依頼している。
交渉前にワカタ不動産の社員(脇坂組の構成員)と衝突することがあったものの伊達組の手により駆逐され、桂木との交渉も同行していた及川真琴の協力により無事に終了したかに思えたが、
今度は役所から建設許可が降りないという異常事態が発生してしまう。この件も伊達組が様々な手段を尽くした甲斐もあって無事に申請が受諾されている。

カリーニン大尉

イベント「硝煙は裏切りの匂い」の登場人物。
リディア=ストレルコフ暗殺作戦において現地での指揮官を務めている。
待遇への不満からアリサ=パヴリチェンコを除いた他のメンバー共々セルゲイ長官に同調しており、ヴェロニカ元長官がリディアに遺したセルゲイの不正の証拠を抹消すべく動いていたが、失敗に終わっている。

カレン・オースティン

イベント「交わる刃と心の在処」に名前が登場する人物。
ブライアン・オースティンの妻にしてクレア・オースティンの母。

過去に日本へ留学していたことがあり、ブライアンが仕事で日本へ出向いたのがきっかけで知り合ったという。
また、クレアにも日本のことをよく語っており、日本語も教えていたようでクレアは日本に興味を持ち流暢な日本語を操ることも出来るようになっている。

川上聡子

イベント「密室に残された暗号」の登場人物。真山小夜子の母。
会津仁樹に関する事件に巻き込まれてしまった小夜子を実家に匿っていた。

寛治

エピソード9「真実と覚悟」の登場人物。フルネームは不明。
料亭『菊池』で働く料理人で、次板の地位にある。

菊池で働く前はカガナワ暴走族をしており、その暴走族と縁のある小出組とも関わりを持っていた。
独立して自分の店を持つという野心から、神武斗町再開発計画が一段落した後に開発対象になるであろう土地を欲していた小出組に協力していた。
菊池が建っている土地をターゲットとすると、従業員の関根を使って仕出し弁当の賞味期限偽装や俳優の坂巻翔太郎が来店したことについてスイッターに書き炎上させるなどの工作をしていた。
しかし伊達組に全てを暴かれると、一連の偽装工作について自白している。

鑑識係

ここでは、イベント「黒龍と迷えるガンスミス」に登場した人物を指す。
神武斗署の鑑識係で、皆方の死亡時には現場検証にも立ち会っている。
マルボウが事件について口を閉ざす中、権堂剛に内緒で捜査に協力している。

実は一連の暴発事件について安達澄香に罪をなすり付けようとしていた張本人。
無類の銃好きで休暇を利用してしばしば渡米し、射撃大会に出場していたのだが、とある大会で初の決勝に進んだものの澄香に僅差で敗れたことを逆恨みしていた。
そこで一連の暴発事件全てについて鑑識を担当し、銃本体に紫外線に反応する特殊インクで澄香のサインを書き彼女が容疑者となるよう仕向けていた。
しかし井幡光一の所持していた暴発銃にサインが無かったことを権堂が見つけたことと、サインの筆跡鑑定で鑑識係の筆跡と一致したことで真相が判明。権堂に任意同行を求められることとなる。

神田あきな

【概要】
イベント「茶湯の道と奪われた土地」にて初登場。神武斗町の駅近くにある不動産で働く女性。
弁護士の及川真琴とは旧知の仲。

地面師に騙されて一家離散を経験しており、地面師を捕まえるため勉強してきたという過去を持っている。
そのためスウィンドラーズ・エステート・リスト(不動産詐欺マニュアルおよびカモリスト)の存在を知っていたり、
リスト入手のため裏の情報屋なども駆使して情報を集めていた。

そういった経緯から、花京院かえでの土地をめぐる騒動でも地面師の話が出てから目の色が変わっており、
外道のやり口を知る人間と黒龍に目されている。

手段を選ばない捜査法は真琴が諌めても「助けるためなら、例え間違っていても誰かがやらねばならない」と言って聞かず、
無茶をして自ら首を突っ込み、自ら解決する姿勢は真琴から心配されていた。

【ストーリーでの活躍】
イベント「茶湯の道と奪われた土地」では花京院晋之輔が自身の家の所有する土地を巡って幻武団とトラブルになった際、
相談を受けた及川の紹介で、不動産屋を訪れた黒龍と面識を得る。

黒龍の話に対して真剣に応対してはいるものの、「繰り返させないため」と称してスウィンドラーズ・エステート・リストを欲しがったり、店の司法書士に頼んで件の土地に関する書類の原本を入手するなど、真意の分かりかねる行動も目立っている。

地面師の証拠を入手すると、匿名の協力者として伊達組に電話し、真琴を通じて黒龍に証拠品を渡している。
その一方で自身は黒幕と繋がっていると目される山根の周辺を調査していたが、自身をスケープゴートとして利用しようとしていた山根によって危うく消されかける。
すんでのところで黒龍に助けられると、山根と菅原道行のことについて話した上で、山根(実は菅原と同一人物)が行った詐欺の証人として
花京院かえで花京院あおいを連れてきて、二人の証言によって菅原の犯行を明らかにさせている。

直後のイベント「Chef,Ayatsukiの新作料理」で再登場。
綾槻せりなが購入した建物について、黒龍の頼みに応じて調査して宮田組と関係があるという情報を教えている。

エピソード10「神武斗町の動乱」では会社に戻る途中神武斗町再開発計画に反対する過激なデモを見かけ、内山怜花の依頼でデモについて調査していた黒龍に対しその様子を話している。

神無月真澄

【概要】
神武斗大明神の巫女。
イベント「伊達組 ゆく年くる年 正月編」で初登場。ユニットとしては以前から実装されている。

【ストーリーでの活躍】
神社境内の新海守の屋台にてオタ芸で客寄せをしようとした親衛隊を守共々説教している。

桔梗亭わかば

【概要】
イベント「桔梗亭わかば 満員御礼」にて初登場。

大吉亭でも出演している二ツ目の落語家で、八瀬こころ雪柳いろはとは友人。
落語家仲間の水仙舎山蔵水仙舎文秋よりも芸歴は長いようで、師匠は違うが両名にとっては姉貴分にあたる。

他人の奢りとなると遠慮がなくなるところがあり、こころにはその点を呆れられている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「桔梗亭わかば 満員御礼」にて山蔵、文秋と三人会を開くことになり、そこで桔梗亭一門の十八番たる『文七元結』を演じることになる。
登場人物(特に博打好きの長兵衛)の気持ちを知るために神武斗町で人間観察をしていたが、そこでチンピラに絡まれていたところを黒龍新海守に助けられる。
黒龍の提案により競馬場で人間観察したことや彼の助言の甲斐あってか噺家としても成長したようで、三人会を無事成功に終わらせている。

三人会が好評を博したこともあり、以降は大吉亭以外にも活躍の場を広げている模様。

過去編にあたるイベント「片倉千早 就職への道」では嶽石梓とチンピラが喧嘩している現場に野次馬として登場している。
また一緒にいたこころとの会話では当時はまだ前座であったことが明らかになっている。

イベント「過去の呪縛と新たな一歩」では、ストーカーに悩まされていた(さらに警察が当てにならなかった)いろはを連れて伊達組事務所を訪れている。
また、いろはがテレビで取り上げられて人気が上がっていることで対抗意識を燃やし、いろは達との食事の席で一刻も早く真打ちに昇進するという意気込みを見せている。

菊池啓太郎

エピソード9「真実と覚悟」に登場する人物。
料亭『菊池』の支配人にして菊池美帆の父。

店で弁当の賞味期限偽装の騒動が起きると、内山宗次朗の命を受けて調査に赴いた伊達組に事情を打ち明ける。
また、料亭業界全体の売上が低下しており、土地を売って店を畳むところも増えている現状と、自身もらくらくホームズから土地売却の話を持ちかけられたことを話している。

菊池美帆

【概要】
エピソード9「真実と覚悟」のヒロイン。
料亭『菊池』の一人娘。普段は佐伯京香と同じ学校に通う学生だが、店では仲居として修行している。

仲居としてはまだ未熟で、失敗して客の服に水をこぼすなどの失敗も目立っているが、野田英治からは「まだ学生なのに、随分しっかりしている」と評されている。

また、料理の腕は確かで、業神会に追われる過程で新海守の家に隠れたときには、ありあわせの材料で十分な料理を作り、守から絶賛されている。

実は両親の実子ではなく、菊池夕奈の妹にあたる志田朝美国生征志の間に生まれた子である。
(つまり夕奈とは、血縁上は伯母と姪の関係である)
自身の出生にまつわる事実を知った直後はショックを受けていたが、「これまで親子として過ごしてきた時間が嘘になったわけじゃない」としてすぐに落ち着いた態度を見せている。

【ストーリーでの活躍】
エピソード9「真実と覚悟」では、店で弁当の賞味期限偽装などの不祥事が起きたことで、従業員を調査するスパイ要員が必要になると、
「信用できて、かつ地位があまり高くない者」という条件に合致したことから、スパイを引き受けている。

調査中に俳優・坂巻翔太郎が来店したことを三坂スイッターで呟いたことが発端で炎上騒動になると、
坂巻を撮った写真に映っていたことが、国生征志の目に留まってしまう。
国生を通じて羽柴会から殺害のターゲットとされてしまい、業神浩に殺害命令が下っている。

小出組による不祥事の偽装が解決した直後、業神会に拉致されてしまい、一度は黒龍に助けられるも業神会からの逃避行を続けることになってしまう。
最終的に廃ビルで業神に捕まるが、黒龍が朝美の遺品である携帯電話(に残されていた国生に繋がる情報)を持ってきたことで解放されている。

エピソード11「頂の向こう側」にて、実父である国生が自殺により死亡したことがニュースで流れると、
最初から最期まで、本当に勝手な人
と零している。

菊池夕奈

エピソード9「真実と覚悟」に登場する人物。
料亭『菊池』の女将にして菊池美帆の母。

店で起きた賞味期限偽装の騒動について、内山宗次朗の命で調査に赴いた伊達組に協力している。

旧姓は「志田」で、10年前に何者かに殺害された志田朝美の姉に当たる。
朝美が国生征志との間に出来た子である美帆を出産すると、生活の安定しない朝美に代わって美帆を育てており、朝美の死後は美帆を引き取っていた。

技術者A

イベント「神武斗町 デュエリストシティ編」に登場する人物。
BOARDコーポレーションに務める技術者の一人で、デュエルシティ神武斗町では決勝大会で使用されるVRシステムの操作を担当していた。
実はジョフリー・メイスに同調する一味の一人で、アール・アルフォードに四聖神獣カードの上位に位置する5枚目の神のカードの存在を教える一方でイェーガーにも通じていた。
コウガとイェーガーがラウ・フェンリン・フェンを破った後にラウ、リンの容態を伝えにアールの元へ赴くと、その事態を叱責するアールの前で本性を現し、社長室にイェーガーを招き入れてアールの持つカードを奪い取っている。
決勝戦ではコントロールルームを乗っ取ってVRシステムをロックし、イェーガーの勝利後にメイス博士のAIを復活させようとしていたが、部屋に乗り込んだ野田英治新海守に叩きのめされてしまう。
ただし、自身らの計画について口を割る前に己にスタンガンを押し当てて気絶している。

木曽根翔子

【概要】
野田英治の彼女。
エピソード1「黒龍の帰還」にて初登場。
仕事は水商売系らしく、その経緯もあって二ノ宮愛と知り合い。
愛は彼女のツテを頼って、仙石金融からの借金の件で伊達組に助けを求めた。

  • ちなみに彼女もユニットとして入手できるため、当然ながら密会が可能。
    UCなのでHシーンこそ無いものの関係は普通に進展するが、それをどう解釈するかはプレイヤーしだい。
  • 黒龍は出所するまで、翔子との面識は無かったようであるが、その後は急速に面識が増えたのか、英治がバカなことを考えるたびに「翔子に言いつけるぞ」の一言で片づけられることが多くなった。

ちなみに英治とは同棲しているらしく、いくら言ってもバイトすらしなかった英治が黒龍の命で椿屋を手伝っている姿を窺った際には、驚くどころか愕然としていた。
(なおその一件により、栞とも付き合いがあるらしいことが判明。)

【ストーリーでの活躍】
イベント「闇に抗うアイドル」にて久々の登場。
クピド企画へのカチコミの件で警察に連行された英治を迎えに現れた。

その際「(アイドルになりたい子を騙して金を巻き上げているような)クソ野郎に俺、負けたんだよ」と項垂れた英治に対し、

一生懸命本気でぶつかって、それでもダメなら極道なんてやめちゃえばいいよ。そうなったら、あたしが食わせてやる
まだ極道やりたいってんなら、この程度のことでへこたれんじゃないよ
伊達の黒龍と肩並べられる男になりたいんでしょ?
クソみたいなやつに、負けんな英治!あたしが惚れた男なら、最後は必ず勝つ!!あたしが保証してあげる!!

とありったけの言葉で叱咤激励。
これが英治の本気に火を点け、最終的に津軽拓哉を倒して連城美海を守り抜き、
ついでにクピド企画に騙された裏川朱美リリカルプロダクションから(姉妹全員巻き込んで)アイドルデビューさせることに成功するという大金星につながり見事に彼女自身も株を上げることになった。

イベント「危険な仕事と二人の主役」では実は特撮ファンであることが明らかになっており、しかも俳優ではなく変身後のヒーローが好きであるらしい。
仮面レンジャーキャッシュのシークレットガチャが欲しいものの「子供に紛れて回すのが恥ずかしい」という理由で英治に回させており、
また別の場面では仮面レンジャーキャッシュのオモチャが欲しいばかりに、やはり「一人でオモチャの列に並ぶのは恥ずかしい」という理由で英治と一緒に列に並んでいる。

その後日、布教活動の為に伊達組事務所で(恐らく)「仮面レンジャーDX」を視ており
「古いのだからダサいと思ってたんだけどさ。なんだろうねこの風格。他のレンジャーと格が違うっていうか?ん~かっこいいっ!」と絶賛しておりすっかりDXの虜になっている。

  • 劇場版「仮面レンジャーキャッシュ」でDXのスーツアクターを務めた黒龍にとってその様子は複雑なものであったらしく、スーツアクターは二度とやらない決断を固めている。

過去編である「エピソード0 伊達組と黒龍」では英治が伊達組に入りたての頃に山岡克己のファミレス近くにあるキャバクラで働いており、しつこい客に絡まれていたところを英治に助けてもらっている。
そこでは「すぐ怒鳴ってたり、暴力を振るうような男って大嫌いだけど、あなたは違うみたいだし」と喧嘩で一度も手を上げなかった英治のことを気に入り、店に来るよう名刺を渡したことが二人の馴れ初めとなっている。

北沢大喜

イベント「北沢鳴海 哭きの一手」にて名前が登場する人物。
北沢鳴海の父で、「無敗伝説を誇る伝説の代打ち」と言われていた雀士。
鳴海が幼少の頃から麻雀を教えており、練習相手にもしていたという。

過去に伊達組が他の暴力団と諍いになった際、相手方の代打ちとして黒龍業神浩を相手に勝負をしたことがある。
その勝負ではオーラスまで優位に立っていたものの最後の最後で黒龍が八連荘で和了り続けた上、とどめに天和を和了られるという大負けをしており、それ以来代打ちからは足を洗いカタギの仕事に就いているという。

北沢鳴海

【概要】
イベント「北沢鳴海 哭きの一手」にて初登場。
神武斗町の雀荘で働いているプロ雀士。
その実力は相当なもので泉田繁野田英治新海守の3人を相手に打って全員をハコ下に下すほど。
さらに、その話を聞きつけた黒龍をも負かしている。

かつて黒龍が負かした伝説の代打ち・北沢大喜の娘であり、幼少の頃から父の練習相手にされていた。
また、父が黒竜に負けて代打ちを辞めたという経緯も聞いていたようで、初対面にも関わらず黒龍のことを知っているような口ぶりでもあった。

【ストーリーでの活躍】
イベント「北沢鳴海 哭きの一手」では、鬼庭組サクアサで企画する麻雀大会について伊達組に協力を求めた際、リベンジを望む黒龍に参加者として指名される。
決勝まで勝ち上がると、自身が北沢大喜の娘であることを明かし、父を負かした黒龍と打つのを楽しみにしていたこと語った上で、東場で優位に立っていたことからこれ以上私を失望させるなと黒龍を焚きつける。
それに応えてか黒龍もオーラスで千点差まで詰めより、最後に鳴海から国士無双十三面を直撃させた…と思った矢先にジークハルト(センセイ)の頭ハネで結局同点(ルール上では黒龍の勝利)に終わっている。

大会後はしばらく黒龍とは麻雀仲間として雀荘で勝負していたが、宮崎真妃西条智晴の間で6億円を描けた麻雀勝負に黒龍が代打ちを頼まれると、パートナーとしてこれに参加している。
その後、自宅に黒龍を誘って脱衣麻雀の勝負をしかけ、黒龍が萎えるほどの事態を引き起こしている。

北原 潤

【概要】
イベント「ウェイトレス・トライアングル(アジト防衛戦シナリオ)」にて初登場。
神武斗町のメイド喫茶『Order maid』で働く女の子。リディア=ストレルコフと顔見知りのコスプレ三人娘の一人。
(あと二人は立花芽衣裏川黄泉
丁寧な接客と人当たりの良さが人気を呼び、彼女ともっと会話していたいという熱狂的なファンも多く存在する。

3人の中では最も妄想度が強いらしく、「いるんです、私の心の中に旦那様が」「理想の旦那様に会いたいだけの人生でした」と言ってのけるほど、理想の旦那様に心の拠りどころを求めている。
リディアが伊達組に乗り込んだ際に黒龍の優しさに触れたらしく、以来黒龍を理想の旦那様として求めるようになったようだ。
実際、直後に開催された松永絢香のイベントにゲスト出演した際、その旦那様が実在することを公言している。

【ストーリーでの活躍】
「事件はパンの香りと共に」にて久々に登場。
二ノ宮愛による村瀬ベーカリー立て直し大作戦に、駅前路上販売の売り子として駆り出された(たまたまシフトが開いてたから)。

イベント「真夏の神武斗町」では、前半部の主役となる。
書き入れ時に店長が交通事故に遭い意識不明となってしまったことから黒龍に助けを求める。
黒龍と二号店店長の意向からバイトながら店長代理として奔走。応募してきたバイトの面接、臨時で雇った刀花、千早の教育、各種事務処理までこなすという八面六臂の活躍を見せる。
夏休みイベントとして考案した水着フェアを事前のリサーチ不足からハニーバニーのイベントと同時期に開催してしまって客の取り合いになってしまうものの、
かつて喫茶店のバイトで失敗し今回も教育に苦戦した刀花と千早に個性特化というコンセプトのもと素の状態で接客させるというスタンスが好評を博す。
激務が祟り過労で倒れてしまう、臨時バイトの多々良隆道がバイトテロを起こし脅しにかかるというトラブルも起きるが黒龍や店のスタッフの協力の下、店長が復帰するまでを何とか乗り切っている。
(事故前から考えていた話ではあるようだが)復帰した店長から社員に抜擢することを打診されたものの、店長代理として働いていた時期に己の至らない点を痛感したことから返事は保留としている。

木場

イベント「黒龍と迷えるガンスミス」の登場人物。フルネームは不明。
神武斗署の警官でマルボウに所属している。

マルボウ時代の権堂剛直属の部下であったものの、やむを得ない事情があるのか権堂に対して皆方大島が殉職した件に関わらないよう警告している。

実は過去の大島の話と現場の状況から「皆方が大島を射殺した」という真実に勘付いたものの、皆方に同僚殺しの汚名を着せないためマルボウぐるみで隠蔽を図っていた。
その後、権堂が井幡光一の拳銃を証拠として持ち込んできたため真実が露呈しかかるが、木場は「皆方の名誉のため」にとその証拠を揉み消し、皆方を事故死として処分した。

マルボウの中ではたった一人皆方の葬儀の場に出ており、そこでは権堂に己の心情を汲まれたものの、
「嘘で塗り固められた名誉は、あいつ(皆方)には似合わない」と諭されたのち「お前は死ぬなよ」と声を掛けられている。

九龍亭店主

イベント「ともえと刀花のドリームステージ」にて初登場。
立花芽衣龍宮ともえのアルバイト先である中華料理店・九龍亭の店主。
大陸の出身であるらしく、語尾に「~アル」とつける、いわゆる漫画に出てくる典型的な中国人口調が特徴。

ともえが酔った客を投げ飛ばした勢いで壁を壊してしまうと、ともえのことを大目に見る一方で保険でリニューアルをしてしまおうと思いつくなど、寛大さと強かさを併せ持った面を持っている。
また、料理の腕は確かなようで、グルメランド神武斗町で出店を出した時に泉田繁が小籠包に舌鼓をうっていた。

京極夏子

イベント「みどりの畑と研究成果」に登場する人物。
早乙女家の屋敷に仕える使用人の一人で、早乙女まどかの教育係としてスケジュール管理を担当している。

休日も習い事で過密スケジュールを組んでいることや、食事のことなどでも小言が多いことにより、まどかからはうんざりしている態度を取られている。
本人も本人で、まどかが何かと理由をつけて習い事から抜け出すことには手を焼いている。
もっとも、まるっきり話の分からない人物ではないようで、かつて山に行って泊まりに行った時(恐らくイベント「残された絵画と予告状」のことであろう)には(恐らくスケジュールを調整して)宿泊の許可を出したりしている。

教師A

イベント「ガールズプラトゥーン」に登場した雑賀あかり南条詩音達が通う学校の教師の一人。
理事長のバトル・ドレス・ユニフォームの提案をあかりが飲んだ際には「こんなエロジジイの言いなりになる事はないぞ!?」と暴言を吐き、
本人が目の前にいるんだけどと愚痴る理事長に「生徒の前で嘘をつく教師に、私はなりたくない!」と語る正義の人物。

発砲事件の犯人をあかりと断定する古丹保志に対しあくまで判断は警察に委ねるべきだと公正な立場を貫くなどあかり達の学校では貴重な真っ当な大人。
「ガールズプラトゥーン」に登場する大人にロクな人間がいない辺りその印象がより強くなっている。

  • 担任だったのか人づてに聞いていたのかは不明だが杉本一華の転校が本人たっての希望だったことを知っていた。

最終的に空座だったサバゲーサークルの顧問を引き受け、あかり達の背中を押している。
頑張っている生徒を応援するのが教師の役割だと語る頼れる先生だが名義は一介のモブ扱いという悲劇の教師。

気弱そうな警官

イベント「片倉千早 就職への道」に登場した警察官。
本名は不明。若い警官とは同期。

会社のPCで米軍基地の爆破予告をした容疑で逮捕された片倉千早に対して若い警官に代わり取り調べを行っている。
千早が犯人であると決めつけていた若い警官に比べ話の分かる人物で、千早の話を聞き会社のPCをチェックするよう専門家に依頼している。
その結果会社のPCにウィルスが発見されたことが分かったものの「容疑が晴れたわけではないため勾留はまだ続く」と千早に伝えていたが、
それを伝えた直後に他にも容疑者がいるにも関わらず千早だけ釈放が決定したことに疑念と驚きを抱いている。

霧島切人

イベント「ともえと刀花のドリームステージ」に登場する人物。
植田征矢がヒーローショーのために連れてきたスーツアクターの一人で、着ぐるみ歴30年の大ベテラン。
植田からは「とにかくキレやすい」と紹介されているが、劇中では特にキレるような描写は見られなかった。

イベント当日、ヒーローショーの最中に一本槍駆の着ぐるみを着込んで紛れていた阿子木信介にナイフで刺されるが、着ぐるみが幸いして軽傷で済んでいる。

霧谷透

イベント「怪盗ハロウィンに出現す」の登場人物。
インターネットオークション運営会社ミストの役員。
ミストは裏で盗品を扱うバイヤーでもあり、その責任者も務めていた。
そのため、盗品を奪還して元の持ち主に返すことを目的としていた怪盗オリヴィアに手を焼かされていた。

度重なる被害で自身の評価が下がり続けたことに業を煮やすと、鳥羽瑠璃にニセの予告状を書かせてオリヴィアがジャック・オ・ランタンを奪いに来るよう仕向け、
そこに武装隊を送り込んで彼女を殺害しようとしたがこれも完全に失敗し宝石もオリヴィアの手に渡ってしまった。
猜疑心の強い性格で、ジャック・オ・ランタンの件でオリヴィアが爆死したとされた後も実際に死亡が確認されるまではその報告を信用しておらず(現に生きていたのだが)、
ミストについて調査しておりかつオリヴィアと似ていたことから宮部未央を誘拐する。

  • この時点で彼自身も後が無いところまで追い詰められていたようで、宝石を奪取することで最後の名誉挽回を図っていたようである。
    実際に未央が人違いという疑念が出た時点で彼女を攫った部下を射殺したり別な部下の指摘に取り乱したりしている。

しかし人違いであり、彼女の救出のためオリヴィア本人と共に乗り込んだ黒龍に殴り倒され、失神した状態で警察の御用となったようである。

桐野弘行

神武斗署の警察官。階級は巡査。
エピソード5に登場。

身分は警官であるが、実はとある人物の指示で動いている殺し屋である。

誤ってヤクザを発砲し殺してしまった過去を持ち、それがきっかけで殺人の快楽に目覚めてしまった危険人物であり
「時間をかけて絞殺するのが好き」「警官は合法的に殺しが楽しめる」と宣うなどどうしようもない外道。

天城ゆりを絞殺しようとしたところをすんでのところで黒龍に止めに入られる。最終的にその現場に駆けつけた
同じ警官である天草正道が発砲した銃弾に倒れ死亡。正当防衛に見せかけられ合法的に殺されるという皮肉的な最期を迎えた。

金太郎映像社長

金太郎映像の社長。
二ノ宮愛にゾッコンで、何度も愛の店に訪れていたらしい。
エピソード1-3-2では、誘拐した愛を「新人AV女優への講習」と称して襲おうとしていたが、裏川蒼衣から情報を聞いた黒龍に阻まれている。

この一件は後日業界に知れ渡ったらしく、そのせいで女優が集まらないようになって経営が悪化したとのことで、
イベント「七夕祭りとそれぞれの思い」では愛と愛内りあを使ってビデオを撮り一発逆転を狙おうとしたが、再び黒龍に撃退されてしまう。

久我翔馬

イベント「エピソード0 英治と黒龍」に登場する人物。
野田英治の幼馴染にして元デスペラードの副ヘッド。通称は「クー」。

幼い頃は泣き虫でいじめられっ子だった英治を叱咤して励ましたりもしていた。
成長した英治が不良として名を馳せ、近隣の学校をシメる程になると、活動範囲を広げるべくデスペラードを結成し、自身は副ヘッドとして参謀的な役割を務めていた。
デスペラードが黒龍業神浩に叩きのめされた後に英治が伊達組に入るためチームを抜けるとヘッドの座を譲られるが、それに反発すると英治を叩きのめした上でチームを脱退している。
(恐らくこれが原因でデスペラード自体も解散したものと思われる)

その後、知人に誘われて東南アジアでビジネスを始めたものの、その知人に騙されて傭兵組織に売り飛ばれた上、身分証は奪われて犯罪者が名義を利用するために使われていた。
傭兵として他人に利用され続けているうちに「自身が利用する側に回る」という野望を抱いており、ロシアから新型ガス兵器を入手すると、ジンシュクでテロ活動をするためにテロリストを引き連れて日本に戻る。
しかしグスタフ・スコールの裏切りで撃たれて負傷すると、かつての仲間である花田の店へ逃げ込み、花田の連絡を受けた英治と再会を果たす。
英治には「テロリストに利用された」という体裁をとっており、英治を通じてSVRの情報を得るとそれを元にグスタフのもとへ向かい彼を射殺。
さらに自身は捕らえられたふりをして英治を油断させると、英治やアリサ・パヴリチェンコを人質に取り現地政府、ロシア政府と交渉しようとする。
しかし政府側から返事がないことに業を煮やすと英治の身柄を盾に黒龍を呼びつけてつなぎを取らせようとするが、逆にC4爆薬で脅されて失敗。
逃げた先で英治と殴り合いをしていたところをロシア(SVR以外の組織)のスナイパーに狙撃されると、共に逃げようという英治を庇って死亡する。

久慈貞明

徳川会系暴力団大須賀組の組長。
イベント「狙われたアイドル」にて、神武斗町を進出するために津軽拓哉の絵図に乗り、黒龍の前に立ちはだかった。

彼を倒すと、野田英治の居場所を訊き出す為に「拷問する」「殴る」の選択肢が現れ
「拷問する」を選ぶと、口を割るまで、全身に約200本存在する骨を順に折られ続けるという
「殴る」を選ぶと、口を割るまで、ひたすら殴られ続けるという
どちらを選んでも、悲惨な拷問を受けさせられる事になる。(尚、どの時点でゲロったかは定かでは無い)

イベント終了後のエピローグにて、この件の落とし前として指を詰めたらしい事が津軽の口から(電話相手に)語られている。

イベント「闇に抗うアイドル」にて再登場。
津軽に組の上納金をチョロまかされたことが判明して形勢逆転(津軽を呼び捨てにしているほど)。
前回指を詰めさせられたことに対する恨みも相まって、徳川会から追われる立場になった津軽を「逃げても地の果てまで追い詰める」と予告している。

  • ちなみに、津軽にチョロまかされた上納金はクピド企画所属のアイドル・辻山ルイをゴリ押しで売り込むための芸能関係者に対する実弾、および秘密サロン詐欺のために芸能関係者を動かすために使われたらしい。

グスタフ・スコール

イベント「エピソード0 英治と黒龍」に登場する人物。
久我翔馬らと共にジンシュクへ渡った東欧系テロリスト一味の一人。
一方でSVRとも通じており、久我を裏切り者と仕立て上げてガス兵器も大陸の業者に売り飛ばしていた。
さらに久我を殺害しようとしたもののこれは失敗し、花田の店に逃げた所を野田英治に保護されてしまっている。
久我が英治を通じて得たSVRの情報を元に居場所を特定されると、久我に射殺されてしまう。

朽木文一

イベント「二人の孫と思い出の壺」に登場する人物。古物商『朽木堂』の店主。織部ひとみによると、業界では有名な大ベテランであるとか。
また、芸術家支援にも力を注いでいることや、古い友人であった小鳥遊禄郎の孫娘であることからか小鳥遊さくらの元へもよく足を運んでいる。

鑑定士としても名高く、K&Aファイナンスの鑑定士が判定に悩んでいた薬師丸美幸の壺を「よく出来た贋作」と判定している。

実は禄郎と労苦を共にしてはい上がっていく内にすっかり歪んでしまい、裏で禄郎が過去に作ったり弟子たちに作らせた贋作を取り扱っていた。
また、贋作は朽木堂の店内に置いてあるだけでなく占林という闇オークションで売り捌いていた。
さらに、件の壺についても占林で扱う目玉商品として目をつけており、有馬組をけしかけて債権を買い取らせて美幸に返済を迫り、差し押さえでも美幸が骨董品を売って返済の足しにするように動いても自身に壺が手に入るように仕向けていた。

壺をめぐる一連の流れで、さくらが壺を作ったのが禄郎であり、それを自身が売り捌いていたことを突き止めて問い詰めに来ると、逆にさくらを脅して「小鳥遊禄郎の遺作」の贋作を作るよう強要する。
出来た作品を早速占林で出品しようとするが、一連の真相をひとみに突き止められたことから怪盗オリヴィアの予告を受けてさくらを救い出されてしまった上で、出品予定の(落札されたものも含む)贋作も全てさくらに叩き壊されてしまう。
挙句の果てには占林で扱っていた美術品が全て贋作であることもバラされてしまい、(オークション常連が裏社会の人間でもあることから)「塀の中でさえ安全ではない」状態にされて破滅する。

国生征志

エピソード9「真実と覚悟」にて初登場。国会議員。
実家が戦後の高度経済成長を支えた資産家の一族で、政財界に太いパイプを持っている。
そのため、政府要職には就かずに裏で全体の糸を引く黒幕的なポジションで動いている。

羽柴会と昵懇の関係にあり、羽柴会内部では「あの方」と呼ばれている。
ただし、正体を知るものは会長の加藤豪三を始めとする一部の幹部のみに留まっている。
また、内山宗次朗とは長らく対立関係にあった。

羽柴会前会長・羽柴吉郎と共に神武斗町再開発計画を進めてきた中心人物で、本作のメインストーリーにおける全ての黒幕。
自身の障害になる人物を消すことには躊躇しないところがあり、足利宗光の初恋相手であった(と足利が語っている)環境保護団体リーダーや直江誠治松尾政義志田朝美菊池美帆の殺害を指示している。
ただし、美帆の殺害については、殺すよりも生かして利用したほうが得であると実行役の業神浩に説得されたためか途中で取りやめている。

エピソード11にて宗次朗が死亡すると、神武斗町再開発計画を進めるピッチをあげ、さらに宗次朗や伊達組の影響を排除するように動く。
手始めに特別行政区域法を成立させると行政委員会の民間企業メンバーを(宗次朗の遺志に反して)羽柴会のフロント企業で固める。
(これに対し内山怜花は宗次朗が遺した羽柴会との悪事を示す証拠を開示しようとしたが、それをやるとCIAが手にしている内山刀花の過去が世間にさらされることになるため、黒服から開示を拒否されていた)

さらに伊達組に対しては自身と昵懇の関係にある出版社に伊達組の悪評を書いた記事を書かせて、更にネット上でも組織的に悪評を書いて評判を落とし、同時に伊達組との関わりが深い宝島貿易にも打撃を与えている。
怜花から自身に関する情報を聞いた刀花に自宅に乗り込まれ危うく斬られかけるが、黒龍が止めに入ったことで難を逃れるとこの状況も利用して「黒龍による国生征志の殺害未遂」をでっち上げ伊達組の面々を逮捕させようとする。
(が、足利宗光の息がかかっている神武斗署署長からは別所で起きた傷害事件の対応という名目で手を抜かれ、逃されている)

羽柴会でクーデターが起こり業神浩が新たな会長に就任すると、駒としては使いづらいことと組が割れて混乱が続くことから羽柴会を切り捨て、加藤を口封じに殺害する指示を出す。
しかしそこへ前述の証拠を受け取った足利らゼロの人間が逮捕に乗り込んだことから生き恥を晒すまいと拳銃自殺を遂げる。

窪田真悟

【概要】
エピソード6にて初登場。鬼庭組の若手組員。
新海守塩森健太郎の二人とは街中でぶつかったことから因縁が始まり、互角の勝負を繰り広げて以来ライバル関係にある。
得意技は頭突きで格下の相手はこれで悉く倒してきたらしいが、守がこれに耐えたことには驚いていた。

  • 塩森を相手にした時は武器として鉄棒を使っていたため、彼は「アレは無効だ」と主張している。

見ためは男にしては長髪で女にはだらしないところがあるようで、前述の守との初対面時もキャバ嬢を連れて歩いていたり、
伊達組と抗争になった際星山梨々花の護衛を志願した時には他の組員からスケコマシ呼ばわりされている。
尤も芯の部分は下衆とは言い難い弁えた性格であるので、この点は親分の鬼庭軍蔵や兄貴分の岩城静馬の教育の賜物といってもいいだろう。

【ストーリーでの活躍】
守とは何だかんだで仲良くなっているようで、イベント「天災博士の異常な日常」では黒龍が静馬ら鬼庭組のメンバーとばかり呑み歩いていることで伊達組内部が険悪な雰囲気になっていることに悩む守に彼なりのアドバイスを与えている。

  • もっとも彼自身も静馬から呑みに誘われなくなったことで黒龍に不満を持ち、静馬に対して反抗的な態度をとっていたところを彼に殴られた上で諭されたということもある。

イベント「桔梗亭わかば満員御礼」ではサクアサで発覚した結婚詐欺の元締めの行方を追うため、IT企業幹部と身分を偽り実行犯の一人である女を罠に嵌め、
元締めである弓削秀男の居場所を炙り出す活躍をしている。

イベント「家電事情はすずにお任せ!」では直接登場しないものの、軍蔵がルバンを操作していたところ、誤って真悟の足元に行き踏みつけられて壊したことが白崎すずの口から語られている。

  • 顛末を聞いた黒龍は「災難だったな」と恐らく軍蔵から制裁を受けたであろう真悟に同情している。

熊面吾良

イベント「パンは事件の香りと共に」に登場したムーンライト貿易の社長。

実は詐欺師で、詐欺グループのリーダー格を務める。

  • 口振りから察するに元々卸業者としても活動していたようだが詳細は不明。

闇金への返済のために食品詐欺を思いついたようで食品系の中小企業を相手取った大規模な食品偽装詐欺を展開。
多数の企業から金銭を巻き上げ、南雲食品の社長を自殺に見せかけ殺害するなどその仁義にもとるなやり口から黒龍を「怒らせた」ことにより物理的に制裁を受けるハメに。
右足(悶絶具合から左足も?)と前歯を折られ、有り金を全て巻き上げた上で警察に突き出された模様。

  • 足を折った辺りで「北鹿社長にも迷惑がかかる」と泉田繁が止めに入ったが、止めなかったらどうなっていたのか想像するのも恐ろしい。
    自分で足をへし折っておきながら「立て」と無慈悲にも命令する黒龍の怒りは相当のものだったと思われる。

ちなみに報道によると熊面吾良は偽名で本名は熊川良介だった模様。

鞍本亮二

イベント「新人秘書と歪んだ野望」に登場する人物。

かつては企業経営者で、短期間で急成長を遂げたことから手腕を注目されたという。
しかしいわゆるブラック企業らしく、従業員の一人が重労働とパワハラを苦に自殺したことを機に経営からは身を引いている。
その後は上記の事件を逆手に取り、労働環境の改善を目指すという題目を掲げて政界に転身することを画策し、サクアサの町長選に立候補する。
経歴に加えヤクザやチンピラとの繋がりも深いという噂から現職の永田桐彦は危険視しており、引退を撤回して再選を目指し立候補している。

不動産の総合コンサルタントをしている前田陽一とは同じ高校の同級生で、前田と喫茶店で会っている姿が鎌田いぶきにより撮影されている。

黒龍には永田桐彦を失脚させようとした事件の黒幕と疑われていたが、実は一連の事件とは直接関わりがない

  • 永田桐彦の汚職(実際には秘書である佐藤佐次郎の仕業)を裏付けた記事を週刊文冬の記者・丸井亀夫に売り込まれているが、
    週刊文冬には自身のスキャンダルを暴露された因縁があるため丸井を門前払いをしていることが、野田英治の調査で発覚している。

それでも噂通りろくでもない男には違いないらしく、サクアサ町長選には落選したことが伝えられている。

クリフォード

イベント「交わる刃と心の在処」に登場する人物。
ベルニカ王国騎士団の副団長。
下士官からの叩き上げで優秀な指揮力を持ち、彼の指揮する第七中隊の実力は周辺国でも一目置かれていたという。
さらに4年前に起こった暴風雨による洪水では自ら最前線で救命活動の指揮を取った功績で勲章を授与しており国民的な英雄でもある。

その経歴から古くからの騎士団と近代になって創設された軍との軋轢を緩和するために副団長に任命されており、人望も厚いことから王国のクーデター鎮圧のためのカウンター・クーデターを指揮することを内山怜花に打診される。
人数の少なさから一度は渋ったものの、怜花がEUの治安部隊を派遣することを伝えると「部下の命を危険に晒す訳にはいかない」という理由でEU部隊が動いたのを確認してからという条件で応じている。

クレア・オースティン

【概要】
イベント「交わる刃と心の在処」にて初登場。
ベルニカ王国騎士団長ブライアン・オースティンの娘にして騎士団に所属する騎士。
また、ブライアンは国王の弟でもあるため、国王の姪に当たる王族でもある。

普段は騎士という身分に恥じない、騎士道精神に溢れた人物である。
ただし、国外に出たことがないため日本で愛馬ロシナンテにまたがり剣を手にした姿で登場し、女性に絡んでいたチンピラを唖然とさせるなど常識に疎い面も持つ。
また、剣術にも長けるが内山刀花には及ばないようで、1対1で勝負した際には劣勢を強いられていた。

【ストーリーでの活躍】
イベント「交わる刃と心の在処」では、ブライアンの提案で他国の文化に触れて学ぶことになり、日本へ赴いている。
日本ではブライアンの古い知り合いである伊達昌三を頼るつもりであったが、日本に着いた先でたまたま出会った黒龍から昌三がすでに死んでいることを伝えられると同時に昌三を頼ってきたということで伊達組の世話を受けている。
ところが王国でクーデターが勃発し、国王や王族が処刑されたというニュースが流れると(生きているかもしれない父や他の王族を救うため)単身帰国しようとするが黒龍に止められている。
クーデター側からも邪魔者として認識されており、暗殺のためにアレックスらが赴き「国王救出のため協力して欲しい」という名目で呼び出されるが同行していた黒龍が看破し、アレックスらを返り討ちにしている。
その後、内山怜花の発案で内部からのカウンター・クーデターとEUの鎮圧部隊派遣により自体が沈静化すると、国を立て直す志を新たに胸にしつつ、黒龍らに感謝を述べて帰国している。

黒井 薫

【概要】
ユニットとしては以前からいるものの、ストーリーではイベント「天災博士の異常な日常」が初登場。
IT企業・扇田トライアルの社長秘書。
アルバム内のプロフィールでは「大手商社で社長秘書を務める」と書かれていることから、扇田グループ本社が商社で本来はそこの秘書なのかもしれない。

【ストーリーでの活躍】
イベント「天災博士の異常な日常」では自社で開発していた検索エンジンのシステムに使われていた特許技術の関係で新堂亜由美の代理人を名乗るMimesis社からパテント・トロールを仕掛けられ、
しかもその企業に暴力団(もしくはそれに類する反社会的勢力)との繋がりがあるとのことから宝島ひよりの伝手で黒龍に助けを求める。
黒龍が亜由美と直接話をした結果、Mimesisのしたことは亜由美の本意ではないとのことから、黒龍を通じて亜由美と交渉し円満に契約できた模様。
事件後、Mimesisとその背後にいたハックオン社との繋がりを業界中に公表し、両者の社会的抹殺に協力している。

イベント「道野栞のウェディング・ロード」にて、今度は系列会社・扇田観光の秘書して再登場。
協力関係にあるエンゲージステーション社長・青山孝三郎神武斗町でブライダル事業を展開するにあたり、
神武斗町で豊富な人脈を持つ者として伊達組を紹介している。

黒田

イベント「ソムリエ脱出大作戦」の登場人物。フルネームは不明。
音羽真白の電話口に登場している運び屋。

依頼主から依頼を受け、大陸から日本へワイン(と霜月梓乃)を運ぶようホワイトスワン(真白)に指示している。

灰村曰く「裏切り上等の拝金主義者」で、宇喜多組から受け取った薬物を「灰村に奪われた」と称して着服するなどの悪事を働いていた。

  • 滝本安治が手を染めていた薬物の着服も、同様に灰村の名を使って強奪を偽装していたため、恐らく滝本が組んでいた「三流の運び屋」とは同一人物と思われる。

しかし四会合に動きがバレたことで消され、さらに請け負っていた仕事も灰村が引き継いで生存を偽装される。
遺体は梓乃(が隠れていたキャリーバッグ)のダミーに詰められていたようで、真白の車が爆破された際にそれと思しき死体(の腕)が見つかっている。

鯨野拓海

イベント「バレンタインエール」にて登場。

劇中のジンシュク大通りで行われたバレンタインイベント「レッツウィートジンシュク」の優勝者。ジンシュク二丁目から来たエントリーナンバー29番。
名前から察せるが男である。受賞した際の流れからして恋人は恐らくマッチョマン
シルエットはピンク。ひときわ輝いたゲイの星である。

ネタ的に読みは鯨野(くじらの)ではなく、鯨野(げいの)と予想できる。

警備局警備課長

イベント「神武斗町で休日を」における登場人物。
アイシャ・ハーンの来日に際し、実力と公正な信念を兼ね備えた人物として早川忠相を補佐役に据えてアイシャの警護を手配する。
早川に他部署からの横槍は何とかすると発言しており、彼自身も気骨のある人物である様子が伺える。
ただしアイシャの護衛として女性SPを確保するという点には、重要任務が重なっていたこともあって苦戦していた。

  • 女性SPのみの護衛部隊については、現実においても英国女王エリザベス2世が来日した際に組まれるなど実例もある。

消し屋

  1. いわゆる殺し屋だが、厳密な意味での「殺し屋」とは違い、事案に関わった一般人を自然な事故や自殺を装う形で死に至らしめる。ゆえに標的には存在すら気づかせず顔も出さない。
    • 一方、「殺し屋」の場合は事案の当事者を始末するのが役目で、相手に堂々と顔を出して正面勝負する。すなわち内山刀花は「殺し屋」であって「消し屋」ではない。
  2. イベント「神武斗町のオンナたち」に登場した一人の消し屋
    依頼された標的を事件の痕跡を残さず消すプロフェッショナルである。
    イベントでは田丸会に依頼され、地上げの邪魔になる人物を違和感も痕跡も残さず事故や自殺に見せかけ次々と消していった。
    自分の仕事に誇りを持っていたが、病により余命半年と宣告される。
    人生の最期、自分が存在した跡を残したいという強烈な欲求に駆られた彼は伝説と呼ばれた黒龍の殺害を決意する。
    が、依頼主の田丸会が壊滅させられたことを知ってそれを諦めた。そして黒龍を殺害する代わりに田丸会の全幹部を皆殺しにしたようだ。
    ストーリー全編を通して固有絵も名前もない端役といった風情であったが、最終話での活躍で評価がストップ高に。
    対象を消すことを透明にする、という独特の言い回しで表現するのが非常に印象に残る。

喧嘩屋トシ

エピソード3「荒れ狂う龍頭」で初登場。
龍頭のメンバーの一人。金城健にやられるまでは無敗の喧嘩屋だったらしい。

エピソード3では龍頭のシマにある賭場にて登場。
金城に伊達の黒龍の実力を推し量る試金石としてぶつけられるも、黒龍にあえなく敗北する。

イベント「龍宮流お家騒動」で再登場。
拳魂」のヘッド上泉玲王に金城に代わり、拳魂とドラゴンヘッドで共同で開催している地下格闘技イベントを次回の「KASSEN」で一区切り付けることを説明している。

剣崎あすみ

【概要】
イベント「神武斗町 デュエリストシティ編」にて初登場。カードゲーム「バトルモンスターズ」開発者・剣崎光造の娘にして剣崎光雅の姉。
BOARDコーポレーションの社長であったが、アール・アルフォードの策で「株主の要請」として解任されている。
また、バトルモンスターズのトッププレイヤーでもあり、世界大会での優勝経験もあることからバトモンプレイヤーからは「チャンプ」とも呼ばれている。

普段は泰然自若としているが、気負いすぎると極度に緊張するところがある。

【ストーリーでの活躍】
「神武斗町 デュエリストシティ編」では父・光造が殺害され四聖神獣カードがドラウグルの元に送られると、それを取り戻すべく内山宗次朗を頼るため神武斗町へ赴く。
南条詩音ロードランナーおじさんから助けていた所にたまたま通りがかった黒龍が「黒王龍ドラグノワール」のカードを手にしていたことから黒龍をドラウグルの一味と誤解したが、直後に内山怜花の連絡を受けて誤解は解けている。
ドラウグルから神のカードを取り戻すためにデュエルシティ神武斗町に参戦するためのパートナーとして(伊達組があすみに協力するという怜花からの言質をとったこともあり)黒龍を指名する。
大会決勝まで進むとBブロックを勝ち上がり、Aブロックで勝ち上がったコウガイェーガーと対戦。
コウガが光雅を名乗り追い詰めてきたところに光雅がすでに死んでいることを告げるとコウガは動揺したものの、真の黒幕であったイェーガーにより敗北のピンチに陥るものの黒龍が打ち破り優勝している。

後日、後始末のためBOARD本社に戻るところに黒龍が見送りに現れると、黒龍に会社経営のパートナーにならないかと言おうとしたものの緊張して言い出せなかったが、さらに見送りに現れた伊達組の面々や佐伯京香藤浪早苗藤堂楓花桜庭歌羽の姿を見たことで「黒龍には黒龍の戦いがある」と割り切り、自身の為すべきことをなそうと決意を新たにしている。

剣崎光造

イベント「神武斗町 デュエリストシティ編」に登場する人物。BOARDコーポレーションの会長にしてバトルモンスターズ開発者。
剣崎あすみ剣崎光雅姉弟の父でもある。

バトルモンスターズ開発の際、ジョフリー・メイス博士に協力を仰いだが、条件として光雅を人格AI化の開発実験に協力させた上に基幹システムにコッソリとメイス博士のAIプログラムを保存されてしまったことが後の禍根となっている。

父としてあすみ、光雅の両方を気にかけていたのだが、光雅の持つコンプレックスを解消するには至らなかったようでイェーガーに唆された光雅に殺害されてしまう。
また、幹部として信用していたアール・アルフォードも軍事関係者と癒着してBOARD社を軍事企業化しようと目論み、あすみを社長の座から追い落としている。
「最後までアールや光雅のことを信じていたのが父さんの甘さ、弱さだったのかもしれない」とあすみは述懐している。

剣崎光雅

イベント「神武斗町 デュエリストシティ編」に登場する人物。BOARDコーポレーション会長・剣崎光造の息子にして同社社長・剣崎あすみの弟。

バトルモンスターズではあすみの練習相手として常日頃からデュエルをしていたのだが、ゲームの実力では姉に劣っていることからコンプレックスを抱いていた。
また、光造からは自身のデザインした「エメラルドアイズ・アルティメットグリフォン」をカード化してもらうなど気にかけられてはいた。
しかしその思いは本人には届かなかったようでジョフリー・メイス博士の復活を目論むイェーガーらに唆されて光造を殺害しバトモンの基幹システムの鍵となる四聖神獣カードを奪ってしまう。
ところが本人には良心の呵責があったため、奪ったカードを散逸させた上で自殺しており、遺体をあすみに発見されている。

なお、幼少の頃に光造がメイス博士にシステム開発の協力を仰ぐ交換条件として人格AI開発の実験に協力しており、作成されたAIは本人の死後コウガのベースとして利用されている。

コウガ

イベント「神武斗町 デュエリストシティ編」に登場する人物。
剣崎あすみを敵対視しており、デュエルシティ神武斗町で四聖神獣カードを集めるべくドラウグルと組んで暗躍する。

大会ではイェーガーとペアを組んでおり予選では途中まであすみの戦いを静観していたが、高レートの相手をたおしてポイントを稼ぐという手法で勝ち上がっている。
決勝大会ではドラウグルのラウ・フェンリン・フェンとの対戦時にラウから提案された八百長にしばらく付き合っていたが、途中で裏切るとドラウグルとの手切れを宣言して破ると、VRの感覚フィードバック効果でラウ、リンを病院送りにしている。
決勝戦であすみ、黒龍と対戦で自身があすみの弟・剣崎光雅であると明かすと、アール・アルフォードから奪った「黄神麒ゴッドルーラー」まで駆使して二人を追い詰める。
しかし、あすみから当の光雅がすでに死亡していること、自身が己の過去を何も思い出せないことに動揺すると、イェーガーにも用済みと裏切られてしまう。

実は彼の正体はジョフリー・メイス博士が幼少の頃の光雅をベースに実験で作られたAIで、光雅の抱えていた抑圧された感情に紐づけてエピソードを追加され作成された存在であった。
光雅本人が死亡したためにBOARDコーポレーションやドラウブルを動かすために作成されたのだが、自己認識が不完全で、自身を本物の光雅であると錯覚していた。
黒龍がイェーガーを破り、基幹システムの再起動準備がされると「本物の光雅ならこう言うと思った」としてあすみに謝罪し、消えていった。

業神 浩

【概要】
神武斗町の最大勢力である業神会を率いる極道。羽柴会若中。
元は伊達組で、黒龍とも兄弟の盃を交わした仲。
泉田繁の元兄貴分であり、今でも泉田は彼のことを「業神兄貴」と呼ぶ。

背中に虎の刺青をしており、かつては「伊達の黒龍」と並ぶ「伊達の白虎」と呼ばれた。
一本気な男であったが、伊達夏来が失踪してから人が変わり、組を割って業神会を興した。
現在ではクスリや詐欺など仁義にもとるシノギに手を染めているおり、自分では手を汚さず他人を利用して暗躍し、益を得るタイプの極道である。

黒龍のライバル関係と言ってもいい人物であるが、自分の利益になることであれば手を組むこともあるのでまるっきり話の分からない人間でもない。
しかし、同時に目的のためなら手段を選ばない気質であるため手を組んだとしても油断ができない厄介な人物。

後述するように真意の分かりかねる言動も多く、五木正直「何を考えているのかわからない。怖いっていうか、薄気味悪い」と恐れており、
池松勝利も(自身が恐れている兄貴分・赤星武明と比較して)「お前はそれ以上にわからねぇ」と評している。
また、池松は「罵詈雑言と同じだけ賞賛の逸話がある」とも語っており、劇中でも特に毀誉褒貶の激しい人物であることが伺える。

そういった面がありながらも「俺は俺に忠誠を誓う奴らは必ず守る」と明言しており、虎嶋真弓宇喜多組組長真田和明といった組員たちから、強く慕われている様子が見て取れる。
実際に身内には寛容でエピソード4「対立する悪意」では手を組もうと考えていた黒龍に対し敵愾心を燃やして喧嘩を売る虎嶋に「…俺の決定に逆らう覚悟があるなら好きにしな」とその行動を許容し、
エピソード7「交錯する欺瞞」では宇喜多組組長の「伊達組と決着を付けたい」という心情を汲んで黒龍の殺害を許可したりと、組織の長としての器を持ち合わせている。

  • エピソード7の終盤では黒龍に倒された二人(宇喜多と虎嶋)の返しにとわざわざ花村医院に押しかけている辺り、むしろ「身内に甘い」と言えるかもしれない。
  • エピソード11「頂の向こう側」にて鮫島健介からは「他人の痛みには敏感だが、てめぇの痛みはすぐに我慢する」と評されており、本質は心優しく独りで抱え込むタイプでもあるのだろう。

自分から厄介事に首を突っ込み、腕っ節と行動力でシノギを得る黒龍とは対極の存在で、
本人もそれを自覚しており「弱くて小賢しい」と自嘲している。また「おまえ(黒龍)がいれば、無敵だった」とも語っている。
龍頭JJブラザーズの弱体化、神武斗町再開発計画における土地確保、浦上建設の競争入札での排除、結城建設のフロント化など
劇中での自身の謀略をほぼ一人勝ちと言っていいほどの成功を収めていることを考慮すると経済ヤクザとしては非常に優秀な人物と言える。
また、エピソード7の黒龍によると伊達組時代でもフロント企業を作り、金を管理するシノギを得意としていたとのこと。

そうした適性がある故か金にうるさい性格で、伊達組時代は興業のシノギの度に豪快に飲んでいた伊達昌三鮫島健介、黒龍たちを尻目に、
毎回青い顔をさせ、次の日になると死ぬほど機嫌を悪くなり、子分たちは「大変だった」と肩身の狭い思いをしていたことが、イベント「狙われたアイドル」泉田の口から明らかになっている。
業神会を興した現在でも「金になるかもしれない」「金にならない」と金について言及することが多く、その性格に関しては変わっている様子はない。

現在では黒龍と同じく沈着冷静な態度を崩さない人物であるが、業神が伊達組時代の過去では、泉田によると「木刀でしこたまぶん殴られた」らしく、
エピソード5の野田英治の口から織田連合との抗争に傘下の事務所になんとロケランを撃ち込んだことが明らかになっている。
今の業神では想像がつかないが元々は伊達組にふさわしい過激で暴力的な超武闘派であったことが分かる。

なお、小坂勝久の話によると、羽柴会現会長の加藤豪三には女性関係で弱みを握られており、加藤には逆らうことが出来ない状態にあるという。

2015/12/22のアップデートにて、ユーザー念願のSSRユニットとしての配布がスタートした。
入手に必要な「漢ポイント」は、パネルガチャの報酬として手に入る。パネルガチャはDMMポイントでしか引けないため、入手には課金が必要ということになる。

【ストーリーでの活躍】
エピソード4ではもう一人の主人公ともいえるほどの活躍見せ、競争入札のシノギやその後の立ち回りに関しても赤星組組長赤星武明黒龍を出し抜いてみせた。
ジェフ・ローデスと比べると細身な体格(のように見える?)だが、タイマンを張った際には(一撃で交通事故が起きたようなパンチを繰り出す)黒龍と対等にやりあうほどの実力をみせている。
また、タイマンの最中には「義侠心も情けも伊達組の魂も……自分で捨てたもんを、今さら取り戻そうとするのも筋違いってもんだろ?」と気持ちを吐露する場面をみせ、黒龍がいない間に何かが変わってしまったことが推察される。
同エピソードの最後には黒龍に兄弟の盃を返し名実共に敵同士なったといえるが別れの際に「あばよ、兄弟…」と言っているあたり両者は未だに一筋縄ではいかない複雑な関係である。

さらにエピソード5終盤では足利宗光の証言から伊達昌三殺害に羽柴会が関わっている恐れが浮上。
詳細は不明ながらも、業神の伊達組裏切りは実は本意ではなく、羽柴会に対する謀略的なものである可能性が浮上してきた。

エピソード6では池松組が伊達組を潰すために動いていることを知るも、どちらが潰れるような状況になっても神武斗町での業神会の立場が悪くなるため、慎重な動きを強いられてしまう。
最終的には双方に恩を売る上々の結果になるも、黒龍と鬼庭組組長鬼庭軍蔵が盃を交わしたことは予想できず「読める勝負で勝つのも勝つのも悪くないが、それ以上に、読めない勝負で勝つのが面白い。博徒ってのはそういうもんだろ?」と博徒系の伊達組らしい台詞を語っている。
同エピソードでは叔父貴分である赤星武明の舎弟・池松勝利にシノギ壊滅への助け舟を出す代わりに裏切りをけしかけたほか、羽柴会の前会長派に対する切り崩し工作を進めていることが明らかになるなど、羽柴会の現体制に揺さぶりを掛けている一端が明らかになった。

エピソード7では赤星組の策略により宇喜多組のフロントである闇金が次々に潰されている現状を受け、赤星に見限られた池松を身内へ引き込み、本格的に赤星を潰すよう画策する。
その池松の密告から、赤星組が現在でも「同業潰し」と言える汚れ仕事を行っていることを知り、その証拠を手に入れるため過去に同業潰しに関わっていた詐欺師の身柄を確保、そこから紫藤凛が「同業潰し」の証拠を握っていることを知る。

赤星組構成員百地新十郎が池松を攫い、凛の身柄を確保したことを知り奇襲をかけるも、凛にはどさくさ紛れ逃げられてしまい、
池松も拷問を受けて死亡していたことから百地に対し銃殺し仇を取る。その後、凛に嵌められてしまい、赤星組と真正面から戦う羽目になるものの結果的に勝利している。
凛が花村医院で治療を受けている情報を入手し、凛の身柄を巡りその場にいた黒龍と二度目のタイマンを張るも決着は付かなかったが、「凛に手出しはしない」ことと「赤星組を潰す」ことを条件に黒龍から「同業潰し」のデータを渡される。

しかし、そのデータを昵懇にしている旧会長派ではなく「流出する前に回収した」名目で羽柴会本部に送りつけ、赤星組を潰すことには成功したものの、未だに業神本人の真意は伺えない結果になっている。

エピソード8「凶弾の行方」では赤星の遺したシノギを巡り現会長派と旧会長とで会合が行われる前に、業神会が土地をおさえるために権謀術数を繰り広げている。
その過程で(脇坂組に雇われ)自分を騙そうとした板野から、その仕事を手配した神宮寺優良ブローカー)のもとに辿り着いている。
一時は優良を始末しようとするも、知り合いの情報屋の弁護に免じて人材を派遣する仕事を依頼することで手打ちにしている。
その後は羽柴会若頭の石田恭次に対し「関東の羽柴会の会長派を抑える代わりに、関西に自身のシノギを持つよう便宜を図ってほしい」と申し出ており、石田から会合前日に行われる組の話し合いに参加することを許可されている。

話し合いの当日、自身を狙っていた刺客のターゲット情報をすり替えて石田を狙撃させた上で早々に引き上げ、さらに真田に脇坂宗男を始末させている。
引き上げる途上で脇坂組に追いつめられたものの、優良が護衛として連れてきた黒龍と共闘し撃退している。
後日、石田の後見を受けて関東と関西の間の調整役に任命されている。

過去編である「エピソード0 伊達組と黒龍」では伊達組時代の姿が描かれている。
神武斗町にクスリを流通させるヤクザをタタく際には「筋も通せない極道は、チンピラ以下だ」と啖呵を切る一本気な姿が見られ、シノギに関しても(当時は伊達組若頭の)鮫島に「その年で大したもんだ」と高く評価されている。
その一方で鮫島に株取引の強引さを咎められており、社会勉強の一環として黒龍らと共に山岡克己のファミレスでアルバイトをするよう命令されている。
ファミレスではチーフを務め、店員の勤務評価のためにポイント制を導入するなどして辣腕を振るったが、目先の数値のみに囚われていたために地味ながら欠かせない仕事をしていた奥本航を解雇してしまったことで店が回らない事態を招いてしまう。
己の浅慮に気づいたことや「男は簡単に頭を下げるものじゃない、だが、本当にデカイ男は、必要なときに躊躇なく頭を下げられる」という山岡の言葉を受けると奥本の元に向かい復帰と自身の現場での指導を頼み、一皮むけたところを見せている。

エピソード9「真実と覚悟」では、仙石を交渉役として何らかの裏工作を進めている最中、加藤から菊池美帆殺害の命令を受ける。
黒龍の邪魔が入ったことで難航するが、廃ビルまで追い詰めた上で黒龍に「あの方」こと国生征志と交渉できる材料を見つけさせ、美帆を殺さずに事態を解決させている。

エピソード10「神武斗町の動乱」にて、かねてから水面下で準備していた羽柴会に対する反逆計画を実行に移す。
手始めに徳川会系列でも主力のひとつである南光組に宇喜多組のシマ内に拠点を構えさせた上で再開発計画に反対するデモで暴動を煽り、裏で羽柴会に協力している企業や店舗を襲撃させている。
さらに自身の所有する再開発計画に関わっている企業の株を全てハロルド・グレイメンを通じて外資に売り渡そうと画策し、すでに最後の契約を取り付けるところまで話を進めていた。
ただし暴動を煽ったことで神武斗町の秩序を望む内山怜花が動くことになり、怜花の依頼を受けた伊達組により南光組の拠点は潰されてしまう。
また、株式の売却も羽柴会のみならず日本経済そのものにまで悪影響を及ぼすことを懸念した怜花が株式を買い取ることを決断すると、ハロルドとの交渉の場に現れた黒龍の「組の代紋にかけて金は全額払う」という言葉を受けて売却先を黒龍(の依頼主である怜花)に切り替えている。

  • そもそも株式の売却は羽柴会に打撃を与えることが目的のため、売却先にこだわりは無かったようである。

しかし自身の暗殺を企む平野組によって交渉の場としていたホテルにロケットランチャーを撃ち込まれてしまい、脱出口となる非常階段への道も閉ざされてしまうと、瓦礫をどかしてでも自身を救おうとする黒龍に「伊達組の若頭を背負うと決めたお前の覚悟はそんなものなのか?」と発破をかけたのちに行方不明となる。
ただし行方不明は表向きの話で予め用意していた脱出路を使って逃げ延びており、平野に「あんたのおかげで探しものが見つかった」と伝えている。

エピソード11「頂の向こう側」では、彼が伊達組を裏切り羽柴会に就いたのは恋仲にあった伊達夏来を加藤に攫われて人質にされたことが原因で、さらに夏来が娘を生んだ後に殺害された上にそれを羽柴吉郎の仕業と偽装され、復讐心を利用して手駒にされていたことが判っている。
海外に囚われていた自身の娘が虎嶋と真田の手で日本に連れ戻された後、味方につけていた石田と共に加藤の元へ乗り込んでクーデターを敢行し東西に別れた羽柴会の東側の会長に就任する。
しかし程なく羽柴会のバックに付いていた国生征志が自殺してしまい神武斗署の一斉検挙が始まると自身も逮捕されることになったため部下たちに逃げるよう勧めている
(ただし配下の組を持たない虎嶋と真田の二人は残って共に逮捕される道を選んだ)
黒龍に最後の勝負を挑み敗れた後、昌三や夏来に詫びるべく自殺しようとするが「一緒に筋を通す」と共に自害しようとする黒龍に動揺したところへ現れた鮫島に
(夏来との仲を昌三が認めていたのは)お前なら家族を守れると、そう判断したってことだ
てめぇの娘を残したままおやっさんの所へ詫びになんて行ってみろ。どんな目に遭わされるかわかったもんじゃねぇ
と説得されて思い留まり、直後にやってきた警察におとなしく逮捕されていった。

黄雪麗(コウ・シュエリー)

【概要】
イベント「危険な仕事と二人の主役」の登場人物。
ハリウッドでも活躍している凄腕のスタントウーマン。
元々女優志望であったものの、演技の才能がなく挫折しかけていたところを日本の特撮ヒーローを視たことがきっかけで
「ヒーローになれなくても、近づきたい」と決意し、スタントウーマンになった。そうした過去から日本の特撮ヒーローに強い思い入れがある。

ハリウッド女優であるジュリア服部とも仕事で共演したことがあり、彼女とは仲が良く「コウちゃん」というあだ名で呼ばれている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「危険な仕事と二人の主役」では仮面レンジャーキャッシュの劇場版のスタントをジャパンアクションソサエティ(以下JAS)に依頼され二つ返事で了承し、日本へ来ている。
仮面レンジャーファイナンズのスーツアクターを務めるためにJASのグラウンドで殺陣の練習していたところ、男連中に襲われていると勘違いした黒龍に助けられている。

  • その際に、スーツアクターであるアキラが怪我を負ってしまったことから、詫びと代役を兼ねて黒龍と共演することとなった。

実は幼い頃からのトラウマが原因で閉所恐怖症であり、ほぼ視界ゼロの仮面レンジャーのスーツアクターは困難であることを黒龍に打ち明けている。
前述の通り日本の特撮ヒーローに強い憧れがあったことから、仕事の詳細を聞かず二つ返事で依頼を受けてしまったとのこと。
プロとして一度受けてしまった仕事を降りるわけにもいかず、かといって打ち明けずに困っていたが黒龍から閉所恐怖症克服のための協力を得ることができた。

  • その代わりに黒龍にはJAS社長の鴨井壱起とその弟である鴨井錦丸についての情報を提供している。

黒龍とは(花村小町の知り合いの医師から聞いた)暴露療法により、閉所恐怖症を克服しようと努力している。

その後、仮面レンジャークレジットのスーツアクターである映徳が練習中のバイク事故による大怪我により降板してしまったが、
代役に抜擢された河田レース場所属のオートレーサー飯笹一葉と息の合ったバイクスタントを稽古で披露する。
前述の閉所恐怖症は完璧には克服できなかったものの黒龍のアドバイスにより「発光ギミックを動かしている(完全に視界ゼロ)時は目を閉じる」という奇策で乗り切っている。

しかし黒龍の正体に気付いた小山組の若頭井上俳瀬とJAS役員の堂林才嗣の策略により、「反社会勢力との付き合い」を理由に黒龍もろともJASから解雇を言い渡される。

  • この雪麗の解雇はJASにとって撮影に支障をきたすだけの不可解なもので、黒龍と岩城静馬に何か裏があることを悟らせることとなった。

その後は黒龍たちの活躍の甲斐あり、すべての不正が明るみに出したおかげで無事現場に復帰を果たしている。
最後の撮影では目を閉じた状態で一切迷いの無いアクションをこなし、黒龍とアクション監督から絶賛されており、
仮面レンジャーファイナンズの「俺には金はない……!でもな、儲け話ならあるっ!!!」という決め台詞で撮影を締めている

イベント「思い出の車に残された謎」では、映画「ワイルド・スピーダー」最新作の撮影のため再び日本に来ている。

獄石 梓

【概要】
旅館「たけ石」の女将。
ユニットとしては以前からいるものの、ストーリーではイベント「エピソード0 刀花と千早」で初登場。
当時はレディース「黒百合会」の総長を務めており、藤崎かがみとはライバル関係にあった。

現在は旅館の女将で上島真央と旧知の仲だというが、その点について語られることはなかった。

【ストーリーでの活躍】
ベント「エピソード0 刀花と千早」ではかがみを倒したという内山刀花に興味を持ち綾峰女学院の校門まで現れて彼女に勝負を挑むものの、流石に殺しのプロには敵わずアッサリ倒されてしまっている。

その後、一人で町を歩いていた片倉千早に援交しようとした紳士風の男を撃退し、千早を助けている。
刀花に敗北したのを機にレディースを引退しており、敗北したことに関しても「あそこまで格の違いを見せつけられるのは初めてだったよ」と清々しさすら感じているようである。
見た目と言動に違わず気っ風の良い性格の持ち主と言える。

イベント「エピソード0 刀花と千早」の続編にあたるイベント「片倉千早 就職への道」で再登場。
千早に絡んでいたチンピラと喧嘩に発展したが、五木正直がその場を体よく収めてしまったことで消化不良に終わってしまう。
世話焼きの一面もあるのか千早とスーツ売り場で出会った際には、人見知りが激しい千早に代わって就職祝いとしてスーツを選んであげている。

この頃には学校を卒業している身ではあるのたが、他の服を着るのが面倒くさいという理由でセーラー服を着続けている。

イベント「七夕祭りとそれぞれの思い」では、久しぶりにかがみと再会すると互いの近況を語っている。
自身は海外の観光客などを相手にそれなりに儲かっていることを話すが、かがみが「限界を感じている」と言いつつ自身より遥かに高い収入を得ていることを知り憤慨している。

黒龍

【概要】
主人公であるプレイヤーの異名。現在は伊達組の若頭。
幼い頃から伊達組初代組長・伊達昌三に可愛がられ、伊達組を支える屋台骨の一人として「伊達の黒龍」の異名をとっていた。
後述のある理由で自首、刑務所に(少なくとも三年以上)投獄されており、物語は彼が刑期を終えて出所したところから始まる。

背中に龍の彫り物を入れている事が、「黒龍」の呼び名の由来であり、ゲーム上で姿は見えないが普段はスーツを着用しており、長身で黒髪のようである。
エピソード5の雨宮佐和によると手相は『天下取りの相』があるとのこと。
また、イベント「伊達組 草野球大会!」の藤嶋ひなぎくによると「指が短い方」らしく、フォークを投げる際にボールを挟みにくそうにしている。
同イベントでの描写によれば、体格面においてはそこまで筋骨隆々とした体型ではないらしい。
(少なくとも「丸太のような太い腕をしている」という感じではないようである)

弟分の野田英治泉田繁、そして黒龍復帰後に新加入した新海守からは「兄貴」、妹分の道野栞からは「お兄ちゃん」、一部の女性キャラからは「お兄さん」等と呼ばれる。
そのせいか、エイプリルフールには強烈なシナリオネタにされるハメに…。

身内以外のキャラクターは基本的に主人公を「黒龍」の二つ名で呼ぶため、
どれほど日本人離れした名前でも、そもそも名前ですら無い時節の挨拶をプレイヤーネームにしてしまってもゲーム中ではこう呼んでもらえるため世界観が崩れずに済む。たまに崩れる。

古風かつ硬派な性格であるが、とにかく女絡みのトラブルに巻き込まれることが多く、(黒龍自身はその気がないにも関わらず)多くの女性たちに好意を持たれる。
そのため、子分の英治や守から嫉妬されることもしばしば。

  • 英治は人生絶望の淵に追い込まれたり(松永絢香の件)、兄弟分の義理を放棄せざるを得なくなったり(ジュリア服部の件)、卒倒させれたり(ユリア・ペトロワの件)している。
  • 守が入れ込んでいるキャバ嬢(愛内りあ)が黒龍にゾッコンな上、年端も行かない愛娘(守の娘ではないが)・宮園心優が女の顔をして求婚する様を見せ付けられ深いショックを受けている。
  • 女ではないが、イベント「天災博士の異常な日常」では友好関係にある鬼庭組の若頭・岩城静馬と連夜飲み歩く仲となったことで伊達組の弟分全員から嫉妬を喰らってしまい、一時組が空中分解しかねない危機に陥りかけた。

ついでに言うと女性に強く出られると断れない性格。ヤクザとは思えないほど押しに弱い。

  • 約束してしまった温泉旅行の埋め合わせに、片倉千早に唆されてネトゲ廃人になる(しかし事が起こるとともにあっさりゲームは止めている)。
  • 義理も無いのに宮部未央に脅迫(?)されてついに龍の被り物まで被ってしまった。
  • イベント「伊達組ゆく年くる年」(年末編)では宇喜多組と往来で喧嘩になった際に巻き添えを食ってしまい、原稿やカメラを犠牲にされて半狂乱になった岡本みずほを宥めた挙句、
    「え?今、なんでもするって言った?」と半ば脅迫されて彼女に振り回され、軽くトラウマになってしまうほどの散々な目に遭った。
    イベント「黒龍、動物へ行く」、イベント「狙われた司書と名探偵」でも同様の事態に見舞われてしまう。三度目ともなると上記の台詞は黒龍に対する脅し文句、
    最後通牒にも近いものとなってしまっており「言ってない!」との黒龍の必死の弁明ですら彼女の耳には入らなくなってしまっている。
  • イベント「チャイルドパニック」にて、命令を無視して単身突入した守を叱り飛ばしたものの、宮園心優の涙の制止の前にそれ以上の制裁はできなかった。
  • 下記のとおり、親分を襲撃した直江誠治を殺そうと単身乗り込んだ時も、その娘・天城ゆりの存在を前にして仇討ちに臨むことはできなかった。
  • イベント「残された絵画と予告状」では目的地が同じだったとは言え紫藤凛アリサ=パヴリチェンコ、未央のトリプルブッキングを全て引き受ける羽目になり、集まった女性陣の間で一悶着起きる事態となっている。

食べ物の好みについては、イベント「バレンタインエール」ではあまり甘いモノは好まないとのことが発覚している。とくにチョコレートは苦手である。
その原因は、バレンタインでもらったチョコを(持ち前の律儀さもあって)無理に一人で全部食べるようにしていた結果だという。
酒は強いほうで浴びるほど飲むタイプであるが、元・組員の原田哲二には呑み比べで勝ったことが一度もない。

ベント「神武斗町のオンナたち」(武藤直子編)の締めにタバコを吸っていることから喫煙者であることがわかっている。
また事務所内で喫煙することを道野栞に咎められているらしく、イベント「家電事情はすずにお任せ!」では「スズの家電紹介チャンネル」を視たこともあり事務所で使う空気清浄機を購入している。

以前はガラケーを使用していたらしく、スマートフォンには中々慣れない様である。

戦闘前や機嫌が悪くなると「チッ!」と舌打ちする癖がある。

意外にも「ジョギング」という健康的な習慣を持っており、早川まなみとはジョギング仲間である。
喧嘩と博打は好きだが、泉田をはじめとした組員たちとは違い無趣味である。

  • イベント「ガールズプラトゥーン」の最後に「ポン刀を趣味にできないだろうか?」と言い出してしまっており、イベント「真夏の神武斗町」では「ポン刀の雑誌」を事務所で読んでいる。
  • 趣味というほどではないがイベント「黒龍、動物園へ行く」では岡本みずほの取材付き合うために動物園に行ったことがきっかけで動物に興味を持ったらしく、特にカピバラは「癒される」と感想を抱くほどお気に入りのようである。

喧嘩に関しては「1vs40人で喧嘩に勝利」「舎弟を救出するため腹にダイナマイトを巻いてカチコミ」等々、数々の伝説を打ち立てている。
作中でも、「銃弾を避ける」「車を蹴りで動かす」「寝ている最中に襲撃して来た殺し屋を返り討ちにする」「手錠を引き千切る」等、人間離れした強さが垣間見える。
純粋な戦闘力だけで言うのなら、現役では最強クラスと思われる。(健在だった時の伊達昌三や鮫島健介はそれ以上の強さであったらしい)
1対1で殴り合いをして引き分けに持ち込んだのは現状では業神浩鬼庭軍蔵の二人のみ。
拳銃を構えた相手を木刀一本で制圧したり、カチコミに際して「おやっさんのポン刀一本あれば十分だ」と言い切るなど基本的に武器は刀系のようだが、
銃火器の扱いに関してもイベント「フラワークライシス」では突進してくるトラックの真正面に立ってタイヤを打ち抜き停止させるなど、その腕は確かなようでリディアからも一流の腕を持つと評価されている。
銃よりも肉弾戦を好むのは性格もあるのだろうが「なかなか俺に合う銃が見つからない」と語っており一般的な拳銃では満足の行くスペックを満たさないということもあるようだ。
ちなみに「女は殴れない」とのことで女性に手を上げたことは一度もない。
その剣筋はクレア・オースティンから「暴力的なまでに力強く、それでいて美しい」と評されている。

泉田曰く「人の姿をした怪物か何か」らしい。
イベント「闇に抗うアイドル」では、単身投資詐欺グループに挑んだ泉田が銃器を持った相手の前に苦戦するという事態になるも、黒龍が駆けつけると同時にその全員を瞬時に徒手空拳で制圧してしまった。
(しかもその時泉田は肚を決めて突撃を敢行しようとしていたところであり、さすがにバツが悪そうだった。)

エピソード2の業神によると、伊達組に入る前は暴走族と愚連隊を一人で潰しまわっていたらしく、
また、若い頃は地下格闘技で名を馳せており、出場選手である喧嘩自慢を潰しまくったクラッシャーとして現在も伝説になっているという。
その強さから、興行主のヤクザも「興業潰し」として命を狙っていたとか。
ほとんどの喧嘩は拳骨で決めているが、技が使えないわけではなく使っていないだけであり、イベント「新米記者、神武斗町に駆ける」での金城健とのタイマンでは大外刈りを披露している。

その身体能力の高さは喧嘩や格闘技以外にも応用が効くようで、
イベント「伊達組 草野球大会!」では守の見よう見まねで投げた球が150km/hを記録し、バッティングセンターではホームラン性の当たりを連発して観客が元プロではないかと疑うほどの実力を見せている。

なお、黒龍を「怒らせる」ことは怒らせた側にとって一環の終わり、すべての命運が尽きることを示しており、事実上の死亡宣告である。
それでも死なずに済んでいるのは宇喜多組ぐらいのもの。最近ではもはや「怒る」を通り越して呆れているレベルらしいが。

博徒系の伊達組の極道にふさわしく、博打にも強い。
劇中でも、金城健との丁半博打、大原千穂宇喜多組組長とのブラックジャックに勝利を収めている。
博打の中でも特に麻雀では伝説をもっており、過去に業神とコンビを組み「無敗伝説を誇る伝説の代打ち」として名を轟かせていた北沢大喜相手に最後の最後で大勝して、代打ち引退を決意させている。
イベント「北沢鳴海 哭きの一手」では北沢大喜の娘である北沢鳴海、元・赤星組構成員西条智晴を打ち負かし、ひりつくような勝負を体験したため麻雀にハマっている様子であったが、
鳴海たちに脱衣麻雀という勝負を持ちかけられたことで、「俺は女にだけは勝てないようだ」と敗北感を味わい、麻雀熱も冷めてしまった。
なお、カードゲームなら博打以外にも応用は効くらしく、イベント「神武斗町 デュエリストシティ編」ではTCGであるバトルモンスターズでも(剣崎あすみの協力もあるが)実力を発揮している。

かくし芸の持ちネタはビール瓶切り、500円玉を指でへし折る、コンクリートブロックを破壊する、レンガを指で引き千切る…と見事までに力技である。
しかし英治には「兄貴ならできて当然」と不評でイベント「伊達組 ゆく年くる年」(年末編)の忘年会ではお披露目できなかった。

  • 芸が不評なことは本人も気にしていることだったのだが、イベント「囚われのダンサーと孤独な叫び」ではひょんなことから風見理緒にリズムセンスの良さを見いだされたことで「ロボットダンスでも覚えようか」と検討したりしている。

【ストーリーでの主な活躍】
エピソード2の冒頭にて、伊達組現組長・鮫島直々の任命で二代目若頭を任された。

エピソード5にて刑務所に服役した理由が明らかになっている。
伊達昌三が織田連合から切り捨てられた直峰組の鉄砲玉・直江誠治に襲撃され(しかも黒龍の目の前で)、激怒した黒龍は兄弟分・業神浩らの制止を振り切って単身復讐へ乗り込んだ。
直江を殺害しようとした黒龍だったが、その場に直江の娘である天城ゆりが居合わせたことで殺害を断念(敵の娘の前で『親殺しの復讐』をすることができなかったのである)。
そこに伊達昌三殺人未遂の件(後に殺人事件となる)で直江を逮捕しに現れた神武斗署刑事・権堂剛に出くわし、その説得に応じて自身も自首、直江に対する殺人予備罪で逮捕された。

同エピソード5ではその直江が出所した早々に何者かに殺害されてしまい、その嫌疑にかけられ警察に追われる身となったが霊能力者の雨宮佐和と直江の霊という奇妙な助けもあり、
天城ゆりを守ったことで、自らの嫌疑のみならず直江との因縁と過去の後悔も晴らすことができた。

過去編である「エピソード0 伊達組と黒龍」では地下格闘技の賞金以外にまともなシノギを持っていなかったことから、社会勉強のために業神らと共に山岡克己のファミレスでアルバイトするよう鮫島健介に命令されている。
そのファミレスでは渋谷香代子の指導のもとキッチンスタッフを勤めることになり、
当初は料理の経験もない上にマニュアルも読もずミスを頻発していたが、香代子の献身的な教育と生来の呑み込みの良さもあってかあっという間に戦力として数えられるくらいに成長している。

「エピソード0 英治と黒龍」で語られた過去によると、英治がデスペラードを率いて神武斗町で暴れまわると鮫島の命を受けて業神と二人でデスペラードを叩きのめしたのだが、英治だけは何度殴り倒しても立ち上がるため結局朝になるまで殴り続けたという。
当時の英治の目を見て、伊達組に入る前の自身を思い出したことから英治を舎弟として迎え入れる決断をしている。

エピソード11「頂の向こう側」では、すべての元凶であった国生征志と羽柴会の工作によって組のシノギを次々失う窮地に陥ったところへ内山怜花から国生のことを聞いた刀花が国生を斬りに行ったのを止めたことで国生殺害未遂の犯人とされてしまう。
状況を打開すべく宗次朗が遺した国生と羽柴会の悪事をまとめた証拠を宮部未央の祖母の屋敷で入手すると、それを活用できる者として足利宗光に権堂経由で渡している。
羽柴会の新たな会長に就いた業神が警察に逮捕されることになると、羽柴会本部へ乗り込んで業神と最後の会話を交わした後に自殺しようとする業神に対し自身も昌三に詫びて筋を通そうと共に自殺しようとする。
しかし直後に現れた鮫島が業神を説得し思い留まらせたため、自身も取りやめている。

全てが終わった後、鮫島が永眠すると跡目を継いで伊達組の三代目組長となる。

九重雫

【概要】
イベント「夜の蝶と学生社長」にて初登場。
崎坂なつきらが通う学園の学生にして化粧品メーカー・ナインティ社長。

学生と社長の兼任で多忙な生活を送っており学校を休むこともあるが、
二階堂琴乃がノートを取ってくれたり、授業の録音データを残してくれる教師がいたりすることで何とか両立させている。

しっかりした性格や大人びた外見をしており、自身を取材に来た御影千里が「学生とは思えないほど大人っぽく落ち着いている」と評するなど社会人と間違われることもあるが、
本人にとっては老け顔で年相応に見られていないのではないかというコンプレックスになっている。

沢辺匠海とは兄妹であるが、両親の離婚で離れ離れになっている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「夜の蝶と学生社長」では、年々業績の下がっているナインティの売上を回復させるべく改革路線を布き、
積極的に取材に応じたり、CMに松永絢香を起用するなど若い層を積極的に取り込む方針を取っている。
ただし、箕輪など6名の社員に辞められるなど保守的な社員から反感も買っている。

黒龍とは、酔っぱらいの喧嘩を仲裁していたところを警察に連行されかけたのを助けたのが縁で面識を持つ。
その後、美貌堂社長に接待で連れて行かれた十六夜佳織の働く店で再会したことから運命的なものを感じている。

突如として大口の取引先であった美貌堂や取引の決まりかけていたDICアプロンモールから取引の白紙撤回を告げられたことで憔悴し、心配した佳織を罵倒するまでに追い込まれていたが、
佳織がパーロ役員と副社長の接待現場を見かけたことを黒龍から聞くと、罠を仕掛けて副社長の陰謀を暴き免職に追い込んでいる。
さらに、別口でDICやアプロンモールを脅してナインティとの取引を停止させていたのが匠海であると知ると、黒龍らと共に匠海の元へ訪れ説得している。

九重直見

イベント「夜の蝶と学生社長」に登場する人物。
九重雫の母にして化粧品メーカー・ナインティ会長。
病気で体調を崩し長期入院する事態になったことから、社長職を雫に譲っている。

雫曰く休日もほとんど家にはいないような仕事人間で、夫(つまり雫の父)と離婚してからは厄介払いが出来たかのように拍車がかかっているという。
さらに、社長職を雫に譲った後も社の方針についてあれこれ口出ししてくるため、雫からは疎まれている。

実際は雫のことを気にかけていたのだが、不器用な性格ゆえ接し方が分からず仕事に逃げていた節がある。
雫に反発して退職した箕輪らにナインティへ復帰するべく電話で説得したりもしていたが、
副社長に独立の話を吹き込まれていたこともあり)これも雫に誤解されていた。
副社長や自身の産んだ長男である沢辺匠海による騒動が収まり、一度は取引を辞めた会社との取引が再開されると、
改めて雫と腹を割って話し合い、自身が仕事についてドクターストップを掛けられていることから、会社が落ち着いたところで会長職を辞して自身の持つ株式を雫に譲り、実権を完全に譲り渡すことを伝えている。

小坂勝久

エピソード9「真実と覚悟」に登場する人物。
羽柴会幹部で、旧会長派に属していた。
現会長派によって乗っていた車を爆破されて身体に不自由が残るほどの重症を負ってしまう。
その後は身を隠して暮らしていたが、現役時代に貯めた金も底をついたことから、現会長派の平野志重郎とコンタクトを取り、神武斗町再開発計画にまつわる真相を語っている。
エピソード10にて、その平野の指示で暗殺されたことが明らかになった。
しかし本人も平野に命を狙われていることは気づいていたため、現若頭の石田恭次にその旨を伝えていたが、石田の救援は間に合わず上述の結果に終わっている。

古丹保志

イベント「ガールズプラトゥーン」に登場した雑賀あかり南条詩音達が通う学校の教師の一人。
部活動の再編計画に関与しているようで、あかりにサバゲーサークルの事実上の解体予告をした。

さらに部室に毎日顔を出しては嫌味を言って帰るなどサバゲーサークルやサバゲーそのものを敵視している節がある。

  • ただし、あかりは「去年までは、あんな感じじゃなかったんですけど……」と何かしらの変節があったことを伺わせていた。
  • また南条詩音は古丹が校内の女子生徒と交際しており、その生徒と別れてから人が変わったという噂を耳にしていた。

発砲事件が発生後、あかりを呼び出し部室に空薬莢が落ちていたのを当直の金子大樹と共に発見したと証拠の空薬莢と共に告げ、
犯人はあかりらサバゲーサークルだと喜々として糾弾。サークルの定例公式戦への出場を禁じる。
さらに発砲事件が酒井次朗とそのサバゲー仲間の暴走に端を発したものだと判明しても尚あかりが犯人であるという主張に固執し続けた。

しかし、リディア=ストレルコフにより金子大樹が自らの証言を覆したことで薬莢は事件現場で古丹が自ら拾ったものを仕込んだ狂言だったことが判明。
杉本一華の名前が出たことで狂乱しあかりにナイフを突き付けて人質に取る。

  • 詩音が耳にした噂は半分事実で、古丹は一華と交際していたと自称している。ただしその実態はただのストーカーである。

一華が大事にしていたものを壊そうとあかりにも牙をむこうとするがリディアにより制圧。理事長によって警察に通報され、一連の問題の責任を取らされたと思われる。

駒崎珠美

イベント「鬼庭組と呉服屋騒動」に登場する人物。
崎坂なつきらが通う学園の学生。越後あかねとは昨年まで同じクラスだった友人。
最近になって外国人の彼氏が出来たとのことで、あかねの着物デザインを翌日に約束したものの、その翌日から行方不明になってしまっている。
実は彼氏というのはアルバート・マグリで、性奴隷として売り飛ばすことを目的としてサクアサにあるブラックノアのアジトに監禁されていた。
ただしアルバートとしてはすぐに売り飛ばす予定がなかったためか、鬼庭組が乗り込んだ際に助け出されている。

コレスニコフ

イベント「聖なる夜のクルージング」に登場する人物。雪平聖奈が所属する組織の幹部で聖奈の上司にあたる。
組織が裏切り者の密告により日本で活動できなくなったことから、聖奈と共にヴァレンチナ号で脱出を図っていた。
組織創設時からのメンバーにして、聖奈の師匠でもあったのだが、
現在は理想と現実の矛盾に耐えきれなくなった結果コカインに手を出し中毒に陥っているため、聖奈が「見るに堪えない」と零すほど失望されている。

自身の理想と組織の方針の乖離に悩む聖奈が、CIAに鞍替えするに当たって身柄を売り渡そうともしていたのだが、
組織側の報告でCIAへの情報漏洩が判明すると、聖奈が持ち込んだ爆薬を盾にスタッフや乗客を人質に取り、ポートモレスビーへ逃亡しようと企てる。
一度は聖奈と黒龍によって制圧されるも、自身が隠し持っていたリモコンで時限装置を起爆させた上、捕縛された後も隠しナイフで縄を切り聖奈と黒龍の前に現れる。
コカイン中毒による感覚の鈍麻から来るタフネスで黒龍を手こずらせるも、最後は古くからの部下であった聖奈によって引導を渡された。

コンシリエーレ

イベント「ソフィアとギャングの珍道中」に登場する人物。
マルチェロ一家の相談役。本名は不明(コンシリエーレは「相談役」のこと)

リオネロの野心に気づいており、フランツィーニには再三警告していたのだが、慎重なフランツィーニは薬物を売っていた証拠を見なければ処断できないという考えだったため、日本へ同行している。
リオネロの造反で頭を殴られるが、幸い命に別状はなく黒龍たちがリオネロを叩きのめした後は問題なくフランツィーニ達と会話をしている。

どういう伝手かヘンタイおじさんたちを雇っており、叩きのめされたリオネロに対する制裁としてヘンタイおじさんたちに仲間入りさせるよう教育を命じている。
(殺害してしまうとフランツィーニと春原ソフィアの親子団らんに水を差すという考えからの処置である)

コンスタンチン

イベント「硝煙は裏切りの匂い」の登場人物。
ゲーム会社「バルニー・アーツ」の社長(当初は営業と名乗っている)。宇喜多組とはまた違った感じのいちいち叫ぶような特徴的なしゃべり方をしている。
佐伯京香アリサ=パヴリチェンコが「エグザイル・エデン」で対戦する姿を見て、彼女らをプロゲーマーとしてスカウトする。
本人も同作はやりこんでいるようで、(会話の流れから、恐らく投げキャラと思われる)クリンコフを得意としているようである。

かつてはアフガンツィ(アフガン紛争の帰還兵)を集めてマフィア組織ヴォストークを結成していたが、リディア=ストレルコフの指揮で組織を壊滅させられ、自身もアリサの狙撃で重傷を負っていた。
(アリサは射殺したと思っていたが、急所を僅かに外していたため生き延びている)
その後リディアの斡旋で職を得ており、さらに独立してゲーム会社バルニー・アーツを立ち上げている。
恩あるリディアに謝辞を述べようとしていたがその頃に彼女はMIAとなっており、神武斗町にいることを突き止めたのはその後になってかつての戦友から情報を聞いた後でつい最近のこと。
リディアが第二の故郷である神武斗町から離れたくないと語ったことと、彼女の友人を拉致する計画があることを知ったことから、
彼女の関係者を守るべくハニーバニーOrder Maid九龍亭に社員(ヴォストーク時代の部下)を常駐させ警護していた。

  • 後述の展開を見るに、ゲーセンで京香をスカウトしたのも警護が本来の目的と思われる。

また強靭な肉体の持ち主でもあり、闘神劇の予選後に京香を拉致しに来たザスローン隊員に拳銃で撃たれたものの、
弾丸が筋肉で止まり軽傷で済んでいる。
さらにその状態でアリサとリディアの元に乗り込もうともしたが、花村小町に止められ断念している。

権堂 剛

【概要】
エピソード2「荒れ狂う龍頭」にて初登場した神武斗署の刑事。階級は警部補。
黒龍逮捕当時はマルボウに所属していたようだが、現在の所属は不明。

  • 殺人、傷害などの捜査を担当していることから、可能性として高いのは捜査一課。

不正を由としない実直な正義漢で、信頼出来る人間だが上司からは煙たがられ、出世街道からは大きく外れている。

  • 新海守は、彼の名前を「ゴードン?」と聞き間違えた事がある。それじゃ外国人だ。

黒龍が伊達組外で信用している、数少ない人物の一人。
そのためか、黒龍は敬語を使って会話をしている。(伊達組内では、親分に当たる鮫島や伊達昌三相手に敬語を使っている)

数年前に黒龍が直江誠治への殺人予備罪で逮捕されたのは、権堂のもとに自首してのものであり、
その後、直江誠治を伊達昌三殺人未遂の容疑(後に伊達昌三は死亡したため殺人となる)で逮捕している。

その実直により、毎回新聞の記者服部佐介からは「あなた達なら信用できる」と評されるなど外部からの評価は高い。

【ストーリーでの活躍】
イベント「学園に潜む恐怖」では名前が登場したものの、姿は登場しなかった。
その後もイベントでは名前だけ、声だけの登場が度々ある。

エピソード5「因縁の逃亡」では主要登場人物として活躍している。直江が殺害され、黒龍に容疑がかかるとそのことを黒龍に教え、逃げるように勧めている。
また、直江の遺品から娘である天城ゆりに辿り着くなど、巧みな推理力を発揮している。
「正しいことは正しい」とし、常に己の信念を貫き通そうとする。そのために腐敗した神武斗署では、もはや彼の言うことを聞いてくれるのは榎本勇子しかいない。
「正義を為すためには手段を選ばない」足利宗光警部補とは好対照といえる。

エピソード7「交錯する欺瞞」では伊達組と宇喜多組が本格的に抗争になり、伊達組事務所の銃撃騒ぎが起こった現場に駆けつけ、泉田繁に対して任意同行を求めている。
伊達組事務所に派手に機関銃が撃ち込まれたにも関わらず、目撃情報が得られないことに対して思うところはあるようだが、警察として事後処理の仕事を全うすることに努めている。

イベント「狙われた司書と名探偵」では女性絞殺事件の現場に駆けつけて、そこで第一発見者の宮部未央と対面している。
未央の推理を聞かされ、彼女の変人ぶりに戸惑いつつも、「どう考えても、犯人じゃないだろうな」と判断はしている。

その後、田沼幹彦が殺された件について、参考人として瀬田静流を事情聴取しており、またしても神武斗署に訪れた未央の推理を聞かされる。
未央の推理に対して表向き大した反応を見せず「全てを疑うのは刑事の仕事」と言い放ちつつも、静流への取り調べがその日のうちに終わることを伝えている。

イベント「黒龍と迷えるガンスミス」では羽柴会の関係者から立て続けに起こっている拳銃暴発事件の捜査をしている。

エピソード9「真実と覚悟」では、松尾政義殺人事件について捜査を担当していたが、10年前に起きた志田朝美の殺人事件にも関わりがあるのではないかと調べている内に、署長から捜査の中止を命じられている。
しかし(署長が)上からの圧力を受けていることにきな臭いものを感じ、休暇を取り一個人として捜査を続行している。

エピソード11「頂の向こう側」では、内山宗次朗が遺した国生征志と羽柴会の悪事に関する証拠を納めたアタッシュケースを黒龍が手に入れると、高圧的な態度でそれを寄越せと迫る足利をたしなめた上で、黒龍に証拠を足利へ渡すよう説得している。
足利がその証拠を元に国生を逮捕しようとした結果国生が自殺したことで羽柴会の一斉検挙が始まると、業神浩も逮捕され長い懲役刑になると判っていることから、黒龍にそのことを教え最後の会話をする時間を与えている。
エピソード5のときに続けて二度もヤクザである黒龍に情報を流したことに責任を取る事、そしてヤクザに情が移った自身に刑事の資格はないとして、全てが終わった後に警察を退職している。

こんにちはおじさん

イベント「美味なるハンバーガー」に登場した人物。
恐らくヘンタイおじさんの一人。

誰彼構わず「こんにちは」と挨拶を迫る変質者で鎌田いぶきに対して「こんにちはこんにちはこんにちはこんにちは」
「おじさんとあっちでこんにちはしようさぁこんにちは」と絡み、いぶきを困らせている。
その現場に通りがかった黒龍にも「こんにちは」挨拶しているが「あんたじゃない」と返され、撃退されている。

イベント「ソフィアとギャングの珍道中」ではマルチェロ一家コンシリエーレに雇われて、掟を破ったリオネロを自身らの仲間入りするようウィンドミルおじさんみたらしおじさん闇を照らすおじさんと共に教育を施している。