用語集/登場人物/な行

Last-modified: 2018-07-30 (月) 23:14:39

当項目は『天頂-TEPPEN-』の「ゲーム内の正式名称」・「登場人物」・「俗称」を解説するページです。
性質上、ネタバレ前提ですのでゲームのストーリー・イベント未プレイの方はご注意ください。


★注意★
項目の追加及び内容修正に関して、以下の注意事項を守ってください。

  • 登場人物や団体、作品を誹謗中傷するような記載は避けてください。
  • 主観的な感想は最低限にとどめ、あくまで用語の解説に努めてください。


目次

な行

ナインティ副社長

イベント「夜の蝶と学生社長」に登場する人物。
化粧品メーカーナインティの副社長。本名は不明。

社長職を継ぐと、低迷する売上を回復するべく改革路線を布く九重雫をサポートし、
雫の母にして前社長、現会長の九重直見と雫の派閥争いを懸念すると、臨時株主総会を開いて直見を解任することを提案している。

実は売上が低迷したところにまだ若い雫が社長を継いだことを不満に思っており、ライバル会社であるパーロに移籍しようとしていた。
さらに古巣のシェアが上がらないように直見を解任して影響力を取り除くべく株主らに働きかけていたり、
古くからナインティと付き合いのあった美貌堂に対しパーロへ鞍替えするよう仕向けた上、
社内でも(雫の見ていないところで)悪い話を社員たちに吹き込み、その結果不満を抱いた箕輪ら6人が退職している。
しかし十六夜佳織ギロッポンでパーロ役員を接待している所を目撃されてしまい、
それを聞いた黒龍経由で雫の耳に入ったことでパーロ役員と接待する現場に乗り込まれ、懲戒処分を待つ身となる。

直江誠治

エピソード5「因縁と逃亡」にて登場。ただし劇中で殺害され、立ち姿はほとんど無し。
天城ゆりの父親で、織田連合の三次組織、直峰組の組長である。
伊達昌三を銃撃し、死に至らしめた。黒龍を始め、伊達組にとっては親殺しの仇にあたる。

伊達昌三殺人未遂の容疑(後に伊達昌三は死亡したため殺人となる)で権堂剛に逮捕され、黒龍と同様に刑務所に投獄されていた。
エピソード5は彼が出所したことで動き始める。

出所早々、何者かによって心臓をキリのようなもので一突きされ、殺害されてしまう。
黒龍は直江殺害の嫌疑をかけられ、警察に追われることとなった。
逃亡者となった黒龍と命を狙われる直江誠治の娘、天城ゆり。その背後にはある人物の巨大なスキャンダルが隠されていた。

死んでしまった彼だが、霊能力者の雨宮佐和の力を借りて黒龍を導き、娘の天城ゆりをついに護り切った。

エピソード9「真実と覚悟」にて、昌三殺しの一連について詳細が小坂勝久の口から語られている。
元々、国生征志との間で起こしたトラブルが原因で関東に飛ばされた経緯があり、織田連合と伊達組が手打ちとなったことで破門が避けられない物になると、羽柴会に頼み込んで昌三の暗殺と引き替えに組員を保護する密約を交わしていた。
ただし国生と昵懇の関係であった羽柴会に直峰組を抱える気は無く、全員始末されるという結果に終わっている。

中井康弘

イベント「不幸を呼ぶ埋蔵金」の登場人物。
徳川埋蔵金を追っている大学教授。
集めた資料などから神奈川県内の山に埋蔵金が隠されていると睨み、松林源一郎と組んで山を掘り金を発掘しようと考える。
典型的な詐欺の手口に近いとして、当初は源一郎に話を聞いた雨宮佐和松林菜々美も詐欺師の手先ではないかと疑っていたが、そんなことはなく純粋に埋蔵金を追っている人物であった。

しかし工事の見積もりはいい加減で、悪徳業者に発掘工事を依頼した上に仕事も丸投げしてしまったことから、水増し請求をされたり事故を偽装した詐欺に遭いかけ、源一郎からの投資を超えた金額を請求されてしまう。
話を聞いた源一郎が訴訟について依頼した弁護士の及川真琴と、真琴から情報収集を頼まれた黒龍の手で事なきを得ている。
その後はテレビ番組に出演し、相変わらず埋蔵金を追っている姿が放映されている。

永倉莉乃

【概要】
イベント「黒龍、動物園へ行く」にて初登場。
動物園の飼育員。動物園の所在地については今のところ不明。

職業柄と元々無類の動物好きでもあることから動物に関する知識は豊富で、動物について語りだすと長くなってしまうところがある。

幼い容姿に反して、非常にしっかりした性格で園内に起こったトラブルにそつなく対処している。
また、教授を騙りレッサーパンダを密売を図ろうとした人物の対応から獣医学の知識にも詳しい模様。

【ストーリーでの活躍】
初登場時は、園内で宇喜多組構成員ユースケにレッサーパンダを売るよう強要されているところを、岡本みずほと共に動物園に訪れていた黒龍に助けられている。

その後、津島隆久とユースケに深夜に園内を忍び込まれて大量の動物が盗まれたことに途方に暮れていたところ、
黒龍の説得を受け、動物たちを取り戻すため共に行動を起こしている。
五木正直の情報から園崎春陽の飼い犬チャッピーが盗まれた件と関係があるとみて、ブリーダー津島のペットショップと犬舎に辿り着き、
途中ユースケがレッサーパンダを飼おうと意地を張るといった場面があったものの、自身の真摯な説得がユースケに通じた事もあり無事に動物たちを取り戻している。

中澤真理

【概要】
イベント「チャイルドパニック」にて初登場。

神武斗たんぽぽ保育園を運営する宗教法人のシスター。
保育園で「先生」と呼ばれているあたり、保母と同じような業務をしている模様。

教徒としては非常に敬虔らしく、「奉仕活動には熱心だが勧誘活動については押しが弱いので結果は芳しくない」とされている。

自分に自信を持てなかったため信仰を拠り所としているらしい。
そのへんのキャラが理想の旦那様にすぐ心の拠り処を求める北原潤と被っているが、こちらはコスプレではなく本職である。

【ストーリーでの活躍】
イベント「チャイルドパニック」では、宮園心優黒龍に連れられて保育園へ現れたところ異教徒が攻めてきたものと誤解して撃退しようとしたが、すぐに誤解は解けている。

イベント「七夕祭りとそれぞれの思い」では、小萌と共に七夕まつりを楽しんでいる。
曰く「子どもたちを引率しないでお祭りなんて、ずいぶん久しぶり」だとか。

中田一茂

イベント「茶湯の道と奪われた土地」に登場する人物。
地面師で、花京院かえでが所有する花京院の分家の土地を2年前に(本人らも知らぬ間に)乗っ取っており、半グレ集団・幻武団に売り渡している。

かつては神武斗公園をねぐらとしていたホームレスで、マツさんによると2年前から行方不明になっていたという。
件の土地については「ビルを盗られそうになった」と幻武団のメンバーに騙った上で、花京院晋之輔の茶道スクールを妨害するよう指示しており、
駅前の不動産屋でそれらしき人物と会っている姿をマツさんに見られている。

その後はマツさんからの連絡で他の地面師グループらの居場所が発覚し、匿名(神田あきな)の連絡で登記情報を書き換えた書類の原本が手に入ったことで伊達組タタキにあうことになった。
タタかれたの後は伊達組に身柄をさらわれ幻武団のリーダーである亀井の元に案内している。

実態は黒幕の地面師・田井中(菅原道行)の指示により(花京院家の土地であることを知らされずに)土地を買い取っていただけの実行犯であり、
菅原にとっては一連の不動産詐欺のスケープゴートの一人であった。

永田奏絵

【概要】
イベント「新人秘書と歪んだ野望」にて初登場。
サクアサの町長・永田桐彦の娘にして秘書。

体調の優れない父を心配しつつも選挙活動としての初仕事となる町長選で先輩秘書である佐藤佐次郎らとともに父を支える。
その一方でハイキングを趣味としており、選挙活動の合間に訪れた山で星山梨々花と知り合い、お互いの連絡先を交換している。

黒龍とは過去に桐彦と共に一度だけ面識があったのだが、顔は覚えていなかったようで黒龍が演説の妨害をしていたチンピラを追い払った際も暴力団であることを理由に警戒していた。

【ストーリーでの活躍】
週刊文冬の記者・丸井亀夫から事務所に電話がかかり、桐彦が誘致したショッピングモール「サクアサモール」に手抜き工事をしたとしてゆすりをかけられてしまう。
その事を先輩秘書である佐藤佐次郎に相談するも、選挙での影響を考えた佐藤からは桐彦には伝えず、事務方で解決と対応をすると告げられる。

「今のままではよくない。自分も何かしたい」と考えた奏絵であったものの、良い方法が思い付かず町で歩いたところ偶然梨々花と再会する。
その梨々花と思いのうちを相談した結果、「こういう時に頼りになる人」として黒龍を紹介され、思いもよらぬ再会を果たす。

  • 梨々花にとっては悪気はなく「奏絵と一度だけ会ったことがある」と黒龍から聞いており、久しぶりに再会をさせてあげようとしたためでもある。

梨々花の説得もあり黒龍への警戒心を解き、相談した黒龍に促され丸井亀夫と出版社に電話をかけるも、丸井亀夫が行方不明になっていることを知る。
汚職記事を書かれる危険性は回避したものの、「リークされた取材源が掴めないうちには完全に解決したとは言えない」として出所を調べていたところ、
今度は自分の携帯から非通知で「お前の父親とミシズ建設の関係を嗅ぎ回れば、桐彦の身の安全は保障できない」と謎の人物から警告を受けている。

伊達組事務所ミシズ建設の元・役員である前田陽一とサクアサ町長に立候補している鞍本亮二が手を組み、「サクアサモール」の工事を担当したミシズ建設に手抜き工事させるよう仕組んだ疑いがあることを知るも、
その話の途中で桐彦が事務所内で背後から何者かに襲撃を受けたことを知り黒龍と共に病院に駆けつける。
幸い桐彦は軽傷であったものの、桐彦の身を守るためには側から離れられないため、残りの情報の裏付けを黒龍に頼んでいる。

  • 実際に桐彦の薬が佐藤によってすり替えられた時も、念のため予備の薬を使用したりと桐彦の身を守る役割をこなしている。

鞍本の代理人としてミシズ建設に潜入した黒龍から、「サクアサモールの工事変更を桐彦が了承したメール」が転送された際には、
「確かに、父が普段、仕事に使っているメールです」と答えるも何かに気付いた素振りを見せている。
桐彦は仕事で送ったメールをすべて手書きのメモで残していたことを知っており、工事変更を了承したという記録がなかったことから、メールの代筆をしていた秘書の佐藤が事件の犯人であると確信する。
自首を促すため佐藤の説得をするも、その声は届かず逆に殺害される寸前にまでに至るも黒龍と伊達組によってその命を救われる。

事件も解決し、桐彦も見事再選を果たした頃にはすっかり黒龍に好意を持ったようで、
梨々花と黒龍と共に買い物に行った際には「なんだか、選挙の時より緊張してきました……」と呟いている。

永田桐彦

イベント「新人秘書と歪んだ野望」に登場する人物。
永田奏絵の父にしてサクアサの町長。

10年以上の長きに渡り町長職を勤め上げており、すでに高齢の上薬が手放せないほど体調も悪化していることから、任期満了とともに政治家を引退するつもりでいた。
しかし次期町長選の対立候補が悪名高い鞍本亮二であったことから、もう一期だけ続けるべく立候補することを決める。
その志は星山梨々花の祖父母も「今時信用できる珍しい政治家」と評価しており、かつては伊達昌三も気骨のある政治家と認めていた程である。
黒龍も選挙で堂々と演説する姿と使命感の強さに感嘆している。
またパソコンの扱いが苦手という一面があり、仕事に使うメールは秘書である佐藤佐次郎に代筆してもらっている。

黒龍とも過去に昌三を通じて一度だけ面識があり、演説の妨害をしていたチンピラを追い払った黒龍のことも覚えている様子を見せている。
しばらくして事務所内で背後から暴漢に襲われる憂き目に遭うもなんとか軽傷で済ませている。
治療をしている病院では奏絵と共に駆けつけた黒龍ともまた会っており、襲撃を受けたあとでも「この命を懸けてでもサクアサの人々を守る義務がある。それが政治家というものだ」と立候補する決断を堅持している。

一連の事件は桐彦の後継者に選ばれなかったことで、彼を失脚させようと目論んだ佐藤の仕業であったことが発覚するも
「彼に甘えていた、私の責任だな……もっと彼の気持ちを考えてやるべきだった。」と佐藤を責める気持ちはなかった。
世間に公表して立候補を取り下げることで責任を取ろうと決断するも黒龍から「あんたの言葉で今回の件を伝え、町民の審判を仰ぐ」ことを勧められたことで、
「やめることだけが、政治家の責任の取り方ではない」と考えを改め、全てを公表したにも関わらず町民から圧倒的な支持を得たことで見事に再選を果している。

長峰

イベント「片倉千早 就職への道」で登場。
ナガミネ物産の社長。フルネームは不明。

新入社員の片倉千早に仕事の説明をしているが、(恐らく人見知りをしている)千早のことは内心では「愛想のないやつだな……」という感想を抱いている。
千早が会社のPCで米軍基地に爆破予告を出した疑いが出たことから千早に電話で解雇を言い渡している。

中山正影

イベント「闇に抗うアイドル」に登場(名前のみ)。

映画や舞台などで活躍し、Vシネ等でも引っ張りだこだったという俳優であったが自殺をしてしまう。
黒龍らの調査により、その背景に津軽拓哉が主だっていた投資詐欺(著名人の秘密サロンを騙っていた)に引っ掛かっていたらしいことが判明。
一味は黒龍泉田繁の手により壊滅に追い込まれ、無念を晴らした格好となった。

神武斗町劇場支配人・一条の知り合いでもあり、生前「人の視線は僕を傷つける。だから、僕は磨かれる。ダイヤモンドと一緒だよ」という言葉を残していた。
その言葉は松永絢香連城美海に大きな勇気を与えることになる。

七尾成実

有名女優。劇団セブンステイル主宰。
もとは神武斗町および神武斗町劇場の出身。

当時神武斗町の興行関係を一手に握っていた伊達組のバックアップを受けており、黒龍業神浩とも若手時代からの旧知の仲。

自分を育ててくれた神武斗町への愛着は、自身の名前が大きくなり、街が変わり果てた今もなお深く、故郷に錦を飾りたい思いから自身の劇団公演を神武斗町劇場で開催することを考え、黒龍に協力を依頼する。
途中大須賀組の思惑が絡んで劇団における実権を剥奪されかけるが黒龍はじめ伊達組の面々の活躍によってその窮地を脱し、無事公演開催にこぎつける。

七海ななみ

イベント「黒龍P プロデュース大作戦」に名前が登場する人物。
清純派として売り出されていた往年の名アイドルで「波間のセレーネ」という曲がよく知られている。
桜庭歌羽は幼少の頃からの大ファンで、歌ってみてでよく波間のセレーネを歌っている程。

20年ほど前、トップアイドルとして名を馳せていたところで突然引退しており、今でも野田英治など早期の引退を残念がる者も多い。
引退する直前にマネージャーがヤクザに殺害され、本人もそのヤクザと関わりがあり事件と関係があるのではないかという噂が当時流れていた。

実は歌羽の母がアイドル活動していた頃に使っていた芸名であることが判明している。
詳しくは桜庭奈菜の項目を参照。

行方幸太郎

エピソード10「神武斗町の動乱」に名前が登場する人物。
最近になってカルチャーセーフネットワークに多額の寄付をしたとされている。
しかしベテランライターの鷲田もその名を知らず、内山宗次朗内山怜花に渡した人物リストにも載っていないことから、偽名ではないかと推測されている。

寄付とほぼ同時期になって神武斗町再開発計画の反対デモに乗じて暴動を起こす輩が増えていることから、黒龍羽柴会が内部抗争を起こすために使った偽名ではないかと睨んでいたが、怜花の調査結果から違うということが明らかになっている。

南条詩音

【概要】
エピソード2「荒れ狂う龍頭」に初登場。
神武斗町近郊にある学園に通う学生。
同じ学園に通う天城ゆり雑賀あかり龍宮ともえ冬月ひかりとは同じクラスである。

エピソード2-4-4をクリアすると、レアリティSR・タイプ撃のユニットとして加入する。

料理、特にお菓子作りが得意であることが知られており、イベント「バレンタインエール」での話によれば作った菓子を伊達組事務所に持っていっているとのこと。ちなみに、組員には好評のようである。

【ストーリーでの活躍】
ギャンブルと酒に溺れた父を持ち、エピソード2「荒れ狂う龍頭」ではその父の借金のカタに龍頭の手によってに誘拐され、売られそうになった所を黒龍に助けられる。

その後のイベントストーリーにも度々登場しているが、ほぼ例外なく不幸な目に遭わされている

  • イベント「神武斗町のオンナ達」では、新海守に紹介された「椿屋」と勘違いして「麵屋久三」に入ってしまい、
    ヤクザの店員たちのあまりの怖さに逃げ出すことすらできなくなってしまい、醤油の味しかしないラーメンを食べさせられた。
  • イベント「チャイルドパニック」では、守に貸した自転車を即スクラップにされた。
  • イベント「伊達組 南国に行く」では、修学旅行でハワイに行き慰安旅行中の黒龍に出会った際に守が「チャイルドパニック」で破壊した自転車の弁償を超高級自転車でおこなったところ、間髪置かずタイヤだけ盗まれたことが発覚した。
    (一応黒龍の計らいあり、また新しい自転車を買い直してもらっている)
    その後、ビーチで再会した時は金銭的な事情で新しい水着が買えず、スクール水着を着て対面している。
  • イベント「伊達組 ゆく年くる年(クリスマス編)」では黒龍を誘い出す餌として宇喜多組の連中に攫われる憂き目に遭ったものの、黒龍の手により無事に開放されている。
    しかしその後伊達組のクリスマスイベントに参加するためにサンタのコスプレをして神武斗町に来たものの、間違って神武斗公園(伊達組ではなく宇喜多組が担当)に行ってしまい、また怖い思いをしている。
    公園から逃げて来てようやく黒龍に出会うことができたうえ黒龍からもらったビンゴカードが当たって、この日ばかりは彼女にも幸福が…と思ったら、当たったのは折り畳み自転車だった。
    そして年明けにになるとまたも既存の自転車が盗まれて泣きながら餅を食う始末。
  • イベント「ガールズプラトゥーン」ではクラスメイトのあかりに懇願されて、同じくクラスメイトのゆりとともにサバゲーサークルに臨時加入するが、フィールドに出たとたん誰にも遭遇せず、気づいたら存在すら忘れられている。
    しかもサバゲーとは関係ないところでもタンクトップのおじさん半ズボンのおじさんというヘンタイおじさんに立て続けに絡まれている。
  • イベント「桔梗亭わかば満員御礼」にて、またも守に自転車を差し出す羽目に…(しかもそのためだけに登場したようなもの。)
    一応今回は壊されずに済んでいるようである。
  • イベント「極道とチョコレート工場」でも例によって新しい自転車を守に貸し出した矢先、守が事故に遭い自転車を壊されてしまっている。
  • イベント「幽霊ビルとひよこの怪談」では食費と自転車の修理代で赤字でペットを飼う余裕がないことが本人の口から語られている。
  • イベント「開かずの金庫を開錠せよ!」では、澤崎の遺品である金庫を狙う外国人に人質として拉致されてしまっている。
  • イベント「なぎさよ!世界を握り取れ!!」では、カップ麺の景品として自転車を当てたのだがゆりがそれに試乗したところをヤニックセドリックに拉致されてしまい、罪悪感から「人間やめてカップ麺として生きていく」と言ってしまうまでふさぎ込んでしまう。
    ゆりが無事に戻ってきた後も自転車が戻ってないことで再びふさぎ込んでいる。
    (その後、自転車はヤニックとセドリックが自身らの店舗名義でゆりに送り返している)

イベント「極道とチョコレート工場」では、あかりの発案で(費用の節減という目的から)同級生たちにチョコレート作りを教えている。

難波哲郎

イベント「鑑識官と呪われた廃屋」に登場する人物。神武斗署地域課三係の警官で、階級は警部補。
神武斗署がまともになってから異動してきた警官の一人で、元から神武斗署にいた警官たちのことについて愚痴をいいながらも的確な指示を出して動いている。
識名智美が「地域課に配属されても三係は嫌だ」と思うなど部下からは恐れられているが、部下思いでもあり、安形美幸が真犯人として確保されたときには悲痛な面持ちをして「まだ部下なので自分が連れて帰る」と権堂剛に伝えている。

二階堂琴乃

【概要】
イベント「伊達組 草野球大会!」にて初登場。
崎坂なつき藤嶋ひなぎくの友人で彼女らが通う学園の生徒会副会長。
進学科クラスに属しトップクラスの成績を誇るが運動は苦手と、なつきとは対照的な特徴を持っている。
また、月に5~6冊は小説を読むという読書家でもある。

不満があることについては直言するタイプであり、内山刀花や芸能事務所マネージャー相手に直言する姿が見られる。
また、責任感の強い性格からなつき、ひなぎくと行動とともにする時はまとめ役のポジションを務めている。

【ストーリーでの活躍】
ストーリーで本格的に絡むのは「過去の呪縛と新たな一歩」が初となる。
学校行事のOG訪問で(担任を務める佐倉麻理恵の手違いもあり)雪柳いろはの元を訪れる。
いろはがストーカー被害に悩まされていた事もあって、いろはを遠巻きに見ているところを黒龍に疑われる一幕もあったが、互いになつきの家で面識があったためすぐに誤解は解けている。
また、いろはの縁で桔梗亭わかば八瀬こころとも知己を得ている。

元々は読んでいた小説の影響で自身も小説を書いたことがあるものの、自分には才能がないと諦めていたところもあり、将来のことについてあまり具体的に決めてはいなかった。
しかし、いろはがノジマエンターテイメントのマネージャーに対して「(自分に漫談の)才能がないのかもしれないけど、漫談家以外で成功してもそれは自分ではない」と啖呵を切ったことで心境の変化が生じたようである。
後日、自身の進路として(成績を考えれば受験可能な)高ランクの大学ではなく、自身の尊敬する作家が教授を務めている大学に進み、小説について学んだ上で作家になろうという希望を佐倉先生に伝えている。

イベント「チョコとみずほとバレンタイン」では、パリス神武斗の毒物混入騒動を調べることになった黒龍の代わりとしなつき、ひなぎくと共に岡本みずほの同人誌作成を手伝うことになる。
その過程で「黒龍の後を任されているんだから、出来る限りのことはなんでもする」と言ってしまったことでみずほのハートに火をつけてしまい、絵描きの技術を叩き込まれた結果、局部の描写を丁寧に仕上げるまでに上達してみずほに褒められている。

イベント「ProjectV Vアクターへの道」では、重郎の開発したVアクターシステム・なんにでもなれるちゃんの3Dモデルとして自身らが無断で使ったことに怒り、なつき、ひなぎくと共に重郎を説教している。
ひなぎくが重郎から没収した機材を使って動画配信することを提案すると、自身の3Dモデルに下着まで作り込まれていたことによる羞恥心から演者とはならず、ヒナナッツのディレクター的ポジションに収まっている。
津軽拓哉がヒナナッツを雷通主催のオーディションに出ないかというオファーをだしてくると、津軽のあまりにも放任的な対応に疑問を抱くが、ひなぎくが「普段どおりにやればいい」という判断をしたため結局出場することになっている。
しかし津軽が野田英治への復讐のため、コノサキ・ヒカリを演じる浜崎綾奈を誘拐したことを知ると責任を感じオーディションを辞退する提案をするが、黒龍の説得を受けて思い直すと誘拐された先から助け出された綾奈の手伝いもしている。

二ノ宮愛

【概要】
エピソード1「黒龍の帰還」のヒロイン。
自称「神武斗町一のキャバクラ経営者」。
自身の店の改装のために仙石金融に借金をしてしまったことでトラブルに巻き込まれ、木曽根翔子の紹介で黒龍に(出所翌日早々に)助けを求める。
仙石金融への借金の一件が解決した際に黒龍からこれ以上ヤクザである自分たちに関わらないよう忠告されるもその場で「嫌よーん」と拒否している。
エピソード1-3-4をクリアすると、レアリティSR・タイプ壊のユニットとして加入する。

以降も何かと黒龍に寄ってくるが、誘拐されそうになった南条詩音から父親の借金のことを打ち明けられるきっかけを作ったり、
黒龍に古馴染みの姫野椿が経営するラーメン店「椿屋」を紹介したりしたりと、彼女が導いた縁もまた多い。

伊達組には完全に馴染んでおり、彼女の店は現在では伊達組御用達になっているが、お陰で従業員の愛内りあとは黒龍をめぐって鞘当てを繰り返している。
また、後述の経営立て直し作戦にも野田英治新海守を(神武斗ガニ君の中の人として)駆り出してこき使ううえに英治に昼飯を奢らせるなどしている。

なお慰安旅行中の発言によると、黒龍に対しては最初っから愛人ポジション狙いらしい。

【ストーリーでの活躍】
イベント「伊達組 南国に行く」では(組関係者ではないのに)自腹を切るまでして伊達組の慰安旅行に堂々と参加している。

イベント「事件はパンの香りと共に」では廃業寸前に追い込まれた村瀬ベーカリー宮川洋菓子店の立て直しに一役買い多大な成果を上げていることから考えても、経営の才覚は伊達ではないようだ。

  • しかもその作戦に駆り出したメンバーが神武斗ガニ君・ザ・兄貴こと野田英治に神武斗ガニ君・ザ・舎弟こと新海守、コスプレ娘たち(北原潤立花芽衣)に内山刀花片倉千早コンビと個性派揃いだったうえ、
    キャバクラの常連だった敏腕テレビプロデューサーまで駆り出させるという点を考えるとその顔も広いうえに、マネジメント能力・リーダーシップもやはり類稀なるものといえよう。

イベント「伊達組 ゆく年くる年(クリスマス編)」では、(イメージの良くない)神武斗町をカップルや普通の人でも気軽に来られる街としてアピールしたいと願って黒龍にその協力を依頼するなど、地元愛の意識もみせている。

庭野巧

イベント「黒龍P プロデュース大作戦」に登場する人物。
半グレ集団・ヘルハウンドのリーダー。

20年前からOTEプロダクション三船敏子と昵懇な関係にあり、蒔田組を追い落とすために裏帳簿の金2000万を七海ななみのマネージャー・貞夫が蒔田組構成員と共謀して盗んだという偽装工作を手がけ、自ら貞夫を殺害している。
その後も三船の主導のもと邪魔者に対する妨害工作を仕掛けるなどの汚れ仕事を請け負っており、桜庭歌羽のアイドルデビューに伴うリリカルプロダクションへの妨害も担当していた。
ところが伊達組が調査に乗り出したことでアジトを襲撃され、叩きのめされたことで全てを自白させられ、三船にも切り捨てられるという末路を辿っている。

貫井P

イベント「失われた黄金と幻のハチ」の登場人物。
阿万野ほのかの新作映画のプロデューサー。フルネームは不明で名前に付いているPはプロデューサーのことかと思われる。
天然気味のほのかのフォローやツッコミ役を買って出ている。
ハンプティの社長の犬崎とは知り合いで前述の新作映画の出資を約束されていた。

猫葉虎徹

イベント「好奇心は猫も飲み込む」にて名前が登場する人物。
代表作として『三匹の子猫』が知られている画家で、物語開始前の時点で胃ガンにより68歳の生涯を閉じている。
猫葉晴斗猫葉陽子は彼の実子。
また、不倫相手との間に猫葉ひなたが生まれている。

長野・上高地に自宅兼アトリエを構えており、現在は晴斗がアトリエとして使用している。
彼の作品は『三匹の子猫』の他にも『日本家屋と三毛猫』『パリ・ザ・キャット』『三匹が斬られる』など、猫をモチーフにした物が多い。

猫葉晴斗

イベント「好奇心は猫も飲み込む」の登場人物。
大画家・猫葉虎徹の長男。彼も画家であり、かつて父が使っていたアトリエで絵を描いている。
また、弟子に花形明楽がいる。
画家としては『心の情景』が出世作であり、岩佐いずみも彼のファンであった。

実は『心の情景』は元々彼が通っていた学園近くで絵画教室を開いていた星野由利の作品であり、彼女を殺害した上で奪った絵を自身の作品として発表していた。
そのため彼女の息子であった花形からは怨まれており、虎徹の遺書が提示された直後に拳銃自殺を偽装する形で花形に殺害される。

猫葉ひなた

イベント「好奇心は猫も飲み込む」の登場人物。
猫葉虎徹の娘で、岩佐いずみとは同じ美大に通う友人。
彼女の母は虎徹の不倫相手で、そのため兄姉である猫葉晴斗猫葉陽子に対し引け目を感じている節がある。

花形明楽によって兄姉が相次いで殺害されてしまったことで結果的に父の遺産を全額相続することになったものの、屋敷の従業員へ払う退職金など最低限の額のみ受け取って残りは動物保護のNPOへ寄付してしまったとのこと。

猫葉陽子

イベント「好奇心は猫も飲み込む」の登場人物。
猫葉虎徹の長女。異母妹である猫葉ひなたのことをあからさまに嫌っている。

「YOUKO」というブランド名でアパレル会社を経営していたが、資金繰りが悪化し倒産の危機に瀕したため、父の遺産をつぎ込んで立て直しを図ろうとする。
そのため自身の取り分を増やすべく、花形明楽と共謀して兄である猫葉晴斗を殺害する。
しかし宮部未央が捜査を始めたことで事件の発覚を恐れた花形により、服毒自殺を偽装する形で殺害されてしまった。

ノエル

X-Overdからのゲストキャラとしてコラボイベント「黒龍と異界の乙女たち」に登場する。
X-Overdの世界で発見された未知の建造物をスフレセフィラと共に調査していたのだが、はずみでバベルコードを起動してDMM現象を引き起こしてしまいコミケ会場に迷い込んでしまう。
現地ではコスプレイヤーと間違われてカメラ小僧に絡まれいたところを黒龍に助けてもらった後、泉田繁(に憑依したアルクゥー)の話を受けて事態の解決を図ると「目立った行動は控えたほうがいい」という考えから観光を楽しもうとするセフィラの意見を抑えて戻るまでの間を黒龍の世話になるよう提案している。

野神末吉

イベント「神武斗町で休日を」における登場人物。ジンシュク区の区議会議員で、タレント議員。
徳川会系の暴力団と密接な関係にあり、密会していたところを宇佐美遥香に撮影された上で記事にされてしまう。
しかし名誉毀損として逆に宇佐美を訴え、証人を買収して偽証させることで一旦は勝訴する。

ところがアイシャ・ハーン黒龍が高級ホテルに入る時、偶然にも暴力団組長と一緒に近くにおり、しかも宇佐美が写真を撮っていたことを知ったことから自身が尾行されていたものと誤解し、
証拠隠滅のために徳川会配下のヤクザを彼女に仕向けたがアイシャを探していた黒龍に撃退され失敗する。

その後はアイシャと黒龍を撮った写真に偶然にも写っていたことからこのことを宇佐美によってスクープされ、議員を辞職することになった模様。

野田英治

【概要】
伊達組の構成員で、黒龍の一の舎弟。
出所した黒龍を真っ先に出迎えた為、「メインストーリー中で、一番最初に立ち絵が表示されるキャラ」になっている。

かつては暴走族デスペラード」のヘッドで、返り血に染まった特攻服を身に纏うデスペラードの赤い悪魔と恐れられていたが、黒龍にシメられ舎弟となった(このことは、英治にとっては黒歴史とされているらしい)。
後に英治が敵対組織に捕らえられた際、黒龍は腹にダイナマイトを巻き付けて救出に行ったらしい。

仙石金融の一件以来、新海守を舎弟としている。
小栗家具の一件で守が撃たれた際にはその身を真摯に案じ輸血にも応じる男気をみせるが、普段は些細なことを理由に厳しい躾を課している。

守とは兄弟分の関係なのだが、伊達組の面々以外からは内山刀花片倉千早コンビとそう大差ない「ケンカするほど仲が良い」コンビと思われているようだ。
(ただしこの二人の場合は対等ではないので、一方的に英治から守がやられっぱなしである。)
泉田繁から見れば2人ともまだまだ未熟でありイベント「伊達組、南国へ行く」では守と揃ってクンロクをかまされたこともあり伊達組内での扱いもあまり大差がないように見えるが、
イベント「桔梗亭わかば 満員御礼」の頃には、かつて自身が黒龍にしてもらったように守の失態をフォローすると泉田の前でも言い切っており、兄貴分として成長している。

木曽根翔子という恋人がおり、同棲している模様。
黒龍の服役中はいわゆるヒモで翔子によれば「家でゲームばかりしていた」とのこと。(本人曰く家事と泉田のシノギの手伝いもしていた)

通信教育で中国拳法を習っており、今日もサンドバックにされる守の「アイドルと中国関係ねえゃあああああ!!」という悲痛な叫びがどこかで響いている。
しかしその成果は伊達ではなく、イベント「闇に抗うアイドル」の時点では形位五行拳の一つ「崩拳」をマスターして必殺技としており、津軽拓哉に致命的なダメージを喰らわせた。

シノギとは関係なくガチのアイドルオタクであり、かなりのミーハー。
スマートフォンでゲームやネットカジノを嗜んだり、動画サイトを見てジュリア服部のファンになったりしている。
流行に疎い黒龍に対し話を振り、そこからストーリーが進行することが多いことを考えるとゲーム的にも重要な役割を担っているといえる。
イベント「試みよ!ヤマトナデシコ」では、八瀬こころの透視によって、常に松永絢香応援グッズ(鉢巻き、サイリウム等)をポケットの中に持ち歩いていることが判明した。

  • なお、彼の前でアイドルに手を出すような出過ぎた真似をしてはいけない。
    怒りを買って、公衆の面前で「M・O! M・O! I・R! オオオオ!」と恥辱を味わわされたうえに後日呼びつけられ親衛隊長に紹介されて洗脳親衛隊入りの憂き目に遭うのが関の山である。

食に関しては(特に黒龍の服役中は翔子のヒモ状態だったこともあってか)基本的にファーストフードなどが中心で高級な料理には縁が無い模様。
イベント「美味なるハンバーガーを求めて」では昼食を奢るという宗次朗に「ハンバーガーが食べたい」と言ったところ和食至上主義の宗次朗を怒らせてしまっている。
それ以外では、イベント「神武斗町のオンナたち(姫野椿編)」のときに曰く「ラーメンは翔子と食べ歩いているのでそれなりにうるさい」とのことである。

【ストーリーでの活躍】
イベント「神武斗町のオンナたち」では神武斗町再開発計画に絡んで田丸会による地上げ騒動が起こっていた際、
同会に対抗していた業神会を味方に付けるための神武斗町の妖怪ことフィクサー・内山宗次朗への根回し交渉を黒龍から任されたことで宗次朗とも知己を得ており、彼からは“こわっぱ(小童)”→“坊主”と呼ばれている。

ドルオタ趣味が功を奏する形で、伊達組に芸能関係の興行という新たなシノギをもたらした。
イベント「狙われたアイドル」にてリリカルプロダクション大石鎌次郎から声を掛けられて同社所属の新人アイドル・松永絢香が神武斗町で開催するイベントのプロデュースを手掛けることになった。
しかし松永は大須賀組や津軽から目を付けられてしまい執拗な妨害を喰らうことになり、ついには囚われの身となった英治の目前で拉致した松永を嬲り者にしようとしたがそれを自らの手が変形するほど(これにはさすがに守や泉田も恐れ戦いた)の気概で凌いで彼女を守り抜いた。
その勢いで、黒龍が力を貸していた劇団セブンステイルの神武斗町劇場公演も、不足した主役に劇団員でもあった松永を立てて宗次朗のバックアップを勝ち取ることで成功に導く。
その実績を買われ、黒龍から伊達組における興行関係のシノギを一手に任された。
また、このイベントでは業神浩を越えるべき目標としていることが明言されている。

イベント「宮部未央は探偵である」の時点ではバレエの天才、ユリア・ペトロワを招聘するほかにも多くの案件を抱えているよう。
そのため睡眠時間は1日3時間、本人曰く「もうマジやべぇわ、とかイキられるラインを超えた」というほどの忙しさである。
寝てないせいで”アイドル神”なるものに願いを捧げてしまうほどのおかしなテンションになっている。

イベント「闇に抗うアイドル」にて津軽と再戦。元ボクサーである津軽のパンチをまともに受け続けて顔がボッコボコになってしまった(やはり守も泉田も、そして連城美海までもが恐れ戦いた)が今度は自らの拳で津軽を倒し、リリカルの新人声優・連城美海を津軽の魔の手から守り抜いた。
最後は銃器まで取り出した津軽にビビることなくどんどん詰め寄って最後は素手で倒したあたり、彼も伊達組の一員に相応しい化け物への仲間入りを果たしたといったところか。
ついでに美海の件で大石からも大いに感謝され「できることは何でもする」との言葉に乗っかる形で、裏川蒼衣・朱美・黄泉の三姉妹をアイドルデビューさせてしまった。

  • これらの手腕もあってか興行絡みのシノギに関しては黒龍が自分よりもノウハウを積んでいるとイベント「神武斗町で休日を」にて評価されている。

黒龍が戻ってきて以降さんざん宇喜多組の連中を相手にしてきていたせいか、イベント「伊達組ゆく年くる年」の忘年会ではかくし芸として宇喜多組のモノマネを披露し黒龍らをうならせた。

イベント「ガールズプラトゥーン」では泉田に付き合わされる形で雑賀あかり率いるサバゲーサークルの模擬戦相手としてリディア=ストレルコフに徴発される。
当初はエアガンとはいえ女の子を撃つという行為に戸惑いを感じたり、ミリタリーアイドルの気持ちに思いを馳せるなどしていたが、
慣れてきてからは荒事への慣れもあってか一時はサバゲーサークルに一方的に勝利するなど泉田らと共に伊達組としての実力を見せつけた。

エピソード6で登場した鬼庭組岩城静馬が黒龍と一晩で意気投合したことに嫉妬している節があり、
イベント「天災博士の異常な日常」ではついに不満が爆発。金銭的な事情から黒龍に不満を抱いていた泉田と共に黒龍と対立する。
道野栞と結託した雨宮佐和の説得や窪田真悟から守を経由して聞かされた黒龍と静馬の真意を知り、和解に至った直後に今度は泉田と対立した
しかし英治の場合は根本的な問題として岩城への嫉妬という点が解消されたとは言えない状態だった。

  • 過去には伊達組時代の業神ともこのような調子だったのかもしれない。

直後のイベント「神武斗町で休日を」では鬼庭組への対抗心もあってかシノギに精力的な様子が語られており、黒龍にシノギに関する相談を持ちかけている。

イベント「桔梗亭わかば 満員御礼」では有名な古典落語「まんじゅうこわい」を知らなかったことで宗次朗に呆れられた一幕が語られ、
落語趣味の話題から宗次朗の機嫌取りのため落語の勉強をするため守にDVDを借りたことでその面白さに目覚め、さらに翔子も落語にハマった。
これがキッカケで守と共に大吉亭に足を運び、桔梗亭わかば文七元結の稽古に付きあうことに。
すっかり落語に魅了され、たまたま大吉亭で見た水仙舎山蔵の不出来な噺ぶりを守に愚痴るまでになっている。

守の成長に一喜一憂する兄貴分としての面も描かれており、文七元結における長兵衛の心理を江戸っ子、ひいては任侠に例え熱弁する守を静かに見守ったり、
隅田杏子を巡る顛末において傷心の守にしてやれることについて悩むなど英治にとって未知の領分である「兄貴分としての立場」に苦悩する場面も。
後者は黒龍のアドバイスをうけ愛の店で奢ることにしたものの、調子に乗った守がドンペリを開けまくったことで英治の所持金が全て吹き飛びキレた模様。

エピソード7では冒頭にて黒龍と2人きりで飲みに出かけたところ岩城と遭遇し3人で飲むことに。
当初は複雑そうな反応を見せたが、岩城の語る取り込み詐欺の話題に憤慨し鬼庭組への協力を自ら申し出る。
これに気を良くした岩城がその場を自らの奢りとし、さらに「黒龍が親父(鬼庭組長)と兄弟なら、俺と野田も兄弟みたいなもんだ」
と伊達組より所帯の大きい鬼庭組にて若頭を務める岩城があくまで伊達組の構成員の1人でしかない英治と対等だと語ったことで気を良くし、
「普通、格下の俺に言えないぜ? あの人、器、でっけぇよ」「さすがは兄貴が認めた人だ」とすっかり心を許していた。

  • 守「(兄貴って案外チョロいよな……)」

宇喜多組との抗争では泉田が警察に身柄を押さえられ、守が途中宇喜多の構成員に捕らえられたことで黒龍と2人で反撃に出る。
宇喜多組組長に指定された場所に対しロケットランチャーを3発撃ち込み、さらにマシンガンで黒龍の突入を援護した。

  • この時黒龍に「……お前、三発も撃ったら、守に当たるかもしれないだろ?」と呆れ気味にツッコまれると「大丈夫ですよ、あいつ丈夫ですし
    という適当すぎる返しをし「……そういうアバウトなところ、鮫島さんやおやっさんに似てきたな」と評された。

虎嶋真弓の介入こそ許してしまったものの、黒龍と共に宇喜多組に大打撃を与え守の救出に成功している。

エピソード8「凶弾の行方」では以前からシノギ関係で付き合いのあったカヤノリゾートからダイサカの土地売買のトラブル解決の依頼を受けたため、黒龍と守と共にダイサカへ向かうキッカケになっている。
ダイサカでは成り行きで護衛することになった神宮寺優良を庇って被弾し、凄腕の闇医者ジンを頼るほどの重傷を負ってしまっている。
また黒龍の服役、昌三の死、鮫島の入院、業神の離反と逆境続きの状況で泉田が弱気になったときでさえ引かなかった根性は泉田も一目置いており、兄貴分不在で弱気になった守を泉田が叱咤する際にその話をしている。

「エピソード0 伊達組と黒龍」では体重の増加に悩んでいたところ、守の紹介によりリディアズ・ブートキャンプにて地獄の訓練を受ける羽目になっている。
訓練の過程で過去に英治が黒龍たちとファミレスでアルバイトをしていたことが話題に上がったことで、リディア=ストレルコフにそのことをに話すよう強要されている。

そこでは英治が黒龍の舎弟になって間もない頃で、当時は言葉遣いなどの粗相も多く黒龍にもしょっちゅう殴らていたことが分かっている。
前述の通り(当時伊達組若頭だった鮫島健介の命令により)黒龍たちと共にファミレスのアルバイトで社会勉強することになったが、ホールスタッフをやっている最中客とトラブルになってしまう。
なんとかクビは回避したものの裏方の仕事に回されてしまい「なんで俺ばっかり責められるんだ?納得いかねぇ……」「極道はなめられたら終わりじゃねぇか」と考えていたところ、質の悪い客に絡まれていたキャバクラ嬢の翔子と初めて出会う。
翔子に絡んでいた客を(黒龍の言いつけもあり)暴力振るわず追い払ったことが翔子に思いのほか気に入られ、自身の店に来るよう名刺を渡されている

イベント「黒龍P プロデュース大作戦」では、URAKAWAの3人を自宅に送っているところで聞いた歌ってみてで知られる歌い手「オトヒメ」こと桜庭歌羽をアイドルの原石と見るや、大石や黒龍に頼み込んで歌羽のプロデュースを任される。
…が、その矢先に道路へ飛び出した子供をかばうため事故に遭い、全治二ヶ月の重傷を負ってしまう。そのためプロデュース業は黒龍が引き継ぐことになった。
黒龍が歌羽のプロデュースを順調に進めているところには嫉妬する一面を見せたものの、絢香や美海、さらにURAKAWAや歌羽から直筆メッセージの書かれたお見舞いを受け取ると覇気を取り戻している。

イベント「エピソード0 英治と黒龍」では、幼馴染にしてデスペラードの副ヘッドだった久我翔馬が銃撃された姿で同じくデスペラード時代の仲間である花田の店に逃げ込むと、「テロの片棒を担がされている」という久我の言葉を信じて馴染みのネットカフェに匿う。
久我がSVRにも手配されている身であると知ると、黒龍に頼み込んでテロリストの調査をするアリサ=パヴリチェンコに協力し、久我から得た情報をアリサに渡していた。
しかし久我自身がテロの首謀者だったため、アリサともども人質として捕らわれてしまうが、黒龍がC4爆薬を体に巻いて助けに現れたことで救出されている。
尚も逃げる久我を追うと殴り倒した上で説得しようとしたものの、久我は証拠隠滅を図る者に狙撃され死亡してしまう。
昔馴染だった久我が目の前で死んだことはショックだったが、「極道は舎弟に涙を見せるな」という教えから事務所内では気丈に振る舞っていたものの黒龍や泉田には見抜かれており、独りで飲んでいたところに黒龍が現れると心情を吐露して涙を見せている。

エピソード11「頂の向こう側」では、国生征志の死に伴い神武斗町にいる羽柴会勢力が一斉検挙されることになると守と共に業神の元へ向かう黒龍に同行している。
羽柴会本部の前で立ちはだかる虎嶋を相手に互角の勝負を繰り広げたが、虎嶋があくまで黒龍との勝負に固執したため締めは黒龍に譲る形となった。
全てが片付いた後に鮫島が永眠し黒龍が跡目を継ぐと、泉田よりもリーダー向きであるとのことで新たな若頭に就任している。

野々村唯

【概要】
エピソード4「対立する悪意」のヒロイン。
下請け建設会社・野々村建設の社長。
亡くなった父親に代わって若くして社長を引き受け、男社会の建設業界において拙いながらもその人柄で信用を勝ち取り会社を守ってきている。
従業員のほとんどは父親の代から在籍してくれており、子供のころからよく知ってくれている者ばかりなので、どうしても昔の感覚で「社長」ではなく「唯ちゃん」と呼ばれてしまい威厳に欠けるのが玉に瑕。

仕事始めには全員集合のうえ「エイエイオー!」と気勢を上げて従業員を鼓舞するのがお約束。
ただし従業員たちからは「恥ずかしいからやめましょう」と言われてしまっており、乗ってくれるのはイベント「新米記者、神武斗町を駆ける!」の頃に入社した金田光雄のみである。

自身の父親をはじめとしたガテン系の血の気の多い男たちをすぐ近くで見つめてきていたせいか、黒龍宇喜多組虎嶋真弓などの敵対勢力と喧嘩をしても一切動じることはなく、及川真琴弁護士を驚かせている。

【ストーリーでの活躍】
エピソード4「対立する悪意」では神武斗町に進出してきた羽柴会系の赤星組業神会の内紛に巻き込まれてしまう形で案件未完による会社倒産の危機に追い込まれてしまい、もと伊達組構成員だった従業員の原田哲二に導かれる形で黒龍に助けを求める。
その後赤星組に焚き付けられた田中解体工業による襲撃、元請けだった浦上建設の社長・浦上から契約解除をちらつかされての枕営業の強要、
業神会が裏で手を引いての拉致に巻き込まれるなど再三の危機に見舞われながらもその都度黒龍に救われ、なんとか会社を守り切った。

その過程において黒龍に好意を抱き、エピソード4のエピローグではついに「私と結婚して、会社一緒に経営しない?」と直球で言い切った。
最初から断られるのは織り込み済みで、結局は「なら、私も一生結婚しない」ということになったがはっきりと自分の気持ちに素直になれるこの芯の強さ、立派である。

イベント「闇に抗うアイドル」にて再登場。
黒龍の頼みで従業員ともども連城美海の特訓に付き合うが、従業員のシゲさん(酒乱)が酔った勢いで黒龍に絡んだためにそれどころではなくなった。

イベント「伊達組ゆく年くる年」ではクリスマス編の舞台設営に社を上げて駆り出されたが、勘違いで大暴れした宇喜多組の妨害に悩まされた。

イベント「黒龍、動物園へ行く」では、新海守から「黒龍が困っている」という話を聞いたことからハニーバニーの臨時アルバイトとしてマリー・ランベール園崎春陽と共に働くことになってしまう。
本人は本業との兼ね合いもあって当初は乗り気ではなかったが、いざ始めてみるとノリノリで接客しており、店長からは「建設業なんてやめてこっちで働けばいいのに」と言ってしまうほど評価されてしまっている。

イベント「新人秘書と歪んだ願望」では黒龍に頼まれ、アラタリフォームから渡された資料から、哲二と共にリフォーム詐欺であるかの確認している。
その結果、「指摘されいている問題に嘘はない」ものの「つい最近できた傷が多い」ことからアラタリフォームの自作自演である可能性が高いことを指摘している。

イベント「残された絵画と予告状」では、宍倉から建物の新築について相談されており、打ち合わせのために本藤康弘の山荘を訪れており、別件で山荘に来ていた黒龍と鉢合わせしている。

イベント「鑑識官と呪われた廃屋」では、本山郷治宅の解体を請け負ったものの心霊現象と思われる事故が多発し、従業員にまで被害が及んだことから黒龍に助けを求めている。
調査の過程で雨宮佐和を屋根裏部屋に登らせるため肩車することになるが、流石に従業員たち程の腕力は無いため「重い」と言ってしまったことが発端となり一悶着起こしてしまう。
(元々は黒龍が佐和を肩車する予定だったのだが、嫉妬心から自身が肩車する役を買って出た結果である)
事件解決後に無事解体工事が完了すると、本山がかつて経営していたカミツレ園の解体も(他の業者が及び腰だったことから)請け負っている。